はいどうもーバルクスです!今回は戦闘シーンですね。さて、海斗くんは参加出来るのか?
ではどうぞー!
巨大な植物に覆われた丸亀城の城郭に、武器を装備した勇者達は立っていた。
壁のある方向からバーテックスの群れが近付いて来ているのが、小さいがよく見える。
海斗はスマホのマップを見て、侵入してきた敵の数を確認した。
「ざっと、100体強......辺りといったとこか......ん?」
海斗が口で言うと直ぐにマップが新たな敵を表示した。
だが、そのマークは他のバーテックスより明らかに動きが違っていた。
圧倒的にスピードが速い。
群れから突出して、勇者達の方に向かってきている。
若葉達もスマホのマップを見て気付いたらしい。
「なんだこいつは?」
若葉がバーテックスの群れの方へ目を向ける。
植物組織に覆われた四国の地を、凄まじい速さで駆けていく『何か』が見えた。
人間の胴から下だけを残したような姿。
細い足で二足歩行をして突進してきていた。
その速度は、他のバーテックスの比ではなかった。
地を這う巨大植物の根や、僅かに残っている建物なども駆使して身軽に飛び越え、突き進んでいく。
「へ......変態さん!?」
謎のバーテックスの不気味さな動きに、友奈は顔を引きつらせる。
「進化体か」
若葉は眉間にしわを寄せ、二足歩行を見据えた。
これまでと違い、バーテックスは進化体を初めから形成して侵入して来たのだろう。
「.....あれは食えんな」
「いや、食べれるかどうかとか考えないでください!」
ぼそりと呟いた若葉に、杏が速攻でツッコミを入れる。
そもそも何で食う前提で考えているんだこのリーダーは.....と心の中で呆れた海斗だった。
その時、球子が意味深な笑みを浮かべた。
「ふっふっふっ......」
「どうしたの、タマちゃん?」
怪訝そうな顔をする友奈に、球子は得意気に答える。
何か懐にあるのは分かるが何だろうか?
「今回は秘密兵器を持ってきたのだ。――タマだけに、うどんタマだぁぁぁっ!」
そう言って彼女が懐から掲げたものは、『最高級!打ちたて!』と書かれた袋に入ったうどん玉だった。
「それを......どうするつもり......?」
訝しむ千景に、球子は二足歩行バーテックスをビシっと指差して言う。
「大社の人が言うには、バーテックスには知性があるんだろ?そしてあの、人の下半身みたいな姿.....奴はもしかしたら人間に近いのかもしれないっ!」
「......くだらんな、所詮バーテックスは敵だ。そんなことやるんだったらさっさと片付けた方が早い」
「うみくんそこは試してみないと分からないと思うよ?タマちゃん、要するにそのうどんに反応して隙ができるってことだよね!」
「その通りだ、友奈!この最高級讃岐うどんを前にして、人なら冷静ではいられないっ!てやぁぁぁ、文字通り喰らえぇぇっ!」
球子は大きく腕を振りかぶり、突進していく進化体バーテックスへ向かって、袋入りのうどん玉を投げた。
うどん玉は狙い通り、進化体の進路方向上に落ちる。
しかし――
二足歩行バーテックスは、うどん玉に目もくれず、速度を落とさずそのままは通り過ぎていった。
「「「「「!!!!?」」」」」
「......まぁ、だろうな」
海斗以外の勇者達全員に戦慄が走った。
「うどんに......なんの反応も示さないだと......!?」
「釜揚げじゃなかったからかよっ!?」
「ううん、タマちゃん......釜揚げじゃなかったとしても......最高級うどんを無視するなんて......!!」
若葉が驚愕と怒りで手が震え、友奈は悲しみに顔を俯けながら、絞り出す声で叫ぶ。
