We are The Super STAR!** 作:A×K(アツシくん)
「はっ、はっはっ………」
野球を辞めてからも、命は朝のランニングに励む。
(何かとスタミナは必要だからな…)
「…ん?」
???「オニナッツーーーーーっ!
貴方の心に────────」
「…………」
朝から馬鹿みたいにテンションの高い…女の子?に出くわしてしまった。
自撮り棒片手に、携帯に向かってずっと話し続けていた。
(電話…じゃ、なさそうだな…ライブ配信か?)
最近こういうの多いよな…そう思いつつ、命は通り過ぎようとしていた。
…が。
???「あ、そこの走ってるお方、今お時間いいですの?♪」
「……あーーー……」
捕まった。
しかも、完全にカメラをこちらに向けられている。
???「今、街にいる人に突撃でインタビューをしてますの。
なので、貴方にもインタビューに答えて欲しいですの♪」
「あ、えっと……」
…困った…きっぱりと断ると言い切ればいいのを、相手のペースに呑まれそうになっていた。
???「あ、ちなみにこのチャンネルの名前は───────」
「い、急いでるので!また今度で!!!!」
???「あっ、待つです────────…は、早ぁっ!?」
超全速力でその場を後にする命。
???「残念ですの…」
「(前から知らない女の子から声掛けられすぎだろ…!!)…はぁ、帰るか…」
まだランニングは半分くらいしかやってなかったが、命は戻ることにした。
──────────────────────
【その後…】
「………よし」
悠「出かけるのか?」
「可可からデートのお誘い…って言うのは嘘で、カラオケ行こうって誘われて」
悠「あはは、歌えるようになったからか?」
「だからってあれ歌って欲しいとかこれ歌って欲しいとか…もう大変だよ」
悠「でも楽しそうだからいいじゃないか」
「まぁね、確かに楽し────────」
悠の方を振り向く命。
その姿に、悠は絶句した。
悠「お前、それ…」
「?…あぁ、休みの時くらい…ね?」
悠「あんまり、そういうことすると…かのんちゃん驚いて倒れちゃうぞ」
「ないない、命くんならやりそーって言うだけだよ」
悠「(銀髪にイメチェンした俺が言っても説得力ないし、とりあえず本人の好きにさせるか…)…まぁ、休みの時だけな…学校行く時はしないように」
「ほいほい」
【澁谷家】
「こんにちはー」
かのん母「あら、命くん、かのんなら────────」
命の顔を見たかのんの母親は危うくコーヒーカップを落としそうになった。
かのん母「め、めめめめ、命くんっ…!!
目が酷い充血よ……っ……!?!?」
「え?…あ、いや、これは……」
ありあ「もー、お母さん…うるさ────────」
「………まさか、ありあちゃんも…?」
ありあ「お、おおお、お姉ちゃーーーん!!!
命さんが……ぐ、グレた~~!!!」
「………いや、だからこれは…!」
かのん「何変なこと言ってるの~…?
命くんがそんなことするわけ……………へっ…???」
「……えっと………」
命を見たかのんが黙ってしまった。
それもそのはず…かのんが見た命の目が…''赤かったから''
かのん「…ぁ…あぁ…」
「ちょっ、かのんっ!?!?!?」
後ろに卒倒しそうなかのんを受け止める命。
「(まさか父さんが言った通りになるなんて…)…って、そうじゃなくて!!これは~~~!!」
──────────────────────
【集合場所に向かう道中】
かのん「か、カラーコンタクトぉ~っ!?」
「休みの日だけ付けようかなって思って付けただけだよ…」
かのん「で、でもどうして急に…」
「…その…かっこいいかなって…」
かのん「……いや、もうこれ以上かっこよくなっちゃうと…心臓がもたないんだけど…//////」
「なんか言った?」
かのん「…に、似合ってるって言ったの!!///聞き取れバーカっ!//////」
「あ、ちょっとかのん…!!」
可可「あ、来まシタよ~!
……って、誰デスかぁ!!?!!?!?」
「…あー、やっぱりこうなるのね…」
かのん「で、でもどうして急に…!」
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よろしくお願いします。
きな子「序盤に出てきた女の子って…」
四季「…………(じーっ)」
夏美「~、~♪」
メイ「バレバレな口笛だな…」
きな子「きな子も出たいっす~!出~た~い~っす~!!」