We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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0-2話

「…んで、きな子ちゃんはなんでここに?」

きな子「な、中に入りたかったなー…なんて、思ってたっす…」

 

「中?…あー、まだ入学してないからな、入りにくいよな…

かのん、案内してあげよ?」

かのん「あっ、う、うん!」

「…どうした、ソワソワして…」

 

かのん「……な、なんか見られてる気がして…」

「見られてる…?」

 

「(…視線…あそこからか)…アレって…」

???「う、うひひひっ…ほ、本物の…かのんさんだぁ…!」

 

「…アイツって…」

かのん「知ってるの、命くん?」

「1回、街でぶつかった子だ…」

かのん「そんなことあったんだ…」

 

きな子「制服着てるっすよ?」

「…あの子も、ここに入学するのかな…」

 

???「……あっ」

かのんを見てて、口元緩みきってた赤髪の女の子は俺ときな子ちゃんを見た瞬間、我に返ったようだ。

 

???「な、何見てんだ、ワレェ!!」

きな子「す、すまないっす~~っ!!!」

慌てて俺の後ろに隠れるきな子ちゃん。

 

???「……ふんっ!!!!!!(隣にいたアイツ…かのんさんの知り合いなのか…?)」

 

「…え、えっと…きな子ちゃん、同じクラスになったら……どんまい」

きな子「そ、そんなっす~……」

 

 

 

──────────────────────

 

 

きな子「ところで、先輩はどうして中に入れるんすか?

ここ、女子校っすよ…?」

かのん「命くんはね、理事長も生徒会長も公認の関係者って事で自由に出入りできるのっ」

 

きな子「ほぇ~……!

特別な人って事っすか…!?」

「大したもんじゃないよ、''スクールアイドル''のマネージャーをしてるってだけ」

きな子「スクール……アイ…ドル?」

 

「今、ちょうど練習してると思うから中の見学がてら、見に行ってみようよ」

きな子「はいっす!」

かのん「遅れて行くことになっちゃってるし……ちーちゃん怒ってるだろうなぁ~…」

 

 

 

 

「…どう?中は」

きな子「素敵な学校っす~♪

まさに都会の、じぇぃけーって感じっす♪」

 

かのん(JKって言いたいのかな…)

(この辺は田舎の訛りが出てるのかもな…)

 

「ここが練習場所…あ、そんなに身構えなくて大丈夫だから安心してね」

きな子「…わぁあ…っ…!!♪」

 

開けた瞬間、驚きを込めた声を上げたきな子ちゃん。

他のメンバーたちが、その声に気がついた。

 

千砂都「???」

可可「アナタは~……?」

 

きな子「あ、いえ…その…」

 

恋「もしかして…待ちわびてた、新入生さんですか…っ!?」

すみれ「制服着てるし、そうったらそうよ!」

 

きな子「…あっ…はい…っす」

可可「こ、後輩…後輩デスよ!!!可愛いデス~♪

エモエモのエモデス~♪♪♪」

恋「私、生徒会長の葉月恋と言いまして、お近づきの印に、私のオススメの~……」

すみれ「ちょっと、なに先に話しかけてんのよ…!」

千砂都「…怯えてるよ???」

 

きな子「ふぇえぇ~……先輩~……」

「…よしよし、ごめん…まさかこいつらがこんなに浮き足立つと思わなかったわ…」

 

千砂都「…恋のライバル?」

かのん「ち、違うよ!…多分?」

 

きな子「うぅ~……」

かのん「はぅっっ!!!!!////」

千砂都「かのんちゃん?」

かのん「じゅ、純粋すぎる…っ…何このピュアさ…!!///」

 

可可「ここは、スクールアイドル部に勧誘ヲ~……っ!」

きな子「…スクール…アイドル…?」

千砂都「そうっ、学校でアイドル活動をする部活だよっ」

かのん「…は、話が飛んでる…けど、この子が入ってくれたら…」

 

恋「ありがとうございます~ぅ…」

千砂都「ずっと、この日を待ってたよ~……」

可可「一緒に光を追い求めまショ~……!」

 

きな子「…?…???」

すみれ「素直じゃない子ね~……っ!」

かのん「…よ、ようこそ…Liellaへ…!!」

 

きな子「……????????」

「…おんまえら…状況呑み込め無さすぎてきな子ちゃんがスペース状態になってるじゃねぇか…」

 

 

 

 

………………………………

 

 

可可「…道に…迷った…デス、か?」

恋「そして、命さんに助けて貰って…学校の下見に来たらまた会ったと…」

 

すみれ「…で、流れのまま学校に入って私たちの練習を見た、と」

千砂都「命が紛らわしいことするから~…」

「俺か、俺が悪いのか」

 

千砂都「…もしかして、東京初めて?」

きな子「な、なななな、な訳ねーーっす!!

と、東京は…に、庭っすよ…っ!

い、いち…まるきゅーーとか、常連っすから…!!」

 

千砂都「…命、助けてよかったね、ホント」

「マジレスやめてあげろ」

 

 

 

────────────────────────

 

 

【澁谷家】

 

かのん「はい、カフェオレ♪」

 

きな子「ほわぁ~……!♪

なんと…ハイカラな…!」

「分かるよ、ボールドマーカー強いもんな」

 

かのん「飲んで飲んでっ♪」

きな子「はいっす!………これが…東京~…!♪」

(…あれ、無視された?)

 

ありあ「新入生?」

かのん「そうっっっっ…私、先輩…だからっ…」

ありあ「…いや、キリってされても…」

 

かのん「ここ、隣が命くんの家なんだよっ、だから何かあったらここでも命くんのところでも顔出しなよ♪」

「サラッと個人情報漏洩してるね、おかしいね」

 

きな子「いえ…先輩に何から何までお世話になる訳には…」

「いや、そこは頼れよ…危なかしいんだから」

きな子「えへへ…じゃあ、そうするっす…♪

…あの、さっきの…スクールなんとか…というのは…」

かのん「スクールアイドル…!」

 

きな子「スクール…アイドル…」

かのん「うんっ、すっごく楽しくてやりがいがあるよっ

…って、私も始めて1年しか経ってないけどね…」

「俺もマネージャー始めて1年だけどな」

 

きな子「その…先輩はどうしてマネージャーになったんすか…?」

「その話は…まぁ、また今度ね?」

 

かのん(…しれっと命くんがきな子ちゃんをぬいぐるみのように抱き抱えてるんだよなぁ…)




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メイ「おかしい…おかしいおかしい!なんであいつが学校の前に居たんだよ…!」
四季「…メイ?」

メイ「しかも、かのんさんの近くに…仲良く話してたし…何者何だ、あいつは…!」
四季「…私も、気になる…」
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