球子も、杏も、千景も、同じ思いだった。
彼女たちは、その時はっきりと確信する。
バーテックスには人間性など欠けらも無い。奴らは人とあまりにもかけ離れた存在だ。
到底分かり合うことなど、絶対出来ないと。
すると海斗が口を開いた。
「.....球子、茶番は終わったか?」
「カイト......お前は香川のうどんに対して何も思わないのかっ!?」
冷たく言う海斗に球子は牙を剥くが、海斗はつまらなそうに鼻を鳴らして村正を手元に呼びながら言う。
「今お前に出来ることはなんだ?ただそこで俯くだけか?違うだろ。お前はあのバーテックスを倒すために勇者になったんじゃないのか?」
「......何が言いたいんだお前?」
海斗の言葉に球子は首を傾げた。その仕草に海斗はため息を吐いて、頭を搔いた。
「うどんの仇は待ってくれないぞ。さっさと片付けろよさもないと、うどんが腐るぞ」
そう言った海斗はその後は何も言わずに一人で進化体バーテックスの方に向かって行った。
周りからまた海斗を心配した声が聞こえた。
球子は先程自分で投げたうどん玉を見る。
どうやら袋に入れていたおかげでまだ中身は無事のようだった。
「......後で絶対回収してやるからな」
球子が言うと他の勇者達も皆、怒りと悲しみを抱えて、武器を構える。
「最高級うどんの仇!あいつはタマが倒す!」
球子は海斗の後を追いながらそう決心したのだった。
◇
「......」
海斗は蔦を足場にしながら跳躍して進化体を追っていた。
先行したのは自分がバーテックスを早く片付けるためである。
そもそも海斗は勇者の中では一番協調性がない。
それは自分でも自覚はしている。
誰の手も借りたくない。それは、過去の経験からきているのだろう。
一度借りてしまったら
だからこそ海斗は一人で全てをこなすために、自分でもあの人型バーテックスを狩れるというのを実現したかった。
「.......見つけたっ!」
目標を目視で確認した海斗は村正を構え剣に霊力の刃を纏わせる。
「うぉりゃあああぁっ!」
そして空中からバーテックスを叩き切る勢いで振った。
だが、その手応えはなかった。
地面にぶつかった海斗は煙幕で見えないが煙を村正で払い除けてバーテックスを探す。
そして凡そ10メートル離れた距離にバーテックスが走っていた。
どうやら、さっきの攻撃を僅かに飛んで避けたのだ。
知性は人並みよりは無いようだが、避けることはできるらしい。
「俊敏性がある個体か.....厄介だな」
冷静に分析しながらバーテックスを追う海斗。
先程の攻撃をしたとしてもまた同じに回避されるだろう。
そして連続で攻撃をしても容易く避け切れられる。
果たして一人であの化物を倒せるのだろうか?
否、倒せないだろう。
自分の武器はたった一本の呪いを司る武器だけなのだ。
たとえ投擲をしたとしても当たるとは到底思わない。
どうすればいい、どうすれば一人であいつを倒せる?
思考を回転させ自ら勝ち筋を見つけ出していく。
だが、考えてもその答えは見つからなかった。
刹那――バーテックスはその隙を見逃さずこちらに強烈な蹴りをお見舞してきた。
「――ッ!?クソっ!」
村正で蹴りを防御するが、その衝撃は殺せず後方に思いっきり吹き飛んでしまう。
勢いよく背中から樹海で形成された蔦にぶつかり、空気が漏れ出す。
「ガハッ......」
視界が揺らぐ。身体がジンジンと痛みを全身に伝えてくる。
遠くに飛ばされた海斗はバーテックスの方を強い眼差しで見る。
このままではバーテックスが神樹の方に行って世界が崩壊してしまう。
そんな焦りを覚えながら無理矢理にでも埋まった身体を動かす。
痛むが、まだ戦える範囲内だ。
