障害物競走も終了、トップを轟と争っていた星辰だが……残念ながらエボルトの乱入というアクシデントのせいで3位に落ち込んでしまった。
「全く……3位とはなぁ……」
「石動、なんか調子悪そうだけど大丈夫か?ちょくちょく声も変わってるし」
「ああ、なんていうかさ……あれだよ、軽くキャラ変えないとやりにくいって奴?」
エボルトがいるなんて事を上手く隠そうとして話す星辰に轟は素直に首を傾げて頭の上に?を浮かべている。
「ほら、なんていうかさ……俺、誰かと喧嘩とかした事ないからさ。だから普段とは違う自分を演じてないとやりにくいっていうか……」
「でもお前、ヴィランはぶっ飛ばしたって聞いたぞ」
「だってヴィランはぶっ飛ばさないと自分が危ないじゃん?」
「……分かるような分からない様なよく分からないけど分かった」
「まあ戦う時はキャラが変わりやすいって事は了承して欲しい」
『お~お~って事はこれから戦闘は俺に任せてくれるって事で良いのかね?』
「(ンな訳ないだろうが黙ってろ大災厄!!)」
『おっいいねぇそのフレーズ、星々に降り注ぐ大災厄!!俺にぴったりだな流石相棒』
「(ア"ア"ア"ア"ア"ァァァァ!!!!)」
次の競技である騎馬戦の説明がされているのに、星辰は聞こえてくるエボルトのせいで全くそれを聞く事が出来なかった。
112:ヒロアカエボルト
エボルトのせいで説明聞き忘れましたぁぁぁ!!
纏めニキお願いです教えてください!!
113:ヒスイの調査兵
>>112
ちゃんと聞けよ、って言いたいけどなぁ……。
114:無法地帯の料理人
>>112
エボルトが話しかけてくる現状じゃちゃんと聞けませんよね……。
115:クトゥルフ系狩人
マジで何処のバイスだあの野郎。
116:エボルトヒロアカ
そんな褒めるなってwww
117:青春学園の熱血教師
>>116
うわぁっ!!急に入って来るなぁ!!
118:光の国の戦士
>>116
良いですかエボルト、忠告しておきます。
ゾフィー隊長にも許可を取りました、貴方が何か危険を及ぼすアクションを取れば
即座に私がイッチの居る次元に飛んでいってコズミューム光線で分離させて
ウルトラ兄弟の力を借りて永久に封印しますからね。
そうなりたくなければ大人しくしておく事ですね。
119:超次元中学生
>>118
想像の500倍ぐらいにやばい準備してて笑いも出ねぇ。
120:円卓の鬼
>>118
まあこの快楽破滅魔人にはこの位の備えがいるかもな。
121:エボルトヒロアカ
>>118
分かった分かったよったく……俺だってアンタらを相手にするなんて御免被る。
これからは悪魔系サポート相棒エボルトとして、イッチに協力していくから宜しく♪
122:IS世界のメンタルセラピスト
(信用)出来るかぁ!!
123:D×D風紀委員長
ちょっと本当にこれ大丈夫なんですか?
124:大地の虎
色々と不安がいっぱいっすよ。
125:普通のカウンセラー
……まあいざという時はウルトラニキに任せるしかないわね……。
126:纏め役の転生者
兎も角、イッチ要望の騎馬戦のルール説明だ。
・障害物競走の順位ごとにポイントが振り分けられる。42位に5ポイント、上位に行く毎に5ポイントずつポイントが与えられていく。
・チームで騎馬を組み、チームのポイントを合計した数字を表示した鉢巻を騎手が装着する。
・制限時間いっぱいまでそれを奪い合い、最終的にポイントが高い4チームが勝ち抜き。
・時間内なら騎馬が崩れても失格にはならないが、悪質な崩しは一発アウト。
・当然個性使用は有。
こんな所か。
127:ヒロアカエボルト
>>126
纏めニキ有難う~!!!すいませんくそバカ迷惑厄災のせいで全然聞いてなくて!
128:エボルトヒロアカ
我ながらぼろくそ過ぎて笑えて来るなww
129:IS世界のメンタルセラピスト
お前はすっこんでろ!!っつうか黙ってろ!!
130:エボルトヒロアカ
へいへい……。
131:D×D風紀委員長
えっと、つまり……今回の場合はイッチのポイントは200って事ですか?
132:纏め役の転生者
そうだ、そして1位のポイントは……1000万。
これを取ればだれでも逆転が可能って訳だ。
133:ヒスイの調査兵
>>132
イイイイイイッ1000万!!?何そのやけくそな数値!?
