ソードアート・オンライン Re:紫紺の剣士   作:仮面大佐

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タイトル通りにキリトが登場します。
今回はキリトがアスナを助けて、ミトとカルムが合流する所まで行きます。


第3話 黒き剣士との邂逅

あのダンジョンでのあの光景を見て、俺は悩んでいた。

 もし、あの2人を守りきれなかったらどうすればいいのか。

 隣にいるであろうミトとアスナを想いながら考えていた。

 もし、守りきれなかったら、俺が俺で無くなってしまうかもしれない。

 それがとても怖い。

 

カルム「………そんな運命に、絶対に屈しない。俺が俺である為に。」

 

 そんな事を呟いて、覚悟を決める。

 無論、守る為に俺が犠牲になったら本末転倒だ。

 だからこそ、自分や仲間を守れる力が必要だ。

 翌日、少し髪型が変わったミトとアスナと合流した。

 

カルム「あれ?ミト、髪型変えた?」

ミト「そ、そうなの。」

アスナ「どう?私の自信作なのよ!」

カルム「結構似合ってるじゃん。」

ミト「あ、ありがとう……。」

 

 あれ、俺、何か変な事言ったかな?

 ミトが照れてる。

 そして、アスナさんが俺を見てニヤニヤしてくる。

 何なんだろう、一体?

 その後、少し山間に行った。

 

カルム「さて、今日は何をやるんだ?」

ミト「今日は、リトル・ネペントを倒そうと思ってる。」

アスナ「ネペント?ネペンテスなら、ウツボカズラの事だけど。」

 

 時折、アスナさんの知識が凄いと思う。

 俺なんて、当初はウツボカズラの事なんて分からなかったからな。

 

カルム「そうだな。あと、注意して欲しい事がある。」

アスナ「何?」

ミト「実つきの個体は倒さないで。」

アスナ「どうして?」

カルム「実つき自体は強くないけど、攻撃すると、煙を放出して、ネペントの一団を呼び寄せるんだ。」

アスナ「なるほど。………ところで、あれがそうなの?」

ミト「うん?」

 

 アスナの指差した先には、丁度、リトル・ネペントの一団が。

 

ミト「そう。じゃあ2人とも、行こう!」

アスナ「分かったわ!」

カルム「あいよ!」

 

 俺達は、ネペントの一団に向かい、倒していく。

 ネペント自体は、ソードスキルを使わないので、楽な部類だ。

 俺達が、苦労する事なく、倒していると、ミトが離れると言った。

 ミトの先の視線を見ると、レアモンスターである、スプリー・シュルーマンが居た。

 なるほど、レアドロップがレイピアだから、アスナにあげようという事だろうな。

 だが、あまり深追いするなよと、念じて、アスナと合流する。

 

アスナ「大分楽よね。」

カルム「油断しないでくださいよ!」

ミト「アスナ、カルム!ごめん!すぐ合流するから。」

 

 ミトも戻ってきたし、ミトと合流して、アスナとも合流しようとすると、アスナの倒そうとしている通常個体の後ろに、実つき個体が。

 ミトも気づいたようで、アスナを止めようとする。

 

ミト「アスナ!待って!!」

アスナ「え!?」

カルム「不味い!暴発した!!」

 

 アスナのリニアーが暴発して、実つき個体まで届いてしまい、毒々しい煙が辺りに充満した。

 結果、大量のリトル・ネペントが出現してしまった。

 

ミト「アスナ!!」

アスナ「ミト!!」

カルム「とにかく、助けるぞ!」

 

 俺とミトはリトル・ネペントを倒しながらアスナの元へ向かおうとするが、数が多く、辿り着けない上に、攻撃を躱したら、トラップを踏んでしまい、2人揃って落下してしまった。

 

ミト「ア、アスナ……!」

カルム「急いで合流するぞ!」

 

 だが、棺桶を踏んだら、崩れてしまい、また落下する。

 

ミト「このままじゃ……!」

カルム「あっちから行くぞ!」

 

 丁度、上に向かう坂があり、そっちから向かうも、そっちにもリトル・ネペントが大量に湧いた。

 