「一人でやれる.....絶対に!」
自身で決めた道なのだ。そう簡単には曲げる事はしない。
もう、誰も傷ついて欲しくない、誰も失わせたくない。
これが、黒結海斗のケジメなのだから。
喝を入れた海斗は再び人型の方へ脚を使い跳躍した。
そして数百メートル離れた位置に丁度そこに球子と杏がいた。
「あ、カイト!」
海斗が接近すると球子がこちらに振り返り手を振る。
杏もそれに気付き顔を向けた。
「球子、杏どうしてこんな所に?」
状況を聞くと海斗が吹き飛ばされてから同時に球子達もあの進化体と戦闘を開始したらしいが、その最中に杏が進化体に蹴りを入れられそうな所を球子がギリギリで旋刃盤を盾状に展開して守ったという。
だが、その衝撃は殺せず、二人はここまで吹き飛ばされたという。
そのせいで球子の左肩が使えなくなった。
「すまんカイト、あんずを頼めないか?」
「.....ダメだよタマっち先輩!」
球子は自身のことより杏を優先にした。
たとえ片方の肩が使えなくてもバーテックスと戦うらしい。
杏は球子を止めようとする。
「大丈夫だあんず!タマは守りたい人のために戦ってるんだ!こんなところで休んでちゃ情けないからなっ!」
「でも.....片手じゃ」
杏が言うと球子は片方の腕を杏の肩に置いて彼女は満面の笑みで笑った。
「片手がありゃ、まだあいつを倒せるんだ。それに今のタマよりカイトの方が強いだろ?」
「んじゃ、安心して待ってろよ」と言い残して球子は戦線に復帰した。
その後ろ姿を海斗と杏は見ていた。
「どうするんだ杏?」
「どうするって言われましても.......」
やはり先程の自責の念に駆られているようだ。
自分が受けたダメージを球子が代わりに受けていてくれた事に対してとても責任を感じている。
力が入っていないのがその証拠だ。
海斗は杏の前に立ち、俯いている彼女に膝をついた。
「.....?海斗さん?」
杏は分からなかったが、海斗はそんなことを気にせずに口を開いた。
「杏、今の球子を一人にしたらどうなると思う?お前の頭なら分かるだろ?」
海斗がそう言うと杏の顔が青ざめた。どうやら想像してしまったらしい。
なら話は早いだろう。
「お前は球子が一番と言っていいほど大事なんだろ?あいつはお前が傷ついて欲しくないから戦ってる」
旋刃盤という小さな武器で球子は一人でバーテックスを追っていった、片腕が使えなくてもだ。
仲間と杏を守るために彼女は立ち上がった。
今彼女が長時間そのままの状態で戦闘すれば、最悪死ぬだろう。
だからこそ護ってもらう者が必要なのだ。
杏と球子。海斗は知らないが、互いに大きな絆で結ばれている。
球子は女の子らしくない代わりに男気があり、どんな困難にも立ち向かう勇気がある。
そして杏は球子にはない女の子らしさがある。
かつてひ弱な杏は周りから浮かれていた。
だからこそ二人は片方にはないものを補っているのだ。
そのおかげで強い絆が生まれ昔も今もそれは強くなってきてる。
「お前はそこで黙って見ているつもりか?」
冷徹な言葉で杏を攻め立てる海斗。だがその言葉に杏は立ち上がる。
自分で何をすべきか分かったらしい。
「ありがとうございます海斗さん。もう私は足でまといにはなりません!ちゃんと勇者として、タマっち先輩や皆さんのことを守ってみせます!」
今の彼女の瞳は怯えた目ではなく、ちゃんと真っ直ぐ見すめている。
もう大丈夫だろう。
「.......なら行ってこい」
「はい!」
海斗が顔を逸らしながら言うと杏は球子の後を追っていった。
視線で後ろ姿を見る海斗。
どうして彼女らは強いのか......何時も思う。
誰かがいるから?大切な日常を守りたいから?
