星狩りのヒーローアカデミア   作:魔女っ子アルト姫

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25スレ

「ッ!!」

 

大地を走る火炎、凄まじい熱量と勢いで向かって行くそれは一気に星辰を焼き尽くそうとして行く―――が、一瞬、龍の瞳が輝くと更に強い炎の渦が赤い炎を完全にかき消して焼き尽くして行く。

 

「長年使ってなかったが故にパワーはとんでもないようだな、ならそれを制御してみせろ」

 

エボルドラゴンの拳を地面へと叩きつける。すると地面から蒼炎が噴火のように噴き出して巨大な火柱を作り出しながらも轟へと向かって行く。それを同じように巨大な氷柱を生み出して相殺すると凄まじい風がスタジアム全体を包み込んでいく。

 

「幾らでも相手になってやる、さあまだまだ行くぞ轟ぃ!!」

「ああっ来い石動!!」

 

 

 

 

200:青春学園の熱血教師

全くっ!!!超青春してるなぁ~!!!!

 

201:クトゥルフ系狩人

エボルトムーブしてたから完全にエボルトが乗っ取ってると思ったけど……

イッチがやってるとは。

 

202:IS世界のメンタルセラピスト

だから言ったでしょ、あれはイッチだって。ワザと焚きつけてるだけって。

 

203:超次元中学生

結果はそうだけど、本当に何で分かるのよセラピストニキ……

 

204:IS世界のメンタルセラピスト

フッ……これぞ、正しく愛の力!!

 

205:無法地帯の料理人

凄い通り越してキモい……

 

206:大地の虎

寧ろ怖いっす……。

 

207:円卓の鬼

スッキモ……。

 

208:普通のカウンセラー

よくもまあ……美少女に好意向けられてるのに此処まで

イッチに愛を向けられるわね……。

 

209:IS世界のメンタルセラピスト

>>208

女はな……魔物なんだよ、魔界の生き物なんだよ……この世の物じゃないんだ……。

 

210:D×D風紀委員長

これ触れない方が良いパティーンですね。

 

211:纏め役の転生者

まあ、人の趣味趣向はそれぞれだからな……。

 

212:クトゥルフ系狩人

取り敢えず、イッチの試合に目を向けようぜ。

 

 

「そぉらぁ!!」

「ッだぁぁ!!」

「良いぞ、少しはマシになってきたかぁ!!」

 

213:ヒスイの調査兵

おおっイッチの攻撃を氷で防御!!

そして溶けてきた氷壁を更に冷やした後に自分の炎で飛ばした!!

 

214:クトゥルフ系狩人

空気の熱膨張を利用した氷の射出か、考えたな。

 

215:光の国の戦士

氷の氷結じゃなくて物理的な質量として使ってますね。

 

216:円卓の鬼

流石のイッチも少しよろめいたか。

 

 

「面白い、ならこれは対応出来るか?」

PIRATES(パイレーツ)!!〉 RIDER SYSTEM(ライダーシステム)!!〉

CREATION(クリエーション)!!

 

「それ、騎馬戦の時と同じ……」

「そうだ。さあこれは対応出来るか!!」

 

217:クトゥルフ系狩人

おおっなんか出た!!

 

218:ヒスイの調査兵

ホークガトリンガーの次はカイゾクハッシャーか

 

219:大地の虎

名前、まんまっすね。

 

220:普通のカウンセラー

ドライブのハンドル剣とかドア銃よりマシよ。

 

 

「オラオラァ!!」

「クッ近接武器って訳か!!」

 

素早く接近していった星辰は迫り来る氷をカイゾクハッシャーで斬り砕いて進んでいく、そして遂にその刃に轟が迫るが咄嗟に氷で剣を作り出してそれをガードする。其処まで得意ではないのか剣の扱いは何処か覚束ないが、それでも十分に対応してくる轟に笑い声を出す。

 

「中々やるなぁ!!」

「個性の訓練で、こう言う事もやってたからなぁ!!」

「成程ねぇ……なら、これは対応出来るか!?」

 

鍔迫り合いの最中、星辰はカイゾクハッシャーの電車型攻撃ユニット(ビルドアロー号)を矢のように引いた。

 

〈各駅電車~……出発!!〉

 

「がっ!?」

 

突如、カイゾクハッシャーから青緑色をした光弾が発射されて轟が吹き飛ばされる。

 

「流石のお前もこういうのは対応出来ないみたいだな」

「それ、弓なのか……!?」

「そう言う事だ、近接戦でも使えるな!!」

 

 

221:大地の虎

あれ凄い面白いっすね!!新しいガンのデザインあれにしようかな……。

 

222:円卓の鬼

にしても……

 

223:ヒスイの調査兵

言いたい事は分かるぞ。

 

 

〈急行電車~……出発!!〉

 

〈快速電車~……出発!!〉

 

「くっ!!」

 

『石動新しい武器で怒涛の攻撃を仕掛けていくぅ!!っつうか海賊と電車とか如何言う発想でそう言うのが出来るんだよぉ!!』

『それはどうでもいいが、弓の泣き所である接近戦の弱さに対応可能なのは合理的だな』

 

 

224:光の国の戦士

やっかましいですねぇ……カイゾクハッシャー……

 

225:無法地帯の料理人

割かしうるさいの認める

 

226:超次元中学生

でもウルトラマンの武器だってうるさいのあるじゃん。

 

227:ヒスイの調査兵

あ~……あったな。

 

228:普通のカウンセラー

あれね、ヒカリがビクトリーに渡したあれ。

 

229:円卓の鬼

奏でろ!!勝利のメロディー!!

