とある科学の携帯玉獣   作:古明地こいしさん

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飴と鞭

「黒子、大丈夫なの?」

 

珍しく美琴が黒子の事を心配している。まぁあんな戦いでやられたのだから心配もするか。俺はこの後が怖いです

 

『お姉様が心配を!えぇ!今すぐにでもお姉様の下に』

 

ホントに来そうだから恐ろしい

 

「心配するのは当たり前でしょ?同じ部屋のパートナーだし、あと一応後輩なんだから」

 

あ、今のセリフは黒子撃沈したな。ツーツーと音がここからでも聞こえる

 

「黒子?黒子〜?切っちゃった。さて、ピカチュウに関しては説明したけど、躾は大事よね?」

 

怒られる!

 

「黒子を助けてくれたことには感謝するわ、けどそれはそれ、これはこれ、どうして出ていったか説明してもらうわよ」

 

俺は全力でダッシュし飛んでパソコンのある場所に行く。そこに電流を流し込んで涙子が起こしてた出来事を見せ、俺なりの言葉を出す

 

「ピカ、ピピカ、ピカピピッカーカ。ピカピピィ?」

 

「なるほどね、この映像見て佐天さん助けに...いい事だけど同時に危なくて悪いことでもあるのよ?」

 

伝わるのも伝わるので今おかしいと思ったけど

さすがに怒られますよね、今後は

 

「でもアタシは責めないわ。なんなら褒めてあげる。友達のために出る喧嘩、アタシみたいじゃない。これからもアタシと一緒に来てくれる?」

 

嬉しかった。自分行動が肯定されたからじゃなく、共に行動しようと言ってくれたから

 

「ピッ!」

 

ピカチュウの、小さな拳を出す。そしてお互い微弱な電流を流すとニコッと笑う

 

「さて、このレベルアッパーとやらの出処は初春さんが調べてくれてるから、アタシは敵の相手ね。こんな事をするんだもの、相当強いはず...ピカチュウも来てくれる?」

 

「ピッ!」

 

「そっ、じゃあお風呂入ろっか」

 

お風呂場で汚れた姿を流してもらう、湯船に浸かりのんびりとできる。例え嫌な事があって電撃を流しても彼女は平気で受け流すだろう

サトシとは違う耐え方をする

こんな感じだろう、電撃流さないと言いながら頭をぽんと叩きそう

このまま寝ちゃいそうで大変だ。それだけ学園都市広いし...

 

 

美琴side

 

「あらら、寝ちゃった。拭いたらベッドに寝かせてあげますか」

 

ピカチュウがいないと佐天さんや黒子がどうなっていたか、佐天さんはきっとレベルアッパーを使ってただろうし黒子は勝てたかどうか

能力にも相性があるから問題だ

 

ピカチュウにはその能力を跳ね除ける様々な力がある。鋼化、瞬間移動のような高速移動、電撃のバリエーション豊富な攻撃

物理法則は恐らく高速移動することでそこにいると見えるようにする影分身

どれも強いし人間が持てば多才能力になる

そんな子が、いい子で良かった

 

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