ソードアート・オンライン Re:紫紺の剣士   作:仮面大佐

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今回は、第一層ボス攻略の話です。


第6話 第一層ボス戦攻略

 翌日、俺達は、第一層迷宮区へと向かっていた。

 俺たちの役割は、ルインコボルド・センチネルというボスの取り巻きと戦う事だ。

 迷宮区内でも戦闘が起こり、危ない場面もあったが、誰一人死なずにボス部屋の前へ辿り着いた。

 

カルム「しっかし、なんで俺達は取り巻きを倒す事なのやら。」

キリト「さぁ?」

カルム「俺達をボスとは戦わせないつもりなのかね。」

キリト「さてね。」

ミト「あ〜あ。ボスと戦いたい。」

アスナ「ちょっとミト。」

 

 そんな会話をしながらも着いてこれた。

 そして、ディアベルが扉に手を掛けて、こちらを向いた。

 

ディアベル「皆!俺から言いたい事は一つ。………勝とうぜ!」

 

 そう言って、俺達はボス部屋へと雪崩れ込んだ。

 ボス部屋に入った直後は、何も起こらないが、突然、ドアが閉まり、何も無かった部屋が、様変わりしていき、一番奥に玉座があって、そこには、イルファング・ザ・コボルドロード、つまりボスがいた。

 そして、取り巻きが3体ポップした。

 イルファング・ザ・コボルドロードが雄叫びを上げて、流石に怯んだ。

 

キバオウ「情報通りやな。」

ディアベル「それじゃあ、皆!突撃!!」

 

 ディアベルの号令と共に、俺達は突撃していく。

 俺達は、センチネルを相手にしていて、俺とミト、キリトとアスナさんのコンビで対処していく。

 

カルム「ミト、スイッチ!」

ミト「分かった!」

 

 訓練通りに、敵の武器を俺が跳ね上げて、隙だらけになった所をミトが仕留めていく。

 キリトとアスナさんのコンビの方も上手くやっていて、現状では、誰もHPが半分にはなっていない。

 ボスの方も、ディアベルの指揮が上手くいっていて、着実に減っていった。

 レイドパーティーの方も、ヤバい損害はない。

 全てが順調だが、油断はしない様にしないと。

 その時、HPバーが残り一本になって、イルファング・ザ・コボルドロードが動き出した。

 雄叫びを上げて、骨斧と盾を投げ捨てた。

 

キバオウ「情報通りやな!武器を変えるで!」

 

 そして、湾刀を取り出す。

 

ディアベル「次で決めるぞ!C隊、前へ!」

 

 だが、俺は、奴の武器を見て、違和感を感じた。

 湾刀にしては、滑らかすぎる。

 その時、予感が的中した。

 

カルム「あれってまさか!?」

ミト「湾刀じゃない!」

カルム「まさか、野太刀!?」

ミト「という事は、範囲攻撃が来るわ!」

キリト「止めろ!下がれ!!」

 

 予感通りに、イルファング・ザ・コボルドロードが、刀スキルの範囲技、旋車を発動して、C隊は攻撃を食らった。

 C隊は大部分が半分までHPが減り、スタンの状態異常になった。

 ディアベルはギリギリで防御が間に合った為、スタンにはならなかったが、攻撃を喰らったら、終わる。

 その時、俺は動いた。

 

ミト「カルム!!」

キリト「待て!!」

 

 ディアベルに攻撃が当たる直前に、ディアベルを抱き抱えて、剣の腹の部分で、ボスの攻撃を逸らす。

 連撃が来そうだったので、自分のAGIを最大限に使って、脱出する。

 

カルム「危ねぇ………!」

ディアベル「君はどうして……?」

カルム「何、今アンタに死なれたら困るんでね。それに、アンタの目的はラストアタックボーナスだろ?」

ディアベル「!!」

 

 やっぱりか。

 これなら辻褄が合う。

 ディアベルはキバオウを介して、キリトの剣を手に入れて、LABを手に入れるつもりだったのだ。

 現在、スタンのプレイヤーを守る為に、ミト、キリト、アスナさんの三人でなんとかしている。

 俺も、少し掠ったぐらいで、HPには余裕がある。

 そろそろ行くか。

 

ディアベル「カルム。その、すまない。」

カルム「その手の話は後でたっぷり聞くので、回復してくれ。」

 

 俺は、ミト達の元へ。

 

カルム「すまない!待たせたな!」

ミト「カルム!私、あなたが死んだら……どうしようかと………!」

カルム「説教は後で聞く!今はボスに集中だ!!」

ミト「わ、分かったわ!!」

 

 俺達のやる事は、片方が隙を作り、もう片方が攻撃する、それ自体は変わらない。

 対象が、取り巻きからボスに変わっただけだ。

 

カルム「ミト、スイッチ!!」

ミト「えぇ!」

 

 ボスのソードスキルをソードスキルで迎撃し、跳ね上げたら、ミトに攻撃させる。

 先程の範囲攻撃は、囲まなければいいので、ヒット&アウェイの戦法でHPを削っていく。

 その時、イルファング・ザ・コボルドロードが跳躍して、一気に襲いかかってきたが、ミト、アスナさんのソードスキルが命中して、怯んだ。

 

「「スイッチ!!」」

カルム「決めるぞ!キリト!!」

キリト「あぁ!!」

 

