We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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年内最後の更新です。
2023年もよしなに。


6話

ある日の朝、学校に行こうと用意していた時だった。

「あれ、父さん…荷物まとめてどうした?」

悠「ん?…あぁ」

 

「…えっ、もしかして…離婚?」

悠「なわけ…」

曜「そうなの、悠くんに毎日毎日…よよよ…」

「…父さん…」

 

悠「あのなぁ…」

曜「おかげで寝不足で…///」

「なんでお腹の下をさするの、母さん…」

 

悠「ちょっとした出張だよね…じゃ、行ってきます」

そう言って、悠は家を出た。

 

「…で、どこに出張なの?」

曜「大阪でやるミュージカルの作曲と編曲と音響を担当しにいくって」

「お、大阪でやるミュージカル…??」

曜「えーっと、何てミュージカルだったかな…」

「やべっ、学校遅れるかもしれねぇっ!行ってきます!」

 

曜「行ってらっしゃーい」

 

 

──────────────────────

 

 

【結ヶ丘 1年生教室】

 

クラスメイト「えぇーっ!?

米女さんと若菜さん、スクールアイドル部に入部~!?」

きな子「そうなんすよ、そうなんすよ~っ♪

先輩のサポートもあり、同じ学年の仲間が一度に2人も!

いやぁ、これも先輩の手厚いサポートのおかげっすね~!うんうん!♪」

 

クラスメイト「なら、これからもっと応援しなきゃだね!」

クラスメイト「いつか3人の誰かがセンターとったりして…!!」

 

きな子「いやいや~っ!まだ先輩達には遠く及ばないっすよ~!」

 

 

夏美「うぅ…全く再生数が伸びないですの…登録者も…っつつ…!

腰に来るバイトは鬼ハードですの…」

 

クラスメイト「えぇっ、今Liellaってフォロワーこんなにいるの!?」

きな子「知らなかったっす~…!!」

クラスメイト「マネージャーさんが運営してるんだよね?」

メイ「ったく、アイツそんな事してたのかよ…」

四季「敏腕マネージャー…」

 

 

夏美「…Liella?……な、なんと…っ!

いつの間にか、こんなにもフォロワー数が増えていたとは…

…はっ、そうですの…!

夏美には、とっっっっっっても優秀で古参なビジネスパートナー(仮)がいるんですの…!

そして、1度でもバズれば…ふっふっふ…マニーですの…マーーーニーーーーですの~っ!!!………………はぐぁっ!?」

 

クラスメイト「ちょっ、だ、大丈夫!?」

クラスメイト「ボキボキボキッって音したよ!?」

 

 

メイ「騒がし…」

四季「科学に犠牲は付き物…」

 

 

────────────────────────

 

 

【放課後】

 

可可「メーさん、それはコチラに~」

「いや、来て驚いたけど…なんで部室大きくなってるの…」

 

恋「もともと、使ってなかった物置部屋と部室を合体させようって

理事長が…」

「…で、その力仕事を俺にやらせてると…」

 

すみれ「大きくしてあげるんだから、それくらいはやりなさいって

特に、マネージャーくんはボロ雑巾のように使いなさいって言ってたわよ?」

「え、何…俺この学校では人権がないんか?」

 

千砂都「そーは言いつつも、ちゃんと仕事するの分かってて言ってるんだよっ♪」

「あー、何だか急にこの荷物たちを屋上から落としたく───」

 

かのん「いや、ダメだからねっ!?」

千砂都「ほらほらっ、1年生達が来るまでに片付ける!

新メニューで練習するんだからねっ!」

「…たく…」

 

 

─────────────────────

 

 

 

きな子「ひ、ひぃ~…っ!!

さっきのステップ…足が絡まりそうっす~!」

メイ「わ、私も~…!

って、何で四季は平気そうなんだよ…!」

 

四季「私も、結構ギリギリ」

メイ「ポーカーフェイス過ぎんだろ…」

 

千砂都「ダンスとか何かやってたの?」

四季「特別、何かは…」

可可「デハ、家でスクールアイドルの動画を見て練習した、トカ~…!!??」

四季「…それは…///」

 

かのん「恥ずかしがらなくていいんだよっ♪」

四季「…その…Aqoursってスクールアイドルが気になって…」

 

「ぶーーーーーーーーーーっ!!!!!」

練習メニユーを差し込んだブラインダーに向けて思い切りお茶を吹き掛ける命。

 

すみれ「ちょっと!何やってるのよ!?」

「…か、カムサハムニダ…」

可可「それは、ありがとうって意味デスよ!!

ごめんなさいは、ミアナムニダ、デス!!!」

 

恋「…えーっと…」

かのん「あっはは…」

 

メイ「…?

