We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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8-1話

夏美「さてさてっ、夏の強化合宿に向けて!ミーティングを始めますの~っ♪

まずは、チームの輪を深めるために、グループ名を決めるんですのっ」

 

きな子「グループ名…っすか?」

夏美「そうですのっ!せっかくLiellaの妹分として4人で始動するのですの!新たなグループ名が必要ですのっ

……例えば~……っ」

 

メイ「全力……シャープ?」

夏美「う、うぁ……」

 

ホワイトボードを急いで消す夏美を見て

きな子を後ろから抱きついていた命が突っ込んだ。

 

「いっその事、シャープの間に点入れない?」

きな子「先輩~、それじゃあ全力丼っすよ~…」

 

夏美「で、ではっ、これはどうですのっ!?」

きな子「キララ……なんか、漫画みたいっすねぇ」

「ジャンプしそうだな」

 

四季「そもそも、私たちはLiellaの妹分じゃない」

夏美「わ、分かってますの~っ

例えですの、た・と・え~っ」

 

「……あのねぇ、この夏の強化合宿は2年生に追いつくための合宿なんだから、グループ名は必要ないでしょ」

きな子「そうっす!優勝を目指すLiellaの力になりたいからっす!」

 

夏美「オフコース、オフコース……分かってま~すの~」

メイ「Liellaの力になれないなら……アタシはスクールアイドルやるつもりは無い……少なくとも、マネージャーの力にはなりてぇ」

四季「全ては冴木先輩と共に」

 

 

夏美「で、出直して来るですの~……っ!!!」

メイ「あっ、おい!」

 

 

 

 

……………………………………。

 

 

 

夏美「ふむ……やはりマネージャーへの信頼は全幅のようですの……

どうやら、付け入る隙はここにありそうですの…

ですが、夏美は諦め──────」

「さ、行くよー」

 

夏美「あっ、ま、待つですの~!!

まだ夏美の身支度は済んでないですの~っ!!」

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

【部室】

 

千砂都「うぃ~~~っす!!!…………って、あれあれ?」

可可「……………………」

恋「……え、と……っ」

 

すみれ「1人、既に気を重くしてる人が……」

かのん「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙~……もうダメだぁ~…おしまいだぁ~…」

 

可可「ココは、幼馴染として…ナントカ……!」

かのん「はうぅ…………」

千砂都「どしたん、話聞こか?」

 

 

………………。

 

かのん「2年生にいけないところが、あったのかな~って」

千砂都「いけないところ?」

 

かのん「せっかく1年生も入って…夏休みは、みんなで賑やかに練習だって思ってたのに……」

千砂都「1年生にも、思うことがあるって事だよ

その考えを命も分かった上での判断って事だよ」

 

かのん「でも…………」

千砂都「1年生達も、一歩を踏み出そうとしてるんだよっ」

可可「ハイッ、その通りデス!」

かのん「み、みんなっ……!」

恋「何も言わずに待つのも、上級生として必要な事ですっ」

すみれ「私たちも、更にレベルアップして命や1年生達の腰をギャラクシーに抜かしてやりましょっ」

 

可可「それに、夏休みが終わレバ…いよいよ地区予選!

その前二、学園祭もあるのデスよっ!」

かのん「そうだね……うんっ!そうだよねっ!」

 

 

 

──────────────────────

 

 

【一方その頃………………】

 

きな子「ようこそっ!きな子の故郷へ!…………っす!」

夏美「なんなんですの…」

メイ「しかし、すげぇ所だな…」

 

きな子「のどかで空気と食べ物が美味しいっすよ~♪

では、早速!きな子の家までランニングっす~!♪」

夏美「待ーーーつですの!……何故、夏美もトレーニングを…」

 

「プロデュースとの交換条件だ……というか、それを飲んで強化合宿についてきたんだろ?」

夏美「そう、です、がぁ……」

四季「戻ら、ない……あのバスのせい……首、が…」

きな子「先輩…眠そうっすね…」

 

「ここ着くまで、寝てないからな…」

メイ「ったく、そういう所は用心深い奴だな…」

「女の子4人を見ないといけないからな」

 

四季「そこが、冴木先輩の良い所」

「……四季、ゴリゴリって首の音がした気が…」

四季「軋んでる」

「そんなレベルじゃない気が…」

 

きな子「ところで、先輩?

