We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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わいわいわい(洗脳済)


1-3話

【部室】

 

可可「Fine、Fine~っ♪

いつもこんな感じて集まってマス!」

千砂都「お菓子もいーっぱいあるよっ♪

あっ、今度たこ焼きを持ってくるよっ!」

 

すみれ「チョコもーらいっ」

可可「こーらーっ!きなきなが先デスよ~っ!!」

すみれ「硬いこと言わないでよっ、ねぇ?そう思うわよね?」

 

きな子「あ、あはは~……っす……せ、先輩~……」

 

「……やれやれ、この3人は…」

かのん「お待たせ、きな子ちゃん!」

 

きな子「あっ、せ、先輩~……っ!!」

「ほいほい」

慣れた動作できな子をハグする命。

 

「……と、まぁ……普段はこんな感じ…んで、全員揃ったら練習開始って流れかな」

きな子「えっ、と……ラブライブに向けて…?」

可可「そうデスっ、スクールアイドルの夢のステージ…それがラブライブ……!」

 

きな子「わぁあぁっ……!

ここに……私も……!」

「おうっ、その為にも頑張ろうな、きな子ちゃん」

 

きな子「先輩……っ……はいっす!きな子、やるっす!!」

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

(って、意気込みだけは良かったが……)

きな子「ふぁぁあああぁああ~っ!!!??!?」

「最初は誰でもそうだから、自分のペースでな?(とは言え……可可以上かもしれないな、これは……)」

 

 

 

 

千砂都「次っ、腹筋だよ~!」

きな子「はぐぐぐぐぐっ……ふんぬっ……はぁううっ~っ!!!」

「ご、5分で……3回……」

 

 

 

 

かのん「ランニング、行くよ~っ!!」

きな子「ふぬぬぬぬぬ……っ……き、きな子は~……っ……風っす~……っ!!!」

「……ろ、老人用の電動カートに負けてる……」

 

 

恋「基本ステップの確認、いきますよ~っ」

千砂都「1、2、3、4っ!1、2、3、4!」

きな子「よっ、ほっ……はっ、やっ!!!」

「どこ行くねーーん!!!」

Liellaのメンバーとは数メートル離れた……屋上のドアの目の前でポーズを取るきな子。

 

きな子「……あ、れぇ……?」

かのん「……あ、あはは……」

 

 

 

 

……………………

 

 

きな子「やっぱり、ダメっす~……」

かのん「ま、まだ初日だから……」

可可「そうデスよ~」

 

きな子「昔から、運動は苦手で……反復横跳びは6回……50m走は18秒……握力に至っては……13kg……」

「……凄いな、ある意味人間国宝なのでは」

 

きな子「いつも1人で…置いてかれてるっす……」

可可「そんな事心配ないデスっ」

すみれ「そうそう、この子なんて入った時腹筋1回も出来なかったんだからっ♪」

 

可可「それはもう、過去の事デスっ!だいたい、グソクムシは────────」

すみれ「アンタだってねぇ!」

 

「……まぁ、あの2人の騒がしさは無視しといて……大丈夫だよ、俺たちがついてる……だから、ゆっくり乗り越えてこ?」

きな子「……はいっす」

 

かのん「前向きに行こっ、ね!……あっ、そうだ!命くん、きな子ちゃんセンターに立たせてみていい?」

「……?良いけど……」

きな子「きな子が……っすか?……でも……っ……分かったっす」

 

かのん「そうしたら……こうして~っ」

きな子の手を握るかのん達。

 

きな子「わ……ぁっ……」

かのん「どう?気持ちいいでしょ?♪

これがラブライブのステージになったら……応援してくれる人がたくさん集まってくれて…私たちに力をくれるんだ……っ」

 

きな子「力……とっても素敵っす…!♪」

千砂都「だから元気だしてっ?困ったことがあれば凄腕マネージャーが助けてくれるから♪」

きな子「はいっ、頑張りますっ!♪」

 

 

──────────────────────

 

「きな子ちゃん、これ」

きな子「これは……強化メニュー…?」

 

「きな子ちゃんの練習風景を見て俺なりに考えた練習メニューだよ

……まぁ、Liellaのメンバーも最初はみんなこうしてメニューをこなしていたから」

きな子「……ほうほう…起きる時間から…練習の細部まで……こんなに、細かく書いてくれてるなんて……!

