手の中に意識を集中させながら一本のボトルを生成しようとする、エボルトの力は正直気に喰わないがこの力でまもれる命があるのだと思えば自分の気持ちなんて捨て置ける。そんな思いを抱きつつも意識を出中しながらも力を集めて行く、次第に身体からエネルギーが気体へと変化して掌の中へと集まっていく。そして徐々に物質へと変化していくのを感じる。
「イメージだ、イメージを強く―――!!」
頭の中で強く念じる、このままなら確実に……そう思った途端に掌になったものは弾け飛んだ。その反動と衝撃は凄まじく自分自身も壁へと叩きつけられてベットへと落ちてしまった。
「ぐっ……駄目か……」
痛み身体を必死に引き起こしながら手の中にあったものを確認する、そこにあったのは確かに自分が作ろうとしたものではあったがこれではない。自分が変身に使っているエボルボトルと同じボトル状のアイテムだが……これはエボルボトルではなく通常のフルボトル、ドラゴンフルボトルがそこにあったのだ。
「これはこれで、良いのかもしれないけど……まだまだ未熟って事なのかな……」
フルボトルはフルボトルで活用方法はあるが、これを作りたかったわけじゃない。だがこれはこれで重要な情報を得られた事にもなる前向きに捉える事にした。
「星辰如何した~なんか凄い音したけど!!?」
「悪い何でもない、派手にベットから落ちただけ」
「いや派手過ぎない!?」
下の方から聞こえてくる父の悲鳴に近い声、まああれだけ壁に叩きつけられた音がしたんだから心配するのも当然だろう。取り敢えず下に降りよう、これ以上に父を心配させるのも悪い。
「忘れ物ないか?」
「ないよ」
「個性の調子は?」
「バッチリだよっつうか朝っぱらのあれは個性のテストしてああなった」
「やっぱりかよ~、まあいいか。男の子なんだからその位元気な方がいいよな!!」
何処か嬉しそうに笑ってくれている父の姿に星辰は嬉しさを感じつつも玄関の扉を開ける。今日から自分は高校生だ、前世でも一番楽しかったと思えた学生時代だ。此処ではどんな風に過ごせるのか正直楽しみでもある。
「んじゃ行ってこい!」
「ああ、行って来るよ」
21:D×D風紀委員長
あんのくそ変態がぁ……!!女子更衣室を覗きをやりやがったんですよ!!
22:無銘の転生者
流石イッセー、というか変態三人組か
23:無銘の転生者
その行動力を他に回せと言わざるを得ない。
24:無法地帯の料理人
風紀ニキにも本当に苦労してるなぁ……
25:超次元中学生
いや、アンタも人の事言えんでしょ。
26:青春学園の熱血教師
ロアナプラで料理人だもんな。悪魔関係入れたとしてもよっぽど危ないと思う。
27:無法地帯の料理人
案外大丈夫ですよ。俺はホテルモスクワと三合会と協定結んでますから。
28:円卓の鬼
……如何やって?
29:青春学園の熱血教師
バラライカと張維新に気に入られたって事かそれ!?
30:無法地帯の料理人
気に入られたというかなんというか……俺の特典使って料理店出してたんですけど
繁盛してるのに仕入れとかしてないから疑いを掛けられたんです。
31:円卓の鬼
あ~……成程な。
32:D×D風紀委員長
それ、何とかなるもんなんですか?
33:無法地帯の料理人
普通はならないだろうけど、俺は唯料理をしたいだけなんですって思いこめて
料理作ったら二人にとんだ大馬鹿だ!!って大笑いされて料理のお代わりと
部下全員分の料理を作れと言われて作ったら、これから贔屓にさせて貰うって言われました。
34:普通のカウンセラー
それって、奇跡に近いんじゃないかしら……?
35:無銘の転生者
今、初めて料理ニキを本気で尊敬したかもしれないわ。
36:クトゥルフ系狩人
でも良く乗り切ったな、それでも仕入れとかした方が良いと思うぞ?
顔も売れるし人脈も作れる。
37:ヒスイの調査兵
俺もそう思う。人間同士のつながりって大事だぞ。
俺はどうでもいいけど。
38:無法地帯の料理人
まあ、最初はお金がなくて劣悪な材料しか集められそうになかったもんで。
今はちゃんと仕入れてますよ。
39:ヒロアカエボルト
ロアナプラで飲食店って凄い大変そうですね。
お金の管理とか。
40:無法地帯の料理人
まあ大変かな……でもバラライカさん達のお陰で無銭飲食とかもなくなったし。
41:IS世界のメンタルセラピスト
来たなイッチ!!
