We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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薮のんをすこれ。


9-2話

かのん「恋ちゃん……また上の空だったね」

千砂都「命も手詰まりって感じだったし……うーん、どうしたものかねぇ」

 

すみれ「……オーバーワーク気味、なのかしらね」

可可「由々しき事態デス…!」

 

きな子「確かに、生徒会とスクールアイドルの掛け持ち……かなり大変だと思うっす」

メイ「生徒会長……スクールアイドル……うっ、頭が…!」

四季「痛み止め、飲む?」

メイ「そうじゃねーよっ!」

 

夏美「で、どうするんですの?」

かのん「……うーん……」

 

 

────────────────

 

【理事長室】

 

理事長「……なるほどねぇ」

かのん「何か、心当たりありませんか?」

理事長「心当たり……に、なるかは分からないけど…

そろそろ書記や会計を入れて、ちゃんと生徒会を成立させなきゃと思って本人も言ったんだけどね~…

あの子、まだ生徒も少ないからってずっと1人で頑張りますって…」

 

 

かのん(1人で……か…)

恋「かのんさ~んっ!」

かのん「あっ、恋ちゃん!」

恋「すいませんっ、気づいたらこんな時間で……!」

かのん「ううんっ、それより…恋ちゃん、忙しそうだね…」

恋「いえっ!周回なので、元気へっちゃらです!」

かのん「……周回???」

 

恋「あっ、そ、そういえば……ラブライブ、発表されたんですよねっ!?」

かのん「う、うん……だから、曲作りを始めたいなって」

恋「任せてくださいっ!ものすごい曲を作ってみせますから!」

かのん(疲れてるだろうけど……この様子なら、大丈夫そう……かな?)

 

 

──────────────────────

 

 

メイ「恋先輩、曲作りに入ったらしいな」

夏美「大丈夫なんですの?」

 

四季「かのん先輩、何度も聞いたって」

きな子「心配ご無用との事っす」

メイ「マネージャーと言い、責任が強いなー……あ、いけね」

四季「?」

 

メイ「教室にノート忘れちまった…先行っててくれないか?」

 

 

──────────────────────

 

メイ「危ねぇ危ねぇ…」

ノートを片手に再び戻ろうとするメイ。

すると、ピアノの音が廊下に流れ始めた。

 

メイ「ピアノ……恋先輩か?

少し、様子見に行ってみるか…」

 

恋「やっぱりこのラスボスのBGMは気分が上がりますね~…♪

あっ、そうだ……アレンジを加えて…!」

メイ「恋先輩……作曲してる、んだよな……?

どうみてもラブライブっぽい曲じゃないけど……」

 

恋「いっその事、メドレーにして夏美さんに動画を上げてもらって…!!」

メイ「曲作り、大丈夫か?」

恋「はい、コンセプトは紅蓮の剣姫~フレイムソード・プリンセス~

何ですが、これがまた名作でして……」

 

早口で内容を語る恋……しかし、ふと我に返り…メイの方をゆっくりと振り返る。

 

恋「メ、メメメメメメ、めっちゃんっ……!?」

メイ「…………お、おう…???///」

恋「お願いします!誰にも言わないで下さい……っ!!

この事は、誰にも……っ!!」

メイ「な、何の事だよ……っ?!」

恋「そ、そうだ……っ!

メイさん、スクールアイドルが好きなんですよね……!?

分かりました、今すぐAqoursの曜さんに連絡を入れて…!」

 

メイ「いや、だから……っ!!」

恋「衣装も着させて貰えるように、土下座して……っ!」

メイ「だからっ……!!」

恋「ち、違うと言うのですか~っ!!

……はっ、わ、分かりました…カルボナーラパンですね

購買部にある数、全て買い占めてきます」

メイ「ま、待て待て待て!!……一体、何があったんだよ…?」

恋「…………………………」

 

 

────────────────────────

 

【葉月家】

 

メイ「な、なんだこれ……っ!?」

恋「まさか、こんな事になって、こんなにハマってしまうとは…」

メイ「ハマると言うより……最早マニアだな……」

恋「も、元はと言えば……っ!!」

 

 

サヤ【……ゲーム、ですか?】

恋【はい、以前…命さんから教えてもらってから……その、凄く楽しくて…】

 

サヤ【良いと思います!時には羽を休めて、趣味に興じるのも良いと思いますよ

それに、何かに熱中できるのはとても素敵な事ですっ】

恋【あ、ありがとうございます……!】

 

 

恋「……そ、それで…少しと思ってやってましたら……」

メイ「……ずっとやってしまってた……と」

恋「そ、そんなっ!たった10時間ですよ!?」

メイ「たったってレベルじゃねーよ!それ!!」

恋「し、しかし……そんな最中に…」

 

サヤ【恋様、こちらのゲーム機…お父様からです】

恋【こ、これ……全てですか……っ!?】

サヤ【今まで、苦労させてしまったお詫びに、ご興味がおありなら……と】

恋【まぁ~……っ!♪】

 

メイ「だからって、こんなたくさん……しかもゲーム用の椅子とかまで…」

恋「どうやら、ゲーム会社の人とお知り合いだったそうで…」

メイ「……ったく、マネージャーが聞いたらどうするんだよ」

恋「そ、それは困ります!!色々と!」

メイ「ゲームねぇ……アタシもそんなにやり込んだことはねーけど…」

恋「是非やってみてください!どれも名作なので……っ!♪」

 

 

【30分後……】

 

メイ「お、おおおっ!こ、これすげぇな……っ!」

恋「はいっ!とっても面白いんですよ!♪」

メイ「だなっ!…………って!ちげーよ!アタシまでのめり込んでどうするんだよっ!」

恋「ですが、こんな事ばかりしてて……結果、私は…」

メイ「……寝不足って訳か…」

 

恋「……あの…」

メイ「……?」

恋「この部屋の鍵……預かってもらいませんか?」

メイ「……は、はぁ?」

恋「ゲームが無ければ……作曲に集中出来るので…!

終わるまでの間だけで良いんです!お願いします!」

メイ「アタシが……っ?

かのん先輩とかの方が良いんじゃねーのか?」

 

恋「ダメです、命さん含め…かのんさん達に知られたら…!」

 

 

 

 

命【ゲームは1日1時間だゴラァ!】

かのん【生徒会長がゲームに夢中……ねぇ?】

きな子【勝てないっす……もうおしまいっす……!】

 

可可【ラブライブで勝てる訳無いデス…!】

すみれ【がっかりだわ……!】

 

四季【台パンマシーン開発…】

夏美【ネットに公表してやるですの…】

 

千砂都【あはは、そっかそっか~

まる!…………っんじゃ、ないっ!】

かのん【恋ちゃん………………嫌いっ】

 

 

 

 

恋「ああぁ……この世の終わりです、ただでさえ禁断の世界で擦られ続けてLiellaの中での立場が危ういというのに……」

メイ「禁断の世界って何だよ…」

 

恋「ともかく!お願いします!

ゲームさえ、視界に入らなければ……!!

今までの私に戻れるのです!」

メイ「……分かったよ…んじゃ、鍵を……あれ?」

 

恋「ゲリライベントだけ!この1時間だけ…!」

メイ「……お前なぁ…」

恋「お、お前っ……!?!!?!?」




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