ソードアート・オンライン Re:紫紺の剣士   作:仮面大佐

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第1集

 あるスタジオ。

 そこでは、スタッフ達が忙しなく動いていた。

 どうやら、撮影があるようだ。

 しばらくすると、撮影が始まる。

 

アスナ「みなさん、こんにちは!そーどあーと・おふらいんの時間です。司会のアスナと……………。」

ミト「同じく司会のミトよ。よろしく。」

キリト「解説のキリトです。」

カルム「同じく、解説のカルムです。」

 

 撮影が始まると、4人はそう名乗る。

 

アスナ「この番組は、アインクラッドのあらゆる出来事、情報をお伝えするバラエティ番組です。毎回、豪華なゲストをお呼びして、トークを展開していきます。」

ミト「そんな感じで、この番組を進めていきます。」

 

 司会の2人は、そんな風に説明する。

 それが、この番組の趣旨なのだ。

 

ミト「それにしても、司会なんて初めてやるから、緊張するわね……………。」

カルム「気持ちは分かるけど、俺は解説だからな……………。」

キリト「頑張ろうな、アスナ。」

アスナ「うん!」

 

 4人はそんな風に話す。

 番組が進行して、ソードアート・トリビアのコーナーが始まる。

 

ユイ「アバターの顔や体つきは変えられないけど、髪型や色は自由にカスタマイズ出来ます。」

カナ「皆もレッツチャレンジ!……………以上、ソードアート・トリビアでした。」

 

 ユイとカナの2人がそんな風に解説をする。

 そして、プレイバックコーナーへと入っていく。

 

アスナ「このコーナーは、『ソードアート・オンラインRe:紫紺の剣士』の第1話から第6話までのシーンを選び、ゲストと共に解説していくコーナーです。」

ミト「それでは、本日のゲストを紹介するわね。この人よ。」

 

 アスナがそう言い、ミトが手を向けると、転移エフェクトが現れ、1人の男が現れる。

 

クライン「どうも、どうも!愛と正義の使者、クラインでーす!」

 

 その男とは、ギルド『風林火山』のリーダー、クラインである。

 それを見たカルムは。

 

カルム「……………それ、わざわざ考えたのか?」

クライン「おうともさ!決まってるだろ?」

 

 カルムがそう聞くと、クラインは自信満々に答える。

 ミトが口を開く。

 

ミト「えぇ〜…………クラインは、キリトが初めて出会い、レクチャーを受けたプレイヤーであり、キリトの数少ない友達でもあります。」

キリト(……………数少ないは余計だ。)

 

 ミトはクラインをそう紹介すると、キリトは心の中でそう突っ込む。

 

アスナ「では、クラインさんと一緒に、『ソードアート・オンライン Re:紫紺の剣士』の第1話から第6話までを振り返りましょう。」

クライン「俺のかっこいいシーン、見逃すなよ!」

 

 アスナがそう言うと、クラインは笑みを浮かべながら、そんな風に言う。

 すると、カルムがボソッと呟く。

 

カルム「でも………………クラインって、第1話で一回喋っただけで終わってなかったか?」

「「「あっ………………。」」」

クライン「ぐふっ!?」

 

 カルムがそう言うと、キリト達はそんな風に言い、クラインは吐血する。

 この小説は、序盤は劇場版ソードアート・オンライン 星なき夜のアリアをベースにしているので、クラインの登場が少ないのは、無理もない。

 そのまま、VTRが始まる。

 

《第1話 アスナのやらかし》

 

カルム「ああ……………これかぁ……………。」

アスナ「いや、これは、その………………。」

 

 VTRが終わると、カルムは懐かしい表情をしながらそう言うが、アスナは顔を赤くして俯いていた。

 アスナとしては、恥ずかしい気持ちでいっぱいなのだ。

 

クライン「アスナさん……………ネットリテラシー、どうなってるんですか?」

アスナ「し、仕方ないじゃない!ミトの名前を聞いてなかったんだから!」

ミト「だからって、私の名前を晒すのはどうかと思うけど………………。」

キリト「IT企業のお嬢様が、大丈夫なのか?」

アスナ「キリト君まで!?」

 

 クラインがそう言うと、アスナはそんな風に言い訳する。

 親友と彼氏にまでそう言われて、アスナはショックを受ける。

 アスナが地面にのの字を書いて落ち込む中、カルムはフォローする。

 

カルム「まあ、ネトゲ初心者じゃ、無理もないよな。ひとまず、次のVTRを流すから、それまでには、復帰させます。」

 