134:クトゥルフ系狩人
確かに逆転は可能だろうけどやり過ぎだろ……。
135:エボルトヒロアカ
おいおいおいなんだそれ、ルール崩壊も良い所だな。そこはせめて1000にして
バランスを取るべきだろ。こういう場合は取れば一気に突き放せるが他でもフォローできるのが
一番好ましいだろうにバランス調整くそだな。
136:青春学園の熱血教師
>>135
言ってる事は割かしまともなんだけどなぁ……。
137:円卓の鬼
>>135
言ってる本人がなぁ……。
138:纏め役の転生者
>>135
10分ごとに日本の区画を消滅させていくなんて言うデスゲームをやったお前が言うな。
139:エボルトヒロアカ
ハハッこりゃ一本取られたな!!
「成程、それで緑谷君が凄い顔してた訳ね……」
纏めニキから話を聞いたお陰で緑谷が凄い顔をしていたのかが解せた、そりゃ必死に障害物走で一着をとったのに次の瞬間にこうなればあんな顔にもなるだろう。上に行くものにはそれだけの受難を、という奴だろうか。さて、取り敢えず自分も誰と組むかを考えなければいけないのだが……
「星辰、ウチと組まない?」
「耳郎さん」
真っ先に声を掛けて来てくれたのは耳郎だった。近くにいたというのもあるだろうが、如何やら自分を選んだのはそれだけではないらしい。
「俺で良いの?」
「モチ。個性の組み合わせとかあるだろうけどさ、信頼出来る相手と組むのが一番じゃない?USJで助けられた事もあるから信頼って意味じゃ飛び抜けてるよ」
「それならぜひ私もご一緒させて頂きたいですわ」
「俺も頼むぜ!!」
そんな所に新たにやってきたのは八百万と上鳴、これでUSJでのメンバーが揃った事になった。二人も個性での組み合わせなどを考えたが、やっぱりそれ以上に何の心配もなく力を発揮出来る相手と組みたいと思ったらしく自分の元に来てくれたらしい。これはこれで照れくさい。
『モテモテだねぇ』
「(うるさい)兎も角これでチームが組めたね、騎手は誰にする?」
「俺はパスだな、だって個性使おうっと思ったら全員痺れさせちゃうもんな」
そう言いながら遠慮する上鳴。これはある意味で懸命、彼の個性は帯電。電気を纏うだけで操れる訳ではない、なのでただ放電するだけになってしまうので出力を上げると無差別の放電になってしまう。
「そうなると……やっぱ星辰じゃない?」
「私もそれが良いと思いますわ、石動さんの個性は極めて幅が広いと思いますので様々な状況にも対応出来ると思いますわ」
「だな、あの銃とかって使えないのか?」
「生憎あれは別枠でアウト……まあ別の手段はあるんだけどね」
そう言いながらもボトルを見せる。
「あっそうか、ボトル自体はアンタの個性で作ってるんだっけ?」
「そ。だからこれ自体の持ち込みはOKなの」
「では矢張り創造系の個性ですのね、後で詳しくお話をお聞きしたいですわ!!」
「んじゃ騎手は石動で騎馬の組み方は如何する?」
話し合いの結果、前方は耳郎で左が上鳴、右が八百万という形で騎馬を組む事に決定した。騎馬も決まって先生に申請を行ってポイントの合計分の鉢巻、520ポイントの鉢巻を星辰が装着した。
『この状態で鉢巻ねぇ……なんかシュールだな』
「(それには同意してやる)」
「お~い星辰乗れよ~」
「あっ今行くよ」
間もなく開始なので騎馬に乗る、のだが―――
「重っ!!?思ってた以上に重いぞお前!?」
「動けない訳じゃないし全然いけるけど……!!」
「い、石動さん申し訳ありませんが何キロ御座いますの!?」
「えっと普段は76キロ」
「今は!?」
「……この姿だと108キロ」
個性とか全く違う所で小さいが重い問題が起きたのだった。一応三人ならば問題なく動く事は出来るのだが……エボルの状態では108キロという重さは流石に堪えるらしい。
「(なあエボルト。この状態って減量できる……?)」
『ンな事気にされたのは初めてなんだが、そうだな……エボルラビットなら多少の減量は出来る筈だが……それでも105.5キロの筈だから雀の涙だぞ』
「(そうか……聞いて悪かった)」
『お、応……』
分かりやすく言えば、一般家庭に置いてあるような冷蔵庫が大体100キロ位なので、三人は冷蔵庫を持っているような状態。
三人で冷蔵庫……余裕だな!!(家電配送バイト経験者)