We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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推し(妃菜喜ちゃん)が尊すぎます
今すぐ、人間国宝にすべきかと


3-2話

【屋上】

 

「お疲れさん、2人とも……相変わらずはっやいなぁ」

 

かのん「あっ、命くん!」

きな子「お疲れ様っす!」

かのん「って、その紙袋どうしたの?」

 

「えっ?……あー、これはな──────」

 

可可「ゴォォオォル!!デス!!」

すみれ「アタシの勝ちよ!ア・タ・シ・の!!!」

可可「可可の方が早かったデス~っ!!」

すみれ「胸囲の差で私の方が先だったわよ!!」

 

千砂都「はいはい、不毛な戦いしないの~」

恋「それよりも、廊下は走っては……」

 

可可&すみれ「うぅ……ごめんなさい(デス)」

「全員揃ったし、渡すか」

 

紙袋を漁った命は各メンバーにある物を手渡した。

きな子「……?差し入れすか?」

かのん「一体、誰から?」

 

「……あー、えっと……だなぁ」

 

 

 

 

……………………………………

 

【屋上に向かう途中】

 

メイ「お、おいっ、冴木!」

「……誰かと思えば、セカンド・メイ」

 

メイ「……ぐぬぬっ…!」

四季「メイ、その振り上げた拳をしまって」

メイ「ぐっ……お、おらっ…これ!」

 

「……紙袋?

中は…飲み物?」

メイ「あ、アタシから……Liellaのメンバーにさ、差し入れっつーか……」

「……中になんか入れてないよな?」

 

メイ「ぐぬぬぬ……っ!!」

四季「メイ、出てる……ごめんなさい、メイLiellaのファンだから

これがメイなりの優しさだから」

「……だとしたら、自分の手で渡した方が良いのでは…」

 

メイ「お、お前から渡した方が当たり障りないだろ……っ!

ほ、ほら!さっさと行った行った!」

「あぁ、うん……ありがとうな?」

 

 

四季「ごめんなさい、ああいう子なの」

「うぅん、いいよ…………あれ、俺の分は無さそうだな」

四季「……ごめんなさい、言い聞かせておく」

「あ、あぁ……大丈夫大丈夫……」

 

 

…………………………

 

「熱狂的なLiellaファンの1年生に渡されて…」

 

すみれ「あ、有難い……喉が渇いて仕方なかったのよ…!」

可可「この学校に…Liellaのファンが……いるのデス…ね……!」

 

きな子「…それって…誰すか?」

「本人から言及するなと釘を刺されてるから……うん」

 

 

 

 

 

メイ「よし……よーーーしっ!!届いた!

……って、ま、まぁ…アイツはマネージャーなんだからしっかり渡して当然だけどなっ!」

四季「自分で行っても結果は変わらないと思うのに」

 

メイ「う、うるせーなーっ!こ、これでいいんだよ……!」

四季「…………………………」

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

「よしっ、居残り特訓も今日はおしまい!」

千砂都「すごいすごい!基礎はバッチリだよ!」

 

きな子「ありがとうございます~……っ!

……せ、先輩のおかげっすから~…っ♪」

「でも、今日はしっかり休むこと……休むのも練習の1つだからな?」

千砂都「怪我したら元も子も無いもんねっ」

 

きな子「は、はいっす!お疲れ様っす!!」

千砂都「……よしっ、じゃー私はたこ焼き屋のバイトに向かいますかっ♪」

 

かのん「私達も帰ろっか?」

「そだな」

 

千砂都「寄り道とかしないでね~?♪」

かのん「し、しないから~っ!!///」

 

 

 

────────────────────────

 

【その帰り道】

 

 

かのん「ねぇ」

「おん?」

 

かのん「私達、勝てるかな……?」

「歩きながらする話じゃなさそうだな…公園で話そうか?」

 

 

 

 

 

 

 

「……不安か、かのんは?」

かのん「ちょっと……やっぱり、サニーパッションさんや学校のみんなの話を聞いてると……結果出したいなって…期待に応えたいなって…」

 

「……まぁ、そう思うのはごく自然な事だよな」

かのん「……私ね、ラブライブのステージは…本当に素敵だったと思うんだ

全員で1つのステージを作り上げる事が出来た……でも、終わった後にあったのは…もう少しだったとか、残念だったけど仕方ないとか…そういう思いばっかりで……だから、みんなで喜ぶには勝つしかないんだって」

 

「……あぁ、俺も全く同じだ……が、ラブライブって言うのも冷静に考えれば大変だよな

ゼロからみんなで築き上げていくんだし…」

かのん「でも、そうやって色んなグループと競い合って1つの物をめざして高めあっていくのは……楽しい!すごくワクワクする!」

 

「さすが、かのんだな」

かのん「もう、そう思えるのは隣に心から信頼できる命くんが居てくれるからだよ?♪」

「よせよ、俺は何も」

かのん「してるよ、もう十分すぎるくらい…」

「じゃあ、十分すぎるならマネージャーは辞めようかな?」

かのん「えぇっ!?」

「あはは、うそうそ…………結局、俺も何かに目指して突っ走るのが性に合ってるみたいだしな」

かのん「だねっ……さて、とっ……遅くなっちゃうし、帰ろっか!」

「だな、千砂都に変な誤解されそうだ──────」

 

 

 

???「澁谷かのん!」

 

 

かのん「えっ……!?」

「むっ……?」

 

声のする方を向くと……子供用遊具のいちばん高いところに佇む1人の女の子が居た。

 

 

かのん「……あな、たは…?」

???「優勝候補なんでしょ?歌ってみてよ」

「……えっ……」

初対面にも関わらず、上から煽り立てるように言い放つ1人の少女。

状況が呑み込めないかのんの前に命が立つ。

 

「…………」

???「誰だか知らないけど……ふっ、出来ないの?」

かのん「……っ……」

 

???「ふんっ、まあいいわ……だいたい分かったし」

「おい、待っ────────」

 

声を出そうとした命を、かのんが止めた。

弱々しく、裾を掴みながら。

 

「……っ」

 

 

 

────────────────────────

 

【その日の夜】

 

 

かのん「……誰、だったんだろ…」

「気にするなよ、次会ったら代わりにガツンと言ってやるから」

 

かのん「……うん…わ、私少しギター弾こうかな……っ!」

必死に笑顔を作り、ギターを抱えるかのん。

弾き始めたかのんを……命は、後ろから抱きしめた。

 

かのん「命……く、ん…?///」

「気にしてるのか、さっきのこと」

 

かのん「……うん、少し……」

「……じゃあ、かのんが気にならなくなるまで……俺がこうしてる」

かのん「命くん……うん、ありがと…///」

「……ん」

 

 

 

 

 

【その頃、かのんの家の外……】

 

???「あの男が……澁谷かのんの原動力……ふんっ」




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