なんで、アイツが焦ってんだよ」

千砂都「真相を確かめるべく、我々Liellaは練習終わりに現場へと向かった──────」

きな子「あの、なんでナレーション口調なんすか…」

 

 

四季「でも、メイには他にも才能がある」

「「「「「……えっ?」」」」」

 

 

 

 

……………

 

 

 

連れてこられたのは、音楽室。

そこでピアノの演奏を披露したのは──────

 

 

メイ「………まぁ、このくらいなら…」

かのん「めっちゃん…すっっっっごーーい!!♪」

「いや、かのんもギター出来るでしょ」

かのん「でもでもっ!凄いものは凄いんだもん!」

 

恋「これは作曲の新たな力になりますねっ、命さん!」

「…だってよ、セカンド・メイ?」

メイ「む、無理無理!勘弁してくれよ…」

 

きな子「羨ましいっす!……って、若菜さん?なんで腕組んで後ろで見てるんすか?」

メイ「…アイツ、昔からアタシが演奏する度にああやるんだよ…何でか知らねーけど」

四季「メイは昔から…音楽とアイドルが大好き」

千砂都「う、頷き方が熟練されてるね…」

 

 

 

きな子「それに比べて…きな子は…」

「んな事ねーよ、きな子も必要なメンバーだよ、周りと比較なんかすんな」

きな子「先輩…///」

「歌詞をノートに書き留めてるのも知ってるし、俺もそこからヒント貰ったりしてんだ、きな子も十分才能あるよ」

きな子「先輩~っ!!♪//////」

 

 

メイ「…おい、あれいつもなのか?」

可可「はいデス!」

メイ「なんつーか…自由だな…」

千砂都「かのんちゃんも前に比べたら怒ったりしなくなったもんね~?♪」

かのん「わ、私と命くんはシンクロ率400%だし…っ!?///」

 

 

メイ「…?」

四季「…でも、私達は、まだまだ…ダンスも歌も…」

「良いんだよ、それで」

四季「…えっ」

 

「いきなりめちゃくちゃレベル高かったら2年生達が恐れおののく姿が見えたけど…」

すみれ「うーわっ、趣味悪…」

「最初から出来るやつは居ないから、頑張って練習して少しずつ…な?」

 

千砂都「そーだねー、どっかの誰かさんみたいに音痴から劇的に歌が上手くなる人も居るんだし♪」

「あ、あのなぁ…」

 

 

 

────────────────────────

 

 

【帰り道】

 

千砂都が言った通り、練習後にある所に向かうLiellaメンバー。

 

 

 

 

千砂都「着いたよー!♪」

メイ「どこだここ…喫茶店?」

 

すみれ「かのんの家よ」

メイ「うっそだろ?!住所凸っていいのかよ…!!」

「…なんかネットスラングがちょいちょい入るんだよな~…」

 

四季「…ここに来ることが目的?」

千砂都「違うよ♪

本題は入ってから♪」

 

きな子「…あれ、先輩?なんで逃げる準備してるんすか?」

「…いや、デジャヴを感じそうで…」

 

かのん「ただいま~」

千砂都「うぃっ~す!♪」

 

 

曜「あっ、かのんちゃん、それに千砂都ちゃんも♪

うぃっす~!からの~……ヨーソローっ!♪」

 

メイ「…………………なっ、ななななっ………!!!」

四季「………………………………」

 

 

曜「って、あれあれ?何だか人が増えたのかな?

見ない顔の子も居るね?」

きな子「は、初めましてっす!桜小路きな子 1年生です!

ま、まだまだ未熟なLiellaのメンバーでして…!」

 

曜「きな子ちゃんね♪

それと…隣の子達は…おーい?大丈夫?」

メイ「………………なっ、ななっ、なん、なんな…なぁっ…!?」

四季「思考の接続エラーが発生…思考の接続エラーが発生…」

 

曜「………………あれっ、まさかこれ…可可ちゃんの時と同じ展開?」

かのん「…すいません、曜さん…そうです」

 

メイ「よ、曜様~っ!!!!!!!!!!!!」

曜「いや、いきなり土下座!?ダメだよっ、女のコがそんなことしちゃ!」

四季「メイの行動をmirage…!!!」

曜「って、こっちの子も!?」

 

メイ「ま、まままま、まさかっ…ここにお忍びで来られるとかでしょうかでいらっしゃいますか…!?」

曜「言葉がグタグタだよ~…あのね、私は…」

四季「…かのん先輩の…母親…?」

メイ「母親と申しますか!?」

 

曜「…うーん、惜しい?」

メイ「かのん先輩の母親との親友でしょうか!?」

曜「…って、本人いないし…もー、説明したくないってなるとすぐ逃げるんだから…''命は''」

メイ「はぅっ!!!」

かのん「めっちゃん、違うよ!?…いや、違くはないけど…!!」

 

 

すみれ「ひっ捕らえてきたわよ」

可可「か、観念するデス…!」

「膝カックンで行動不能にさせられるなんて…くそぅ…」

 

曜「ほら、説明してあげないと、この子達可哀想だよ?」

「…えっと…母です」

 

メイ「はぁっ!?!?!?」

曜「命の母の冴木 曜でーす♪」

メイ「…………おい、四季、ツラ貸せ」

四季「言う前から頬つねないで…痛い…」

メイ「夢じゃねーのかよ!?」

 

曜「…さてはデジャヴだと思って入る前に逃げようとしたな?」

「な、なんの事やらー…」

 

メイ「あ、あの伝説のAqoursの!渡辺曜様から!!

こんな人畜有害っぽい畜生な性格でオラオラしてる子供が出来るわけねーだろ!?」

「おおう、ディスりの歳末セールだな」

 

四季「…メイ、油性ペンとノートあるけど…サイン貰う?」

メイ「もらう!!!!!!!!!!!」

 

かのん(あ、貰うんだ…)




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