5:ヒロアカエボルト
ぅぅぅぅっ~遂に明日は文化祭だ~!!
あ~愉しみ過ぎて眠れない……
6:IS世界のメンタルセラピスト
おいおいイッチそれ不味くない?
7:普通のカウンセラー
気持ちは分かるけどちゃんと寝ないとダメよ。
8:青春学園の熱血教師
文化祭か~こっちとは規模も違うだろうから興味深いな
9:DD風紀委員長
文化祭……見回り、監視、実地調査、指導……うっ頭が……
10:クトゥルフ系狩人
まさかのこれも地雷なのよ委員長ニキ
11:無法地帯の料理人
こっちも祭りと言えば血祭だなぁ……
12:CC立香
文化祭、イベント、周回、素材……
13:円卓の鬼
仲間のストッパー、技術部の暴走……
14:ヒスイの調査兵
地雷多すぎぃ!!
15:纏め役の転生者
取り敢えず、そこまでにしておけ。
16:大地の虎
いいっすねぇ~……俺らも行けたりしないっすかね
17:光の国の戦士
真面目な話をするとイッチの世界に行く事は可能でしょうね。
でも雄英文化祭は生徒達のみって限定されてるから難しいでしょう。
18:光の国の勇士
そうか、イッチの世界だと文化祭は縮小されてるのか……
私の時はそれはそれは盛大にやりましたよ、防衛他のPRも含めた出し物もやりましたから。
19:クトゥルフ系狩人
へっ~楽しそうだなそっちの文化祭。
20:ヒスイの調査兵
どんな事やったん?
21:光の国の勇士
そうですね……例えるなら仮想防衛軍体験、EDFですかね。
うちの発目さんはホントね、ブレイクスルー連発するから
元文明監視員としては本当に頭を悩ませる事ばっかりで……怪獣迄出るし大変だったな……。
22:普通のカウンセラー
カオスすぎない?
23:大地の虎
何で此処のスレ民は祭りに地雷が埋まりまくってるんですかね……?
24:纏め役の転生者
知らん
25:CC立香
でもイッチは早く寝た方がよくなぁい?明日早いんでしょ
26:ヒロアカエボルト
ああ~そっか、カフェインエナジー注入して徹夜も面白いけど
折角だから寝た方がいいかな……5日位なら徹夜上等なんですけど
27:IS世界のメンタルセラピスト
いや死ぬ、死ぬそれは。
28:普通のカウンセラー
大丈夫なのそれ、いや今は違うだろうけど。
29:ヒロアカエボルト
偶に妖精さんを目で追いかけたりしてましたね。
30:ノアの神
31:エボルトヒロアカ
いや妖精繋がりで呼んでねぇよ。
32:ノアの神
(´・ω・`)
33:ヒロアカエボルト
取り敢えず、これで寝ますね。明日は中継をONにしておきますので。
34:『システム』
―――ヒロアカエボルトが離席しました。
そんなこんなで掲示板を切り上げて眠りに入る星辰、明日への興奮もあったが自分が思っているよりもあっさりと眠る事が出来た。そして翌朝―――最高の目覚めと共に起床、そしてみなと共に最終チェックを行うのだが―――
「緑谷君如何したんだろう」
「ああ、緑谷ならロープが解れたからってロープ買いに行ったぜ」
既に時刻は8時40分を回ろうとしている、もう緑谷だって準備を行わなければいけない時間だ。8時に開くというホームセンターに行ったらしいがあまりにも遅すぎる……何かあったのか?という思考が出て来てしまい、星辰は我ながらこういう所は合理的じゃないって相澤に言われそうだなと思いながらもスマホにバイクフルボトルを挿してバイクへとマシンエボルダーへと姿を変えさせる。
「俺が見て来る、直ぐに戻るよ」
「あっそっかお前バイクあったんだったな!!んじゃ頼んで良いか、そっちは準備無くて楽だもんな!!」
「そういう事、行ってくる!!」
皆がお揃いのユニフォームTシャツを着こんだりする中、星辰は個性を使う関係でそれらは着用しない。加えて他の準備も必要ないので一番身軽、なのでバイクを走らせて緑谷を迎えに行く事にする。
