We are The Super STAR!** 作:A×K(アツシくん)
可可【見まシタ……か…!?】
興奮気味にテレビ通話を始める可可。
すみれ【見たって、何を見たのよ…命の浮気現場でも見たのかしら?】
かのん「えっ!?えっ!!!???」
「んなわけあるか」
千砂都【…サニーパッションさんの件でしょ?】
恋【サニーパッション…さん…ですか?】
可可【ハイっ!東京大会の振り返りインタビューで、サニーパッション様達ガ…】
…………
悠奈「初めに、この大会に参加してくれたスクールアイドル…そして応援してくださった方々に敬意を表したいと思います!」
摩央「一番強かった相手…ですか?
みんな、素敵なグループでした」
悠奈「でも、私たちが一番心踊ったグループは…」
摩央「Liella!…です、かね
理由…ですか?…ふふっ、もちろん5人のメンバーたちが魅力的なのもあります…が…それを支える人物の存在が大きく、彼女達の原動力になってると感じてます」
悠奈「へへっ、私達もパワー貰ってる気がするけどねっ、パァっ!♪」
…………
可可【どんな善行を積めばサニーパッション様からお褒めの言葉が貰えるのデスかぁ!!】
「…いや、俺に言われても…」
恋【ですが…私たち、大会でまだ結果を残せていませんよね…】
千砂都【名前だけ…独り歩きしちゃってる…よね】
かのん「…そう、だよね…」
「なーに、簡単なことだよ…結果を出せば良いだけだ
それを出来る力は皆にある…だから、今年は勝負の年だ」
かのん「…そうだね…学校のみんなと一緒に…結果を出して喜びたい!」
恋【ええっ!】
すみれ【当然ったら、当然よ!♪】
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【同じ時間のきな子】
きな子「これが…先輩たち…スクールアイドル…」
きな子「キラキラしていて…眩しいっす…」
きな子「…きな子には、縁もゆかりも無い…っすよね…」
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「…そういや、新入生達は勧誘しないのか?」
可可【そうデス、一人心当たりがあるじゃないデスか…!!】
千砂都【6人目のLiella!メンバー…!?】
かのん「気が早いよ~……でも、私…この5人で優勝を目指すと思っていたから…」
恋【私もです、大会終わった直後はこの5人でラブライブは勝ちたいって】
千砂都【…じゃあ、2人は来て欲しくないの?1年生】
恋【いえ…っ】
かのん「私、きな子ちゃんと話してるうちに思ったんだ…新入生と一緒に頑張りたいって」
「…だな、新しい風が新しい化学反応を示すかもしれないしな
有望な新メンバーがきっといるはずだからな」
恋【そうですね…っ
一つの紐と紐が結ばれて、繋がっていく…それが、母の願いでもあると思いますから】
「…じゃあ、新学期初日から勧誘だな!」
かのん「よーしっ、頑張るよ~っ!」
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【次の日】
可可「よーしっ、完成デ~ス!」
すみれ「何こんな馬鹿でかい物作ってるのよ…!」
可可「他校に負けてないと伝える為デス…!
特に、メーさんがいる西結ヶ丘二は…!」
すみれ「そんな所で対抗意識燃やさなくても…」
一年生生徒A「あ、あのっ!すみれさんですよね…っ!?」
すみれ「えっ?…え、ええっ…」
一年生生徒A「ファ、ファンです…!!サイン…下さい…!!」
すみれ「サッ、サササ、サイン~っ!!??///」
一年生生徒B「一緒に写真いいですか…っ!?」
すみれ「はわわわわわっ…!!///」
一年生生徒C「この色紙にサインを…っ!!」
一年生生徒D「マネージャーさんは、今日は来ないんですか…!?」
かのん「ど、どうなってるの~…っ!?///」
恋「ご入学、おめでとうございますっ」
千砂都「し、新入生にファンがいっぱい…!!」
恋「命さんファンも沢山居ますね…びっくりです…!」
きな子「かのん先輩、見当たらないっすね~…
先輩は…来るのが放課後になるし…うーっ…心細いっす~…」
???「オニナッツ~…っ!!!
今日から夏美も、高校生デビューですの~っ!♪
という事で、本日は同じ高校に通う生徒さんにインタビューするですのっ♪」
きな子「な、ななな、なん…っすか!?」
夏美「インタビューですのっ♪」
きな子「インタビュー…ま、まさか…LTuberっすか…!?
