どうもバルクスです。家族がコロナに掛かって二次感染で自分も陽性反応が検出されました。
とても辛かったぜ.......
今は嗅覚が障害を起こしているだけなので直に治るかと〜
てなワケで更新遅くなった理由はそれでもあるので許してください。
んじま、本編どうぞー
暗い暗黒の中、海斗はそこに立っていた。
何処を見渡しても闇だらけ。
その空間には何も見えず、何も聞こえなかった。
徐々にこの空間内に不快感を覚えていく。
すると目の前に人の形をした影が現れた。
その影はただなにもせずに、海斗と一定の距離を取りながらこちらを見つめ続けていた。
よく見ればその影は何かを呟いていた。
『い――ふ――を――すの――か』
口で何を言っているのかは分からなかった。
すると瞬きをした次の瞬間に影は海斗の右隣まで接近していた。
そして影は海斗の耳元に向けて言葉を囁く。
「....何時、復讐を果たしてくれるのですか?」
その声と共にその影は消えてその中から女の子が現れた。
だが、その子を見た海斗は驚きを隠せず目を細めた。
だって、その姿は――
「......
3年前に海斗が守れなかった少女が片腕の先がなく、血塗れの巫女服を着ながら不吉な笑みで言ってきた。
そしてその後ろにはまたしても今まで守れなかった人々達が黒い瞳から血涙を流して、海斗に迫ってきた。
やめてくれと声が出せずにそう心から願ってもそれを振りほどこうとしても、それは叶わずにされるがままにされ。彼が最後に見たのは――
「貴方ノ幸セを祈ってまス」
巫女の少女の瞳に眼球がなく、ただその中から血が流れ続けながら不敵な笑みをして言った。
すると何処からかこの空間には似つかわない音が響き渡る。
それが空間内に鳴り響いた瞬間、辺りが光に包まれていくのを感じながら海斗はゆっくりと瞳を閉じて行った。
「......ッ!?」
目を開けて飛び起きたらとそこは自身が生活している自室だった。
服に違和感を感じ触ってみると湿っていた。
どうやらさっきの夢で相当うなされていたらしい。
辺りを見回すとスマホの画面が開いていた。
確認するとアラームの設定がされており、それが丁度終わったと知らせを送ってくれる通知だった。
先程の夢の中で響いていたのはこれだった。
時刻は6時30分。
まだまだ訓練や鍛錬の時間ではないが海斗はベットから降りて眠気覚ましに冷蔵庫から飲み物を出して喉に水分を通した。
「......久しぶりに見たなあの夢」
あの夢を見たのは一度きりではない。
過去に数回同じ夢を繰り返し見ており、こうして朝早く起きてしまうことが多々あった。
だが、2、3年ぐらい経てばその夢を見る回数も減って安心して眠りに付けたのだが、まだ自分は縛られているということになる。
いや、忘れたくはないのだろう。
自分に課せられた使命、役割、責任。
それを果たすことでやっと海斗の人生は始まる。
だがそれが来るのに後何年掛かるのだろうか?
