Fate/Happylife~刃の下に心あり~   作:ブラックサレナ

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第拾玖話“修羅茨道”

 

さて、この学校では今、非常に面白いことになっている。それは髪飾が白い目で見られている状態のことだ。元来、元強かったものが急激に弱くなっていくさまは、脚を亡くした蛙のように面白い(これは作者の意見ではありません、一応参照までに)。して髪飾は不機嫌でもあるのだ。現在状況もそうだが、それとこの前のことだ。

 

「あの野郎、あの風間に何よしたんだよ……ちっ、胸糞わりぃ」

 

いつもの言葉づかいなどどこに消えたような感じな言い方で吐き捨てる髪飾。ちなみに忍は今日も凛と共に食事をとっていた。と、言っても一成も一緒なので二人きりとはいかないのだが、それでも彼には遠坂凛と同伴で食事というだけで十分なのである。

 

「なんで、あいつばかり」

 

これが廊下で一人、非常に近寄りがたいオーラを出していた少年の今の現状。そして場所は変わり教室である。

 

「まったく、そうならばそうとだな」

 

「あら、なんで神崎君がわざわざあなたにそんなことを伝えないといけないかしら?これも個人情報よね?違ったかしら?」

 

現在、神崎忍の家と、そして遠坂邸が近所という設定の話をしているのだ。凛から言えば今後一緒に帰ろうが一緒に来ようが家が近いの一言で済ませることが出来るのだ。

 

「アハハ、確かに柳洞さんには言っておいてもよかったですね」

 

「そうね、彼も意外と頼りになるから。だけどこれでわかったかしら、今朝の状態を」

 

「ふん、言われなくてもその程度だと思っていた」

 

この言葉に凛が一瞬、切れそうになったのは言うまでもない。実際は同棲(←凛目線)しているのだから。しかしそこはまだ優等生の仮面が保っただけの話だ。

 

「しかし、やはりあれからだろうか。それともそこの女豹のせいか随分と注目されるようになったな神崎も」

 

「まあさすがに編入してすぐにあんなことになるとは私としても思っていませんでしたよ。ですが彼も意外と真面目は人でしたよ。日本での義で生きるという人でしょうか」

 

「神崎、そういうのは確かに美化していえばそうだろうが実際はルールも守れぬ者のことでもあるのだからな」

 

「ま、神崎君はそれぐらいわかっていると思うけどね~」

 

「ただの念だ遠坂。それよりも随分と草食なのだな神崎は、あまり食べるところを見ないのだが」

 

「ええ、まあもとからそこまで食べませんでしたし。それに昔は食べないこともありましたので」

 

忍にとって一日三食とは健康すぎることなのだが、凛との食事も少ないのだ。もちろん料理としては一人前を二つなのだが、しかしこれはお昼、特にこの学校のころは少ない。慣れるまでの問題だろうが。ちなみに凛はそれをすぐに思ってか自身の作る量を少なくしている、いい奥さんになれるだろう。

 

「そうか、俺も家が家なのでな。少し味気ないものばかりと少し思っていたが、やはり生活によるということか」

 

「まあ私の場合は結構特殊でもありましたので」

 

忍の場合は師匠のせいでもっぱら食べられないし、さらに言えば食べるような心境とも言えない幾千の修羅場を抜けているのだ。凛はそんな忍の言葉を理解し、そして一瞬暗い顔をするが、それをも気づく忍は、一瞬笑顔で言う大丈夫と。

 

「して、神崎よ。髪飾から、またはほかのやつらから何か受けていないだろうな?さすがに昨日のあれでは心配でな」

 

「朝も言いましたけど大丈夫ですよ。どちからと言えば皆さん近づいてきませんよ」

 

「あら、私と柳洞君が一緒に食事しているじゃない?それだけじゃあ不足かしら?」

 

凛はわかりきった笑顔で聞いている

 

「そんなことはありませんよ。正直一人で食事ではいろいろと心もとないので、それに誰かと食事をとるというのは非常にいいと思いますし」

 

「神崎は、言動が少し俺らと離れて大人びていないか?」

 

「柳洞君には誰も言われたくないでしょうね、それは」

 

「……遠坂、お前は俺に喧嘩を売っているんのか、よければ買うが?」

 

「あら、私はあなたを褒めたのだけど柳洞君。何か気にさらったかしら?」

 

ちなみにこの食事会。一介の会話のように聞こえるがそれは作者の力不足なだけで周りを説明すればそれこそ全員が全員、ドキドキしているのだ。なんせ学校での虎と龍と言われるぐらい、遠坂(トラ)と柳洞(リュウ)は仲が悪い。理由は間違いなく生徒会であるがそれ以上に両者ともに優秀すぎる同族嫌悪があるのだろうと周りは思っている。そのおかげで表立ったことがなかったのに、その間にいる神崎忍の度胸は凄まじいものと勘違いする者も出てきている。なんせ、さっき会話通り水面下の会話にかかわらずのんきに食事をしているのだから。