42:無銘の転生者
反応はっや
43:纏め役の転生者
ようイッチ。そろそろ雄英に入学する頃合だったか?
44:普通のカウンセラー
早いわね~。竜宮島でももう直ぐに入学式なのよ。
45:ヒスイの調査兵
こっちは何時も通りですね。最近だとショウが交渉に来る。
元相棒が来られると面倒。
46:青春学園の熱血教師
こっちはリョーマが入って来た。これからが楽しみだ!!
47:クトゥルフ系狩人
俺は何時も通りに邪神ハントしてる。
48:D×D風紀委員長
此方は此方で大変ですよ……主に変態三人組のせいで。
問題行為で退学にしようと思ったら、教師共は逆に解き放たれることになるかもしれないからって
俺を制御装置扱いするんですよ!!?
49:無銘の転生者
まあヒバリさんなら抑制効くと思うわな……。
50:IS世界のメンタルセラピスト
こっちはなんとも無いな。ラウラマジ好い加減にしろってブチぎれたい。
お前がヒートアップしたせいであの痴女もレベルアップすんだよ!!
51:普通のカウンセラー
もう責任取っちゃいなよYOU
52:円卓の鬼
親が泣いてるぞ。こんだけの美少女が好いてくれてるのに当の本人は
イッチに釘付けなんだからな。
53:IS世界のメンタルセラピスト
うるせええええええええ!!!お前らだって人の事言えねぇだろうがぁぁぁぁ!!!
54:クトゥルフ系狩人
シュブ=ニグラス星人の彼女出来ました。
55:円卓の鬼
ヴィレッタさんと結婚を前提にお付き合いしてます。
56:ヒスイの調査兵
コギトさんと幸せいっぱいです。
57:無法地帯の料理人
ロアナプラだとそんな欲求沸かないな
58:光の国の戦士
任務が忙しくてそう言うのは別に……。
59:普通のカウンセラー
私はこの前告白されたし。
60:纏め役の転生者
割かし幸せなようで何よりだ。
61:IS世界のメンタルセラピスト
ちくしょおおおおおおおおおおお!!!!
62:纏め役の転生者
そうだイッチ。イッチってヒロアカの事知ってたっけ?
63:ヒロアカエボルト
いえ全然。前世でオールマイト見て顔が濃いなぁって思った位です。
64:纏め役の転生者
だったらこの先の事は知らんか……じゃあ一つアドバイスだ。
雄英は自由が校風だ。常識にとらわれず、目の前の事に一つずつ対処してけ。
「纏めニキ、流石にこれは自由過ぎると思いますぜ……」
思わずそんな言葉を口走るには確りと理由があった。家を出たのが少し遅かったせいか、遅刻ギリギリのタイミングで自分の教室になる1-Aに到着したのは良いのだが……その直後に自分達の担任だという相澤 消太が体操服に着替えてグラウンドに出ろと言ってきたのである。そしてグラウンドに出ると突然個性把握テストを行うと言ってきたのである。
曰く、ヒーロー目指すなら悠長な行事に参加する余裕なし。雄英は自由が校風、それは教師にも適応される。との事。
「お前達も中学の頃からやってるだろ、個性禁止の体力テストを。平均を成す人間の定義が個性の存在によって崩れて尚それを作り続けるのは非合理的、まあこれは文部科学省の怠慢だけどな。実技入試トップは石動だったな。お前の中学時代のソフトボール投げの最高記録は」
「えっと……58mですかね」
これでも十分過ぎる好記録。エボルトの力がある為か、身体能力も伸びているのかもしれない……。そう思っていると相澤から計測用のボールが投げ渡される。
「なら今度は個性使って投げてみろ。思いっきりな。円の中にいる限り何をしようが構わない」
「分かりました、個性発動の時間は貰えます?」
「早くな」
「ういっす」
円の中に入りながらも意識を集中して手の中にドライバーを出現させて装着する。
「なんだあれ、サポートアイテム……じゃないよな。突然出て来たし」
「ああいう物を作り出す個性なのでしょうか……だとしたら私とかなり近しい物になりますが」
「わっ何この音楽!?」
「これは……交響曲第9番第4楽章・歓喜の歌でしょうか」
「良く分かるな!?」
「―――変身!!」
「変身したぁぁぁ!!?」
「何だあの個性、というか今の笑い声も何だよ!?」
「凄いカッコいいなあれなんだよこれ!?」
「あの姿……入試で助けてくれたのって……」
65:IS世界のメンタルセラピスト
やっぱり変身シーンは抜群にカッコいいんだよなぁエボルって
66:ヒスイの調査兵
変身してる奴が本当にラスボスに相応しい悪性の持ち主なだけありますよねぇ……
67:青春学園の熱血教師
というか地味に短縮版だったな
68:超次元中学生
アッホントだ。コブラ、コブラが無かった。
69:D×D風紀委員長
でもやっぱりカッコいいな~
「―――試すか」
ボールを軽く遊ばせながらも右手にエネルギーを集める、すると掌にあったボールは重力を無視するかのように浮かび上がった。そして浮かんだままその手の上から動こうとせず、どれだけ腕を動かそうが手の上に静止している。
「な、なんだあの個性!?変身したと思ったらボールが浮いたぞ!!?」
「ウチの個性に似てる、でもなんか違う……?」
「―――さあ、飛んで行けぇ!!!」
身体を捻りながら一気に地面を踏みしめながら腕を押し出す、それと同時にエネルギーを放出して保持されたボールを一気に押し出すようにして射出する。それは爆風を伴いながらも一気に空へと向かって飛翔していく。
70:ヒスイの調査兵
ウオオオオオオっっ!?何あれどうなってんだ!?