カルム「邪魔すんな!」

ミト「………!」

 

 俺達は倒しながらアスナの元へ向かおうとするも、数が多い。

 一応、アスナは死んではおらず、こちらもミトがポーションが尽きてしまったが、俺の予備を渡してどうにかなっている。

 だが、無慈悲にも、大量にポップしてしまった。

 

ミト「そんな………!」

カルム「嘘だろ……!」

 

 俺もどうしようかと呆然としていると、ミトが何かをしようとしている。

 まさかと思って、声を掛ける。

 

カルム「何してんだ?」

ミト「このままじゃ、私達も助からない。だから……!」

カルム「だからって、アスナさんを見捨てるのか?」

ミト「それは………!」

カルム「そんな事をしたら、きっと後悔する。なら、少しでも足掻けよ!簡単に友達を見捨てるなよ!!君にとって、大切な友達なんだろ!!!」

ミト「!!!ごめん、私が間違ってた。なら、サポートお願い!」

カルム「言われるまでもないぜ!ミト!!」

 

 俺達は少しでも多くリトル・ネペントを倒して行き、全滅させる事に成功した。

 アスナのHPバーを見ると、減少が止まっている。

 

アスナside

 

 私は、少しでも多くリトル・ネペントを倒していた。

 ミトとカルム君が助けてくれるのを信じて。

 暫くすると、あんなに居たネペントの集団が、残り一体になっていた。

 

アスナ「これで最後……!」

 

 だが、ネペントの下から、巨大なモンスターが出現して、ネペントが食われてしまった。

 ジャイアント・アンスロソーという名前のモンスターが出現してしまった。

 私が恐怖で動けなくなってしまった所に、攻撃が来て、レイピアを弾かれてしまって、食べられそうになった。

 

アスナ(ミト、カルム君!まだなの!?)

 

 そんな事を思っていた。

 まだ時間が掛かっているのかな。

 

アスナ(ごめん。ミト。カルム君。)

 

 だが、ジャイアント・アンスローが突然攻撃されて、私の目の前に、1人の黒い男が現れた。

 

???「大丈夫か?」

アスナ「え?」

 

 その男の人は、ソードスキルや、自分の動きを駆使して、あっという間に、ジャイアント・アンスローが倒された。

 

???「仲間はいるか?」

アスナ「あ!仲間が落ちちゃって!」

ミト「アスナ!!」

カルム「アスナさん!!」

 

 その時、ミトとカルムがやってきた。

 

カルムside

 

 良かった、アスナさんは無事だ。

 だが、あの男性は見た事がある気がする。

 

ミト「アスナ!!」

アスナ「ミト!」

カルム「無事で良かったです。」

ミト「ごめん!私が守るって言っておいて……!」

アスナ「大丈夫よ。この人が助けてくれたから。」

カルム「誰だか知らないけど、ありがとうございます。」

???「いや、じゃあ、俺はこれで………。」

 

 その女っぽい見た目をした男の人は、去っていった。

 やっぱり、どこかで見た事がある。

 それも、βテスト時代に。

 

カルム「なぁ、ミト。」

ミト「何?」

カルム「あいつ、どこかで見た気がするんだけど。」

ミト「奇遇ね。私もそんな気がする。まあ、アスナを連れて、街に戻りましょうか。」

カルム「そうだな。アスナさん、行くぞ!」

アスナ「うん。」

 

 俺達は、街へと戻った。




今回はここまでです。
前作では、リーファ、シノン、シリカ、リズベットには彼氏が居ましたが、リメイク版では、無しにします。
ただ、シリカとリズベットの話は、特にカルムが介人する必要性がないので、その2人のエピソードは削る可能性がありますが。
その為、2人の影は、かなり薄くなると予想されます。
活動報告にて、リメイク版のリクエストを受け付けています。
異世界おくてっとには、前作の代わりにこれを入れるので、異世界おくてっとが投稿出来るのは、かなり先になりそうです。
何とか、頑張っていきたいです。

リーファとシノンに彼氏は必要か

  • 必要。
  • リーファのみ要る。
  • シノンのみ要る。
  • 必要ない。
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