ありがとうっす、先輩!♪」

 

「でも、無理はダメだからな?難しいメニューとかあったら遠慮なく言ってね、作り直すから」

きな子「はいっ!♪」

 

千砂都「……ああは言ってるけど…もう何人か1年生が入ってくれると…良いんだけどね…」

恋「はい…やはり、1人では…どうしても自分だけ遅れてるように感じてしまいますね……」

 

 

 

 

─────────────────────

 

 

きな子「お先で~すっ!」

「ん、おつかれ!」

 

 

四季「…………ターゲット…ロック」

 

 

きな子「ルンルンルンルーンっ♪」

四季「Hey、ガール」

きな子「ひいぃっ!?///」

四季「時間、ある?」

 

 

 

…………

 

 

四季「座って」

きな子「は、はい……」

 

四季「どんな感じ」

きな子「……と、言いますと…?」

四季「スクールアイドル部」

きな子「もしかして、興味あるんすか!?」

四季「うん''メイ''が」

 

きな子「命?……先輩の事すか?」

四季「ううん、米女メイ…あの赤い髪の」

きな子「あー…………」

 

 

メイ【何見てんだ、ワレェ!!】

 

きな子「……え、えぇ~…」

四季「それで?」

きな子「えっ?」

四季「スクールアイドル部は?怖い先輩とか居ない?」

きな子「先輩はみんな優しいっすよ!特に特に、マネージャー先輩はよく見てくれてアドバイスもくれて、お兄ちゃんみたいな存在っす!

……練習は~確かに大変っすけど…でも、ラブライブ目指すなら仕方ないっす!」

 

四季「……ラブライブ……マネージャー先輩……か……」

きな子「……?」

四季「お願いがあるの」

きな子「……えっ……???」

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

【その日の夜】

 

 

かのん「きな子ちゃんを重点的に見たい?」

「正しく言えば、1年生を……だな、まだ新メンバーが入る気もするし」

 

かのん「今日の事……やっぱり命くんはひっかかる?」

「フィジカル面は言わずもがな……だけど、一番はメンタル的な部分がな……話を聞いてあげたいし、気にかけとかないと…今のメンバーとの差に辟易しちゃうかもしれないしな

……もちろん、現メンバー達を全く見ないわけじゃないよ

ただ、重点的に……って事で」

 

かのん「でも……命くんの負担、増えちゃわない……?」

「これくらい何ともないさ、それに俺はこの高校生活……全部Liella!に注ぎ込むつもりだよ……まぁ、かのんからの想いを聞いたし、尚更な」

 

かのん「命くん……」

「……こっから始まるんだよ、Liella!の新しい道が

見ないなんて選択肢、どこにもないだろ?」

かのん「……うんっ、そうだよねっ…!」

 

────────────────────────

 

【次の日の朝】

 

「おはよ、きな子ちゃん」

きな子「おはようございますっ、先輩っ!♪」

 

「さっ、一緒に走ろうか?転ばないようにエスコートしてあげるから」

きな子「わ……ぁっ……!!///

はいっす!♪」

 

 

「朝の空気、結構新鮮だろっ?」

きな子「はいっ、普段とは違った景色がするっす!」

「今は桜も咲いてるし……きな子ちゃんにぴったりな景色だな」

きな子「え、へへ……そんな事、ないっすよ……っ……!///」

 

 

 

………………

 

 

きな子「はぁっ……はぁ……!」

「おつかれっ、良くなってきてるよ!」

飲み物を渡す命。

 

きな子「あ、ありがとうっす……先輩……」

「あっ、待って!!!」

 

命の制止の前に……きな子はペットボトルに口をつけた。

 

きな子「……?」

「ごめん、かのんとのいつもの癖で飲みかけ渡しちゃった…!」

きな子「えっと……それがどうしたんすか?」

「……あ、いや……ごめんなんでもない……え、えーっと!オーバーペースだから注意してね?(俺一人で焦ってるみたいだ……かっこ悪…)」

きな子「……すいません、どうしても力んじゃって…」

 

「自分のペースで……な?

どんなに時間かかっても、ちゃんと付き合ってやるからさ」

きな子「……でも……かのん先輩達は…優勝目指してるんすよね…」

「……まぁ、な」

きな子「……きな子……きな子、足を引っ張りたく…ないです!」

「…きな子ちゃん」

 

真っ直ぐと……目は命の方を向いていた。

 

「……分かるよ、でもラブライブで優勝したい……それは大事な目標……でもね、それと同時にみんなにスクールアイドルを楽しいって知ってもらいたい」

きな子「……先輩」

 

「それが、俺の新しい夢だから……だから、結ヶ丘に入った1年生にも楽しいって思ってもらいたいし……知らない人にも良いなって思ってもらいたい……そう思って貰えたら……最高だろ?」

きな子「……その、すいません」

「謝るなって、それよりごめんな重荷に感じさせて…俺もまだまだ頑張らないとなっ!」

 

少し困った顔で笑い、きな子の頭を撫でる命。

それにつられて…きな子も笑ったが…少し顔は複雑そうだった。




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曜「あれ、今度私たち?」
悠「何がなんでも後書きにスパイス加えようとするんだから…」
曜「どうする?千歌ちゃん達とか呼ぶ?」
悠「んな、直ぐに来れるわけ……」
千歌「私が来たぁ!!!」
悠「あーぁ、来ちゃったよ……」
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