ソードアート・オンライン Re:紫紺の剣士   作:仮面大佐

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birthday episode ミト

 8月3日。

 この日は、ミトの誕生日だ。

 アインクラッドに囚われていた際には、誕生日なんて聞き出せる事ができなかった。

 ちなみに、SAOから解放された後、アスナに教えてもらったのだ。

 そんな俺は今、アスナに話しかける。

 

カルム「……………なあ、ミトって、どういうのを欲しがると思う?」

アスナ「ミトが欲しいものか……………。」

 

 俺はアスナにそう聞くと、アスナはそんなふうに考える。

 ミトとの付き合いは、俺よりもアスナの方が長いのだ。

 そういう意味では、アスナに相談するのは良いチョイスだと思ったのだ。

 

アスナ「う〜ん…………私も、ミトが何か欲しいなんて事をあんまり聞かないからなぁ…………。ミトって、あんまりそういう話はしないし。」

カルム「そっか……………。」

 

 アスナは少し考えた後に、そんな風に答える。

 確かに、ミトがあれが欲しいなんてのをあまり言わない性格だからな。

 

アスナ「その様子だと、どういうのを贈ったらいいのかって、迷ってる感じ?」

カルム「ああ。どうしたら良いんだろうかなって……………。」

 

 アスナがそう聞くと、俺はそう答える。

 俺はミトの恋人なのに、ミトの事をあまり知らない。

 過去に、友達から拒絶されたというのは聞いた事があるが。

 すると、アスナは口を開く。

 

アスナ「……………私は、ミトが何が欲しいとかはあまり分からないよ。でも……………やっぱり、気持ちがこもってる物は嬉しいんじゃないかな?」

カルム「気持ち……………。」

アスナ「ミトは、カルム君から想いがこもってる物を贈られたら、嬉しいと思うよ。」

 

 アスナはそんなふうに言う。

 俺がそう呟くと、アスナはそんな風に言う。

 そうだよな……………。

 想いを込めたプレゼントを贈った方が、ミトにとっても嬉しいよな。

 

カルム「ありがとう、アスナ。相談に乗ってくれて。このお礼は、いつか返すよ。」

アスナ「ううん。私も、ミトには幸せになって欲しいから。」

カルム「そうだ。そっちの方はどうだ?」

アスナ「バッチリだよ。」

 

 俺はアスナにお礼を言うと、アスナはそう言う。

 ちなみに、お礼というのは、キリトへの誕生日プレゼントを選ぶのを手伝うという形になっている。 

 俺がそう聞くと、アスナはそう言う。

 そうして、俺はプレゼント選びに奔走する事になった。

 やっぱり、想いを込めたプレゼントが嬉しいよな。

 しばらくして、8月3日。

 遂に、この日が来た。

 俺はバイクにミトを乗せて、ある場所に向かっていた。

 

深澄「どこに行くのよ?」

冬馬「まあ、ちょっとな。」

 

 深澄が訝しげにそう聞いてくるが、俺はそう答える。

 サプライズだからな。

 しばらくすると、エギルの店であるダイシー・カフェに到着する。

 

深澄「ここ、ダイシー・カフェじゃない。」

冬馬「まあまあ、中に入って。」

 

 深澄がそう言うと、俺はそう言う。

 中に入ると、クラッカーが大量に鳴る音が聞こえてきた。

 

一同「ミト、誕生日おめでとう!!」

 

 クラッカーとともに、そんな声が聞こえてくる。

 紙吹雪を浴びて、ミトは呆然としていた。

 

深澄「えっ……………?これって……………?」

冬馬「皆からのバースデーって感じだ。深澄って、今日が誕生日だろ?」

深澄「あっ……………!」

和人「そういう事だから、皆でパーティーをしようぜって話になってな。」

明日奈「深澄を皆でお祝いしようって事になってね。」

 

 深澄が呆然とする中、俺たちはそう言う。

 すると、深澄は泣き出す。

 

冬馬「ど、どうした!?」

深澄「違うの……………本当に嬉しくて…………!誕生日を祝ってくれる人たちが居るのが、本当に嬉しくて……………!!」

 

 俺が戸惑う中、深澄は涙を流しながら、そんなふうに言う。

 明日奈は深澄に話しかける。

 

明日奈「深澄。今日は楽しもうよ。」

深澄「……………うん!」

 

 明日奈がそう言うと、深澄は嬉しそうにそう言う。

 そうして、パーティーが始まった。

 皆でエギルが作った料理を食べていく。

 そして、かつて発売されたゲーム機で、パーティーゲームをしていく。

 すごろくや、ビンゴ大会など。

 Wii partyという名前だ。

 そんな中、深澄に色んなプレゼントが贈られていく。

 そして、俺の番になった。

 

冬馬「俺からのプレゼントは……………これだよ。」

深澄「ペンダント……………?」

 

 俺はそう言って、深澄に渡した。

 それは、ペンダントだった。

 そのペンダントについている宝石には、ある意味があるのだ。

 

冬馬「そのペンダントに付いてるのは、スピネルって宝石だよ。」

深澄「スピネル……………?」

冬馬「ああ。母さんから教えてもらったんだけど、スピネルは8月の誕生石で、内面の充実や安全って意味があるんだってさ。だから、深澄が安全に暮らしていけたらなって……………。」

 

 俺はそんな風に言う。

 スピネルは、そんな意味があるのだ。

 それを聞いた深澄は。

 

深澄「ありがとう……………!凄く嬉しい。」

冬馬「喜んでもらえたなら嬉しいよ。」

 

 深澄は嬉しそうにそう言い、俺はそう言う。

 その後、皆でゲームをしたりして、盛り上がっていった。




今回はここまでです。
今回は、本日が誕生日の、ミトに関するエピソードです。
カルムも頑張って、誕生日プレゼントを考えました。
スピネルには、そんな意味があります。
なかなか、本編が投稿出来なくて、すいません。
何とか頑張ります。
ちなみに、この話の時系列は、エクストラエディションの辺りです。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
アンケートも行なっています。

リーファとシノンに彼氏は必要か

  • 必要。
  • リーファのみ要る。
  • シノンのみ要る。
  • 必要ない。
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