あの圏内事件の後の、2024年の7月。
俺はとあるダンジョンに来ていた。
アルゴからの情報で、ここに現れるモンスターがまた、ブレイラウザー等の強化に繋がると言われた。
ちなみに、圏内事件が終わり、ここに来るまでに、『タイムスカラべ』のカードを手に入れた。
流石に1人じゃ厳しいので、ミトも呼んだ。
ミト「カルムが自ら呼ぶなんて珍しいわね。」
カルム「ああ。手伝って欲しいんだ。」
ミト「分かったわ。」
そうして、俺達はダンジョンの中へ。
中で登場するモンスターは、アルビローチにダークローチ等と、結構登場した。
俺達は対して苦戦せずに進めている。
少し進んでいくと、安全地帯があった為、そこで休憩する事に。
カルム「結構疲れたな。」
ミト「あのダンジョンよりは辛いわね。」
カルム「そうだな。でも、疲れたから少し寝させて貰うぞ。」
ミト「なら、膝枕してあげるわよ。」
カルム「気持ちだけで十分です。」
俺は休憩する為に寝た。
ミトside
カルムは寝出した。
何かデジャブを感じるけど、寝顔を見るのも飽きないので、眺めていると、ふと、思った事がある。
それは、ここ最近、カルムの事を考える時間が更に増えてきた。
そして、思う事が。
ミト(私って、カルムの事を好きなのかな?)
第1層からの長い付き合いで、カルムの勇気、ちょっと抜けてる所等、それらもカルムの魅力かと思うと、気になってくる。
実は以前、アスナにある事を尋ねられたのだ。
アスナ『ねぇ、ミトって、カルム君の事、好きなの?』
ミト『ア、ア………アスナ!?いきなり何を言い出すの!?』
アスナ『だって………ミトって、副団長の仕事で忙しくても、カルム君とはちょくちょく会ってるよね?』
ミト『それは………そうだけど………。』
アスナ『なら、もう告白とかはしたの?』
ミト『ええっ!?』
アスナは、私にそう言ってくる。
私が驚いている中、アスナは真面目な顔で言ってくる。
アスナ『ならさ、もう思いを伝えた方が良いんじゃないの?』
ミト『でも………変な風になって、気まずくなったら………!』
アスナ『大丈夫だよ。カルム君なら、きっとミトの事を受け入れてくれるはずだよ。』
ミト『…………少し、考えさせて。それに、アスナも、キリトの事が気になってるんでしょ?』
アスナ『えっ………!?な、何でそこでキリト君が出て来るのよ!?』
ミト『だって………アスナも、キリトとちょくちょく会おうとしてるじゃない。』
アスナ『それは………!それに、キリト君は、何かと理由をつけて、会おうとしないのよ!』
まあ、キリトの性格上、そうなるだろうなぁ。
そんな風に話した事を思い出した。
ミト(………多分、私は、カルムの事が好き。)
それを思い出して、私は確信した。
これまでは、目が離せない様な感じだったのが、いつの間にか、恋になった。
いつか、カルムに思いを伝える。
そう決意する中、カルムが目を覚ましたので、最深部に行く事に。
でも、やっぱり、カルムを見てると、顔が赤くなる。
カルムside
疲れが取れたので、最深部へと向かう事に。
だが、ミトの顔が赤い。
ミト本人に聞いても、何でもないと返されたのだ。
でも、俺は圏内事件の時から妙にミトを意識し出したような感じがする。
俺は、ミトの事が好きなのか?