バーテックスを殺すのにはたして自分が生きているのか、おじいちゃんになって復讐を果たせなくなる身体になり始めるのか、結果は誰にも分からない。
こんなの無意味だと思う気持ちは少なからず心のどこかでは思っていただろう。
しかし、海斗は諦めなかった。
だってそれは
次々と死んでいく屍の丘の上に立っているおかげで海斗は今も生きている。
しかし何もせずにただのうのうと生きていられるわけが無い。
復讐は絶対に果たす。何があったとしても絶対に、と。
「......俺は託されたんだ.....それを抱いて歩き続ける。どんな苦しい事があったとしても!」
あの日から誓った願いという名の枷。
今の日常を謳歌したとしても忘れてはいけない目的であり、悲願だ。
この体が朽ち果てるまで海斗はバーテックス共に刃を向け続けるだろう。
拳を握って日々思い出す過去の事を思い出しながら海斗は決意を固くしながら呟くのだった。
◇
「ちーちゃん.....手に持っているゲーム機はなんだ?」
昼休み。授業が終わり、食堂で昼食を食べ終わった海斗は隣席に座っていた千景に肩を叩かれ彼女が持っているゲーム機を自身に渡してきた。
「......ゲームの攻略手伝ってくれるかしら?」
上目遣いで千景が言うものだから断れきれなかったが、普通に考えて海斗より千景の方がゲームのPSも才能もある、なのに何故こんな時に誘ってくるのか分からない。
しかも以前に貸してもらったモニター型のゲーム機だった。
海斗はそれを貰い電源を入れ、千景がやっているゲームアプリを起動する。
そしていつも通り協力プレイを選択して、数秒後に『Cシャドウ』というプレイヤー名が画面に現れる。
これが千景のゲームで使っているキャラIDだ。
そして、海斗が使っているプレイヤー名は『Kディアン』
そこまでプレイヤー名にこだわっているわけではないので適当に名付けた。
準備が出来た二人はクエストをスタートした。
このゲームは以前やったゾンビのゲームではなく、モンスターをハンティングするゲームだ。
海斗は大剣を装備しながら前衛を張ってモンスターにヘイトを買うアタッカー。
千景はゲームでも鎌を持ち、トドメや海斗のサポートをする役割を持っている。
だが、彼女はどっちも出来るオールラウンダーなため、一人でもこのモンスターを狩れるはずなのに何故だろうか?
だが、それを考えても手が止まるだけでそれが隙になる。
「ちーちゃん、トドメ頼む」
「えぇ。任せて頂戴」
ある程度体力を削ったKディアンは後ろに下がり、最後に決めるのは鎌を持ち命を刈り取るCシャドウ。
モンスターは体力が無くなると地面に倒れその後にクエストクリアの表記が現れる。
「ナイス前衛よ、海斗」
「そっちも良いサポートだったよ。ちーちゃん」
二人は互いに拳をぶつけた。
「うみくんとぐんちゃんって本当に仲良しさんだね」
賞賛し終わった時に前に座っていた友奈がうどんを食べながら微笑みながら海斗と千景に言う。
それに気づいた千景は恥ずかしかったのか頬を染め俯いてしまった。
別に恥ずかしがるところは.....あったのか?
「仲良しとか言うんだったらそっちにいるアイツらも充分そうだろ?」
海斗は親指を示した方向に友奈に向けさせた。
そこには珠子と杏が仲むずましく話し合いをしていた。
「あー確かに。タマちゃんもアンちゃんも仲良しさんだよね」
友奈の声に反応して珠子がこちらに振り向き、口を開く。
「タマたち、ほとんど姉妹みたいなもんだしなっ!」
杏を抱きしめながら言う珠子。
とまぁ、珠子が小柄すぎて抱きしめているというより、抱きついているようにも見える。
杏も決して迷惑そうには思っておらずえへへと言いながら微笑んでいた。
二人は授業の休み時間の間でも二人で自身が好きな曲を聴かせ合いながら話していたぐらいだ。
「というかタマたち、もう一緒に暮らしてもいいくらいだ」
そう言う珠子に、杏はからかうように返す。
「うーん......でも、もしタマっち先輩と暮らすなら、いろいろ大変そう。部屋の中に自転車とかキャンプ道具とか、よく分からないものを置いてあるから、まずはそれを片付けてもらわないと」
「あ、あれはただの自転車じゃないぞ、ロードバイクだ。錆びたりしないよう、部屋の中に置いとくんだよ。
それにキャンプ道具だって、そのうち使うからっ!
