We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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なんだかんだ書いてきたLiellaも100話目を迎えました。

3作続けて読んでくれてる人。
Liellaから入った人……色んな人いると思いますが、これだけ言わせて下さい
本当にありがとうございます。
まだまだ頑張ります。


100話!特別回!

かのん「うぅ~ん……」

 

Liellaのメンバーが部室に入ると…かのんが難しい顔して腕を組んでいた。

 

すみれ「お疲れ……って、なんて顔してんのよ」

かのん「あっ、すみれちゃん……うん、ちょっとね~…」

 

他のメンバーが来た事に気付いたかのんが見ていた雑誌を片付け始めた。

 

千砂都「雑誌?珍しいね?」

かのん「うぅーん……まぁ、そうかな?」

 

きな子「何か悩み事があるならいくらでも聞くっすよ!」

かのん「悩み事……うーん……悩み事、なのかなぁ…?」

可可「かのんにしてハ、歯切れが悪いデスね」

 

メイ「ライブの事か?」

かのん「ううん、個人的な事」

恋「差し支えなければ、教えて欲しいのですが……」

 

かのん「……プレゼント」

夏美「???」

 

かのん「命くんへの、プレゼント」

四季「……冴木先輩への?」

千砂都「……あー、そう言えばもうそろそろだねぇ」

メイ「それは分かったけどよ…何で悩むんだ?

幼馴染なら簡単に決まりそうな気もするけど」

 

かのん「……逆だよ、めっちゃん」

メイ「……んぇ?」

 

かのん「もうたくさんあげすぎて、候補が無くなっちゃったんだよ~っ!!」

わなわな震えて頭を抱えるかのん。

それを見て苦笑いする千砂都。

 

千砂都「あっはは…5歳の時から毎年あげてるからね…」

すみれ「じゃあ、本人から直接聞いたら良いじゃないの

何か欲しいものある?って」

かのん「相手をよく見なよ、すみれちゃん……あの命くんだよ…」

 

 

命【……なんでもいいかな……うん、なんでもいいよ?】

 

 

可可「…確かに言いそうデスね…」

かのん「雑誌とか見て参考にしようと思ったけど…難しいな~…

あと2週間しかないよ……」

 

 

きな子「………………………」

 

 

 

────────────────────────

 

【次の日】

 

きな子「きな子達も先輩に何かプレゼントを送ろうっす!」

メイ「唐突だな……」

 

きな子「昨日、千砂都先輩に聞いたっす

かのん先輩以外にも千砂都先輩やすみれ先輩もプレゼントをあげる予定だって」

夏美「まぁ、日頃の感謝の気持ちを込めてアリだと思うんですの」

四季「ん、賛成」

 

メイ「……って言っても、なんか候補あるのか?

かのん先輩ですらあんなに頭悩ませてたのに…」

 

きな子「ふっふっふ~…きな子は既に手を打ってあるっすよ♪」

夏美「一体、何を用意したんですの?」

きな子「それは当日のお楽しみっす

1年生4人で大きなプレゼント用の袋に入れて先輩にあげるっす!」

 

メイ「やれやれ、もう完全にやる気だな」

四季「じゃあ、メイと一緒に選ぶ」

夏美「夏美もCEOの力を駆使してプレゼントを選ぶんですの~っ♪」

 

きな子「あぁっ、でも!被ったらいけないっすから

決まったら教えて欲しいっすよ~!きな子のも教えるっすから~!」

 

 

 

──────────────────────

 

 

【すみれの部屋】

 

すみれ「プレゼント、ねぇ……」

男の子にプレゼントをあげる……なんて、今までしたこと無かったし……こうもあげると決まったら…困っちゃうわね。

 

すみれ「可可に相談しようかしら……でも、からかわれそうね…」

 

すみれ「あっ……これ…」

携帯で何かないかと調べていると、ある物が目に止まった。

 

すみれ「……もう、しょ~がないわね~…♪」

とは口で言うものの……どこか嬉しそうなすみれだった。

 

 

 

 

 

【千砂都の部屋】

 

千砂都「ふっふっふ……遂にこれをプレゼントする日が来るとは……これで命もまんまるの会に入会だね……っ!」

 

誇らしげに腕を組んで何度も頷く千砂都。

 

千砂都「……でも、出来ることなら…最初に使う時は2人きりの時が良い……かなぁ……///」

 

1人で頭の中で妄想し…撃沈する千砂都だった。

 

 

────────────────────────

 

 

【そんなこんなで2週間後】

 

 

「……なんか皆…よそよそしくない?」

かのん「そ、そーかなーっ!?///」

すみれ「か、勘違いも甚だしいわね~っ!?///」

 

恋「皆さん…」

可可「演技がとんでもなく下手くそデス…」

 

千砂都「もー、そんな事しなくても命に気づかれてると思うよ?

って事で、はい!誕生日プレゼント~っ♪」

かのん「あぁっ、ちーちゃん!」

 

「あ、ありがとう……って、なんか大きいな…」

千砂都「開けてみて~♪」

「開ける…け……ど…ってこれ……」

千砂都「たこ焼き器!これで今度たこ焼きパーティーしよ~♪」

「良いけど…たこ焼きをおかずにご飯は食べれないからね…」

千砂都「なんだと~っ!?」

 

 

すみれ「……なんか、拍子抜けするくらいスムーズに渡したわね…」

かのん「こういう時のちーちゃん、ホント羨ましいって思うよ…」

 

すみれ「……って事で、調子狂っちゃったけど…はい、私からもプレゼントをあげるわ、光栄に思いなさい?」

「す、すみれからも?……中身は…服!」

 

すみれ「アンタ、何着ても似合うけどもう少しファッションセンスくらいは磨きなさい?」

かのん(あれっ、しれっとすみれちゃん命くんのこと口説いた!?///)

 

可可「可可はコチラを~っ♪」

「猫のぬいぐるみ…」

可可「手作りデスよ~♪」

「うっそだろ!?めちゃくちゃクオリティ高いじゃん!」

可可「あっ、中に変な物と入ってまセンからね?

