We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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9-3話

【部室】

 

メイ「……ったく、なんでアタシがこんなことを…」

手の上で、ポンポンとカギを跳ねさせるメイ。

 

メイ「困ったことになっちまったな~……うぅーん…」

「困り事か?」

メイ「うわああぁっ!?///」

「……何かあったのか?」

メイ「な、なんでもないっ!!(コイツにだけはバレたら不味い……!)」

 

「さて、恋から話を聞くか…」

メイ「あ、あーーー……っ!

……その事なんだけど、さ?なんか大丈夫っぽそうだぞ?」

「えっ、そうなのか?」

メイ「き、昨日話したけど、元気そうだったし……アタシらの勘違いだと思うぞ!」

 

きな子「こんにちはっす~っ♪」

四季「……メイ、何をしまったの?」

メイ「な、何をって……何の事……だっ……???」

四季「…………(じーっ」

きな子「ほらほら、練習行くっすよ~」

四季「……分かった」

メイ「…………………………ほっ」

 

 

──────────────────────

 

 

【廊下】

 

かのん「……生徒会かぁ……」

千砂都「恋ちゃんの事?」

 

かのん「ちーちゃんっ…………うん、1年生が入ってから…生徒会の仕事……絶対に多くなってると思うんだ…」

千砂都「今年は他に立候補者が居ないから…恋ちゃんのままだし…私たちに手伝える事があればいいんだけど…」

 

かのん「ちーちゃんは部長、頑張ってるじゃない」

千砂都「……気になるの?」

かのん「去年は……なんだかんだ言って…立候補しなかったし…

何か、力になれないかなって…」

千砂都「じゃあ、やってみたら?」

かのん「私なんて……あっ────────」

千砂都「私も、部長にチャレンジしたよ

そして、命もマネージャーにチャレンジした……

飛び込んでみるだけ、無駄だとは思わないよ?……まぁ、命も同じこと言いそうだな~♪」

かのん「………………………………」

 

 

────────────────────────

 

【中庭】

 

夏美「い、居ました……っ!」

すみれ「メイと……ジャリボーイ…意外な組み合わせね…」

きな子「四季ちゃん、本当にメイちゃんに何か裏があるんすか?」

夏美「あ、あれは……ですの……っ!」

 

 

メイ「……悪い、やっぱり隠せねぇ……相談しても、いいか?」

「……中庭で相談事ね…いいよ、なんでも話してみ?」

メイ「悪いな……助かる…」

 

すみれ「……話…を、してるみたいね」

夏美「密会……ですの……っ!?」

可可「心ナシか、メーメーの顔が赤い気がしマス……!」

きな子「先輩……まさか……っ!?」

 

 

「……なるほどな、そんな事が……って、電話の内容とその相談事を聞けば納得は行くけどな…」

メイ「……悪ぃ、気の利いた事恋先輩に言えなくてよ…」

「その件は任せてくれるか?……あっ、心配しなくても強く問い詰めたりとかしないよ」

メイ「……じゃあ、これも……預かってもらえるか?」

そう言うと、命の手に握り、グッとカギを包み込むメイ。

「恋のやつ、俺が持ってるって思ったら驚くだろうな」

メイ「恩に着るよ」

 

夏美「て、手を握ってますの……っ!!」

きな子「メイちゃんの目も……安堵の表情って感じっす……!」

四季「……浮気」

 

すみれ&可可「あがっ……………………!!!?!?!!?!」

四季「……………………浮・気」

 

 

 

 

……………………………………

 

【部室】

 

「「「「うわぁあぁああああぁあっ!!!?!!!????!」」」」

 

可可「ど、どうしまショウ~っ!!?!?!?」

すみれ「決まってるじゃない!!

ショービジネス的にこういうのは泥沼のスキャンダルよ!

何としてでも、かのんに見つかる前に、命に説教をして…!!」

 

夏美「いえ、むしろここは逆手にとって…炎上狙いで告発を……!」

すみれ「火に油を注いでどーーするのよーー!!!」

 

メイ「……揃いも揃って、何を話してんだ?」

きな子「ひぃいいぃっ~!!!」

 

「……?どうしたんだ?」

可可「な、何で~もないデ~スよ~……」

「…………はぁ???」

可可「い、いえ!やっぱりお話ガ!……と、特に…不届き者のメーさっ─────」

すみれ「おバカっ!」

 

 

可可(何で叩くんデスかっ!)

すみれ(いきなり核心に触れようとしないの!順序ってものがあるでしょ、順序ってものが!)

 

「……何か、いつも以上に賑やかだな…」

四季「メイ」

メイ「……な、なんだよ?」

四季「好きなら好きって、はっきり言って」

メイ「は、はぁっ!?///」

 

夏美「火の玉ストレートでーーすのーーっ!?!」

きな子「どーするんすか~っ!?」

 

千砂都「うぃーーっす!」

かのん「遅れてごめんね~っ」

 

すみれ「ぎぃやぁあああああっ!!泥沼ぁ~!!!!!」

きな子「ひ、昼ドラっす!この展開は!」

夏美「ヤグる ツイート……と……」

可可「呑気な事言ってる場合デスか~っ!!!」

 

かのん「……どうしたの?」

「……さぁ」

 

 

────────────────────────

 

メイ「浮気だぁっ!?!?!?///」

かのん「め、命くんっ!!?!?//////」

 

千砂都「……やっちゃったねぇ、命…」

夏美「禁断の世界はパソコンの画面中で充分ですの…」

四季「正直に言って」

 

メイ「ど、どうしてそういう結論に至ってるんだよ!?///」

かのん「命くん、嘘って言ってよぉ、命くん~……っ!//////」

「泣くなかのん、盛大に勘違いされてるだけだから」

 

きな子「でも、裏庭で秘密の会話をしてたっす!」

すみれ「手を握って……っ」

可可「熱い視線デ……!」

夏美「抱きしめ合って……!」

メイ「捏造すんなっ!」

 

千砂都「やはり、禁断の世界っ!!恋ちゃん呼ばなくっちゃ!!」

四季「じゃあ、何の話をしていたの」

メイ「そ、それ……はっ……!!」

 

可可「言い逃れ出来まセンよ……!」

すみれ「何か緊張してきたわね……っ!」

 

メイ「れ、恋先輩の相談事…」

四季「……何で関係の無い恋先輩が出てくるの」

メイ「ちょっと、した……」

四季「ちょっとした?」

メイ「…………んぐ……っ」

四季「言えないことなんだ」

メイ「そういう訳じゃないけど…」

 

 

四季「言わなかったら、感度5000倍になる薬を飲ます」

メイ「や・め・ろ!」

四季「……………………」

メイ「……四季…」

 

「……まぁ、そろそろ頃合だろ、打ち明けようぜ」

メイ「……分かったよ……ったく……」

かのん「……命……くん……っ???」

 




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よろしくお願いしま……すみれっ。

すみれ「えぁっ????」
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