......勇者になってから、なかなかできないけど」
珠子はアウトドア好きで、休みがある日は必ず自転車で遠出したり山登りしたりしている。
本当であれば山でキャンプをしたりしたいのだが、遠隔地で外泊となるとなかなか大社から許可が下りないらしい。
「だいたい、それを言うならあんずの部屋だって相当だぞ?本棚も机の上もベットの枕元にも、部屋中が本だらけじゃんかよー。しかも恋愛小説、恋愛小説、恋愛小説、恋愛小説......そればっかりだっ!部屋に行く度に増えてるし」
「それがいいんだよー。本に囲まれてると幸せな気分なの」
うっとりした顔で言う杏。
彼女は無類の読書好きで、恋愛小説やその他ジャンルの小説で埋め尽くされた大きな本棚が部屋の壁を占拠している。
しかも日に日に増加傾向にあるようだ。
「タマには理解できねぇ......」
呆れたように珠子は呟いた。
「二人とも.....お互いの部屋のこと、よく知ってるのね......」
先程海斗と携帯ゲーム機を使って協力プレイをしていた千景が画面から顔を上げて言う。
千景の言葉に珠子は「当然!」と頷いて、杏の方に向きながら言葉を発した。
「タマとあんずは部屋が隣同士だし、よく部屋に入り浸ってるからなっ!」
勇者達が通う学校は全寮制で、校舎である丸亀城の敷地内に寄宿舎があり、勇者6人と巫女1人で生活している。
「それなら若葉ちゃんも、しょっちゅう私の部屋に来ますよ」
どこか得意げに、胸を張って言うひなた。
「若葉ちゃんは私の部屋に来ると、困り顔で相談事を持ちかけてきたり、膝枕で耳掃除してほしいとねだってきたりしますね」
「ひ、ひなた!」
慌てて若葉がひなたの口を塞ごうとするが、もう遅かった。
「いつもの若葉さんとイメージが違いすぎます......」
杏は意外そうな視線を若葉に向けながら言う。
友奈の方はきょとんとして口を開いた。
「若葉ちゃんって、もしかして甘えん坊さん?」
「私の前限定で、です」
むふん、と鼻息を荒く胸を張って言うひなた。
「そういえば、若葉さんはいつも自然とひなたさんの隣に座りますよね。今もですし」
杏がそう言うと、さらに若葉の顔が赤くなった。
「だ、だが、ひなただって毎晩特に用事がなくても、私の部屋に来るじゃないか。きっと寂しいからだろう!?」
「いえ、私の場合は、若葉ちゃんが明日の準備ができているかなどを、確認に行ってるんです。若葉ちゃんは毎日、課題や予行復習など完璧にしているんですが、使った後に教科書を鞄に入れ忘れたり、時々うっかりしてますから。もちろん、そんな時はこっそり鞄の中に教科書、ノートなどを戻しておきます」
「え......そんなことをしていたのか!?」
若葉自身も気付いていなかったらしい。
普段一緒にいるからか、その行動さえも気にならなかったのだろう。
「なんだかひなちゃんって、若葉ちゃんのお母さんみたい」
「当然です、若葉ちゃんは私が育てましたから」
感心したように言う友奈に、ひなたはにっこりと笑って答える。
「も、もうこの話は終わりだ!終わり!」
若葉は顔を赤くしたまま、無理矢理に話を断ち切った。
だが、途中で耐えきれなかったのか海斗が肩を震わせながら笑っていた。
「な、何を笑っているんだ!海斗!」
それに気づいた若葉は海斗の方に向いて声を発する。
海斗は腹を抱えて笑いながら口を開いた。
「.....はは、いや......お前にも面白いところあるんだな.....ぷっ、ははは!」
「――ッ!?///////〜!」
吹き出しながら海斗は言った。
それに対して若葉はさらに顔を赤く染めあげた。
するとせめての抵抗か、彼女も口を開いた。
「......な、なら海斗はどうなんだ!最近、千景とよく一緒にいると聞くぞ!」
「は?」
若葉が言うとその視線が海斗と千景に集まった。
その目は二人の関係はなんなんだろうかと語っていた。
千景の方を見ても顔を赤くしているのため助け舟が無かった。
「大社から聞いているが、二人は幼馴染なのだろう?その関係を聞こうじゃないか。なぁ、海斗」
若葉の顔が悪そうな笑みになっているが、それは勇者として出していい表情なのか?
