星狩りのヒーローアカデミア   作:魔女っ子アルト姫

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ユキノビジンがなんかゼファーさんの代わりに来たので初投稿です。


86スレ

「こいつら……脳無に近い何かか!!」

 

そんな言葉を漏らしながらもエボルダイナソーへと変身した星辰は迫って来た怪人を殴り付けた、猛烈な一撃を加える。それを受けて吹き飛ぶのだが直ぐに立ち上がって再び迫って来る。痛みを感じていないかのような振る舞いに思わず脳無を連想する。そんな中でも怪人たちは攻撃を止めない。それらは口を開けるとそこにあったレーザーの発射口のような物を露出させるとそれらを強振させながらレーザーを発射してきた。

 

「うぉっ!!」

 

咄嗟に遮断フィールドを展開して防御するのだが、怪人は利かないとみると更に出力を増してくる。次第にレーザーは太くなっていき遂にはエボルを飲み込むような巨大な物へと変貌していた。完全に飲み込んだ後に照射が終了するとそこには何もなかった、怪人たちは仕留めたか、と言わんばかりに気味の悪い声を上げた。勝利に酔いしれている―――その時

 

「仕留めたと思っているのかぁ?」

 

そんな声が聞こえて来た、一体が真下を見るとそこにはビルの屋上をまるでおばけのようにすり抜けるように姿を現してくるエボルの姿があった。慌ててクローで攻撃しようとするがそれよりも先に、まるでミリオのように飛び出しながら叫んだ。

 

昇・竜・拳!!!

「グガァァ……!!!」

 

おばけフルボトルを活用しながらの完全な不意を突いた一撃は怪人の顎を捉えた、そしてそのまま空高く上ったエボルは舞い上がった怪人の前を取りながらも腕を思いっきり引いた。そしてそのまま今度は怪人の頭を真上から殴り付けた。

 

READY GO!!

EVOLTECH FINISH!!

 

真下からの昇竜拳、真上からのエボルテックフィニッシュを受けた怪人は回転しながらもビルの屋上へと叩き付けられた。痛みが無効だろうと関係ない、その肉体の内部にたっぷりとエネルギーを波動として送り込んでおいたので暫くは動けないだろう。

 

『因みに昇竜拳は初代、Ⅱ以降は昇龍拳って風に変わってるぞ』

「誰に言ってんだお前は!!」

 

そう言いながらも放たれたミサイルの処理を行う。別にやらなくてもいいのだが、下手に反れて街中に落ちるのは避けたいので圧し折って爆発させておく。そうしてトランスチームライフルにスパイダーフルボトルを装填して蜘蛛の糸を怪人の一体へと放ち、確りと掴まってそれに引き寄せるとそこへエネルギーを集めながらのラリアット、ぶっ飛ばすと同時にエネルギーを爆破して二重のダメージを与えながらも戦闘不能へとする。

 

「ビシャアアアアアアンッ!!!」

「パルルルラァアアハアア!!!」

「ウゼェ!!これでっ―――終わりだ!!」

 

再度エボルテックフィニッシュを発動させる自分を挟むようにして迫って来た怪人同時に蹴りを入れた。首元を捉えた一撃は怪人の許容範囲を容易に超えたのかゆっくりと崩れ落ちるようにして倒れこむ。それを見て怪人は全て倒した事を確認してフィッ~……と息を吐くのであった。

 

「チッ思った以上に時間食ったな、流石に追えないか……」

『こいつらは捨て駒って事か、哀れだねぇ……』

「というかこいつら一体何なんだよ」

 

そう言いながらも倒れこんだ怪人を蹴っ飛ばすようにしながらも仰向けにする。肉体に機械が接続されている、というよりも一部を機械化したと言った所だろうか。義手やらの延長線上にあるような物だと思うが、それでも色々と納得がいかないというよりも疑問が尽きない点が多すぎる。

 

「如何見てもこいつらの装備はハードガーディアン……」

『ああそうだな、あいつらの命日の時に俺が瞬殺した奴らだな』

「やな言い方すんな」

 

エボルトもそうだと認める、紛れもないハードガーディアンの装備。何故それがこの世界にあるのだろうか……もしかしたら似ているだけなのかもしれないが、それはない。余りにも似すぎている、本当にこのヒロアカ世界はビルドで生まれた新世界の未来なのだろうか。何とも言えない気分になって来るが、今はこれを如何するべきか考えなければならない。と思っている時には以後に何かが着地した音がした。

 

「よぉっエボル!!何か面白いことしてるみてぇだから来たんだが……何だ終わっちまったのかよつまらねぇ」

「なんだミルコさんか……びっくりさせないで下さいよ」

 

やって来たのはなんとミルコだった。暴れる宣言をしていた通りに暴れながらもヴィランを捕縛したり、プロヒーローが戦闘中の所に殴り込みをかけたりしている内に戦闘を見たのか此方にやって来たらしい。

 

「ンでなんだこいつら、何やった」

「何かやったというよりか、俺に攻撃してきた奴が逃げるために放ってきた奴らですかね。ヴィラン連合の持ってた脳無に近い感じがする連中でした」

「ほぉ~……んじゃ調べてみたら何か解るかもしれねぇって事か」

「恐らく」

 

其処からとんとん拍子だった。ミルコが自分の名前を使って警察を呼び、怪人達を収容、調査を行った後に然るべき研究機関に送って調べる事になった。それで何かが分かればいいのだが……その後、ミルコのヴィラン退治に付き合った後にそう言えばお前帰っていいって言ったの忘れたな、と思い出したかのようにミルコから言われてリューキュウ事務所に戻る事になった。

 

「何とも謎が多い結果になったなぁ……」

 

マシンエボルダーを駆りながらもその事を考えずにはいられない、此処からどうするべきなのか……ハードガーディアンの事は放置できない。黒いローブを追う事は決定なのだが余りにも情報が無さすぎる……。

 

『まあ分かる事から一つずつ明らかにしていくのが定石だろうな』

「(分かる事ねぇ……何を明らかにするんだよ)」

『簡単だ―――この世界の真実を確かめに行くぞ』

「はぁ?」

 

思わずそんな声が出てしまった、こいつは何を言っているんだ、何を確かめに行くと言ったのだろうか。世界の真実?そもそもその世界の真実とやらは一体何なのだろうか……と思っているとエボルトからは酷く呆れたような声を出されてしまった。

 

『おいおい忘れたのか、この世界の事だ。この世界が新世界の未来の事なのかを確かめに行くとな』

「(忘れてはないが……世界の事をどうやって明らかにするんだ、ニキネキ達の力を借りるとか?)」

 

思い当たる事と言えば光ニキだろうか、その力を借りてなんやかんやするのだろうか。とも思ったが如何やら違うらしい。

 

『もっと簡単な方法がある』

「それって―――」

『火星に行くぞ』

「……はぁ!!!?」

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