バスタード・ソードマン   作:ジェームズ・リッチマン

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謎系魔物の解体作業

 

 サリーからオーユンリの撤去作業を手伝わないかと言われ、オーケーを出した翌日。

 別に何かと闘うわけでも野営するわけでもないので適当な装備を整えつつ、東門の馬車駅へと向かった。

 

「ああ、モングレルさんが来たんですね。良かったー、腕力ある人がいると心強いですよほんと」

「手伝ってくれるギルドマンってモングレルさんのことだったんだ。ちーっす」

「おー、クロバルにバレンシアもいるのか」

 

 待ち合わせ場所にはアクセサリーをジャラジャラと身にまとったチャラっぽい青年クロバルと、地味なローブにもっさりした目隠れ髪の女バレンシアの姿もあった。

 ただの解体作業だって聞いてるけど、こんなに魔法使いが必要なんだろうか。

 

「やあモングレル。とりあえず馬車に乗ろうか。出発の準備は整っているらしいからね」

「ほいほい」

 

 さすがゴールドランクのパーティーだ。馬車の準備も滞り無い。

 いや、この場合は馬車の方が気を利かせて早めに待機していたのかもしれないな。

 

 

 

 出発し、揺れる馬車の中で今回やる仕事について確認する。

 

「実を言うと僕は解体作業には詳しくない。やったことがないからね」

「アタシもない」

「俺も当然ない。モングレルさんはどっすか」

「いや俺もねーよ。オーユンリのボロボロの死骸を見たことはあるけどな」

 

 俺が見たのは翼なんてほぼ跡形もなく千切れた上に本体も沈黙した、完全な死骸だった。と、思う。

 周囲に見物してるらしい人がいて、そこでオーユンリに関する話を聞いたくらいのもんだ。その後はもう通り過ぎるだけだったから、解体作業にも従事していない。

 

「だから詳しい作業については、現地で合流する輸送担当の人からの指示を仰ぐことになるだろうね」

「輸送担当?」

「ハルペリアには魔族の大使館があるからね。そこの魔族が食べられる、オーユンリの……可食部と言って良いのかな。そういうものを選別して、運ぶための人が必要なんだそうだよ」

「あー、そういうやつか。なるほどな」

 

 魔大陸は遠い上に、こっちとは生物相も大きく違うらしい。

 そこで暮らす魔族の食性もマジでよくわからんレベルで異なっている。聞いた話だと人間が食えるようなものはほぼ何も無いのだとか。雑食の王と呼んでも過言ではない人間と食い物が被らないってのは相当なもんである。

 だから魔族の人らの食い物の調達や開発が進められているのだが……オーユンリが食用ねぇ。食えそうなところがある生き物には見えなかったが。

 

「僕らはよくわからないし、詳しい作業内容は向こう任せだよ。ただ聞いた話では、強めの火属性魔法を扱える人と力仕事のできる人が欲しいということだったからね。こういう人選になったわけさ」

「アタシよくわかんねーけど思い切り燃やせるんならなんでもオッケー」

「俺もデカい魔物燃やしてみたいからついてきた! あとよく見たこと無い魔物だし、勉強になるかなーと」

「なるほどなぁ……あれ? サリーはどういう役目でついてきたんだ?」

「僕はレゴールの灯火任務が飽きたから息抜きも兼ねてね」

 

 ああ……灯火任務か……。

 優秀な光魔法使いは貴族の屋敷を回ってポツポツと明かりを配置して回る仕事があるからな……。

 やってることは水魔法使いの水の補充と似たようなもんだが、夜に何箇所か回る必要があるし、気を遣う相手も多いから大変そうな仕事だ。俺だったら無理だな……。

 

 

 

 馬車の旅は魔物や盗賊に邪魔されるようなこともなく、ごくごく平穏に進んでいった。

 来たら来たでこっちの過剰戦力が文字通り火を吹く様を見れたかもしれないが、残念なことに何も無しである。

 

 そのかわりにクロバルやバレンシアとの会話を楽しむことはできた。

 以前俺が全焼させた調理システムのこともあり、何か長時間安定した火力を出してくれる魔道具とか無いかと聞いてみたんだが、さすがにそういう持続させるタイプの道具は大型だし、何より高く付くらしい。そりゃそうか。

 ただ、小規模な火球を一発放つだけの魔道具ならクロバルも色々持っているそうだ。うーん……男心を刺激されるアイテムではあるが、補充しない限りは一回使い切りな上有効期限もあるんじゃちょっとなぁ……。

 

 

 

 近隣の村に一泊した際、輸送担当の運び屋と合流した。

 運び屋は四十過ぎくらいの男で、何度かこの手の魔族絡みの仕事を請け負っている人らしい。同じような仕事をこなすうち、自然と専門家みたいな扱いを受けているのだとか。実際そんなことはないんだけどなと、彼は酒を飲みながら苦笑いしていた。まぁけどお得意様の仕事ってのはそんなもんなんだろう。