71:普通のカウンセラー
なんか、お茶子ちゃんの十八番を奪ってるみたいになっちゃってるわね。
72:IS世界のメンタルセラピスト
多分だけど、エボルの力で重力を一部無力化しつつ掌に保持してから反重力で一気に打ち出したじゃないかな。
ラウラの装備にレールガンあるからそう思っただけだけど……。
73:纏め役の転生者
>>72
フムッ……なくはないな。
メナスラッシュアームの機能応用でそれに近い事をやってるのかも。
そもそもエボルは波動放射攻撃とかワープ攻撃が出来る奴だからな。
ブラックホールフォームじゃなくてもある程度重力操作できても可笑しくない。
74:クトゥルフ系狩人
さながら重力レールガンか……
75:D×D風紀委員長
ウーレンベック・カタパルトかな?
76:超次元中学生
懐かしいなおいwww
「まず自分の最大限を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」
そう言いながら相澤が見せつけた端末にはボールの飛距離が表示されていた、そこには5800mと記されている。
「5800―――ッてほぼほぼ6キロじゃねぇか!?」
「マジかよいきなりこんなのが出るのかよ!!?」
「でも凄い、雄英って思いっきり個性が使えるんだ!!凄い面白そう!!」
「面白そう、ねえ……」
聞こえて来たそんな不用意な一言に相澤の様子が変わった。呆れ半分、そしてもう半分浮かび上がっているそれは酷く意地の悪い物だった。それは表情にもよく表れている。
「ヒーローになる為の三年間、そんな腹積もりで過ごすのか。決めた、じゃあこのテストのトータル成績最下位はヒーローになる見込みなしと判断して、除籍処分にしよう」
『ええええええっっっ!!!?』
「良き受難を―――"Plus Ultra"って奴だ。いやだったら乗り越えてみせろ、ヒーロー志望諸君」
様々な反応が浮かび上がっている時、星辰はもうちょっと角度やタイミングを調整すればもっと行けるかもしれないと考えている一人の少女が迫って来た。
「あ、あのさ……アタシの事、分かるかな……?」
「んんっ?」
其方を見てみるとそこには短めのボブカットに耳たぶがプラグになっている少女がいた。だが星辰は彼女の事を知っている、入試の時に助けたからだ。
「ああっ入試の」
「うん、あの時はマジであんがと。お陰で入学出来たみたいなもんだから」
「いえいえ、俺は何もしてませんよ。入学出来たならあなたの力ですよ」
「あの時は一瞬だったからまともにお礼も言えなかったからさ、同じクラスで良かったよ」
そう言いながら少女は手を差し出しながら笑顔で言った。
「アタシ、耳郎 響香」
「石動 星辰です」
「石動ね、折角一緒のクラスになれたんだからさ頑張ろ!!」
「星辰で良いですよ」
77:IS世界のメンタルセラピスト
俺のイッチになんてベタベタとぉ……!!!!
78:普通のカウンセラー
何マジでキレてんのよ……
79:ヒスイの調査兵
どんだけIS世界の女に恨みあるんだよ……
80:纏め役の転生者
是非も無いな。
スレにいる転生者紹介
・無法地帯の料理人
BLACK LAGOONに転生した。
特典は好きな食材と料理を出す能力。
現在はロアナプラで飲食店を経営中、街が街なので色々と苦労しているが……バラライカと張維新に気に入られた事もあって現在は安定して店を出せている。
ラグーン商会は良く食事に来るのでロックとも顔なじみ。