芸能人っすか!?…と、都会っす~…!!」
夏美「…えーっと…と、ともかくっ!チャンネル登録よろしくですのっ!♪」
そう言って夏美は、名刺を手渡した。
きな子「CEO…釧路・択捉・帯広…???」
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【一年生クラス】
???「…四季…」
四季?「おはよ、メイ」
メイ?「なんでお前がそこに…」
四季?「平等なランダム配置によって、導き出されたの…つまり偶然」
メイ?「たくっ、これじゃあ中学と変わんねー…」
…………………………
恋「結ヶ丘は去年開校したばかりです
これから、みんなで作りあげていきたいと思っています
素敵な学校にしていきましょう…!」
………………
可可「素晴らしい席順デス~…!!♪」
クラスメイトA「横一列に…綺麗にLiella!メンバー…!」
可可「最高デス~…!歌いたくなりマスね~!♪」
すみれ「全く、席順くらいで子供ね~…」
千砂都「あははっ」
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【部室】
恋「普通科が3クラスに増えた分、今年は音楽科の施設を普通科に開放する事にしました」
千砂都「新しい部活も増えるんでしょ?」
恋「えぇ…ですが、今噂になってる新設部活が…ポジティ部…空を飛部………NE〇V幹部…との事で…」
千砂都「…た、多様だね~…」
恋「部員が集まるかは…置いておきましょう…」
かのん「ところで、すみれちゃんと可可ちゃんは?」
千砂都「…あー、音楽科に偵察に行くって言ってたよ?それより、命は?」
かのん「命くんも、今学校に向かってるって…でも、大丈夫かなぁ…男の子がいきなり学校に入ってきて…」
恋「一定数の方に顔が知られてますし…ファンの方も居るので大丈夫だと思いますよ?」
かのん「…え?」
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「…やっぱ、入りずれぇよなぁ…」
一年生生徒A【Liella!のマネージャーさんじゃない…!?】
一年生生徒B【うっそ、本物!?】
一年生生徒C【は、話しかけちゃう…!?】
「…部室に真っ直ぐ行った方が良さそうだ…な…?」
メイ?「…はぁあぁっ…!スクール…アイドル…部!」
きな子「あっ、スクールアイドル部のポスターっす!♪」
メイ?「うわぁっ!?」
きな子「これって、かのん先輩や先輩がいる部活っすよね!?」
メイ?「澁谷さんと知り合いなのか!?…それに、先輩って…」
きな子「あっ!先輩っす!♪」
メイ?「…えっ…!?」
命の姿が見えたのか、きな子は一目散に駆け寄った。
きな子「先輩先輩っ!♪」
「きな子ちゃん?おぉーっ、やっと顔見知りに会えたよ~…」
きな子「はいっ、きな子も安心したっす!♪」
メイ?「お前…っ!!」
「あっ…この前正門の前にいた子…だし、街でぶつかったことある子だ…」
メイ?「…米女…メイだ」
「メイ…っ!?…俺と同じ名前かよ…!
…冴木 命だ…きな子ちゃんが言ってた通り…スクールアイドル部の────────」
メイ「知ってる」
「…えっ?」
メイ「アンタがスクールアイドル部のマネージャーでLiella!を影で支えてることも…知ってる」
「…えっと…米女…さん?」
メイ「だけど…アタシはアンタの事は認めない…っ!」
そう言うと、そのまま米女さんは去っていった。
きな子「…な、何だったんすかね…?」
「…わからん…」
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「お疲れ~…って、寂しい感じがするな…おい」
かのん「あ……あ、あはは…っ…新入生…誰も、来てない…」
「ゼロ?」
かのん「な、なんでっ!?えっ、えっ!?What's?!What's?!」
可可「すみれが音楽科の校舎で騒ぐからデス」
すみれ「はぁっ?アンタもでしょ!」
かのん「ひいいぃっ…!命くん、どうしよう…っ!?」
「…って言われてもなぁ…」
千砂都「まあまあ…落ち込むのは早いよ」
恋「でも、他の部はそれなりに新入生が入部するとなってる様です…ゼロというのは、些か不思議ですね…」
「…ちょっと探りでも入れてくるわ」
手をヒラヒラ振って再び校舎に戻る命だった。
かのん「ええっ、命くん…!?」
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