We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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にじよんアニメーションを、30分番組に、伸ばし、ます!

侑「きゃあーーーーーーーっ!!!!(平手打ち)」


7-1話

夏美「オニナッツ~っ♪

本日もLiellaに密着していきますの~♪

今回の動画では特別ゲストとして1年生3人とマネージャーさんをお呼びしたんですの~♪」

 

 

「……………………」

何かと思えば、呼び出されたと同時に配信がスタートしていた。

きな子はオロオロとし、メイは呆れ果て…四季も怪訝そうな顔をしていた。

 

 

「まだ正式に許可を出したわけではないんだが…完全にあいつ突っ走ってるな」

夏美「気になるアナタは~

チャンネル登録・高評価お願いですのっ♪

それが夏美の心のサプリですの~……」

 

メイ「相変わらず暑苦しい奴だな」

きな子「今日もどうなる事やらっす~…」

四季「冴木先輩さえGOサイン出せば、何時でも劇薬を…」

「出さなくていいから、しまっときなさい…」

 

夏美「では、順にインタビューをしていくんですの~♪

……ん?んんー?……なんか暗いんですの?」

メイ「いや、別に…」

きな子「今日も一日撮影するんすか…」

夏美「もちろんですの~♪

前回の動画が未だに伸び続けて、銭ころをがっぽがっぽ稼げてますの♪」

四季「……稼、げた?」

 

夏美「い、いやっ!気のせいですの!!」

かのん「4人とも、大丈夫っ?」

 

屋上に連れ込まれた俺たちを心配してか、かのん達も屋上にやっと来た。

千砂都「ちょっと、話があるんだけど…」

夏美「や、ヤミー…退散退散…ですの~…」

 

千砂都「特に命が居てくれないと、これからの練習について話が進まないんだけど…」

夏美「……あ、そっちの話ですの」

かのん「……?」

「あいよ、今行くから……3人も部室に戻ろ、熱いんだし」

 

メイ「だな、マネージャーさんの言う通りってこった」

四季「ミートゥー…」

きな子「は、はいっす~……」

 

「って事だ、一旦撮影は中止だ」

命が夏美の携帯を一瞬で奪った。

 

夏美「あ、あぁっ!何するんですの~!」

「あんまり度が過ぎる撮影すると、NG出すからよ」

そしてポイッと投げ返された携帯を夏美はお手玉の様にバウンドさせキャッチした。

 

夏美「な、なんなんですの、あのビジネスパートナーは……」

 

 

──────────────────────

 

【部室】

 

可可「では、夏休みの練習メニューをメーさん、お願いしマス」

「まずは、これが資料…一回みんな目を通してくれ」

 

メイ「こ、この量を……毎日……っ!?」

すみれ「本当にこんなにやるつもり?」

可可「これは可可の意見も少し入っていマス!

今年もサニパ様が出場しマスから!」

 

千砂都「ただ、オーバーワークにならないよう

バランスは命が考えてくれたからっ」

「サニーパッションに勝つためだから、否応無しにも厳しい練習になるのは必然ちゃ必然なんだけどな…避けては通れないよ」

 

きな子「そう、っすよね…相手はサニパさんっすもんね…」

四季「そんなに凄いの?」

メイ「そりゃ去年のラブライブの優勝グループだからなっ」

四季「でも、ウチには伝説のスクールアイドルの末裔がいる」

「末裔って…」

 

メイ「ま、まぁ、曜様達もこういった練習メニューをこなして伝説になったわけだからな!……よ、よーしっ、困ったらアドバイス貰うぞ…!」

恋「あと、夏休みばかりに目が行きがちですが…学園祭も控えておりますので」

千砂都「そっかぁ、そこでも歌いたいよね」

 

メイ「ってことは……直近で2ステージもっ!?」

四季「oh…Very heavyぃ…」

すみれ「1年生にそこまで求めるのは、流石に可哀想なんじゃないの…?」

 

恋「それは……」

「1年生は地区大会に備えて、学園祭は2年生に……ってのが定石かもしれないよな」

かのん「…………だよ、ね…」

 

 

「でも、それはダメだ」

Liellaメンバー「「「「……えっ…」」」」

 

「Liellaはこの8人だ、1人も欠けちゃいけない

昔、母さんが同じような境遇になった事があるけど…Liellaは8人じゃなきゃダメなんだ、1人でも欠けたら……それは、もう」

千砂都「私も賛成……って、言いたいけど……命?」

「さ、さすがにハードすぎたか…?」

 

千砂都「ううん、そうじゃなくて…9人でしょ?命を入れたら♪」

「……えっ…あっ……」

かのん「そうだね、この9人で同じ場所を目指そうよ!

……出来る範囲でいいから、頑張ってやってみない…?」

すみれ「そうね、完璧じゃなくてもいいのよ

大事なのは、この9人でラブライブに出て、学校のみんなの前で歌を披露する……って事よね?」

 

その問いに、命はしっかりと頷いた。

 

きな子「……Liellaは1人も欠けちゃいけない…」

四季「同じ場所を目指す…」

メイ「……っだあぁっ!泣き言は言ってらんねぇな!