 

 同じ仕事に臨む相手の人となりがわかったところで、その翌日に現場へと向かった。

 オーユンリは開拓されていない丘陵地帯のど真ん中に出現したらしく、そこまではちょっとした悪路を進むことになる。

 

「この茂み全部燃やしてぇー……」

「やめろよバレンシア」

 

 それでも簡素な荷馬車なら通れないというほどでもない。

 

 夏終わり、まだまだ存在感のある下草を踏みしめつつ進んでいけば……ちょっとしたなだらかな丘の上に、“まぁアレだろうな”と理解できるオブジェクトが視界に入ってきた。

 

「オーユンリだ」

 

 運び屋のおっちゃんが言うと、まるでそれに反応したかのようなタイミングでオーユンリが翼を緩慢に動かした。

 なんというか……余命幾ばくもない病床の老人が、来客相手に力なく“よお……”と手を上げているような動きだな……。

 

「おー、これがオーユンリ。なるほど、これは大きいね。確かに撤去は面倒くさそうだ」

「うっわ、でっかぁー……あれほんとに動けないんだ。アハハ、馬鹿じゃん」

「他の魔物に食われたりはしないのかな。あ、でもちょっと翼が千切れてるとこあるな」

 

 馬車から降りて近付くと……うん。改めて見てもよくわからん。

 

 オーユンリは丘の上に浅めのクレーターを作り、その中央に鎮座していた。

 クレーターといっても罠にかかったクレイジーボアが辺りの土を掘り返したんだなーって程度の軽いもんで、この巨体が落ちてきて出来たと考えるにはちょっとインパクトに欠ける規模である。

 

「……オーユンリねぇ」

 

 本体は概ね椎の実型をしていると言って良いだろうか。

 直径が3メートルほどで、長さは5メートル近くある。全体的に灰色っぽいが、光の加減でちょっと青っぽい光沢が見られる。

 表面の感じは魚の鱗……のような模様に見えるが、鱗のように独立してはおらず、それぞれを溶接して釉薬をかけたように滑らかだ。

 所々にちょっとした突起があり、小さな穴が見える。

 

「あまりオーユンリに近づきすぎるんじゃないぞ。あいつは身体に生えてる無数の突起から毒ガスを吹き出してくるんだ。まぁ、毒ガスと言っても強い毒ってわけじゃないし、一瞬だけ吹きかけてくる程度だから危険なもんじゃないんだが」

 

 運び屋のおっちゃんは慣れた様子で荷物を地面に置くと、馬車から複数の木箱を運んできた。

 見たところ、空箱のようだが……。

 

「ああ、これはまだ気にせんでくれ。後で可食部を入れるためのもんだからな」

「このデカい魔物からそんなもんしか採れないんですね」

「うむ。しかし、これでもオーユンリは多い方だぞ。クヴェスナなんかは食えるとこがないからな」

 

 そりゃまああのいかにも骨っぽい奴に食えるとこがあるとは思わないけども。

 

「さて……じゃあこれから、僕たちはどうすれば良いのかな?」

「まずぶっ殺すんでしょ? アタシが焼き殺して良い?」

「ちょ、ちょっとまってくれ! 迂闊に火をかけて仕留めようとしてはいけない。まず、オーユンリの翼を破壊するところからだ。見えるだろう、ほら、あの時々動いている二枚の……木の葉のような翼だ」

 

 椎の実型のオーユンリの側面には、二枚の翅が生えている。

 形は縦長で、バナナの葉のような感じだろうか。それこそ中央には葉のように葉脈じみた骨格のようなものが通っており、それによって時々パタパタと動かしているようだ。

 しかし動きはお世辞にも速いものではないし、形状もオーユンリの巨体を浮かすことも滑空させることもできないように見える。というか既に俺たちが手を出すまでもなく、翼の端の部分は傷ついて千切れているようだった。

 

「オーユンリは翼の大部分を壊してやれば仕留められるんだ。中央の太い骨の通った部分をどうにかすればすぐだぞ。そうすればガスの噴出もしなくなる」

「なるほどね。じゃあ僕が光魔法で翼を壊してもいいかな?」

「光か……うむ、大丈夫だとは思うが」

「“光撃(レインボウ)”」

 

 許可が出るや否や、サリーは杖をオーユンリに向けて魔法を放った。

 杖先から白く輝く光の弾が出現し、目にも留まらぬ早さでオーユンリの両翼へと翔け……そのまま景気のいい破裂音を立て、両翼はもがれた。

 一瞬すぎる。おっちゃん言葉を失って口パクパクしてるじゃねえか。

 