 カルムはそう言って、ミトと共にアスナを慰める。

 

《第1話 アバター変更&デスゲーム開始宣言》

 

クライン「これはマジでビビったよな…………。」

カルム「確かに。いきなりアバターが変わって、デスゲームをやるって言い出したんだからな。」

キリト「ミトって、あんなイカついアバターにしてたんだな………………。」

 

 VTRが終わると、それを見ていたクライン、カルム、キリトはそんな風に言う。

 キリトに関しては、ミトのアバターを見ていたが。

 

ミト「懐かしいわね……………あのアバターにしてたのは。」

カルム「やっぱり、ゲームのアバターって、現実とは違う感じにするからな。」

アスナ「………………キリト君は、ゲームの中で女の子になってたりして………………。」

 

 それを見て、ミトとカルムがそう言うと、アスナはキリトの方を見ながらそう呟く。

 すると、キリトが声をかける。

 

キリト「どうした、アスナ?」

アスナ「えっ!?な、何でもないですよ!次は、このシーンです!」

 

 キリトがそう言うと、アスナは誤魔化しながらそう言う。

 

《第2話 トラップに引っかかるプレイヤーを見るカルム達》

 

カルム「あのシーンか……………。」

 

 VTRが終わると、カルムは遠い目をしながらそう呟く。

 それを見ていたクラインは口を開く。

 

クライン「お前ら……………その……………。」

カルム「良いんだ。無理に慰めようとしないでも。」

ミト「……………ええ。あれはもう間に合わなかったから。」

 

 クラインはそう言おうとするが、カルムとミトはそう言う。

 2人の表情は辛そうだった。

 

キリト「確かに、あれで助けようなんて、ほぼ自殺行為だからな。」

アスナ「私も助けたかったけど、今思うと、死んでたかもしれないんだって思うんだ…………。」

 

 フォローする様に、キリトとアスナもそう言う。

 そんな暗い雰囲気になる中、次のVTRへと進んでいく。

 

《第3話 黒き剣士との邂逅》

 

クライン「おっ!キリトが出てるぞ!それにしても、この時はまだキリトも無愛想だな!」

キリト「クライン………………。まあ、この時はな。」

 

 クラインは、先ほどの空気を変える為か、明るく言い、キリトはそんな風に言う。

 

アスナ「この時、キリト君と運命の出会いをしたんだよね………………。それに、ミトもカルム君の事が気になってたしね。」

ミト「アスナ!?そ、それは合ってるけども………………。」

カルム「ミト……………。」

 

 アスナがそんな風に言うと、ミトは顔を赤くしながら慌てて、カルムはミトをじっと見る。

 カルム達の周辺がピンク色に染まる中。

 

クライン「ああ〜はいはいはい!それじゃあ、次のVTRに入りま〜す!」

 

 クラインはそんな風に叫びながら、次のVTRを出す。

 

《第4話 キバオウの糾弾》

 

クライン「こいつがキバオウか……………。あんまり会った事は無いんだけどな。」

キリト「まあな。」

 

 クラインは、キバオウを見てそう言う。

 実際、会った事が無いからだ。

 そんな中、カルムが口を開く。

 

カルム「それにしても……………キバオウのβテスターに対する憎悪は一体何なんだ?」

ミト「さあ……………?」

アスナ「あれは凄かったよね……………。エギルさんが入ってこなかったら、確実に吊し上げが起こってたよ。」

 

 カルム達はそんな風に言って、首を傾げる。

 それほど、キバオウのβテスターへの苛立ちを感じたのだ。

 

クライン「まあ………………俺は人が出来てるから良いんだけどよ、そういうネットゲーマーは嫉妬深いからな。あんまりそういう事を言ってやるな。」

カルム「そうだな。以上、プレイバックのコーナーでした。」

 

 クラインは良き大人の対応を図り、カルムもそれに乗って、プレイバックのコーナーが終わる。

 次のコーナーに移っていく。

 

カルム「次のコーナーは、『教えて!原作者さん!』のコーナーだ。」

キリト「あれ?原作だと、俺の人生相談じゃなかったか?」

ミト「原作と同じだと味気ないって事で、変えたらしいわよ。」

アスナ「ここからは、この人と一緒にお送りします!」

クライン「それじゃあ、どうぞ!」

 

 カルムがそう言うと、キリトは首を傾げるが、ミトはそう言う。

 アスナとクラインがそう言うと、どこからともなく、モニターが現れ、画面が光る。

 

仮面大佐「どうも、原作者の仮面大佐です。」

 

