We are The Super STAR!** 作:A×K(アツシくん)
きな子「あっ、先輩手紙を預かってるっす」
「手紙…?誰から」
きな子「若菜さんからっす」
「若菜さんから?…なんだろ、見当つかないな…」
きな子「中身は渡すまで見ちゃダメって言われてて…」
「分かった、ありがとうな」
手紙を受け取り、1人で開封し…中身に目を通す。
「…って、一言だけか」
【1人で科学室に来て】
「…怪しいけど、行ってみるしかない…かぁ」
────────────────────────
練習を抜け、俺は1人科学室に向かった。
「…えーっと…ここ、か」
ガラッとドアを開けると…そこには…。
四季「やっと来た」
「若菜さん…と…?」
メイ「………………………」
壁にもたれ掛かり、腕組みをする米女さんが居た。
「…米女さんも、居たのか…それで、用件があって俺を呼んだんだろ?」
四季「…メイ、ほら早く」
メイ「わ…分かってるっつの…ったく…」
気難しそうな顔をしながら腕組みを解き…米女さんがこちらに歩み寄ってきた。
「……………」
何もされないとは思うが…少し身構えてしまった。
メイ「………その、よ…」
四季「さっきまでの威勢はどこにいったの」
メイ「わ、分かってるって!………っ…!」
目をギュッと瞑り、何かボソボソと呟く米女さん。
「…あの、言いにくいならそんなに無理しなくても────」
メイ「わ、悪かった…っ!!!!!」
「………えっ?」
膝に手をつき、頭を下げる米女さん。
突然の事で俺は気の抜けた声が出てしまった。
「い、一体なんのことっ!?」
メイ「その…アタシは勝手に決めつけていた
Liella!のマネージャーなんてただの肩書きで…1人しか居ない男だから裏でなにか企んでるんじゃないかって」
「…あ、あぁ…その事ね…」
メイ「でも、桜小路の顔や…練習を見て思った…本気なんだって…あんなに輝いて楽しそうな目を見て…私は間違ってたんだって…先入観で決めつけていた…!」
「……………」
メイ「あんな言いがかりをしたから…許してくれなんて言わない…けど、せめて謝らせてくれ…ごめん…っ!」
「…うん、いいよ」
メイ「えっ…そ、そんな簡単に返事返していいのかよ…っ!!」
「むしろ、俺の方からもお礼言いたかったしな」
メイ「…えっ?」
「きな子ちゃんの事だよ、俺の代わりに励ましてくれたからな」
メイ「あ、あれは…っ…思った事を言っただけで…!」
「それでも、聞いてた俺も大事な事に気付かされたからさ」
メイ「…っ……」
「…えっと、米女さん?練習見てくれてたんだって?」
メイ「あ、いや、それは…桜小路を呼ぶために少し見てただけで…」
「そっか、まぁ…また時間があったら見に来てよ?」
そう言ってその場を後にしようとした…が。
四季「まだメイが言いたいことがある」
「えっ?」
メイ「ちょ…四季っ、てめっ…!!」
「…えっと、なに、かな?」
メイ「…ま、まず1つ目…その米女さんって辞めてくれよ、なんかアンタにそう呼ばれると…むず痒い」
「って言われても…俺も同じ命って名前だしなぁ…」
四季「私もなんて呼べばいい?」
「なんてって…うぅーん…冴木先輩…とか?」
四季「分かった、これからはそう呼ぶ」
「…ってことで…セカンド・メイも俺の事は好きに呼んでくれや」
メイ「はぁっ!?セカンド・メイってなんだよっ!」
「良くない?」
メイ「良いわけないだろっ!」
「そっか~…」
メイ「…アンタ、何か変わってるな」
「そう?」
メイ「何か、もっと取っ付きにくい奴だと思ってたよ」
「おぉ、俺も同意見だよセカンド・メイ」
メイ「てんめ~…っ!!」
四季「メイ、ステイステイ」
メイ「…はぁ…冴木には敵わねぇな」
「あはは、これからも顔合わすことあると思うからどうぞよろしく」
四季「…メイ、本題は?」
メイ「い、言わなくちゃダメなのか、やっぱり!?」
「本題?」
メイ「…その、はっきり言わせてもらう!」
「……あの、何故顔を赤く?」
メイ「アンタの心意気に…アタシは惚れた!!///」
「……は?」
メイ「だから、アタシをアンタの女にさせてくれ!///」
「………は!?!?!?」
自分の胸に手を当てて、高らかに宣言する…セカンド・メイ。
「いやいやいや!そんな急な!」
メイ「断られるのは想定内だ!…だけど、諦めねーからな!」
「…いや、その…俺は…っ!(かのんと付き合ってるなんて言ったら…新たな火種になりかねないし…どうしよう~…っ!?)」
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きな子「あっ、先輩おかえりなさいっす!♪」
「………………」
きな子「…な、なんかゲッソリしてるっすね…?」
「かのん……かのん~…」
かのん「ど、どうしたの…命くん?」
ヨロヨロと歩み寄った命はかのんの胸に収まった。
「最近の、女子高生、怖い」
かのん「…え、えぇ…っ???」
四季「良かったの、スクールアイドルやりたいって言わなくて」
メイ「…んな簡単に言えねぇよ…それに、アタシにその資格は…」
四季「……そう」
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千歌「たらし」
悠「俺に向けて言うなよ!!」