…やるぞ、やってやる!!」

 

「……よしっ、決まったな」

夏美「なるほど、これは撮れ高しか無いですの、早速編集に移り…」

すみれ「どうしかしたのかしら、さっきから携帯をこっちに向けて」

夏美「……い、いえっ!何も~っ!」

 

 

─────────────────────

 

 

Liellaメンバーの意思確認も終わった後、メンバーはランニングメニューを開始した。

……とりあえず、夏美も着いてくる、という事になった。

 

 

 

 

……が。

 

 

夏美「か、かひゅーっ……かひゅーっ……!!」

 

すでに赤信号待ちをする夏美は虫の息だった。

きな子「せ、先輩、息切れひとつしてないっす…」

メイ「ス、スタミナバケモンかよ…」

四季「チート…級…」

「苦しかったら俺の後ろに回ってね、風避けになるから」

 

 

夏美「ぐ、ぐぬぬ……っ…と、登録者のため……マニーのために……夏美も、ま、負けてられませんの~っ!!」

 

 

 

…………………………

 

 

【15分後…………】

 

夏美「はぁ……っ……はぁーーーーっ……み、みんな…どうかしてるんじゃない~…っ!?」

 

 

かのん「よしっ、休憩!……って、自動販売機ここら辺無いね…」

千砂都「アソコになるね……遠いなぁ…」

 

「ラストスパートがてらだ、俺行ってくるよ」

そう言うと、一瞬で加速した命は自動販売機までフルダッシュで走る。

 

恋「……ま、全く疲れた様子を見せませんね…」

すみれ「一年以上アイツを見てるけど、本当に人間なのかって疑いたくなるわね」

可可「大丈夫デスよ、何せ曜様の子供デスから!

それに、苦手な事や嫌いな事をよく知ってるかのんが証人デスから」

 

かのん「そ、そりゃ、知ってるけど……っ!!///」

すみれ「例えば?」

かのん「……む、胸好きとか?///」

「余計な事を口走る、なっ」

コツンと冷たい飲み物で頭を小突く命。

 

かのん「あいたっ!///」

「ほら、人数分」

恋「あ、ありがとうございます~っ」

可可「流石マネージャーっ、可可の好みをよく分かってマスっ♪」

千砂都「あれっ、人数分?命のは?」

「俺はかのんから半分貰うから」

かのん「い、いいよぉっ!?!?!//////」

すみれ「……良いのね」

 

 

「ほら、1年生たちも……ゆっくり飲めよ」

きな子「あ、ありがとうございます~……」

メイ「す、すまねぇ…」

四季「ど、同意……」

 

「ほら、お前のも」

夏美「あっ……い、いただくですの……っ」

 

「10分したら休憩終わりな」

その声にメンバー一同が返事をした。

 

夏美「あ、あんなに運動したのに…全然息上がってないんですの…」

きな子「そうなんっすよ~……」

メイ「どんだけ鍛えてんだよ…」

 

すみれ「アンタ達も、命の地獄のメニューをこなしたらこうなるわよ」

そう言うすみれの顔は何か思い出したくない物を思い出したかのように引き攣っていた。

可可「帰りは歩いて帰るので、ご心配ナク!」

 

夏美「よ、ようやく解放されましたの……っ

で、ですが……全てはマニーの為……っ!

マネージャーさーんっ、一言良いですの~?♪」

「……インタビューは聞いてないぞ、夏美」

 

夏美「そう硬い事言わずに~♪

これも全て、Liellaの為ですの♪」

「……だから、お前なぁ…」

 

頭を抱える命を見て、すみれが近づいてきた。

すみれ「これについて、話があるんだけど?」

そう言うと、携帯の画面を見せた。

 

恋「LTube…ですか?」

可可「急に何の話デス?」

すみれ「これ、この前の動画とか確認したけど…結構再生数稼いでるみたいね……''主に命の切り抜き''で」

 

夏美「あ、それはっ、よ、良かったですの~……♪」

すみれ「いきなり核心突くようで悪いんだけど……

アンタ、プロデュースとかなんだとか言いながら、私たちを利用してお金儲けしようとしてるんじゃないの?」

 

可可「何を言い出すかと思ったら、すみれみたいな卑しい考えと一緒にするなデスっ」

千砂都「そうだよ、今日だって~……」

 

四季「実は、私も調べた

このまま行くと、メインや冴木先輩だけの動画とか諸々込みで計算した収益は……」

 

恋「こ、こんなにですかぁっ!?」

可可「知らなかったデス……!」

千砂都「私たちに内緒で……!」

かのん「命くん、カップルチャンネル作ろ!?///」

メイ「やらせねーーーよ!?///」

 

1人……いや、2人くらい熱の入る方向が違う人達が居たが……

一同が夏美の方を見る。

 

夏美「こ、これはですね~……っ」

すみれ「ちゃんと説明してもらえる?

ショービジネス的にはありえない話なのだけど」

夏美「……う~…っ」

 

 

夏美が観念して真意を口にするかと思った…………が、しかし。

 

夏美「あーーーっ!

あそこに伝説のスクールアイドル、穂乃果さんが~っ!」

 

Liella「「「「「えぇっ!?」」」」」

メイ「う、嘘だろーっ!?」

可可「アンビリーバボーデス……っ!!!」

 

 

 

 

 

???「何故か指をさされてますよ、穂乃果」

???「えーっ、なになにっ、もしかしてまだ穂乃果、人気者っ?♪」

???「……ちっ」

???「何で舌打ちぃ~!?」

 

 

「……嘘やろ」

母さんの人脈上、顔はもちろん知ってたし話した事はあるけど

本当に指差したら居るってあんのかよ。

 

「というか、あいつ逃げる為の口実なのに向いたら本当にいるってどんな確率だよ…」

すみれ「あっ、ホントよ!待ちなさーい!」

 

メイ「アタシらは、こっちを!」

可可「デスデス!」

 

すみれ「ちょっ、二手に別れてどーするのよ!!」

かのん「ああっ、夏美ちゃん見失っちゃった!」

 

メイ「じゃあ、こっちが本丸だ!」

可可「デスデ~ス!!」

 

きな子「あ、あの2人……ランニングの時以上に早く走ってないすか…?」

「現金な奴らだ……」

 

 




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