交通費はどうなったんすか?」

「立て替えたよ、今回収できるならするけど……」

 

メイ「お前、アタシら安く済ませる為に自分7割くらい負担しただろ」

「はて、なんの事やら」

メイ「……素直じゃない奴だな…まぁ、いい……その、ありがとよ」

四季「逃げられない」

夏美「で、ですの~…うぅ…マニーがぁ…命の次に大切なマニーがぁ…」

 

きな子「さてっ、ひと段落ついたみたいっすから、ランニングするっすよ~!」

先陣を切ろうとしたきな子の横にいた夏美の背後に、四季が迫った。

 

 

四季「科学に犠牲は付き物でーす」

夏美「……はにゃ?」

 

次の瞬間、両太ももと腕と腰に謎のベルトを付けられる夏美。

夏美「…な、何ですの、これ……っ!?」

四季「It's a ランニング、マッシーン…イェア…」

 

そう言うと、不敵な笑みとともに四季がスマホを操作した。

起動音と共に、体が強制的に動き始める夏美。

 

夏美「あ、あーーーーーんまりーーーでーーーすわーーー!」

四季「きな子ちゃんの家、どっち?」

きな子「真反対っす」

メイ「真反対かよ!って……アイツが走る先…池じゃねーか!」

 

四季「Rebirth……Rebirth……???」

明らかに目が点になって、スマホを何度も触る四季。

 

「……お、おい、四季?」

四季「……壊れた」

メイ「はぁっ!?」

きな子「ど、どうするんっすか!?」

「えぇい、ままよ!!」

 

追いつけないと思いつつも、急いで後を追い走り出す命。

「腕を掴んで捕まえても止まりそうにないな……っ…くそっ…!」

夏美「た、助けてですの~……っ!!」

「こうなったら……!!」

あと一歩で池に落下する夏美を、すんでのところで捕まえた命。

 

 

「はーっ、はーっ…………!!」

夏美「か、感謝しますの……っ///

……ですが、なぜお姫様抱っこなんですの……?」

「こうでもしないと、止まらないだろ…」

四季「あ、治った」

メイ「んなご都合展開っ!」

きな子「良いなっす~…」

 

 

──────────────────────

 

 

【きな子の実家】

 

きな子「クロミツ~っ!♪」

家に着くと、きな子はペットの子ヤギと戯れていた。

 

「ね、寝不足の体にこれはキツイって…」

四季「ごめんなさい、改良を進める」

「いや、使わないって方向性で頼む…」

四季の膝枕で横になっている命が苦笑いを浮かべる。

 

メイ「そんなんで、この後の練習……ちゃんと見れんのかよ?」

その横に座り込むメイがおでこを突っついた。

きな子「クロミツがこの少年は化け物だから大丈夫って言ってるっす♪」

 

メイ「分かんのかよ…」

夏美「化け物……ですの?」

四季「確かに、同年代の男子生徒に比べて…身体能力の顕著さを記録している」

「……お前また俺を勝手に実験台にしただろ」

四季「記録は常にアップロードを…」

「それっぽく言うな」

 

 

──────────────────────

 

 

【冴木家】

 

悠「ただいま~」

曜「あっ、おかえり!♪出張お疲れ様っ♪」

 

悠「いや~、大変だった……けど面白い経験出来たよ」

曜「ミュージカル……やっぱり、スクールアイドルとは違った雰囲気があったの?」

 

悠「んー、スクールアイドルだけど、スクールアイドルじゃない……って言うか……新鮮だったって言うか」

曜「ラブライブを目指すんじゃなくて、あくまで劇をしたいスクールアイドルが集まる……確かに、新鮮かもねっ」

 

悠「……ところで、命は?かのんちゃんのところ?」

曜「……あー、それが~…」

 

 

 

 

……………………。

 

 

 

悠「えぇっ、北海道ぉ!?」

曜「1年生の付き添いでって事で……」

 

悠「相変わらず、ぶっ飛んだことするなぁ…」

曜「親子似るんだねぇ…悠くんの場合は、旅行で行っていいよって言われてだけど」

 

悠「北海道……かぁ」

曜「あ、今同じこと考えてたかも」

悠「やっぱり?久しぶりに電話でもしてみるか」

曜「何だったら、サプライズしちゃう?♪」

 

悠「命のこと、分かるかな?」

曜「多分、幼少期の命にメロメロだったの、Aqoursのメンバーよりもあの人だったし……絶対覚えてるよ」

悠「そう言えば、命が小学校入学の時のランドセル…あの人がくれたんだっけ」

 

 

曜「''これだけは、譲れませんっ!''って、自分のイメージカラーだったスカイブルー色のランドセル探して…」

悠「背負った写真送ったら泣いてたよな……あの人」

曜「割とイメージ崩壊起きてたよね」




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