We are The Super STAR!** 作:A×K(アツシくん)
【部室】
可可「Fine、Fine~っ♪
いつもこんな感じて集まってマス!」
千砂都「お菓子もいーっぱいあるよっ♪
あっ、今度たこ焼きを持ってくるよっ!」
すみれ「チョコもーらいっ」
可可「こーらーっ!きなきなが先デスよ~っ!!」
すみれ「硬いこと言わないでよっ、ねぇ?そう思うわよね?」
きな子「あ、あはは~……っす……せ、先輩~……」
「……やれやれ、この3人は…」
かのん「お待たせ、きな子ちゃん!」
きな子「あっ、せ、先輩~……っ!!」
「ほいほい」
慣れた動作できな子をハグする命。
「……と、まぁ……普段はこんな感じ…んで、全員揃ったら練習開始って流れかな」
きな子「えっ、と……ラブライブに向けて…?」
可可「そうデスっ、スクールアイドルの夢のステージ…それがラブライブ……!」
きな子「わぁあぁっ……!
ここに……私も……!」
「おうっ、その為にも頑張ろうな、きな子ちゃん」
きな子「先輩……っ……はいっす!きな子、やるっす!!」
────────────────────────
(って、意気込みだけは良かったが……)
きな子「ふぁぁあああぁああ~っ!!!??!?」
「最初は誰でもそうだから、自分のペースでな?(とは言え……可可以上かもしれないな、これは……)」
千砂都「次っ、腹筋だよ~!」
きな子「はぐぐぐぐぐっ……ふんぬっ……はぁううっ~っ!!!」
「ご、5分で……3回……」
かのん「ランニング、行くよ~っ!!」
きな子「ふぬぬぬぬぬ……っ……き、きな子は~……っ……風っす~……っ!!!」
「……ろ、老人用の電動カートに負けてる……」
恋「基本ステップの確認、いきますよ~っ」
千砂都「1、2、3、4っ!1、2、3、4!」
きな子「よっ、ほっ……はっ、やっ!!!」
「どこ行くねーーん!!!」
Liellaのメンバーとは数メートル離れた……屋上のドアの目の前でポーズを取るきな子。
きな子「……あ、れぇ……?」
かのん「……あ、あはは……」
……………………
きな子「やっぱり、ダメっす~……」
かのん「ま、まだ初日だから……」
可可「そうデスよ~」
きな子「昔から、運動は苦手で……反復横跳びは6回……50m走は18秒……握力に至っては……13kg……」
「……凄いな、ある意味人間国宝なのでは」
きな子「いつも1人で…置いてかれてるっす……」
可可「そんな事心配ないデスっ」
すみれ「そうそう、この子なんて入った時腹筋1回も出来なかったんだからっ♪」
可可「それはもう、過去の事デスっ!だいたい、グソクムシは────────」
すみれ「アンタだってねぇ!」
「……まぁ、あの2人の騒がしさは無視しといて……大丈夫だよ、俺たちがついてる……だから、ゆっくり乗り越えてこ?」
きな子「……はいっす」
かのん「前向きに行こっ、ね!……あっ、そうだ!命くん、きな子ちゃんセンターに立たせてみていい?」
「……?良いけど……」
きな子「きな子が……っすか?……でも……っ……分かったっす」
かのん「そうしたら……こうして~っ」
きな子の手を握るかのん達。
きな子「わ……ぁっ……」
かのん「どう?気持ちいいでしょ?♪
これがラブライブのステージになったら……応援してくれる人がたくさん集まってくれて…私たちに力をくれるんだ……っ」
きな子「力……とっても素敵っす…!♪」
千砂都「だから元気だしてっ?困ったことがあれば凄腕マネージャーが助けてくれるから♪」
きな子「はいっ、頑張りますっ!♪」
──────────────────────
「きな子ちゃん、これ」
きな子「これは……強化メニュー…?」
「きな子ちゃんの練習風景を見て俺なりに考えた練習メニューだよ
……まぁ、Liellaのメンバーも最初はみんなこうしてメニューをこなしていたから」
きな子「……ほうほう…起きる時間から…練習の細部まで……こんなに、細かく書いてくれてるなんて……!