色々あるだろう。
やっぱり彼女達は純粋すぎる。
こんな復讐という名の泥に浸かった者とは違う。
彼女達には真っ直ぐな意思がある。
海斗にはないものが沢山ある。
それが羨ましいと思ってしまうのはおこがましいと自分に呆れてしまう。
でも、だからこそ――
「俺は......無力を感じるんだろうな」
何もかも断ち切った者は孤独や喪失感に蝕まれる。
助けてと言っても誰もこない、自分で生き抜くしか方法がないのだから。
一人で頑張って戦い抜いてその後の終末は一体どうなるんだろうか、自分でも分からない。
なら、もういいだろう。
気付いたのならそれを直せばいい。
頭の中には海斗を思ってくれる幼馴染、勇者の仲間達、自身の家族。
何時も気付かぬうちに助けられていた。
でも、今更逃げられる道はもうない。
ケジメはつけなければならないし、自分の気持ちには嘘をついてきた。
もう止まらない。
「.....つくづく面倒臭い性格になったもんだな、俺は」
思わず苦笑いしてしまう。
もう良いだろう、
周りには
ああ.....そうだとも。
ふと、昔の事を思い出す。かつて最初に海斗が誓った約束。それは、『護りたい人を守るために力を使う』と言ったものだ。
じゃあその原点に戻ればいい。
目を瞑り海斗は
だが再び目を開けると幻覚か、その怨念達は目に血の涙も流してもなければ衣服も血だらけにもなってはいなかった。
全員笑っていたのだ何も言わずに。
だが彼らが言いたい事は分かる。『もう自分を偽らず笑って前を向きなさい』と言っていた気がした。
そう言われたらもうそうするしかないだろう。
「分かった......俺は決めたよ」
今海斗は変わろうとしている。あの日の想いを受け継ぎながら戦い抜けてきた者がやっと、殻を少しづつ破ろうとしている。
だから今は―――
「一人で戦うのは止めないが、
これが海斗の最初で最後のケジメだ。
そして海斗は全速力で進化体の方に向かった。
そこには球子と杏が連携して進化体を足止めしていた。
旋刃盤が杏の矢に当たり軌道を変えてバーテックスがそれに当たり、動きを止めていた。
一方若葉達の方は他のバーテックスに手を焼かれている。
球子達の方は進化体にトドメを刺そうと近付いて攻撃しようとするが、その間の隙を進化体が杏と球子に向かって蹴りを入れてこようとしていた。
これには二人は反応が出来ず回避もままらない。
「ッ.......させるかぁ!」
だが、その二人の背後から海斗が横切って進化体の蹴りを村正で防いだ。
「今だ!球子!杏!」
海斗が叫ぶと二人は直ぐに旋刃盤と金弓箭を構えて進化体に一撃を入れた。
その攻撃で進化体は奇妙な悲鳴を上げながら消滅していった。
海斗達が進化体バーテックスを倒している間に、若葉と友奈と千景が他のバーテックスを全滅させ、戦いは勇者たちの勝利で終わった。
◇
翌日、球子は左腕をアームホルダーで固定されていた。骨折ではなかったので、治療期間はそれほど長くは掛からないが、しばらくは左腕は使えない。
昼休みの食堂で、球子は動かしづらい左腕に不満の声を上げていた。
「窮屈すぎてタマらん......もうこれ、取っちまいたいっ!」
「ダメ!怪我が長引いちゃうよ!」
球子を叱りながら、杏は彼女にうどんを食べさせている。
今球子が食べているうどんは昨日の戦いの中で球子が回収した最高級うどんを釜揚げにして食べていた。
「こんな美味いうどんに興味を示さないなんて、バーテックスに知性があるって嘘なんじゃないかな......というか暗部ず、右腕は動くんだから、わざわざ食べさせてくれなくてもいいんだぞ?」
「片手だけじゃ食べにくいでしょ?」
「そうでもないけど......」
球子はため息をつきながらも、杏からうどんを食べさせてもらっている。
「それに.....私よりあの人が黙っちゃいないから、ね?」
杏は視線だけ海斗がいる方に向けた。球子も杏につれてそっちを見る。
するとこちらに気付いた海斗は球子の方を見ながら口を開いた。
「なんだ?球子、腕が痛むのか?痛むんだったら、痛み止めでも持ってこようか?」