「さてと、近くのホムセンだっけな……こっからな5分足らずで―――」
『おい相棒、んな事を気にしている暇はねぇみてぇだぞ!!』
「あっ?」
エボルトから告げられた言葉に思わず聞き返しながらも、言葉の先の空を見ると―――そこでは戦闘状態になっている緑谷の姿があった。しかも、誰かを庇いながら戦っている。それを見た瞬間に、星辰はエボルドライバーを出現させてボトルを挿した。
普段の自分ならばバイクに乗りながらの変身という事でテンションが上がっていた事だろう、だが今はそんな事は考えられなかった。バイクのアクセルを全開にしながらの大ジャンプを行いながらも叫んだ。
「―――変身!!」
「トゥァ!!!」
そのままマシンエボルダーをスマホに戻しながらも大空を翔る、そして誰かを庇っている緑谷へと向けた援護射撃を行った。それを敏感に感じ取ったのか、緑谷は空中で風圧を巻き起こす事で、庇っている人ごと回避を行いながらも建設中のビルへと降りた。攻撃は簡単に回避されてしまうが、それは即座に拡散して全方位から敵に襲いかかる。
「緑谷、無事か!?」
「せ、星辰君……ゴメン助かった!!急に襲われて……!!」
「其方も大丈夫か!?」
「わ、私は、問題ない……ラブラバ、君は……」
「私なんかよりジェントル、あ、あし、脚が……」
緑谷によって庇われていたのは紳士服を纏っている髭が特徴的な男性と小柄な女性だった。ジェントルにラブラバと呼ばれている女性は顔を青褪めさせながらも、赤い血が流れてしまっている脚に自分の上着を破って応急処置を施そうとしている。
「こ、この程度で私は……ぐぅっ……!!」
「無理をするな、こりゃちょっと深いぞ……直ぐに病院に」
「だ、駄目!!病院に行ったらジェントルが捕まっちゃう……でも、そんな事言ってる場合なんかじゃ!!」
「無用だよラブラバ、この程度大した事は……」
虚勢を張っているが血を流している脚の怪我はそれなりに深い、恐らく手を借りなければ立つ事も儘ならないだろう。その言葉の意味に何をと思ったが、直ぐに緑谷が応えた。
「この二人はヴィランなんだ、ジェントル・クリミナル……動画サイトに色々投稿してるヴィランで文化祭に侵入しようとしてたんだ」
「おいおいおいマジか」
それを聞いて星辰は顔を顰めてしまった、彼だって楽しみにしていた文化祭の邪魔をしようとしていたと言われれば嫌な顔を一つでもしたくはなる。だけど、と直ぐに緑谷は訂正を入れた。
「でも、この人僕を助けてくれたんだ。いきなり襲われたのに、この人は」
「当然の……事をしただけ、だ紳士としてね……」
ジェントル・クリミナルはヴィラン、ヴィランではあるが義賊を自称する紳士。今回の雄英進入も警鐘を鳴らす為であり、直接的な被害を齎す魂胆は無い。そしてそれを阻止する為に戦闘に入った緑谷へと向けられた明らかに殺害を目的にしたであろう攻撃を―――ジェントルは見逃がす事が出来なかった。
『ラブラバ―――済まないが計画を変更する』
『ジェ、ジェントル?』
『彼を―――助ける』
「私の事よりも、気を付けるんだ、来るぞ!!」
そう言った直後に空から無数の銃弾が降り注いでくる、星辰が遮断フィールドの規模を広げて全員を守ろうとするが―――それよりも先にミサイルは空気に阻まれた。まるでゴムのような弾性を得た空気によってそれは弾かれていく。
「これって、貴方の個性の……!!」
「そう―――
そう言いながらも顔を上げた先にあったのは……まるで戦闘機を人間の形に落とし込んだような姿をしていたモノだった、頭部にはコクピットの計器類が複眼の如く装備されている。ミリタリー色がこれでもかと押し出されているそれに、星辰は思わず喉を鳴らした。
「ファントムクラッシャー……!!!」
現在時刻―――8時45分、文化祭開始まで後……15分。