Fate/Happylife~刃の下に心あり~   作:ブラックサレナ

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延命処置ですが。よろしくお願いします!!

続きかけるかな?書くしかない(他の連載も止まってます、ご注意ください)

待てる人だけが読めると思います(更新なるべく頑張りたいと思います!)


プロローグ

それは彼女と彼の出会いだった。

 

「今日から、転入してくることになった神崎(カンザキ)忍(シノブ)君です。みなさん仲良くしてあげてくださいね」

 

小学校の先生の言うことは大体が同じである。遠坂凛はそんな事を考えていた。転入生の神崎忍もまた、同じことを考えていた。だが遠坂凛はもう一つ考えていた、この時期になぜ?と

 

遠坂(トオサカ)凛(リン)、彼女はもとは冬木市という日本の地方都市で暮らしていたが聖杯戦争が始まると敬愛している父の勧めもあり母と一緒に一時疎開していた。

 

神崎忍、彼は父の仕事の関係上この地に下りたものである。彼の父の仕事は彼自身よくしらないが、元々はイギリスに住んでいた。容姿として黒髪のショートで根っからの日本人という感じであろう。しかし彼はイギリスに住んでおり英語と日本語がペラペラである。

 

しかし二人とも同じ秘密があった、それは……魔術師の家系と言うことだ。

 

「それじゃあ、ちょうどいいわ。遠坂さんの隣が空いているから」

 

「はい」

 

先生の指示の元、忍は歩き出し、そして隣の少女に挨拶をする

 

「初めまして神崎忍です」

 

「ええ、初めまして遠坂凛よ、神崎君」

 

「うん、よろしくね遠坂さん」

 

これが二人の最初の出会い。そして始まりなのだ

 

 

『Fate/Happylife~刃の下に心あり~』

 

 

「もう、ここまで来ちゃったね。君も私もさ。それで君はこれから、どこに行くのかな?」

 

まるでそれは最初から答えが決まっている質問のようだった。その女性は一つのトランクでどこでも行く破天荒な人だ。あの頃の少年(シノブ)の姿はなく、今はただこちらの世界の事をしりそして生きている魔術師(シノブ)がいたのだから

 

「それこそ貴方はとうに知ってるはずだ。俺は、戻るよ、あなたがそう仕向けたに等しいのに今さら何を言うんですか?」

 

「ふふ、面白い子。そう思えばそんな眼をしていた子、もう一人居たの思い出したわ。彼とは違う意味で面白い子だったわあなたも」

 

女性は笑う。まるで自分の息子が巣立っていくような、そんな顔だ。忍はそんな姿を横目に一度荷物を置き

 

「ありがとうございます、あなたにそんなことを言われるとは思いませんでしたよ師匠。いえ、ミスブルー」

 

「その言い方はやめて頂戴、忍。けど、行くのはいいけど、彼女の方覚えているのかしら?私にはわからない、いやこの場合は忘れちゃった感覚だからさ、恋って」

 

「覚えているかどうかじゃないんですよ、俺は行きたいだけなんですから」

 

「あら、当てられるわ。それじゃあ、さようならね忍。貴方との三年間、楽しかったわ。今度は、そうね青年になったら会いましょうか?」

 

彼女は手をさす出す、忍は握り締める

 

「面白いことを、それじゃあさようなら師匠」

 

「ええ、それじゃあね忍」

 

そして師弟の関係がここ終止符を打たれた、忍は旅立った。結局彼女は思っていたことをずっと言わなかった、彼にあってからずっと。そう彼こそがこの世界に弾かれすぎている存在だと、彼女に弟子入り、いや突撃したのは三年前のことだ。彼は彼女の前にそれこそ何もないように現れ、そして普通に話しかけてきた「面白いね君」あのとき女性が言った最初の言葉を思い出しているのだろうか、女性は笑っていた。そしてそれから彼はまるで魔法使いと言えるような集中力とそして素質をだして、そのまま女性を追い抜かすほどの“力”を手に入れた。そして女性は一度も振り向かずに、呟いた

 

「聖杯が穢れてしまってるかもしれない。なんて、なんであの時言っちゃったんだろう」

 

彼が変化したのはその頃だろうか。女性の魔術理論にさらに彼は父から譲り受けた魔術刻印をうまく使う術を自ら編み出した。それが例え魔術師として異質としても。

 

「それもまた、起源による完結とされるのじゃ」

 