一体何が起こったというのか、球子と杏。そして、他の勇者と巫女達は理解出来なかった。
翌日になるとあんな人に対して冷たかった海斗が声質は変わらないが、性格が変わっていたのだ。
これについて幼馴染の千景は驚いていたが、静かに微笑んでいた。
そして今の昼休みに至る訳だが――
「こんなの、カイトじゃなぁぁぁいっ!」
「......まぁまぁ、タマっち先輩落ち着いて。海斗さんの本来の優しさが出てるだけだから」
「こんなカイトは嫌なんだっ!あの時の方がタマはまだ良かったぞぉ......」
球子は叫びながら海斗の変わりように絶句していた。
杏は嬉しそうに微笑んでいたが、若干引いていた。
それもそのはず、一日でこんな性格が変わるものなのかと驚いてしまうのだから。
「ふむ.....海斗が一体全体何があったかは知らないが、その表情.....何か吹っ切れたか?」
「そうだな。流石だ若葉」
海斗は全員に説明をした。
なるべく自分一人で戦う事は控えて頼る時は必ず頼りにさせて貰うと若葉達に言った。
「......そうか。良かった、これで海斗もすっかりこちらに馴染んだと言えばいいのだろう」
「そうですね、あの時の海斗さんとは違って今の海斗さんの方が話しやすいですし」
「うんうん!私もうみくんとなんか、こう......仲良くなれた気がするよ!」
「......私も昔のあなたに戻った気がしてとても、嬉しいわ」
若葉、ひなた、友奈、千景の言葉には仲間としての想いやこれから先支え合うものとして嬉しさが込み上げていた。
「なぁカイト」
「なんだ、球子」
球子が海斗を呼んだ。その声に顔を向けた海斗は球子の話を聞いた。
「タマは、最初はカイトの事が苦手だった。でも今はこんなに優しいやつなんて思いもしなかったんだ」
球子は強い瞳で海斗を見つめながら続ける。
「だから、だからさ......今度はやっと勇者の仲間として肩を並べて戦うんだ。仲間になった以上カイトはタマが守ってやる」
目を大きく細めてしまう。海斗は驚いてしまう。
自分でもこの言葉の大切さが分かってしまう。
すると球子はその代わりに、と言葉を付け足した。
「あんずやタマも若葉達もちゃんと守りタマえよ?タマが言えるのはそれだけだ!」
「もう、タマっち先輩ったら.....海斗さん。私も同じ気持ちです」
球子が言い終わると次は杏が海斗に話掛ける。
「私は勇者の中で体力も力もないと自覚しています。でも、戦いの中では海斗さん達をできる限りサポートするように頑張るつもりです、だからこれからも宜しくお願いします」
杏が言い終わると球子が片腕で彼女を抱きしめた。
そうか.....これが本来自分が守りたかった光景なんだ。
今確信した。自分はこれが見たくて、この幸せが何時までも続けばいいと思う程にずっと願って一人で戦い続けていたんだ。
馬鹿みたいと笑ってしまう。
あの日からずっとぽっかり空いた穴をこの半月で少しづつ塞がりつつあるのだから。
ふと隣にいる千景を見ると、彼女もこちらに振り向き笑みを見せてきた。
そして、空いている手で海斗の手を握って互いの体温を確かめていた。
暖かい。彼女も今生きている人のために戦っている。
死者のために戦っていた自分とは大違いだ。
だが、もうこれで終わりだ。
今は死者想いを果たすためではなく、
自身の鎖は自分で断ち切るもの。
「......これからも宜しく頼む」
ぎこちないが、今はこれでいい。
後は場が直ぐに馴染んで何とかなるものだ。
海斗は改めて誓おう。大切な人を守ると、無力な自分にならないことを。
自身が傷ついても守り続けるのだ。
たとえどんな運命があったとしてもだ。
海斗、葛藤しすぎね?(お前のせい)
でもまぁ、これぐらいしないと海斗くんは一生冷たい人になるからね仕方ないね(表面上)
さて、次回は何処まで書こうか迷ってますが、気分次第で結構進めるかも?
というか、ゆゆゆいサ終したの悲しいんですが.....どうしてだよぉぉぉぉぉ!。゚(゚´Д`゚)゚。
でも、メモリアルブックが出るって聞いたので発狂したのは内緒ね?
では、次回にまたお会いしましょう!
次回。第9話:一時の休み