「これで仕留めたかな。じゃあ次は?」

「お、おお……次は……まぁすぐに死ぬってわけではないから、近づけるようになるまでしばらく待ってだな……ああ、その後はオーユンリの噴出孔をどこでも良いから一個壊して、穴を開けるんだ。そうするとオーユンリの腹の中に溜まっていたガスが出てきて、それからはもう安全だから解体作業に入れる」

「なるほど。噴出孔を壊せば良いんだね?」

「うむ、だからもう何分かは……」

「“光撃(レインボウ)”」

 

 再びサリーが魔法を発動し、光弾を射出した。

 破壊の力が込められた光による遠距離魔法。効果は当たるとなんかすげー威力で弾ける。

 噴出孔のひとつに命中すれば、当然それを壊すだけの威力は込められていた。

 

「団長、もうちょい話は聞きましょうよ……」

「あ、ガスが漏れ出している音が聞こえるね。これで安全ってことかな」

「……うむ、まあ、うん。安全だ。……ここからガスがある程度抜けるまでは本当に待つしかないからな。頼むよ、いきなり魔法を使われるとびっくりしてしまう」

「なんかすんません、うちの団長が……」

「あははは、団長ウケる」

 

 なんでこのなんてことない解体するだけの作業で変人っぷりを発揮できるんですかね……。

 

 

 

「そろそろいいだろう。ここからは解体作業と……その後はそちらの火魔法使いの二人にやってもらう作業があるので、それをお願いしたい」

「おっ、燃やす?」

「死骸の焼却処理っすかね?」

「うむ。それをやってもらうのだが……その前に、オーユンリの内臓を取り出して箱に詰めておこう」

「え、内臓すか」

「実際に内臓かどうかは知らんけどな。俺は内臓と呼んでいるよ。腹の中にあるものだからね」

 

 どうやら可食部というのはオーユンリの内臓だったらしい。

 肉とかじゃねえんだな。

 

「じゃあそっちの力仕事担当のギルドマンの方。モングレルさんだったかな。ここにハンマーがあるんでね、オーユンリの尻のここらへんをぶっ叩いて外殻を壊すのをやってもらおうかな」

「うぃーっす。あ、これこういうツルハシ持ってきてるんですけどこれ使えます?」

「え? おおうん、そんなもの持ってるのか……すごいな……もちろん使えると思うよ。楔や鏨を使う手間が省けるな。まぁそこまで頑丈な殻ではないから、何度も思い切り叩けば大穴を開けられると思う。ちょっとしんどい作業になるだろうが、人が十分に通れるだけの穴を開けてもらえるかな」

 

 お安い御用だぜ。

 さっさと済ませるかー。

 

「尻ってこっちの尖ってる方ではなく?」

「反対のこっち、平らになっている部分だな。頼むよ」

「ほい」

 

 魔力をツルハシに込め、とりあえず景気よく一発ドーン。

 

「おお、いきなり貫通した……力あるなぁ」

「結構脆そうな感じじゃんねー」

「いやあの音結構硬いんじゃね?」

 

 外殻自体は分厚いが、硬さそのものはそうでもない。石のように砕ける質感なので、なんというか鯛の塩釜焼きを砕いている時みたいな感覚がある。ちょっと楽しいわ。

 でもこれ多分ツルハシはいらねえな。ハンマーで十分な作業だわ。……うえっ、中から身体に悪そうな空気が漂ってきた。これ毒ガスの臭いか。

 

「大穴が空いたねぇ。それで、次はどうするのかな」

「トントンで作業が進むな……うむ、次は内臓の採取だ。ほれ、中を見てみ。オーユンリの腹の中に黒っぽい塊があるだろう」

 

 皆で野次馬のようにオーユンリに空いた大穴を覗き込んでみると、なるほど、確かに中には黒っぽい塊が見える。

 というか、オーユンリの体内が思っていた以上にスカスカで驚いた。

 肋骨じみたアーチを描いた骨らしきものが外殻に沿っていくつか這っている程度で、内部には肉らしい肉も無く、水気も一切無い。

 ただポツンと、空洞の広さに見合わないかりんとうじみた形の黒い塊がべっちょりと空洞内部で横たわっているのみである。

 

「あれはちょっと重さあるんでな、モングレルさん一緒に運ぶの手伝ってくれ。二人で運ぶとちょうど良いくらいなんだ」

「うっす」

 

 おっちゃんが内臓と呼んでいるこの黒い塊は、どこか水気を含んだ粘土のような感触をした……それでも有機的な臭さを感じさせない、マジで謎の塊だった。量としては70キログラムはあるだろうか。これが食料になるならまぁ、ちょっとの足しにはなるのかもしれない。

