今回はキリトがアスナを助けて、ミトとカルムが合流する所まで行きます。
あのダンジョンでのあの光景を見て、俺は悩んでいた。
もし、あの2人を守りきれなかったらどうすればいいのか。
隣にいるであろうミトとアスナを想いながら考えていた。
もし、守りきれなかったら、俺が俺で無くなってしまうかもしれない。
それがとても怖い。
カルム「………そんな運命に、絶対に屈しない。俺が俺である為に。」
そんな事を呟いて、覚悟を決める。
無論、守る為に俺が犠牲になったら本末転倒だ。
だからこそ、自分や仲間を守れる力が必要だ。
翌日、少し髪型が変わったミトとアスナと合流した。
カルム「あれ?ミト、髪型変えた?」
ミト「そ、そうなの。」
アスナ「どう?私の自信作なのよ!」
カルム「結構似合ってるじゃん。」
ミト「あ、ありがとう……。」
あれ、俺、何か変な事言ったかな?
ミトが照れてる。
そして、アスナさんが俺を見てニヤニヤしてくる。
何なんだろう、一体?
その後、少し山間に行った。
カルム「さて、今日は何をやるんだ?」
ミト「今日は、リトル・ネペントを倒そうと思ってる。」
アスナ「ネペント?ネペンテスなら、ウツボカズラの事だけど。」
時折、アスナさんの知識が凄いと思う。
俺なんて、当初はウツボカズラの事なんて分からなかったからな。
カルム「そうだな。あと、注意して欲しい事がある。」
アスナ「何?」
ミト「実つきの個体は倒さないで。」
アスナ「どうして?」
カルム「実つき自体は強くないけど、攻撃すると、煙を放出して、ネペントの一団を呼び寄せるんだ。」
アスナ「なるほど。………ところで、あれがそうなの?」
ミト「うん?」
アスナの指差した先には、丁度、リトル・ネペントの一団が。
ミト「そう。じゃあ2人とも、行こう!」
アスナ「分かったわ!」
カルム「あいよ!」
俺達は、ネペントの一団に向かい、倒していく。
ネペント自体は、ソードスキルを使わないので、楽な部類だ。
俺達が、苦労する事なく、倒していると、ミトが離れると言った。
ミトの先の視線を見ると、レアモンスターである、スプリー・シュルーマンが居た。
なるほど、レアドロップがレイピアだから、アスナにあげようという事だろうな。
だが、あまり深追いするなよと、念じて、アスナと合流する。
アスナ「大分楽よね。」
カルム「油断しないでくださいよ!」
ミト「アスナ、カルム!ごめん!すぐ合流するから。」
ミトも戻ってきたし、ミトと合流して、アスナとも合流しようとすると、アスナの倒そうとしている通常個体の後ろに、実つき個体が。
ミトも気づいたようで、アスナを止めようとする。
ミト「アスナ!待って!!」
アスナ「え!?」
カルム「不味い!暴発した!!」
アスナのリニアーが暴発して、実つき個体まで届いてしまい、毒々しい煙が辺りに充満した。
結果、大量のリトル・ネペントが出現してしまった。
ミト「アスナ!!」
アスナ「ミト!!」
カルム「とにかく、助けるぞ!」
俺とミトはリトル・ネペントを倒しながらアスナの元へ向かおうとするが、数が多く、辿り着けない上に、攻撃を躱したら、トラップを踏んでしまい、2人揃って落下してしまった。
ミト「ア、アスナ……!」
カルム「急いで合流するぞ!」
だが、棺桶を踏んだら、崩れてしまい、また落下する。
ミト「このままじゃ……!」
カルム「あっちから行くぞ!」
丁度、上に向かう坂があり、そっちから向かうも、そっちにもリトル・ネペントが大量に湧いた。
カルム「邪魔すんな!」
ミト「………!」
俺達は倒しながらアスナの元へ向かおうとするも、数が多い。
一応、アスナは死んではおらず、こちらもミトがポーションが尽きてしまったが、俺の予備を渡してどうにかなっている。
だが、無慈悲にも、大量にポップしてしまった。
ミト「そんな………!」
カルム「嘘だろ……!」
俺もどうしようかと呆然としていると、ミトが何かをしようとしている。
まさかと思って、声を掛ける。
カルム「何してんだ?」
ミト「このままじゃ、私達も助からない。だから……!」
カルム「だからって、アスナさんを見捨てるのか?」
ミト「それは………!」
カルム「そんな事をしたら、きっと後悔する。なら、少しでも足掻けよ!簡単に友達を見捨てるなよ!!君にとって、大切な友達なんだろ!!!」
ミト「!!!ごめん、私が間違ってた。なら、サポートお願い!」
カルム「言われるまでもないぜ!ミト!!」
俺達は少しでも多くリトル・ネペントを倒して行き、全滅させる事に成功した。
アスナのHPバーを見ると、減少が止まっている。
アスナside
私は、少しでも多くリトル・ネペントを倒していた。
ミトとカルム君が助けてくれるのを信じて。
暫くすると、あんなに居たネペントの集団が、残り一体になっていた。
アスナ「これで最後……!」
だが、ネペントの下から、巨大なモンスターが出現して、ネペントが食われてしまった。
ジャイアント・アンスロソーという名前のモンスターが出現してしまった。
私が恐怖で動けなくなってしまった所に、攻撃が来て、レイピアを弾かれてしまって、食べられそうになった。
アスナ(ミト、カルム君!まだなの!?)
そんな事を思っていた。
まだ時間が掛かっているのかな。
アスナ(ごめん。ミト。カルム君。)
だが、ジャイアント・アンスローが突然攻撃されて、私の目の前に、1人の黒い男が現れた。
???「大丈夫か?」
アスナ「え?」
その男の人は、ソードスキルや、自分の動きを駆使して、あっという間に、ジャイアント・アンスローが倒された。
???「仲間はいるか?」
アスナ「あ!仲間が落ちちゃって!」
ミト「アスナ!!」
カルム「アスナさん!!」
その時、ミトとカルムがやってきた。
カルムside
良かった、アスナさんは無事だ。
だが、あの男性は見た事がある気がする。
ミト「アスナ!!」
アスナ「ミト!」
カルム「無事で良かったです。」
ミト「ごめん!私が守るって言っておいて……!」
アスナ「大丈夫よ。この人が助けてくれたから。」
カルム「誰だか知らないけど、ありがとうございます。」
???「いや、じゃあ、俺はこれで………。」
その女っぽい見た目をした男の人は、去っていった。
やっぱり、どこかで見た事がある。
それも、βテスト時代に。
カルム「なぁ、ミト。」
ミト「何?」
カルム「あいつ、どこかで見た気がするんだけど。」
ミト「奇遇ね。私もそんな気がする。まあ、アスナを連れて、街に戻りましょうか。」
カルム「そうだな。アスナさん、行くぞ!」
アスナ「うん。」
俺達は、街へと戻った。
今回はここまでです。
前作では、リーファ、シノン、シリカ、リズベットには彼氏が居ましたが、リメイク版では、無しにします。
ただ、シリカとリズベットの話は、特にカルムが介人する必要性がないので、その2人のエピソードは削る可能性がありますが。
その為、2人の影は、かなり薄くなると予想されます。
活動報告にて、リメイク版のリクエストを受け付けています。
異世界おくてっとには、前作の代わりにこれを入れるので、異世界おくてっとが投稿出来るのは、かなり先になりそうです。
何とか、頑張っていきたいです。
リーファとシノンに彼氏は必要か
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必要。
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リーファのみ要る。
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シノンのみ要る。
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必要ない。