周囲を見てみるもやはり海斗達の話が気になるらしい。
海斗は勘弁したのか間を入れてため息を吐いた。
「.....はいはい、わかったよ話せばいいんだろ?」
そう海斗が言うと隣にいた千景はビクッと震わせこちらに向いてきた。
「か、海斗.....」
千景が恐る恐る目で促してくる。彼女が言いたいのは過去の事を言うなと言いたいのだろう。
それは流石に話さないので大丈夫だ。
海斗は笑みを見せながら千景の肩に手を置いて落ち着かせた。
想いが伝わったのか千景は納得したらしい。
そのまま海斗は若葉の方に向いて口を開いた。
「細かいことは話すつもりはないが――」
海斗は一区切り置いて再び声を口を動かす。
千景の方に向いてにっこりと密かに笑みを浮かべながら。
「俺が小学生5年の時に転校先の学校で偶然出会って日々一緒にいる事が多くなった」
昔を懐かしむように海斗は話始める。
あの時は確かに楽しかった。
初めての学校、初めての友達。
そして、初めて海斗を一人の人間として見てくれた彼女の笑顔。
だが、その幸せな時間も長くも続きもしなかった。
多くは語らないが、千景を虐めていた生徒達が海斗も標的にしてきたのだ。
でも不思議と辛くはなかった。
彼女と一緒に入ればどんなことも乗り越えられた気がしたのだ。
そして海斗は彼女を守るために海斗の両親に千景の事を話した。即時対応してくれた両親には感謝した。
学校の方では虐めていたやつを黙らせていた。
その翌日には虐めが無くなり千景は顔を俯かせずに歩くようになった。
その日から彼女との固い絆が出来はじめ、笑みが増えていった。
これで彼女と楽しい時間を渡り歩いていけると思った。
だが、そうはならなかった。
海斗はそれに大しては言わなかったが、過去に千景と一緒にやったことや、楽しい事をした時に彼女が可愛いかったエピソードをも少し語った。
そしてある程度語り終わると海斗は一息を吐いた。
「とまぁ、こんな感じだな」
一通り砕いて話したつもりだったが、少し楽しくて長引いてしまったと自負している。
と、辺りを見回すと若葉を含めて勇者と巫女達は頬を染めながら口をパクパクしたり、または口に手を置いている者もいた。
一方千景の方は頬も耳も赤く染まっており茹でたこ状態になっていた。
そんな恥ずかしい事は話してはいないと思うが何故だろうか。
そんなことを考えていると若葉が先に声を発して海斗に向けて口を動かした。
「か、海斗と千景は.....良い関係だったのだな」
腕を組んでうんうんと首を縦に揺らしながら言った。
なぜそんなに首を揺らす?
「......これは流石に私も予想外でしたね。しかも、千景さんがこんな状態になるなんて初めて見ますし」
「あまりタマは分からなかったが、要するにカイトと千景は恋――」
「タマっち先輩!その先は言っちゃダメ!お口閉じて!」
ひなたは声質は変わらないものの、どうやら海斗の話で何かを理解したらしい。まぁ、弱みの部分だろうが。
そして球子は海斗と千景の関係を一括まとめようとして『恋人』と片付けようとして杏に止められた。
その杏は頬を赤くしながら球子の口を抑えていた。
それを見た海斗は何をしているんだと心の中で呟く。
「うみくんとぐんちゃんが幼馴染てっのは知ってたけど、うみくんがぐんちゃんの事を話すなんてすごく珍しいなー」
友奈は海斗の話を聞いて彼から千景の話題が出るなんて初めての事だった。
確かに周りには彼女との関係を話すことはなかった。
海斗も普段は何も無い休日では寄宿舎の自室で寛いでいたり、または外で買い食いや自分の趣味(特技)である料理に使う食材や調理器具も買うこともある。
基本一人を好む海斗はそれで一日の休みを満喫していた。
そして授業や訓練がある時も常に一人でやっている。
だが今。
それは彼の話で破られた。
本来海斗は普通の少年なのだ。
バーテックス襲来時に人の死や何かに触れて人格が変わったのだろう。
でも、その優しさだけは無くならない。
だからこそ海斗は嫌そうにしながらも若葉に千景の事を少しだけでも話したのだろう。