 感触は筆舌にし難い。手で触ってもしっとりはするものの汁気がつくわけでもなく、しかしある程度のぐんにゃりとした柔らかさはあり、端っこを持つとそのまま千切れそうな感覚がある。

 総評。よくわからん物質だ。あまり考えても仕方ないのかもしれない。

 

「よし、そこの木箱に入れて……あとは真ん中で適当に分割して、ナタでこう分けてやれば箱に入るだろう」

「え、割っちゃっていいんすかこれ」

「おー、良いらしいぞ。分割する分にはいくらでもいいそうだ……ただこれがな、そのまま箱に入れて運ぶと劣化するらしいんでな。木箱の中に一緒に、灰を詰めておかなきゃならん」

 

 食い物を灰の中に埋めておくのか……マジで謎だな。

 

「灰ってことはアタシらの出番じゃん」

「お、ついに仕事かぁー。任せてくださいよ、俺たち火力だけはあるんで!」

「ははは、いやぁ心強いね。……必要な灰は、そこのオーユンリを燃やしてできる灰が必要なんだとさ。聞いた話だと、薪とか炭とかの木灰が混じっていると良くないそうだ。だからできれば魔法だけで燃やしてくれると助かるって話だよ」

「良いね良いねー魔法だけで火力出せってんでしょ。そういう力試し的なのもアタシ好きだよ結構」

「やるか、バレンシア!」

「どっちが火力出せるか勝負しね?」

「おお、望むところだぜ!」

 

 そうして二人の炎使いはクレーターを囲むように対峙し、互いに盛大な火属性魔法をぶつけ合った。

 

 クロバルは全身に備え付けた魔道具のアクセサリーから火球を何発も発射し、バレンシアはロッドから巨大な火炎を放射する。

 “若木の杖”の魔法使いなだけあって、二人ともなかなかの火力だ。

 オーユンリは見た目こそ大きいが、空洞が多いこともあって火の通りが良い。炎を浴び続け、思っていた以上のペースでモロモロと崩れていく。

 

「モングレル、手はどう? 臭い?」

 

 燃える様子を眺めていた俺に、サリーがなんかよくわからんことを聞いてきた。

 どうやら俺がさっき運んでいた内臓の匂いが気になるらしい。

 

「ほれ」

「うわっ」

 

 じゃあ嗅いでみろって感じで手を近づけたら、思いの外必死で避けられた。

 そんなリアクション取らなくたって臭いはしねーよ。してたら今頃俺は全力で土とか砂で手をゴシゴシしてるわ。

 

 

 

「……よし、オーユンリの灰も木箱に詰めた。これで大使館まで保つだろう。おつかれさん!」

「お疲れ様っす!」

「おつかれー」

 

 オーユンリも完全に燃えきり、クレーターの上に謎の灰が積もるだけになった。

 思っていたよりも撤去は楽というか、力仕事よりも焼却の割合がデカかったな。そこまで俺の役目はなかったかもしれん。

 

 と思っていたのだが、結局中身のぎっしり詰まった木箱を運んだりとか悪路を突っ切ってきた荷馬車を後ろから押したりだとかで俺の役目もきちんと残っていた。

 金をもらう以上それなりに働いた感がないとちょっと胃が痛むタイプだから助かるぜ……。

 

「あとはこいつを運ぶのは俺の仕事だからな。四人とはレゴールでお別れになるだろう。また次……の仕事で一緒になることはないだろうが、まあ、機会があればよろしくな」

「ええ、こちらこそ。珍しい仕事ができて楽しかったですよ」

「達成感はあんましないけどねー」

「こら、バレンシア」

 

 こうして俺たちの仕事は恙無く終了した。

 やったことは非常に地味だったが、初めてやる作業が多いから新鮮ではあったな。

 

 

 

「いやぁ、オーユンリは全体的に頑丈ではないんだねぇ。新たな発見だったよ」

 

 あっという間にレゴール行きの帰りの馬車の中だ。

 トラブルも一切なかったし、今年一番楽な任務だったかもしれん。

 

「内部もあんな風になってたんすね。図鑑には載ってなかったから驚いたなぁ」

「てかモングレルさん、なんか運び屋さんから分けてもらってたけど、何貰ってたの?」

「ん? オーユンリの灰の一部。ほれ、この小瓶に入ってるやつ」

 

 バレンシアに見せてやると、首を傾げられてしまった。

 

「そんなのもらってどーすんの? 毒でも作る気?」

「いや、なんとなく調べてみたくてな。本当は内臓の方を分けて貰いたかったんだが、さすがにそれは駄目って言われてな……」

「モングレルは変人だねぇ」

 

 変人に変人って言われたよ。不本意だな。

 しかし俺が何か言い返すまでもなく、クロバルとバレンシアの二人はサリーをじっと眺めて“お前がそれを言うのか……?”みたいな目を向けていたから良しとしよう……。

 

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