We are The Super STAR!** 作:A×K(アツシくん)
千砂都「命、考えが決まったって、ホント?」
「あぁ今回の…テーマは…っと…」
ホワイトボードに星のマークを書く命。
かのん「…星?」
「そう、星……昨日、街でイルミネーション見てさ
もう5人はこの学校の希望であり…スターでもある
それに、星みたいに輝いてるし…ね」
かのん「でも、ライブする場所は…?」
「あはは、やっぱり~…体育館にしようかなーって
ほら、真ん中に沢山ロウソク置いて俺が、怖いなー怖いなーって言いながら語ってるから、その間にライブをして─────」
すみれ「アンっタ、本気で言ってるの~っ!!!?!?」
「痛い、すみれ、脳が揺れる、死ぬ、あかん」
かのん「体育館だとして…すぐに準備に取り掛からないと…」
「そこは俺がやるから…みんなは練習してて、じゃ!」
そう言うと、命は部室を後にしてしまった。
すみれ「ちょっ、待ちなさいよー…!!」
可可「…行ってしまいまシタ…」
千砂都「…とりあえず、練習…しとく?」
恋「そうですね、命さんにお任せしておくとしか…言いようが…」
かのん「…………………」
千砂都「かのんちゃん?」
かのん「命くん…なにか企んでるのかも…」
千砂都「えっ?」
かのん「上手く言えないけど…体育館って言ってた時、少し微笑んでたから…」
千砂都「…そう?私には普通に見えたけど…」
【部室の外】
「………さて、と…(アイツらが本気なのに、俺が中途半端な事なんか出来るわけないよな…見てろよ、最高のライブ会場を用意してやるから…)…まずは……''普通科の教室''だな…っ!」
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【普通科一年の教室】
「邪魔するよ」
普通科生徒「あっ、Liella!のマネージャーさんだ」
普通科生徒「教室に来るなんて、珍しい~」
普通科生徒「う、腕の筋肉触らせてくださいっ!!」
「うん、ちょっと急ぎの用事だから手短に聞いてくれるかな?」
生徒達「「「……???」」」
「Liella!のライブを手伝ってくれる人を今集めてるんだ
もし、気になる人…手伝ってくれる人は講堂に来て欲しいんだ
…あ、Liella!の5人には秘密にしておいて欲しいんだ」
普通科生徒「秘密に…?…どうして…?」
「…サプライズ…だからだよ!」
そう言うと、命は普通科2年の教室に向かった。
────────────────────────
【3日後の朝…】
かのん「………うぅん……はっ!!」
寝起きのかのんが、急いで携帯を見る。
かのん「6時…20分…本番は、夜……
まだ……全っ然……寝ぇれるぅ…………おやす……」
「かーーのーーーんーーー!!」
かのん「はっ!!!お、起きる!!起きるよ!!!」
「全く…」
かのん「起きたからね、命くん!……はうぅ、寒いぃ…!!」
「身を縮こませてないで……ほら、見てみろよ」
かのん「えっ?……わぁっ……!」
見上げると、そこには……シンシンと降る雪景色が広がっていた。
「こんな日にするなんて……縁を感じるな」
かのん「そうだね……ねぇ、命くん?」
「ん?」
かのん「学校行くまで……少し時間あるから…一緒に街歩かない?」
「良いけど……どうしたのさ、急に」
かのん「いーからっ!♪」
────────────────────────
かのん「……クリスマスはいつも家族ぐるみでパーティーをするのが毎年の恒例になってたもんね」
「冴木家と澁谷家と……後は嵐家が集まる盛大なパーティーだからな」
かのん「……でも、今年からは……違うね…///」
「……かのん…」
かのん「……ね、命くん……///」
人も沢山通る中で……かのんは命と向き合った。
「……かの、ん……?」
かのん「……クリスマスのライブが終わったら…私と……クリスマスデート……して、くれませんか……?///」
「……かのん……」
かのん「……///」
「……分かったよ…でも、デートの約束は口だけじゃ……出来ない、よな?」
かのん「えっ、それって……どういう────」
そして、人目もはばからず……命は道のど真ん中でかのんとキスをした。
かのん「……んっ……命、く……んっ…///」
「………………」
驚く人、見とれる人……色んな人が居たが……。
2人はそんなことを、気にもせず…キスを続けた。
