We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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スパスタっ、3期ぃぃぃぃ!!
スパスタっっっっっ、3期ぃぃぃぃぃいいいぃいいっ!!!!


第53話

悠「……驚いたな、この短時間で…こんなに上達するなんてな」

曜「意外な才能だったのかも???」

 

「……ううん、これは…歌う楽しさを知れたから……だよ」

胸に手を当てる命。

 

「……歌は、いいね…心を潤してくれる……」

悠「……命…」

 

「……俺……行ってくる!!」

勢いよく家を後にする命。

既に、かのんは学校へと向かっていた。

 

(送り出せてあげれなかったこと……すごく後悔してる……

きっと、かのんも心細い気持ちだよな……待ってろよ、かのん…!)

 

 

 

 

悠「……変わったな、アイツも」

曜「何かに無我夢中になって、突っ走る姿……悠くんや千歌ちゃんに似たのかなぁ」

 

悠「お、俺はそんな事……っ!!!

……あ、あったか……?」

曜「本人は意外と気が付かないものなのでありますっ」

 

 

 

────────────────────────

 

 

【かのん達の母校】

 

恋「……結局、心配で来てしまいましたね…」

可可「昨日から、気になって夜も眠レズ……」

すみれ「静かになさい……っ!」

可可「痛いデスーっ!」

 

千砂都「……命」

 

 

 

かのん「……ちーちゃん……みんな……命くん…」

ステージを1人……じっと眺めるかのん。

 

かのん「……そっか……私、みんなが居たから…歌えてた…

ううん、それでいいと思ってた……でも…ダメだよね…このままじゃ……

誰かを支えたり……力になるためには……私も、1人でやり遂げないと……前には、進めない……もんね……」

 

 

かのん「……でも……私……っ」

ふと、いないはずの……小さい頃の自分の姿が……見えたような気がした。

 

 

「あの頃のかのんを……越えろよ…っ!!!

お前は……ひとりじゃ……ない……っ!!」

かのん「…………っ………………!!??」

 

膝に手を付き、息を切らす命。

 

かのん「……命……くん……っ……?」

「……よ、かった……間に合った……っ……」

かのん「ど、どうしてここにっ……!!

それに、見送りには来なかったのに……っ!」

 

「……あの頃の…かのんも……怖いって思ってたのかな…」

かのんの額と自分の額を合わせる命。

 

「……震えてる……」

かのん「……っ……」

 

「大丈夫…大好きなんだろ……歌が」

かのん「……で、でもっ……」

「今日、この場に居る記憶……昔あった記憶……何もかんも……全部、良い思い出に……変えようよ」

かのん「……命くん……っ」

 

「……さぁ……行こう!」

かのんの手を取り、ステージへと駆ける命。

 

かのん「命くんっ、待っ────────」

そのまま、ステージに立つ2人。

講堂からはざわめきが……。

 

千砂都「め、命……っ……?!」

すみれ「なんですって……っ!?」

可可「ほっぺを抓るのをやめてくだサイ、すみれ~っ……!!」

 

恋「やはり、かのんさんの事が気になって、来たのでしょうか……?」

千砂都「でも、それならステージに立つ必要は……」

 

 

「結ヶ丘女子高等学校スクールアイドル Liellaのマネージャー!

冴木 命です!……そして、こちらがメンバーの……っ!」

 

かのんに目で合図を送る命。

かのん「り、Liellaの澁谷かのんです……っ!」

 

「スクールアイドルは……1人じゃない

周りの応援やサポート……支え合いや助け合いがあって最高のライブが出来ます!

……それを、ここに居る2人で…歌に乗せました!………聞いてください……!」

 

かのん「……えっ……」

千砂都「嘘……っ……!!」

 

 

「♫ずっと 大切にしまってた

一番 大好きなこと」

 

それは、男では出せないような透き通るくらいの高い声で奏でられる歌だった。

歌う度に……かのんの手を確かに強く握る命。

それに呼応するように……かのんの口からも歌声が奏でられる。

 

かのん「♫どうしたら 叶えられるの?

分からなくて 立ち止まっていた」

 

すみれ「アイツ……歌えたの……っ!?」

千砂都「そ、そんな……っ!

だ、だって……命はっ……!!」

 

「♫チャンスはある日突然 目の前に舞いおりてきた

思うかたちと違っても そっと両手を伸ばしたんだ」

かのん「♫ぎこちなく刻む一歩が パッと鮮やかに世界を変えてく

なにが待つの?」

「♫なにをやれるの?」

 

命&かのん「「♫勇気出して進もう」」

 

 

 

こうして、2人の歌声が響く講堂に居た人みんなは

いつしか、歌声の虜になっていた……。

 

 

 

 

 

 

 

歌い終わると……万雷の拍手が講堂を包んでいた。

 

 

 

 

 

「……歌えたな……かのん…!」

かのん「命くん……なんで……っ……」

「教えてもらったんだ……歌を

……そして、歌いたかったんだ…お前の為に

そんな事を考えてたら、自分が音痴だからとか関係なくなってなっ」

 

そう言って、照れくさそうに笑う命。

 

かのん「……もうっ……最っ高だよ、命くん!!///」

人目もはばからず抱きつくかのん。

 

千砂都「命ーーーっ!かのんちゃーーーん!!!」

かのん「ちーちゃん……っ!!!」

「やっぱり来てたんだな……!」

 

千砂都「2人とも……っ……もう……もうっ……!!!」

2人まとめて抱きしめる千砂都。

 

 

恋「命さんとかのんさんの歌に……勇気を貰えた気がします…!」

すみれ「ここまで来たんだから……勝つわよっ、ラブライブ!」

可可「当たり前デスーーっ!!お2人トモ~っ!!!」

 

 

「ちょっ!可可っ、すみれ……れ、恋まで~……っ!!」

可可「メーさんがマネージャーでいる限り、Liellaはサイキョーなのデスっ!♪」

すみれ「ちょっ、マネージャーって命名したのは私なんだからねっ!」

 

 

千砂都「皆さん、はじめまして!

私たち……''6人''で……っ!」

 

 

 

「「「「「Liellaです!!!」」」」」




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夏美「えがっだ……えがっだですの……ひっく、えっぐ……」
きな子「ボロ泣きっすね」

メイ「だぁあぁ、もう……ほら、鼻かめよ…」
四季「メイ、お母さんみたい」
メイ「は、はぁっ!?そんなんじゃねぇし!!」
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