 俺とキリトは、ソニックリープを放ち、それが当たったイルファング・ザ・コボルドロードは、ガラスの割れる音の様な音を放ち、爆散した。

 センチネルも、ボスが倒れると同時に消滅した。

 

「「「オォォォォ!!!!」」」

 

 この時、第一層のボス、イルファング・ザ・コボルドロードが倒された。

 

カルム「フゥゥ……。」

ミト「お疲れ。」

カルム「あぁ。お疲れさん。」

キリト「良くやったな。」

アスナ「これで終わりよね?」

 

 そうやって話していると、会議で見た、エギルとディアベルがやって来た。

 

エギル「お前らの勇気に賞賛するよ!Congratulations!」

ディアベル「助けてくれてありがとう。カルム。」

カルム「当然の事をしたまでだよ。」

ミト「それで死にかけたら、話にならないでしょ!!」

カルム「すいません。」

 

 ミトに怒られてしまった。

 だが、ミトは呆れているも、笑っていた。

 そんな和やかな雰囲気は打ち破られた。

 

キバオウ「何でや!!」

カルム「うん?」

 

 キバオウが叫びを上げた。

 キバオウのパーティーメンバーもキリトに対して憎悪の視線を向けていた。

 

キバオウ「何でディアベルはんを見殺しにしようとしたんや!!」

キリト「見殺し?」

 

 キリトが聞き返すと。

 

キバオウ「ジブンは、ボスの使うスキルを知ってた!何でそれを伝えなかったんや!」

 

 その発言に、周囲が騒めき出す。

 すると。

 

???「そうだ!そこのそいつは、情報を自分だけで独占して、俺達を騙そうとしたんだ!!周囲にいる奴や、アルゴって情報屋もグルだったんだ!!そいつは、最低のゴミ屑野郎だ!!」

 

 そんな事を宣った結果、一気にヘイトが俺達に集まっていった。

 余計な事を………!

 

アスナ「ちょっと………!」

ミト「………!!」

 

 どうしようかと呆然としていると、笑い声が聞こえてきた。

 

キリト「あっはっはっはっ!!!」

キバオウ「何がおかしいんや!!」

 

 キリト、何をするつもりだ。

 

キリト「元βテスターだって?俺をあんな素人連中と一緒にしないでくれ。元βテスターよりも今のアンタらの方がマシさ。俺は元βテスターの中でも上層階にも上がった!刀スキルを分かったのも、上層階では使う奴が多かったからな!ちなみにそいつらは、俺の指示に従っただけさ。」

 

 お前、まさか、自分1人にヘイトを集中させる気か。

 確かに、このままでは元βテスターの吊し上げが起こる。

 でも、その為にお前は1人になるんだぞ。

 

冒険者「ふざけんな!!」

冒険者「お前のせいで、ディアベルさんは死にかけたんだぞ!」

冒険者「β上がりのチーター、ビーターだ!!」

キリト「ビーター。いいねそれ。そうだ。俺はビーターだ。これからはあんな奴らと一緒にするな。」

 

 キリトはそう言って、コートを身に纏った。

 

キリト「第二層の転移門は俺がアクティベートしておくから、死ぬ覚悟のあるやつは来てもいいぞ。」

 

 キリトはそう言って、上へと上がっていく。

 しばらくして、俺、ミト、アスナさん、エギル、ディアベル、キバオウ以外は居なくなった。

 

ミト「カルム、どうするの?」

カルム「俺は、あいつを追う。」

ミト「奇遇ね。私もよ。」

アスナ「行こう。」

エギル「なら、伝言頼めるか?」

ディアベル「俺も頼む。」

キバオウ「ワイもいいか?」

 

 三人の伝言を受け取って、二層に辿りついた。

 キリトは俺達が現れた事に困惑していた。

 

キリト「着いてくるなって言ったのに。」

カルム「二層の街に行きたかったからな。」

ミト「伝言で、エギルさんからは、『また、一緒にボス攻略をしよう。』」

アスナ「ディアベルさんからは、『君1人に、こんな重みを背負わせてすまない。』キバオウさんからは、『今回はディアベルはんを助けてくれて感謝してる。だけどワイはワイなりに強くなる。』ってさ。」

キリト「そうか。」

カルム「じゃあ、行こうか。」

 

 そうして、俺達は二層の主街区へ。




今回はここまでです。
冥き夕闇のスケルツォでは、モルテ役で小林祐介さん、リーテン役で本渡楓さんに決まりましたね。
まあ、今更ですが。
SAOのセレクションが放送されますが、10位以降はなんでしょうね。
楽しみです。
リバイスのバトルファミリアの主題歌が、良い感じですね。
ビヨンド・ジェネレーションズ、本編と続いて出番がある、ネオバッタゲノム。
私的には、カジキゲノムも登場して欲しいとは思います。
そして、オルテカも復活して、デッドマンズ再結成!
一輝達の敵にならないで欲しいんですが。
本編も、光君のフルゲノミクスが披露されましたね。
次回は、ヒロミさんの決意の再変身に、エビルとライブが融合した様な見た目の新フォームが登場!

リーファとシノンに彼氏は必要か

  • 必要。
  • リーファのみ要る。
  • シノンのみ要る。
  • 必要ない。
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