そんなモヤモヤがここ最近もドンドンと大きくなってきた。
そんなモヤモヤを抱きつつ、最深部に到着すると、一体のモンスターがいた。
名前を見ると、コーカサスビートルアンデッドと書いてあった。
カルム「あいつか。」
ミト「油断しないでね。」
その時、檻が降りてきて、俺以外のメンツと俺が遮られた。
ミト「カルム!」
カルム「分断か!しかも、モンスターがポップしてるぞ!ミト、大丈夫か!?」
ミト「私なら大丈夫!カルムは早くあのモンスターを倒して!」
カルム「分かった!」
俺はコーカサスビートルアンデッドと対峙していた。
俺はすぐさまコーカサスビートルアンデッドに斬りかかったが、盾で防がれてしまった。
それでも俺はめげずに攻撃していくと、徐々にではあるが、HPが減っていく。
HPが3本目にまで到達すると、コーカサスビートルアンデッドが俺のラウズカードを奪った。
ミト「ラウズカードが!」
カルム「…………。」
コーカサスビートルアンデッドが俺を嘲笑うかの様に見えたが、俺は諦めていない。
俺は、絶対にこのゲームをクリアして、皆を現実世界に返してみせると誓った。
だからこそ、ラウズカードを奪われたくらいで諦めては、絶対にクリア出来ない。
俺はブレイラウザーで斬りかかりつつも、殴りを入れて、怯ませる。
カルム「俺は絶対に諦めない!このデスゲームから皆を救う!そうグリセルダさんに誓ったんだ!例え、カードが奪われても、俺は絶対に勝つ!」
俺は、コーカサスビートルアンデッドの剣を奪って、その剣で盾を打ち破る。
その際に、俺から奪ったラウズカードを落とした。
怯んだ隙に、俺はブレイラウザーで全力でコーカサスビートルアンデッドを斬り裂いた。
そうして、HPが全損し、コーカサスビートルアンデッドは倒された。
それと同時に檻やモンスターが消えて、ミトが駆け寄ってきた。
ラウズカードはミトが回収していた様で、それを渡してきた。
ミト「お疲れ様!カルム!!」
カルム「あぁ。ミトも、ありがとうな。」
ミト「うん!」
そうして、報酬を見てみると、エボリューションコーカサスと書いてあるラウズカードを手に入れられた。
そして、エボリューションキングというスキルを手に入れた。
その時、謎のモンスターが唐突に現れた。
名前を見ると、トライアルDと書いてあった。
カルム「何だあのモンスター!?」
ミト「ヤバそうね!」
カルム「ていうか、アルゴは、こんな奴が出るなんて、一言も言ってないよな!?」
ミト「もしかしたら、アイツを倒したら出現するタイプなのかも!」
まずい!
このままじゃミトが……!
俺はエボリューションコーカサスを見て、とある事を思いついた。
やるしかない!
ラウズアブソーバーに、アブソーブカプリコーンを入れる。
『absorb queen!』
そして、エボリューションコーカサスをラウズアブソーバーにラウズする。
『evolution king!』
すると、俺の体に激痛が走った。
ミト「カルム!」
カルム「ぐぅぅぅ…………!」
だが、俺は諦めない!
ここにいる皆を救えるなら!
その時、俺がこれまで獲得したラウズカードが現れて、それが金色になって俺の体に着く。
オリハルコンブレストが、キングブレストに変化して、ショルダーガードナーが大きくなって金色になった。
そして、体のあちこちにラウズカードの絵柄が映り、左手にキングラウザーという両手剣が出現した。
そして、パンチだけで相手を吹っ飛ばした。
ミト「カルム………!」
カルム「凄い……!力が溢れてくる!」
トライアルDが怯んでいる隙に、俺はキングラウザーに5枚のカードを入れる。
『スペード10!ジャック!クイーン!キング!エース!』
『ロイヤルストレートフラッシュ!』
俺は新たなスキルのロイヤルストレートフラッシュでトライアルDを倒した。
ていうか、ロイヤルストレートフラッシュって、完全にポーカーだよな。
トランプみてぇだな。
俺は、ホッと息を吐くと、少し倒れる。
すると、ミトが駆け寄って来る。
ミト「カルム!大丈夫!?」
カルム「大丈夫。大丈夫。ちょっと、疲れただけだから………。」
ミト「バカ!いきなり、カルムが苦しみ出した時には、何事かと思ったわよ!!」
カルム「心配かけて、本当に悪かったな。」
ミト「全くよ………。」
ミトは、俺の胸に何度か拳を叩く。
心配かけたのは、悪かったな。
カルム「それにしても………これは、人前に晒すのは、やめた方が良さそうだな………。」
ミト「そうね。少し危険だしね。」
そう、威力が半端ないのだ。
たった1発殴っただけでも、トライアルDのHPは半分近く削れ、ロイヤルストレートフラッシュも、その残りを削り切ったのだ。
いくらなんでもオーバーキルすぎる。
それに、この力は、プレイヤーに対して使うべきではない。
そう判断して、秘密にしておく事に。
だが、この時の俺は、思ってもいなかったのだ。
この1ヶ月後に、俺の精神を削りに来る出来事がある事に。
今回はここまでです。
少し、短めです。
次回、ラフコフ討伐戦です。
恋愛フラグを立たせるキャラとして、レインも入っていましたが、レインは、SAOでの戦闘スタイルがよく分からないので、抜きたいと思います。
その為、前の紫紺の剣士で投稿していたとある話はカットする事になります。
アリシゼーションでのカルムの武器はどうするか
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刃王剣十聖刃
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オージャカリバー
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オージャカリバーZERO
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その他