世の中には自分の髪の毛や爪を入れる人が居るとネットで見まシタし」

「それは~……うん、怖い……ね~…」

 

 

恋「え、えっと…私は、これです!」

「手帳?……って、凄いヴィンテージ感がするけど…」

恋「お父様のお気に入りメーカーの物ですっ

相談した時、男性に送るって言ったら…物凄く食いつかれてしまいましたが……」

「それで、何て答えたの?」

 

恋「……命さんに…手篭め…にされた…と…///」

「………………えっ?????」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きな子「す、すいません~!お、遅れたっす~っ!!!」

メイ「ったく!何で用意するのが今日なんだよ!」

四季「必要な材料が、たくさん……致し方無し」

 

夏美「な、何やら既に……渡してる人も居るみたいですの」

きな子「せ、先輩!これきな子達1年生からっす!」

 

「4人も用意してくれたの!?」

 

メイ「ま、まぁ……誰かの誕生日を祝うくらい……当然、だろ…?」

四季「冴木先輩に何が似合うのか考えてるメイ、可愛かった」

メイ「っせ!///」

 

きな子「きな子からは香水っす!シティーボーイなら持ってて当然っすから!」

「偏見だと思うけど……香水かぁ……さすがにまだ早くない?」

きな子「いえいえっ!どうせなら練習中にも付けて欲しいくらいっす!」

「きな子ちゃんがそう言うなら付けるけど……こっちは?」

 

四季「化粧水……自作」

「自作……………………じ、自作!?!?!?!?」

メイ「だからあんなに時間かかってたのかよ…」

四季「因みに1週間使い切りタイプ

使い切ったら来週渡す…と、言うのを繰り返す3ヶ月コース」

「なんか通販みたいになってるし……」

 

夏美「夏美からはお揃いのオニナッツスマホケースですの~っ♪」

「スマホケースかぁ……確かに何も付けてなかったしなぁ」

夏美「是非今付けて欲しいんですのっ!♪」

「……こうか?」

夏美「エモエモですの~♪

早速、おそろっちとSNSに投稿するんですの~♪」

「……何か、寒気が…」

 

 

「……って事は、最後に残ったこれがメイからか」

メイ「…………///」

 

「……お~…ん?……これは…」

メイ「す、スニーカーだよ……っ!///

野球はしなくなっても、運動はするんだし……って、あんまり説明させんな、恥ずかしい……///」

 

「赤にしたってことは……ちょっと意識してる?」

メイ「お、お前の好きな色分かんなかっただけだし!///

たまたまだからな!///」

 

 

かのん「……うぅ、まさか最後になるなんて……///」

すみれ「縮こまってないで、早く渡しなさいよ」

かのん「……うえぇ……///」

すみれ「何よ、被り?」

かのん「……あ、いや……その……///」

 

可可「レッツゴーデース!♪」

かのん「うわぁぁっ!?///

……あっ、えっと……命、くん……その……お、お誕生日…おめでとうっ!///

これっ、私からのプレゼント……!!///」

 

「これは……」

かのん「ヘッドホン……だよ…///」

「しかも、これ……俺が高校に入る前にあげたやつと同じ…」

 

かのん「……命くんも、今は音楽に携わる事多くなったし……

その、どうせ付けるなら……同じのが、いいのかな……って……///

よ、曜さんに聞いたらお揃いの物の方が良いよねってなったから…!///」

「かのん……」

 

かのん「……それと、もう1つ……///」

「ま、まだあるの…?」

かのん「……私……///」

「……え?」

かのん「プレゼント……私……///」

「か、かのん……?」

 

かのん「な、なーんて!!うそうそ!///

あ、あぁ~!なんか恥ずかしいな~っ!?///」

千砂都「まさかこんな典型的なセリフを言うなんてね…」

すみれ「幼馴染の為せる技なのかしらね…」

 

きな子「そ、それならきな子も……っ!!///」

メイ「抵抗すんなっ!」

 

「ありがとうね、みんな……お返し、考えとかないとな~」

Liellaメンバー「「「「命(くん・先輩)からならなんでも良い」」」」

「……えぇ……?」

 

 

 

────────────────────────

 

【翌週】

 

 

かのん「あっ、きたきた!命くーん!」

「10人でお出かけ……なんか初めてだな」

 

メイ「マネージャー、両手に花どころか全身に花で浮かれてるな~?♪」

「……そりゃあ、ねぇ…?

周りからの視線が痛いけど」

 

すみれ「ところであんた……その格好…」

「えっ?……あぁ、スニーカーに服……後は、ヘッドホン…

ジャケットの内ポケットには手帳…

朝家出る時に化粧水と香水…スマホケース…

カバンのキーホルダーに猫のぬいぐるみ…何かあった?」

 

Liella((((((こういう所なんだよ……///)))))

 

千砂都「なんかたこ焼き器あげたの、失敗だったかなぁ…」

「もちろん、お出かけの最後はたこ焼きパーティー……だよ?」

千砂都「……ひゃい……っ///」




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