かのん「……っ…………くる、し……っ…///」
「……っ…………ふう……っ」
しばらくの息切れの後…かのんが顔を赤くし命の顔をじっと顔を見る。
「……デートの約束と…ライブが成功するおまじない」
かのん「………………は、い…//////」
「……さっ、戻ろっか!」
何事も無かったかのように、命が戻ろうとした。
かのん「…………//////」
────────────────────────
【練習中】
千砂都「ステージ……どうなんだろう…」
恋「気になりますよね……命さんも、何も仰ってくれませんし……」
かのん「……///」
可可「かのんー?」
かのん「えっ!?……あ、あぁ、うん、そうだね……!///」
すみれ「上の空ね……緊張してるの?」
かのん「し、してないよぉ!///」
千砂都「んー……命に連絡しよ!」
そう言って、千砂都は命にメッセージを送った。
すると、すぐに返信が来た。
千砂都「今すぐ体育館に来てくれって!」
すみれ「今ぁ!?」
可可「準備が出来たのデスね!?」
恋「行きましょう!」
かのん「う、うんっ!//////」
【体育館】
千砂都「……開けるよ?」
可可「はいデス!」
すみれ「……あれ?」
体育館のドアを開けると……体育館の明かりは消されていて。
真ん中に火が付いたロウソクが、一本だけ置いてあった。
かのん「……//////」
ポケーっとしていたかのんが目の前の現実を見て我に返った。
かのん「……ス゛テ゛ー゛ジ゛が゛無゛い゛ぃ゛い゛ぃ゛い゛い゛ぃ゛!゛!゛!゛!゛」
ヘナヘナと、地面にへばり込むかのん。
かのん「酷いよ……!
酷すぎる……っ……こんな仕打ち……!!!」
「……体育館がライブ会場って本気で思ってたのかよ…」
かのん「……っ……!」
呆れ顔でドアに寄りかかる命を見て、かのんがキッと睨む。
すみれ「あんまりよぉおおぉ!!!」
しかし、それよりも先にすみれが命の胸ぐらを掴む。
「痛い、すみれ、往復ビンタ、痛い、効果抜群、痛い、5V、痛い」
すみれ「ふーっ!ふーっ、ふーーーっ!」
「……来い、ライブ会場にご招待だ」
恋「……こ、ここでは無いのですか…?」
千砂都「どこに行くのさー!」
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命に連れてこられたメンバーが着いた先……そこには……。
かのん「これって……みん、な……っ!?」
学校の校門までの道を……生徒たちがキャンドルで照らしていた。
「……みんな、手伝ってくれたんだ
俺が、話をつけて……な」
かのん「命くんが……!?」
「……この道を行けば、ライブ会場に着く
だから、堂々と行け……踏み出せば、その一足が道となる
行けば分かるさ……迷わず、行けよ」
すみれ「すごい……」
可可「綺麗デス…」
「……結ヶ丘のみんなで用意した…最高のステージだ」
かのん「……行こうっ、みんな!」
可可「ハイッ!!」
恋「ありがとうございます、命さん……皆さん!!」
そう言って、Liella!のメンバーは走り出した。
「…………俺の役目は、ここまでだな
後は、Liella!の成長した姿……見せてくれ」
走って向かう姿を見て……クスッと笑う命だった。
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着いた先には、雪と星を型どったライブ会場が用意されていた。
かのん「すごい……これが…ライブ……会場……!!」
悠「……命が街の人に直談判してこの時間だけ自由に使っていいってOK貰ったんだよ」
かのん「悠さん……!」
千砂都「ここで歌えるの……っ!?」
曜「Liella!のためにってずっと頑張ってたんだよ、命がね」
悠「カッコつけやがって……一緒にライブ会場まで来ればいいのに」
曜「その思いに……答えて、あげて
Liella!の皆なら最高のライブができるって私は知ってるから」
かのん「…………はいっ!!!」
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よろしくお願いします!!
きな子「あれ、お2人が居ないっすね?」
夏美「なんか……ペンライト持って大急ぎでどこに向かいましたの」
メイ「うぉおおおぉ!!!急げ、四季!!!
ライブが始まっちまう!!」
四季「ランニングマシン……あれば便利だった…」