「......別に、たまにはいいだろ」
友奈が言った言葉に海斗は羞恥心があったのか顔を逸らした。
だが、その方向を向いたのが大きな間違いだった。
その向いてしまった方向は隣の千景がいる方だったのだ。
さっきから彼女は顔を机に突っ伏していたが、海斗が振り向いた瞬間に千景も顔を上げ海斗の方にほぼ同時に向いたのだ。プルプルと体を震わせながら何か海斗にいいだけな千景。
それを海斗は知る由もない。
「.....ちーちゃん?」
「........」
何も言わない千景。
震えていた千景が心配だった海斗は彼女の方に手を伸ばした瞬間。
海斗の脇腹に衝撃が走った。
「――ごふっ!」
脇腹を抑えて蹲る海斗。
そして間髪も入れずに今度は彼女の足が海斗のつま先を強く踏みしめた。
「痛ってぇ!ちょ、まてって!」
海斗の声も聞かずに次は胸に抱きついてきた。
これにも若葉達は口を開けずにはいられなかった。
そして、空気を察したのか若葉達はすぐさま教室に移動し始めた。
助けはないらしい。なんとも薄情なやつらだ。
「ち、ちーちゃん?そろそろ離れてくれないか?皿を片付けたいんだが?」
「.....いやよ」
即答に拒否した千景。
どうやら先程の過去についてを暴露されて怒っているようだ。
正確には怒っているのか分からないが。
「さっきは悪かったって。俺に出来ることがあったらなんでもするから」
「......」
海斗の言葉に千景はピクっと肩を震わせた。
そして、彼の胸に擦り付けていた顔を上げる。
「......いま、なんでもするって......?」
「お、おう。俺が出来る範囲ならな」
その言葉を聞いた千景は目を輝かせた。そして、息が徐々に荒れていったのだ。
気のせいだと思いたい。
「じゃ、じゃあ......頭を撫でてほしいの」
「それでいいのか?」
「えぇ。お願い」
海斗は千景の命令を受け彼女の黒髪を優しく手で撫で始めた。
千景は目を細めてそれを受け入れながら再び顔を海斗の胸にうりうりと擦り付けながら幸せを満喫していた。
海斗から見ると猫を飼い慣らしているような感じだ。
実際千景に猫耳と尻尾があったら常に動かしているだろう。
気分屋とはよく言うが、これはベタ惚れの猫のようだ。
どうやら随分信頼を置いているとみえる。
だが、千景がこれで幸せならいいかと自分に納得させた。
数分後二人は一緒に若葉達がいる教室に戻った。
しかしこの後は知らなかった。
廊下を歩きながらいると突如音も窓の隙間からくる風も何も感じず全てが止まったのだ。
時間停止の現象、それはバーテックスの侵攻が午後から起きるということだった。
また世界が強い光に飲み込まれ光が鎮まった時には全てが蔦や葉に覆われた世界に変化していた。
また、戦いが始まる。
そう頭が理解していく。
敵を殺せと、完膚なきまでに殺せと。
脳裏にはあの時のことを忘れるなといわんばかりに伝えてくる。
だが、それでいい。それでいいのだ。
海斗からしてみれば自身に喝を入れてもらった気がしたのだ。そしたら後はすべき事はわかる。
そして海斗と千景はポケットからスマホを取り出して勇者アプリを起動したのだった。
一人の勇者は
そしてバーテックスに復讐する為に。
もう一人の勇者は自分の存在を認めてくれた数少ない人を守るため。
そして、初めてで大切な
たとえどれほど理由が貧相で偽善だったとしてもそれは自分の心を奮い立たせるのにのは丁度いい魔剤だ。
だからこそ二人は歩み出す、御役目を果たす為に。
タイトルちゃんと回収してるかな?(まぁ、いいか)
そろそろ海斗君の過去回も出さないといけませんねぇー
一体何時になるのやら?
まぁ、だいぶ先になりそうですけど。
というか千景と海人君イチャイチャしスギィ!
(俺も仲間に入れてくれよ〜え?だめ?)
そして次回は三回目の戦闘会(球子と杏の連携プレイ)ですぜぇ!
海斗君の出番は.....あるのかな?いや、出させるけどね!
ではまた次回にお会いしましょう!
次回。第8話:自身の無力差