We are The Super STAR!** 作:A×K(アツシくん)
夏美が入って行った地区大会ライブの結果待ちをしているとある日…。
きな子「先輩っ、おはようございますっすー!♪」
「おはよう、きな子ちゃん」
夏美「ふむふむ、動画再生回数は…」
「夏美ー、ながらスマホはダメだぞ」
メイ「おっす」
「セカンド・メイもおはよう」
メイ「……だーからよぉ…」
四季「…………」
「四季?」
何か物思いに考える四季。
カバンから何かを取り出した。
四季「差し入れです」
千砂都「何これ?お菓子?」
瓶に入った色とりどりのキャンディのようなお菓子が入っていた。
四季「百性キャンディです」
「なんて?」
千砂都「あははっ、百味ビーンズみたいな名前だね!」
四季「似たようなもの」
恋「……と、言いますと…?」
四季「色によって、食べた人の性格が変わるから百性キャンディ」
「いや、劇薬過ぎない!?」
メイ「ホント変なものばっかり作るよな」
四季「そんなこと言うメイに」
1つキャンディを取り出して、ポイッとメイの口に投げる四季。
メイ「んぐっ!?」
かのん「き、黄色いキャンディだったけど…」
すみれ「これって、インスパイアした物みたいに説明書とかないの?
何色が何~とか」
四季「ある」
すみれ「出してみなさいよ」
四季「捨てた」
すみれ「いや、なんでぇっ!?」
四季「ワイルドだろう」
すみれ「古い!」
きな子「だ、大丈夫っすか、メイちゃん……!?」
四季「効果は30分」
可可「地味に長いデス……」
メイ「……………………」
「お、おーい…セカンド・メイ…?」
メイ「……何、兄さん?」
「ぶはぁっ!!?!?!?」
きな子「それは、きな子のポジションっすよ!?」
千砂都(ポジションなんだ……)
四季「どうやら、妹属性のキャンディみたい、可愛いから良し」
「良しでは、ない気が…」
メイ「兄さん、うるさい」
「なんでそんなこと言いつつ腕に抱きついてんだよ…」
メイ「兄さん、妹キャラが最強なんだよ」
「知らんがな…」
きな子「き、きな子も黄色いキャンディを……!!」
四季「同じ色は無い」
きな子「そんな殺生なっす!?」
四季「次、行く人ー」
すみれ「アンタ、なんでそんなノリノリなのよ…」
四季「ブイブイ」
千砂都「じゃあ、30分だけだし、ちーちゃんも行こー♪
うーん、この紫色のにしよ!」
かのん「ちょ、ちょっ!大丈夫なの、ちーちゃん!?」
焦るかのんを、よそ目に千砂都が口にキャンディを運ぶ。
千砂都「……うーん?」
恋「は、外れでしょうか…?」
千砂都「だね~♪」
いつも通りニコニコした千砂都を見て、みんな安堵していた。
………………が。
千砂都「あれあれ、命?お隣の子、誰かな?」
「えっ……?」
千砂都「誰かな?」
「だ、誰って、お前……っ」
千砂都「誰かなって聞いてんだけど」
見下すような目で命を睨む千砂都。
よく見れば、目に光がないような気もした。
千砂都「おっかしいなぁ~、命の横はちーちゃん以外って認めてないんだけどなぁ?」
「ち、千砂都?何言ってんの…」
千砂都「あんまりそういう事してたら…腕、切っちゃおうかな?♪」
「ひ、ひいぃっ……!」
四季「ヤン、デレ……っ」
夏美「撮れ高しかないんですの」
かのん「わ、私怖いから無理無理!すみれちゃん、お願い!」
すみれ「人を実験台にするなっ!」
恋「で、では、公平にじゃんけんに!!」
きな子「なんで食べる前提なんっすかぁ~!」
可可「ジャーンケーーーンっ!」
開戦を告げる声に一足遅れて、各々が手を出した。
四季「すみれ先輩、1人負け…」
すみれ「な、なんでぇっ!?」
可可「ここぞの弱さ、さすがグソクムシデス」
すみれ「……うぅ、30分よ…30分過ぎれば…!」
観念したのか、すみれが瓶の中を物色する。
すみれ「どうせ30分だし…何色でも一緒よ…いただきます」
赤いキャンディを食べたすみれ…その様子は。
「……すみれ?」
すみれ「ひぃいぃっ!ごめんなさいごめんなさい!」
一瞬で立ち上がり何度も頭を下げるすみれ。
「……えっと…」
メイ「兄さん、それよりもこっち」
千砂都「命の隣を独り占めする不届き者は……ぶつぶつ…」
「うん、2人は一旦落ち着こうな」
すみれ「ごっ、ごごごご…ごめんなさい!お金ですかっ!?」
「いや、すみれらしくないよ!」
すみれ「ひぃっ!ごめんなさいぃぃっ!!」
かのん「……何か、新鮮だね…」
きな子「かのん先輩、慣れてきたっすね」
夏美「ぐっふふ…撮れ高…次回の動画のネタ……!」
可可「こっちはこっちで揺るがねーデス……」
四季「……なるほど、次回作も期待大、と…」
恋「……ほ、程々にお願いしますよ…?」
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【30分後……】
メイ「……ひ、酷い目にあった…///」
すみれ「本当よ…」
千砂都「まさか命の首を噛むなんて…」
夏美「あっ、証拠動画見ますの?♪」
メイ「今すぐ消せぇ!///」
すみれ「流すなー!///」
「……えっと、かのん…何で今抱きつくの?」
かのん「……予防線…///」
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