星狩りのヒーローアカデミア   作:魔女っ子アルト姫

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12スレ

雄英バリアを突破したマスコミの一件は、雄英が抗議をするだけでは済まずその後に正式にニュースに取り上げられ大々的に広まる事になっていた。想像以上に大きくなっていく風はマスコミに多大な向かい風となっていく、そんな中でもヒーローを目指す日常に変わりが訪れる事なんてない。そんな日、午後のヒーロー基礎学の時間になった時に相澤が今日の授業内容について話し始めた。

 

「今日のヒーロー基礎学は俺ともう一人も含めての三人体制で教える事になった。授業内容はレスキュー訓練。今回は様々な状況で訓練を行う事になる為にコスチュームを着る事で活動に制限が掛かる物も居るだろう。故に着用は個人の判断に任せる」

 

人を助けるための授業、ある種ヒーローの本懐ともいえる授業に皆のテンションも上がっていく。相澤はコスチュームを出すと訓練場は少し遠いからバスに乗るので早く来るようにと言うとさっさと教室から出て行ってしまった。今までの事を考えれば遅れたら即刻除籍すると言われかねないと皆思っている為かテキパキと動きながら集合場所へと向かっていくとバスが待機しており直ぐに乗るように促される。

 

「石動君確りと座りたまえ!!」

「これで座ったら隣に迷惑掛かるから適当に立ってるから気にしないで」

 

先日のマスコミ事変中に何やらリーダーシップを発揮したらしく、学級委員長となった飯田が席に着かずに立っている星辰に注意するが……コブラフォームでは肩のプラント部分が邪魔になるだろうと思ったので立っていると話すと、それならば致し方ないと納得される。やや賑やかすぎるバスはA組を授業の舞台へと連れて行った。

 

『USJかよ!!?』

「水難事故、土砂災害、火事、etc……此処はあらゆる災害の演習を可能にした僕が作ったこの場所――嘘の災害や事故ルーム――略して“USJ”!!」

『本当にUSJだった……!?』

 

色々と危ないネーミングだと冷や冷やする。そんな施設で待っていたのは宇宙服のようなコスチュームを纏っている宇宙ヒーロー・13号。

 

 

18:ヒロアカエボルト

スペースヒーロー……なんか親近感沸くなぁ

 

19:クトゥルフ系狩人

同じく。

 

20:光の国の戦士

私も。

 

21:円卓の鬼

ああそうか、このスレって宇宙関係者多かったな。

 

22:超次元中学生

俺も関係者かな?

 

23:青春学園の熱血教師

あ~……エイリア関連が宇宙関係……と言えなくもない、のか?

 

24:無法地帯の料理人

スペース……コ~ブラ~

 

25:IS世界のメンタルセラピスト

コブラじゃねえか!?

 

26:ヒロアカエボルト

呼びました?

 

27:普通のカウンセラー

エボルコブラだもんねwww

 

28:ヒスイの調査兵

そりゃ反応するわwww

 

29:D×D風紀委員長

wwwすいません、今回はちょっととびとびになるかも。

 

30:纏め役の転生者

なんだ、面倒事か?

 

31:D×D風紀委員長

オカ研が学校をサボって合宿に行きやがったのでその尻拭いです。

 

32:クトゥルフ系狩人

あ~……ライザー戦に向けての特訓か。

あれでも委員長ニキは良いの?

 

33:D×D風紀委員長

行く事も考えましたけど委員長としての仕事があるので。

というか、雲雀が群れるのはあかんでしょ。

 

34:ヒスイの調査兵

確かに。群れてると噛み殺しに来るしな。

 

 

「えー、では訓練を始める前に小言を1つ、2つ、いや3つ4つ……」

 

 

35:無法地帯の料理人

増えてる増えてるwww

 

36:無銘の転生者

ちゃんと数えてから話そうぜwww

 

 

「皆さんもご存じだと思いますが、僕の個性はブラックホール。どんなモノでも吸い込んでチリにしてしまいます」

 

37:IS世界のメンタルセラピスト

イッチとすげぇキャラ被ってね?

 

38:普通のカウンセラー

エボルの最強フォームと被ってるわね

 

39:クトゥルフ系狩人

というか、おっそろしい個性だなおい……

 

40:光の国の戦士

人間サイズでブラックホール内包ですか……個性って文明監視員がつくべき案件なのでは?

 

 

「この個性は簡単に人を殺せます。皆さんの中にもそういう個性がいるでしょう」

 

そう言われて一番拳を強く握ったのは星辰だった。

 

「超人社会は個性の使用を資格制にし厳しく規制することで一見成り立っているように見えます。しかし一歩間違えれば容易に人を殺せてしまうような強すぎる個性を個々が持っていることを忘れないで下さい」

 

強すぎる個性……胸に突き刺さってくる。

 

「担任の相澤先生の体力テストで自身の力が秘めている可能性を知り、オールマイトの対人戦闘でそれを人に向ける危うさを体験したと思います。この授業では心機一転!!人命のためにどう個性を活用するかを学んでいきましょう。君たちの力は人を傷つけるためにあるのではない、助けるためにあるのだと心得て帰って下さいな」

「―――っ……ただ、唯何かを破滅させる事に特化してしまっているような個性でも、誰かを助けて救う事が出来ますか?」

 

41:IS世界のメンタルセラピスト

イッチ……。

 

42:普通のカウンセラー

人を殺すなんてレベルじゃないからねエボルの力は……。

 

43:纏め役の転生者

変身する度に地球の破滅方法が脳裏を過るんだ、意識しない訳ないだろうな。

 

44:クトゥルフ系狩人

精神的に来るだろうなぁ……。

 

 

13号はきっと個性で何かあったのだろう、誰かを傷付けてしまいその振るう先に迷っているのだろうと……だがそれは極めて正しい思考であり、寧ろヒーローとして極めて向いている物だと思っている。

 

「勿論です。僕のブラックホールもそうです、強すぎる個性を持って最初は凄く怖かったです。活動中に人を殺めてしまうんじゃないかって怖くなったことは一度や二度ではありません。だから恐怖出来る事は大切なんです、大切なのは恐怖するのではなく恐怖を飲み込んで支配する事です。それが出来ればその怖さを別の方向に向けて活かす事が出来る。その為に、この授業でいろいろ学んでくださいね石動君」

「―――はいっ!!」

 

 

45:青春学園の熱血教師

うおおおおおおおおっっっ!!!俺は今、モーレツに感動している!!

 

46:無銘の転生者

いやぁ良い事言うなぁ。

 

47:D×D風紀委員長

教師に相応しい人だなぁ。

 

48:ヒスイの調査兵

ギンガ団にもこういう人居たらなぁ……。

 

49:円卓の鬼

同僚にこんな人居たらなぁ……。

 

50:IS世界のメンタルセラピスト

学園にもこういう先生がいたらなぁ……。

 

51:普通のカウンセラー

なんか凄い方面に飛び火してて笑うんだけど。

 

52:纏め役の転生者

どの世界にも問題はあるって事か。

 

 

 

そしていよいよ本格的に授業が始まろうとしたのだが……その時である。世界に蔓延る悪意と敵意が、彼らへと迫る。

 

世界を滅ぼせる力を持つ星辰は、それと戦えるのか。

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