ありがとうっす、先輩!♪」
「でも、無理はダメだからな?難しいメニューとかあったら遠慮なく言ってね、作り直すから」
きな子「はいっ!♪」
千砂都「……ああは言ってるけど…もう何人か1年生が入ってくれると…良いんだけどね…」
恋「はい…やはり、1人では…どうしても自分だけ遅れてるように感じてしまいますね……」
─────────────────────
きな子「お先で~すっ!」
「ん、おつかれ!」
四季「…………ターゲット…ロック」
きな子「ルンルンルンルーンっ♪」
四季「Hey、ガール」
きな子「ひいぃっ!?///」
四季「時間、ある?」
…………
四季「座って」
きな子「は、はい……」
四季「どんな感じ」
きな子「……と、言いますと…?」
四季「スクールアイドル部」
きな子「もしかして、興味あるんすか!?」
四季「うん''メイ''が」
きな子「命?……先輩の事すか?」
四季「ううん、米女メイ…あの赤い髪の」
きな子「あー…………」
メイ【何見てんだ、ワレェ!!】
きな子「……え、えぇ~…」
四季「それで?」
きな子「えっ?」
四季「スクールアイドル部は?怖い先輩とか居ない?」
きな子「先輩はみんな優しいっすよ!特に特に、マネージャー先輩はよく見てくれてアドバイスもくれて、お兄ちゃんみたいな存在っす!
……練習は~確かに大変っすけど…でも、ラブライブ目指すなら仕方ないっす!」
四季「……ラブライブ……マネージャー先輩……か……」
きな子「……?」
四季「お願いがあるの」
きな子「……えっ……???」
────────────────────────
【その日の夜】
かのん「きな子ちゃんを重点的に見たい?」
「正しく言えば、1年生を……だな、まだ新メンバーが入る気もするし」
かのん「今日の事……やっぱり命くんはひっかかる?」
「フィジカル面は言わずもがな……だけど、一番はメンタル的な部分がな……話を聞いてあげたいし、気にかけとかないと…今のメンバーとの差に辟易しちゃうかもしれないしな
……もちろん、現メンバー達を全く見ないわけじゃないよ
ただ、重点的に……って事で」
かのん「でも……命くんの負担、増えちゃわない……?」
「これくらい何ともないさ、それに俺はこの高校生活……全部Liella!に注ぎ込むつもりだよ……まぁ、かのんからの想いを聞いたし、尚更な」
かのん「命くん……」
「……こっから始まるんだよ、Liella!の新しい道が
見ないなんて選択肢、どこにもないだろ?」
かのん「……うんっ、そうだよねっ…!」
────────────────────────
【次の日の朝】
「おはよ、きな子ちゃん」
きな子「おはようございますっ、先輩っ!♪」
「さっ、一緒に走ろうか?転ばないようにエスコートしてあげるから」
きな子「わ……ぁっ……!!///
はいっす!♪」
「朝の空気、結構新鮮だろっ?」
きな子「はいっ、普段とは違った景色がするっす!」
「今は桜も咲いてるし……きな子ちゃんにぴったりな景色だな」
きな子「え、へへ……そんな事、ないっすよ……っ……!///」
………………
きな子「はぁっ……はぁ……!」
「おつかれっ、良くなってきてるよ!」
飲み物を渡す命。
きな子「あ、ありがとうっす……先輩……」
「あっ、待って!!!」
命の制止の前に……きな子はペットボトルに口をつけた。
きな子「……?」
「ごめん、かのんとのいつもの癖で飲みかけ渡しちゃった…!」
きな子「えっと……それがどうしたんすか?」
「……あ、いや……ごめんなんでもない……え、えーっと!オーバーペースだから注意してね?(俺一人で焦ってるみたいだ……かっこ悪…)」
きな子「……すいません、どうしても力んじゃって…」
「自分のペースで……な?
どんなに時間かかっても、ちゃんと付き合ってやるからさ」
きな子「……でも……かのん先輩達は…優勝目指してるんすよね…」
「……まぁ、な」
きな子「……きな子……きな子、足を引っ張りたく…ないです!」
「…きな子ちゃん」
真っ直ぐと……目は命の方を向いていた。
「……分かるよ、でもラブライブで優勝したい……それは大事な目標……でもね、それと同時にみんなにスクールアイドルを楽しいって知ってもらいたい」
きな子「……先輩」
「それが、俺の新しい夢だから……だから、結ヶ丘に入った1年生にも楽しいって思ってもらいたいし……知らない人にも良いなって思ってもらいたい……そう思って貰えたら……最高だろ?」
きな子「……その、すいません」
「謝るなって、それよりごめんな重荷に感じさせて…俺もまだまだ頑張らないとなっ!」
少し困った顔で笑い、きな子の頭を撫でる命。
それにつられて…きな子も笑ったが…少し顔は複雑そうだった。
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よろしくお願いします!
曜「あれ、今度私たち?」
悠「何がなんでも後書きにスパイス加えようとするんだから…」
曜「どうする?千歌ちゃん達とか呼ぶ?」
悠「んな、直ぐに来れるわけ……」
千歌「私が来たぁ!!!」
悠「あーぁ、来ちゃったよ……」