 そこに現れたのは、原作者だった。

 

カルム「本当に原作者が来たよ……………。」

仮面大佐「どうもで〜す。」

アスナ「それでは仮面大佐さん。今日はよろしくお願いしますね。」

仮面大佐「はい。質問には可能な限りは答えていきます。とはいえ、初回なのでまずは二つですね。」

クライン「そこら辺を把握してるのな………。」

ミト「みたいね。それじゃあ、早速質問に入っていくわよ。」

 

 カルムが呆れながらそう言うと、仮面大佐はそんな風に言う。

 アスナと仮面大佐がそう話すと、クラインとミトはそう言う。

 

キリト「まずは……………この質問だな。『Re:紫紺の剣士を書くきっかけを教えて欲しい』だそうだ。」

仮面大佐「書くきっかけですか………………。そうですね。やっぱり、星なき夜のアリアを映画で見て、ミトと出会ったからですね。」

 

 キリトが質問を読み上げると、仮面大佐はそんな風に答える。

 

クライン「やっぱり、その映画がきっかけなんだな。」

仮面大佐「ええ。オーディナル・スケールは映画館では見れませんでしたので、初のSAOの映画を映画館で見て、印象深かったです。」

ミト「なるほど………………。」

仮面大佐「それで、アスナと別れてしまったミトを見て、ミトに救いを与える様な物を書きたいなと思って、書きました。……………まあ、烏滸がましいとは少し思いますがね。」

 

 クラインがそう聞くと、仮面大佐はそう答えていく。

 ミトが照れる中、仮面大佐は自嘲気味にそう言う。

 

カルム「この作品の作者が自嘲気味な態度を取ってどうすんだよ。」

仮面大佐「すいません。」

キリト「まあ、気を取り直して……………次は、『カルムのモデルは何ですか?』だな。」

 

 そんな自嘲気味な態度を取る仮面大佐にカルムがそう突っ込むと、仮面大佐は謝る。

 キリトは次の質問を読み上げる。

 

仮面大佐「そうですね……………カルムの外見のモチーフは、ゲーム版ダンボール戦機ウォーズの男主人公アバターの5番目のキャラですね。」

アスナ「そこからイメージが取られているんですね。」

仮面大佐「はい。ダンボール戦機ウォーズは結構好きな作品でして、この作品にも、ちょくちょくダンボール戦機要素を入れています。」

ミト「フェアリィ・ダンスで出てきたジンや、ファントム・バレットで私が使ったヘルサイスとかね。」

仮面大佐「そうです。ちなみに、カルムという名前は、ポケットモンスターX・Yの男主人公のデフォルトネームから取りました。性格は、剣崎一真などをベースにしています。」

 

 仮面大佐はそう答えると、アスナはそう言う。

 ミトがそう言ったりする中、仮面大佐はそう答える。

 

ミト「なるほどね……………それでは、本日の質問コーナーは、こんな感じです!」

 

 ミトは、コーナーを終える。

 そして、今回の放送のまとめに入る。

 

アスナ「それで……………今回の放送はこれで終わります。クラインさん、記念すべき初ゲストだったわけですが、出演されてどうでした?」

クライン「軽い気持ちで出演しましたが、結構楽しかったぜ!色んな裏話も聞けたしな!……………欲を言えば、もうちょい本編での出番を増やして欲しいんだがな……………。」

仮面大佐「………………善処します。」

ミト「頑張ってね。それでは、また次の回にお会いしましょう。」

一同「バイバ〜イ!」

仮面大佐「質問は受け付けてま〜す!」

 

 アスナがクラインに話を振ると、クラインはそう言う。

 クラインのぼやきに仮面大佐はそう言う中、番組は終わったのだった。




今回はここまでです。
なかなか進まなくて、気分転換におふらいんの話をやる事にしました。
アインクラッド編の出来事を振り返り、質問にも答えれました。
次回は、おふらいん第2話かマザーズ・ロザリオの次の話になる予定です。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
おふらいんの質問は、下記のリンクから受け付けています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=308160&uid=373253
あと、アリシゼーションでカルムが使う武器のアンケートも取っていますので、良かったらお願いします。
候補は、刃王剣十聖刃、オージャカリバー、オージャカリバーZEROのどれかですね。
それ以外にこれを使って欲しいというのがあれば、お願いします。
ちなみに、オージャカリバーになる場合は、ジェラミーを出そうかなと思っています。

ユージーンと戦うのは、どっちか

  • カルム
  • キリト
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