We are The Super STAR!** 作:A×K(アツシくん)
「……そういや、スクールアイドル部の部長って…誰なんだ?」
準備運動をする各メンバーを眺めながら、命が呟いた。
かのん「……部長?」
恋「そうですね……部長会も開きたいと思ってたので…決められるなら決めたいですね」
可可「ブチョー…デス、かぁ~」
かのん「部長、かぁ……」
すみれ「……(じー)」
恋「(じー)」
可可「ふーーーーーむ……」
きな子「~~~っす……」
かのん「えっ、えっ???」
千砂都「多数決なら決まりだね」
かのん「ちょ、ちょっと待ってよ!命くんの意見も!
ほらっ、命くんの意見は5票分の価値があるから!」
「……うーん、これを決めるのは難しいかな…」
千砂都「じゃあ、命やる?」
「……それは、いいのかなぁ…?」
きな子「きな子は、入った時からかのん先輩が部長だと思ってたっす」
すみれ「まぁ、当然の流れね」
可可「部長の風格が、既にかのんにはあると思いマス!」
恋「決定ですね~♪」
かのん「あっさり纏めないでよ~…!」
千砂都「そんなに嫌なの?命もサポートしてくれるのに」
かのん「嫌っていうか~…」
きな子「きな子も賛成っす!恋先輩は生徒会がありますし…
他の先輩達だと部長の候補は限られますし…何より小物なので♪」
すみれ「アンタ今……サラッとディスったわよね…」
恋「まぁまぁ……という事で、皆さんの意見はほぼまとまっていますが…」
かのん「……う、うぅーん…」
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【化学室】
メイ「……気になる…何話してんだ…?」
四季「聴く?」
メイ「おぉ、サンキューな…物々しい雰囲気だから気になって仕方なくって………」
千砂都【じゃあ、仮だけど部長も決まったってことで!昨日のステップ確認するよーっ♪】
メイ「部長……!
そうか、部長を決めて…!!くぅ~!マネージャーがいて部長も居て!スクールアイドル部、マジパネェな!誰なんだ、誰なんだ……!?」
メイ「……って!!!!!なんで盗聴出来てんだよ!?」
四季「聞こえずらかった?」
メイ「良好だよ!!って、そうじゃなくて、いつの間にこんなの…!!」
四季「実験場所が屋上だったってだけ……まぁ、あわよくばマネージャーの弱みでも握れれば御の字だったんだけど」
メイ「……じゃ、じゃあ…毎日聴こうと思えば……聴け……や、やっぱり要らねぇよ!」
四季「でも、毎日見てるけど」
メイ「それは……ほ、ほら……た、単なる暇つぶしっつーか…」
四季「……ふぅん」
──────────────────────
【帰り道】
かのん「……部長かぁ」
「厳しくなったら言えばいいよ、俺の方からみんなに取り合うから」
かのん「……うん」
「普段とやる事は変わらないんだし……形だけだよ、形だけ」
かのん「…うん……」
「まぁ、初期のメンバーって考えれば…自然とかのんってなるんだろうな、Liellaと言えば、かのん…みたいな」
かのん「……でも、新しく始まろうとしてるLiellaの部長は…自分じゃない人の方が、良い気がするの」
「……なるほどな、まぁ確かに……他の人が部長をする事で生まれる化学反応もあるだろうしな」
かのん「例え話だけど……ちーちゃん、とか」
「……まぁ、千砂都の事だから…無理だよーとか向いてないよーとか言いそうだけどな」
かのん「あはは………………あれ、あの子…」
もうすぐ家に着く…という道の途中で、1人の女の子が木のほうを見ていた。
「……四季?」
かのん「知ってるの、命くん?」
「きな子と同じ1年生だよ、まぁ、ちょっとな」
四季「……少し、お話が」
かのん「……?」
─────────────────────
【次の日】
クラスメイトA「きな子ちゃん!スクールアイドル部に1人体験入部の子が入ったってほんと!?」
きな子「……っす?は、初耳っすよ!?」
クラスメイトA「えっ、ホントに!?噂が広まってたんだけど…」
きな子「ぶ、部室行って確認してみるっす~っ!!!」
メイ(体験入部……か……)
──────────────────────
【化学室】
メイ「おい、四季…もう一回だけ、屋上の音声聞かせてくれ」
四季?「………………」
メイ「良からぬ噂を聞いたからな……真相を確かめてーだけだ」
四季?「………………」
メイ「……おいっ、四季!聞いてるの─────」
四季の肩を掴んだメイ……しかし、その掴んだはずの肩が……落ちた。
メイ「……は?」
そして、青色の髪が落ち……そこには……。
メイ「う、うわぁあああぁっ!!!?!」
化学室にあったであろう、ガイコツの骨格があった。
メイ「ひ、ひぃっーーー!!!!」
慌てたメイは、そのままの勢いでガイコツに向かって裏拳を放った。
クリーンヒットしたガイコツの頭がそのまま床に転がり落ちた。
メイ「……あ、やべ……」
頭や肩を拾おうとするメイ……その横に双眼鏡も落ちていた。
メイ「……四季の格好までさせて……双眼鏡…?
一体なんなんだ…?」
双眼鏡には、テープ止めされてたメモがあった。
【そのまま真っ直ぐ覗いて】
メイ「そのまま、真っ直ぐ覗いて……だと?」
言われた通り、メイが双眼鏡を覗くと……。
メイ「……は、はぁっ!?」
そこには、屋上で運動着に着替えた……四季の姿があった。
メイ「……は、はああぁあああっ!!?!?!?!」
声の大きさからか、ガイコツのもう片方の肩も落ちた……。
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