 

「……そう思えば神崎よ、少し話を変えるが、おぬし生徒会には興味がないか?」

 

「生徒会ですか?」

 

「あら、柳洞君。随分と面白い話ね。まさか、来てからまだ三日もたっていない編入生の神崎君を生徒会に誘うなんて」

 

凛が捻くれたように言うが実際は棚ボタ状態だ。凛の計画の一緒に放課後を過ごす方法の簡単な方法の一番が生徒会に入れるなのだから。

 

「そうか……だが、俺は間違ってはいないと思うぞ、この人選については」

 

一成は胸をはっていった。

 

「あら、久しぶりにあなたと同意見だわ。私も彼ほど生徒会に入れて惜しくない人はいないと思うわ。なんせあんな無礼な人に対しても冷静に、だけど強く出れる人なんてわたしか、それか貴方ぐらいだものね、柳洞君?」

 

「……そうか?」

 

なぜ、二人とも同じ目的のはずなのにこうも言い争っているのか忍にはわからなったが、なぜか、それは簡単だ。目的ではなく結果が同じなだけど目的は違うということだ。

 

「まあ生徒会も悪くは「神崎!!」…え?」

 

その声は突然教室に響き渡った。しかも女子生徒の悲鳴も聞こえる……髪飾だった。廊下に立っている男は、制服はいつものようにきれいではなく、少し荒れている。そして一番の違いは持っているものがナイフだ。

 

「なんなんだよ、お前は……なんなんだよ!?」

 

ナイフを持っている髪飾は少し正規ではなかった。何かに憑りつかれているように目は虚ろで、まるで何かに憑りつかれているようなそんな目をしていた……あれは殺気のある目だとすぐに忍は理解した。

 

「お、お主何をしておるか!?」

 

一成ですら現在の状況がよくわかっていない。まわりなどすぐには理解していない、そしてこのせいで一泊遅れるのだ、人の動きは。最初は髪飾の突撃だった、目標は完全に遠坂だった、彼にとって見れば自分を振っておいて現在も笑顔で会話している彼女の光景は不快でしかなかったのだから。

 

「うるさい、うるさい!なんだよ、なんだよ」

 

すでに彼には正気ではなかった。そのままナイフを持って遠坂凛に突っ込む髪飾、それはまるでパラパラ漫画のように過ぎて行った……遠坂凛は覚悟した、刺される場所で死ぬかどうかだ、だから彼女はとっさに心臓ではないどこかを刺されるように体を動かしたのだ。だがそれは意味のないことだった。彼女には衝撃などない、あったのは神崎忍(パートナー)の姿だった。

 

「くっ」

 

ナイフは、忍の手を貫通していた。もちろん魔術で強化してあるので見た目よりかは全然大丈夫だ。忍のそのさい、この前の傷も手だったなと少し思い出していたのは随分とした余裕である。

 

「あ、あ」

 

髪飾は自身の行動とそして人を刺した感覚に見舞われていた。そしてその髪飾はそのまま崩れ落ちた。

 

「お、俺じゃない!俺じゃない」

 

「し、し、忍?」

 

凛も平常ではいられていなかった。理由は忍の手に刺さっているナイフから滴る血、この前の戦闘では何もけがなくそしてあの喧嘩でさえも軽いかすり傷だった。しかし今回は完全に手を貫通しているのだ、その銀色の刃が

 

「だ、だれか!すぐに先生を!」

 

一成の声、どよめくクラス。そして最初の悲鳴の騒ぎに気付いた先生がこっちに来ている。そんな中の唯一の異質、それは神崎忍……この一人だった。彼は刺されているが、しかしすでに魔術で止血をしており、さらに言えば魔術とはわからないような血の出し方をし、現在更なる追撃が髪飾からないかを冷静に見ているのだから。

 

「僕じゃない、僕じゃない、僕が悪いわけじゃ!」

 

――――――――――

 

「このたびの依頼はこれでよろしかったのですか?」

 

男は飄々しながら、堅物そうな男にいう。彼は先ほどから学校の近くにいるのにもかかわらず誰にも視線が合わされていない。まるで存在しないように、いや、正確には存在を消すように世界に“言った”ように。

 

「ああ、これでいい。あいつの行動を少しでも見れればそれでいい、すべてを保管するのが私の目的であり起源だ」

 

堅物そうな男はそういう。

 

「ですが、こんな地方都市ねぇ~。まあそれを言うならばあなたもか、あなたが何を期待したのかは知りませんが、あなたの言葉にはまるで生がない。今回はいったい?」

 

「ふん、情報収集だ。あの眼使い手の起源を調べに来ただけのことだ」

 

「……ああ、そういうことですか、なるほど、なるほど。そう思えばあなたがあの事故をしたんですよね~本当にもの好きな「貴様誰からそれを」おっとこれは失礼、私は仕事柄、言葉を使うのでね」

