80:ヒスイの調査兵
……まさか、イッチが倒されるなんて……。
81:無法地帯の料理人
幾らエボルと言えど、無敵ではないって事ですね……。
82:IS世界のメンタルセラピスト
イッチが負けたのは、毒のせいだ……本当なら勝てる筈……。
83:青春学園の熱血教師
それは十二分にあるだろう、それに合宿での疲れもある。
故にパーフェクトなコンディションとはいいがたい。
84:超次元中学生
パワポケであった痺れ薬入りの弁当食って試合したみたいな。
85:大地の虎
いや、確かにパワポケ1でそんなイベントあったっすけど……
イナイレじゃないんですね……。
86:D×D風紀委員長
イッチが誘拐されたって事ですよね……多分ですけど、爆豪君も一緒に。
87:クトゥルフ系狩人
んっ彼も誘拐されるのか?
88:普通のカウンセラー
原作だとヴィラン連合はカッちゃんの誘拐を狙ってたのよ。
ほら、彼って常日頃からあれだから社会に対して不満を抱いてるとか
凄いヴィラン寄りに映るじゃない?だから勧誘してヒーロー社会を揺るがす為の材料に
しようとしてた……とかじゃなかったかしら?違うかもだけど。
89:光の国の戦士
しっかし、これからどうなっちゃうんでしょうか……。
90:円卓の鬼
端的に言えば……世界がやばい。
91:ヒロアカエボルト
いやぁ本当にやばいですよね。
92:ヒスイの調査兵
全くだ、これからどうするんだ?つっても俺達に出来る事なんて……
93:円卓の鬼
う~ん……一応俺も捕まった状態での脱出想定とか心得あるけど
相手が個性持ちだし……。
94:IS世界のメンタルセラピスト
>>91
イッチィィィィィィィィッッッ!!?
95:D×D風紀委員長
>>91
ふっつうに自然に良すぎてスルーしちゃってましたよ!?
ちょっと大丈夫なんですかイッチ!?
96:ヒロアカエボルト
ご心配おかけしました、一応大丈夫です。意識もはっきりしてます。
つっても、今はなんか椅子に縛り付けられてますけど。
97:普通のカウンセラー
原作のカッちゃん状態って所ね。彼もいるの?
98:ヒロアカエボルト
いえ俺だけっぽいです。
なんか、トガ ヒミコがすっげぇべたついて来ますけど……。
99:IS世界のメンタルセラピスト
ん、んんっ~?な、なんだそれ、如何言う事だ!?
イッチはワンサマーだった!?
100:纏め役の転生者
あんな唐変木の朴念神と一緒にしてやるな。血液の事もあったりして
好意的みてるだけだろう。イッチ、そのまま何とか情報を引き出せるか?
後LIVEにして俺達にも情報提供を頼む。
101:ヒロアカエボルト
分かりました。やってみます、取り敢えずこれから目を覚ましますね。
102:クトゥルフ系狩人
油断はするなよ、相手は犯罪者だ。
103:ヒスイの調査兵
だが焦るな、あくまで変に慌てずにリラックスだ。
104:『システム』
ヒロアカエボルトからライブ配信モードの要請を検知。
受諾、モード移行を実行します。
「ぅぅっ……」
「あら、意識が戻るわよ。ほらっトガちゃん退いてあげなさい、彼ってば貴方の一撃で倒れたんだから」
「え~もう少し、それに私だって結構ボロボロです」
「それでもトガちゃんはマシだろ、退いてやりな」
「ブッ~」
意識を取り戻した、と見せかけた時に飛び込んできた景色は薄暗い灯りに照らされている隠れ家という言葉が似合うようなバーがそこにあった。そこにいるのは自分が戦ったトガ ヒミコだけではなかった。が特に一番目を引くのはUSJに殴り込みをかけて来た時に見えた黒い霧のようなヴィランと身体中に手を付けているヴィランがいた。それは流れていた雄英を批判するニュース、それの音声をワザと大きくしながら此方を見た。
「起きたか」
「……成程、ヴィラン連合の隠しアジト的なあれって感じか……いっ……」
「痛いですか?それはごめんなさい、でも私も痛かったのでおんなじです」
エボルテックアタックのダメージは明確に身体を蝕んでいる。相当に効いている……そしてそのままニュースではコメンテーターが何も知らない癖に好き勝手な持論を並べて雄英を、ヒーローを責め続けている。それをたっぷりと聞かせると……それを消した。
「随分な社会だと思わないか、石動 星辰君。奴らは少し対応がズレていただけで全力でやるべき事を遂行した、褒められるべきなのに責められる。妙な社会だと思わないか、役目だから?ミスもせずにヒーローやれってか、全く無茶な意見だよな」
「……お前らが言う事かそれ」
「まあな、だが人の命を金や自己顕示に変換する異様な社会、俺達の戦う理由はそこだ。問いだ、ヒーローとは何かを国民一人一人に考えさせる」
105:無法地帯の料理人
ヴィランが理屈をベラベラと並べるなよ……
106:超次元中学生
この辺りは原作と同じ?
107:普通のカウンセラー
同じね。
108:D×D風紀委員長
同じですね。
109:纏め役の転生者
イッチ、上手く情報を聞き出せ。
様々な言葉を投げかけて来る、ヒーロー社会への不信、不安、懐疑、あらゆるものを誘うような言葉の数々。目指そうとしているモノを揺らがせようとしている。
「……まあ一気に言っても混乱するだろうな、おい荼毘、拘束外せ」
「あっ?良いのかよ、暴れるんじゃないのか」
「いいんだよ、これから行う事の為に立場は対等である必要があるのさ」
「……マグネ」
「アタシがやるの?まあいいわ」
その言葉からもなんとも目的は透けている、間違いなく自分をヴィラン連合に引き入れようとしている。そのまま拘束が解かれた、普通ならば解かないだろうが対等な立場、それを優先する為に拘束は解除される。それに個性を発動させる為にも時間がかかるタイプであるので抵抗しようとしても直ぐに押さえられるという判断からだろう。
「……如何して俺を狙った。爆豪辺りを狙うのが妥当じゃないのか」
「あの爆発坊やか、考えなくもなかったがありゃ駄目だな。絶対に話が通じないタイプだ、毛根までガチガチで俺達の話なんざ聞き耳もたない」
110:円卓の鬼
合ってる……。
111:光の国の戦士
合ってる……。
112:IS世界のメンタルセラピスト
確かに……。
「正直な話、君以外に二人連れてこようとしたけど失敗しちゃってね。まあ君を連れて来る為のフェイクだったから別にいいんだけどね」
仮面をつけた男の言葉で確信が持てた。ヴィラン連合の目的は自分一人だけだった、連れて来られたのは自分一人……敵地に一人で完全な孤立無援、しかもこれらの背後にはオールマイトと戦ったあの巨悪が控えている。迂闊な行動はとれない……。
『如何する相棒、俺が変わってやろうか?』
「(黙ってろ、お前が出てもややこしくなるだけだろ)」
『そこら辺は二重人格だとかで収めりゃいいだろ』
「(お前が二重人格とか超いや)」
極限状態を強いられる星辰、掲示板の仲間という支えこそあるが絶え間なくやってくるであろう悪の誘惑を振り払えるのか……と不安を抱いてしまっていた。
『ヴィランねぇ……好き勝手するのも悪くはない、か……こいつの完成にもそっちの方が早いかもしれねぇしな』