まるで空からの声のように、女性は聞いたことのある声に振り向いた。すでに魔術師の姿はなく、そこには魔法使いの一人がただ立っていた。

 

「あら、あなたがこんなところに来るなんて、どういう風の吹き回しかしら」

 

「運か、主はなぜ彼があのような存在と気付いても尚、この道を歩かせた」

 

「ふふ、そうねなぜかしら、強いて言うなら」

 

女性は髪の毛を掻き揚げたそして行ってしまった魔術師の方角に向けてこう言った。

 

「…………彼は、人間だからかな?」

 

――――――――――

 

空港と言う、密室には彼はなれていたのだろう。落ち着いてビジネスに座る、周りから見れば奇妙だろう、齢十四歳のなりかけがビジネスクラスの席にいることに。しかし彼はそこにいながらも堂々としており、ある意味風格さえ出ていた。

 

「あの時と変わってないといいな……凛ちゃん」

 

少年は呟くように言う。たったそれだけだが、しかしその言葉には重みが非常に感じられた。彼は昔とあまり変わらない髪形で色も変えず、しかし彼はある時から開花してしまった魔眼のためメガネをつけている。もちろんこの魔眼は彼自身で切り替えのスイッチがあるのだが、念のためらしい。それが唯一変わっているところ、彼はそれ以外に付け入るものは首からぶら下がっている四つ葉のクローバーのペンダントだけである。

 

――――――――――

 

彼女は日本の学校で副会長を任されている

 

「だから言ったろうが遠坂。それではこちらの案が」

 

「柳洞君の言う事も分かるわ。だけどこちらのほうが先のほうがいいでしょう?ね、みなさん」

 

彼女は家訓である『どんな時でも余裕を持って優雅たれ』のこと、学校ではそれはそれは優雅にそして気品に振舞っているが、しかし彼女の正体それは、簡単にいえば人をおちょくり笑う、小悪魔だ。

 

「そうですよ、遠坂さんの言うとおりでもいいとおもいますよ会長」

 

現在、二月のすでに終わり。中学の生徒会も来年度の生徒のために準備と言うことで、色々と忙しい。そしてその生徒会のトップに立つのが柳洞一成、この冬木にある柳洞寺の末っ子であり、非常に真面目である。苦手なのは女性と流行り物と色々と古風である。

 

「……そうか、ならばそれで行こう。遠坂君、頼めるかい?」

 

一成はそれこそ今は自分の思うとおりに行かずにいるので少し憤りを感じているだろうが、しかしそれをひた隠すにしている。そしてその様子を見ている凛は非常に楽しそうだ。

 

「そう、ありがとう柳洞君。それではこれはこっちにしましょうか」

 

遠坂凛、彼女はこの学校では副会長の地位にいる。無論先の説明通り気品に満ちており性格良し、ルックス良しであり簡単に言うと彼女はモテるのだ。しかし彼女は一度も誰かと付き合おうとはしない。

 

「それではこれで会議は終わりでいいかしら?柳洞君」

 

「ああ、そうだな。それでは各委員に伝達を。それでは今回の会議は解散とする」

 

会議が終わると一成はそれこそ、機嫌が悪いですオーラを放ちながら会議室をあとにする。そして他の委員はというと

 

「どうでしょうか遠坂さん、このあとお茶でも」

「いや、どうでしょう俺らと一緒に」

 

などお誘いが多い。しかし

 

「申し訳ありません、みなさんのお誘いは嬉しいのですが」

 

と、拒否をする。しかしそれでも優雅であるのはさすがだ。そしてその報告を受けると、全員が残念そうにしながら帰るのがいつものこの放課後の恒例でもあった。そして一人会議室に残った凛は不意に外の夕日を見ながらいつも見に付けているものを出して抱きしめるように胸に置く

 

「もう、中学三年か……考えればすでに6年か。ドンだけ待たせれば気が済むのかしら?ねえそうでしょう忍」

 

彼女はこれが心の贅肉を通り越して心の税金と言うことは自覚している。だがこれは忘れる事も、そして忘れ去る事もできなかった。彼とのたった一年が大きすぎたからであろう、そのあとの事も彼女にとっては大きかったのだろうがそれでも彼の存在のおかげで今の自分が居るのだから。

 

「利子だけでも一生なんだから、覚悟して頂戴ね」

 

彼女はそう言うと後片付けを始め、部屋の鍵を閉める。彼女がさっきまで持っていたペンダントは、首にかけなおす。そう四つ葉のクローバーのペンダントを。

 




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