 

230:クトゥルフ系狩人

奏でろ!!勝利のメロディー!!

 

231:IS世界のメンタルセラピスト

奏でろ!!勝利のメロディー!!

 

232:光の国の戦士

いや私あれ使った事ないし何とも言えない……。

 

233:纏め役の転生者

というか、うるさいのは確実にライダーだろ。

ジオウとかウィザードとか。

 

 

「これで如何だっ……!!」

 

最大出力で氷を放つが、同時に炎を起こす事で身体が冷える事を防ぎながら常に全開を出し続ける。自分の視界を一瞬で覆い尽くす程の巨大な氷塊が向かって行く。これなら―――と思った直後にあの音が聞こえて来た。

 

〈海賊電車~……発射!!〉

 

限界まで引き続かれた事でエネルギーをフルチャージしたカイゾクハッシャーから電車と海賊船を模したエネルギー弾が放たれていった。空中を自由自在に走り回っていくエネルギー弾は氷塊を次々と貫通しながらも抉っていき、遂には轟の元に到達して足元で炸裂で大爆発を引き起こす。咄嗟に後ろに飛んで衝撃を殺すが、此方に走って来た星辰を見て今が完全に囮だったと理解した。

 

「さあっ行くぞ轟ぃ!!」

「―――望む所だ!!」

 

READY GO!!

 

レバーを回し、全身にエネルギーを漲らせていく星辰。それは青い炎へと変化していきそれは装甲をどんどんと過熱していき凄まじい温度へとなっていく。対する轟は地面を凍らせながらもその上を滑っていく、が今度は身体から炎を噴き出す事で推進力にして一気に加速していく。そして二人は同時に跳躍した。

 

EVOLTECH FINISH!!

「てやぁぁぁぁぁ!!!」

「ぉぉぉぉぉぉっ!!!」

 

全身に蒼炎を纏った星辰の一撃、炎と氷を同時に纏いながらの轟の一撃が激突する。その瞬間に閃光と共に凄まじい爆風が周囲へと襲い掛かっていく、爆風はまるで大嵐が到来したかのような風圧をまき散らしていく。爆風と閃光、そして舞い上がった煙幕で誰もが決着を目の当たりに出来なくなった時に響いてきたのは―――

 

CHAO!!

 

星辰の不敵な笑い声だった。それと共に爆風によって舞い上がっていた煙幕が晴れて行った先には……バトルステージに立っている星辰と場外にまで蹴り飛ばされていた轟の姿がそこにはあった。

 

「―――轟君場外!!よって勝者、石動 星辰君!!!」

 

ミッドナイトのジャッジが響くと同時に歓声が爆発していく。

 

『決着ぅぅぅぅぅっっ!!大激戦の第二戦を制したのは石動 星辰!!!というかこれで第一回戦第二試合の盛り上がりかぁ!?俺的にはもう決勝戦見たような気分になってんだけどなぁ!!?だけどまだまだ続くぜガチバトルトーナメントォ!!一先ず、ナイスなバトルを見せてくれた石動と轟にお前ら全員拍手ぅぅぅ!!!』

 

マイクの言葉なんてなくても観客たちは二人への拍手を送り続けていた。これだけの大激戦になるなんて誰も想像していなかった事だろう、この勝負に関してはもう勝敗なんて如何でもいいような気分で見ていた観客も多かった事だろう。そんな拍手の中で星辰は変身を解除しながら轟の元へと向かって手を差し出した。

 

「轟君、立てる?」

「ああ……悪い、借りるぞ」

 

流石にダメージが大きかったのか、手を借りて漸く立ち上がった轟。今まで使ってこなかったが故に炎の反動もあって身体には大きな負荷が掛かっている。今も身体が震えてしまっている。だが、その表情は何処まで晴れやかだった。

 

「なあ石動……有難う、俺なんかの為にお前に嫌な役目をさせちまって……」

「気にしてないよ。それにこの位の事で役に立てたなら万々歳だよ」

 

自分にとってのヴィランになってくれたというのに星辰はまるで気にしていないような様子だった、本当に感謝しかない。この戦いがあったからこそ、自分はこの先も炎を使って行く覚悟が出来た。エンデヴァーではなく、自分の炎を。そんな事を分からせてくれた星辰に轟は少しだけ、緊張したような面持ちになりながらも勇気を出すように切り出した。

 

「炎も使ってこなかった分使ってなれないといけないしこれからも相手してくれないか、後……そのい、石動……俺と友達になってくれないか?」

「えっ何言ってるの、俺と轟君は友達でしょ?」

「えっ?」

 

勇気を出して言ったはずの言葉を首を傾げながら返されて呆気に取られてしまった。

 

「俺はそのつもりだよ、それじゃあこれからは友達の明確な証として名前で呼んでもいいかな」

「名前って……」

「焦凍君、これから宜しくね」

「っ……ああ、ああ分かった。後君付けはいらねぇ、これから宜しくな星辰」

 

そう言いながらも握手を交わした二人、大激戦を越えた先に待っていたのは暖かな友情という王道展開に主審のミッドナイトは悶絶するかのように身をくねらせていた。

 

「取り敢えず、医務室まで付き合うよ。ほら肩貸すよ」

「いや大丈夫だ、自分で歩ける。次の自分の試合に備えろよ……星辰」

「フフッそうさせて貰うよ焦凍」

 

 

「―――っぁぁぁぁん最高過ぎる!!!私、こう言うの堪らなく大好きぃ……!!」

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