 

「……言霊使いか」

 

「それでは今回はこれでよろしいでしょうか?」

 

「ああ、十分だ。やはりあの男では無理だったということだ」

 

「はて?」

 

男は男の言葉に疑問を思った。しかしそれは彼の知るべきことではない、それは仕事がらとかではなくただ、触れてはいけないりょういきだと言葉から読んだだけなのだ。

 

「それでは」

 

そして男は消える。残るのは堅物そうな男のみ

 

「すでにあのマンションは終わった。あとはコーネリウスか、蒼崎はすでに問題がいか……いや、正確には。まあそれでもいいか、して帰るか」

 

彼も消える。二人の会話はまるでなかったように消える。髪飾という青年は惑われやすかった、それがあだをなし、そして言葉でロジックを形成された暗示にはまり、そしてナイフを手にした。簡単な細工であり、魔術ともばれないこと。しかしこの時アラヤは知らない。そういった緻密さが仇となる日が来ることを。

 

―――――――――――

 

あのあと、髪飾はつかまり忍は救急車に運ばれた。そして凛はクラスメイトがいる中忍のことを忍とよび、心配そうにしながらというか泣きながら一緒に救急車に乗っていった。そして残ったクラスは現在すごく暗かったのだ。

 

「おい、聞いたかよ髪飾のやつ」

「聞いた聞いた、なんでも遠坂さんを刺そうとしたらしいぜ。自分がちょっとイケメンだからってな」

「けど神崎君が止めたって、あれすごくなかった」

「あまりおもいだしたくないかな」

「けどさ、遠坂さんのあれって」

 

クラスの話は現在これだけだ。職員会議に一成は参加している、理由は一番の目撃者であるからだ。だからこそ真相というか本当のことが少し変な風に現在解釈されているのだ。

 

「遠坂さんがなきながら神崎君の心配してたね、なんかあれってさ」

「だよね……そうだ、男子!あんたらさ、あのときのことおぼえている?」

「ああ、なにがだよ」

「この前の休日、遠坂さんに彼氏がいたってやつ」

「馬鹿野郎、あらは彼氏なんか……じゃ?」

 

そこで男子は気付いた。遠坂のあんな姿を今まで見たことあるだろうか?一人の男子生徒を完全に心配し自分がどんなキャラでさえもそんなお構いなし、泣いていた。これではまるで

 

「ま、まさか」

「う、ウソだろ?」

「だけど神崎君てけっこうの美形よね」

「そうね、同い年の男子にはないなにかがあるよね」

「だが、まだ俺は!」

「俺もだ」

「俺もだ!」

「うちのクラスは馬鹿ばっか。普通に考えてさっきの遠坂さんの行動みてそう思えるのはある意味すごいわよ」

「ねぇ」

「ねぇ」

 

「はい、みんなせきについて~」

 

担任の声により生徒は全員注目する。もちろん理由は神崎忍がどうなったかだ

 

「実は、神崎君は……」

 

――――――――――

 

白い景色というのは何も考えさせてくれない場所だと忍は認識していた。なぜそうなったのかは知らないが、元からこうだったのかは本人すらしらない。しかし

 

「あまりやはり、ここには居たくないな」

 

病院の一室でいうことではない。それも隣に彼女が居てずっと見られているというのに

 

「しょうがないでしょ、忍が変な無茶するから。そ、その大丈夫なのよね」

 

「ああ、すでに止血もすんでいるし。医者に言わせれば運がよく傷が浅かったってことだ、だから今日は普通に帰るぞ」

 

「も、もちろんよ……だけど今日は私に全部やさらせてね。忍はリビングでのんびりとしていてくれればいいから、お風呂も私がちゃんと洗ってあげるし、トイレにだった「おい凛それぐらい自分で」ダメ!」

 

その大きな声は部屋中に広がった。

 

「り、凛?」

 

「ダメ、ダメ!今日は絶対になにもしないで……お願いだから、私を頼って頼ってよ」

 

「凛」

 

「忍、刺された時もずっとあいつのほう見ているの知っているわ……そして追撃に備えていたのも。おかしいの、あんで自分の手がそんな風になったのに先に相手を考えるのよ、なんで」

 

「……凛だからかな?」

 

その答えに凛は抱きしめていた

 

「なら、私も一緒。忍だから……今日だけは、いえ今日からはお願い、一人にしないで」

 

何かのトラウマのような叫びにも似たつぶやき、凛の過去、そして忍の過去、互いが互い何かが可笑しかったのだ。だからこそ……

 




師匠「ドドン!」

弟子「タイガー道場!」

師匠「よし、きょうは普通にはじまったな弟子よ」

弟子「何をいうかと思えば。二三日どこに消えていたかわからない状態だったというのに」

師匠「なんか、すごくいい人が砂漠から私を助けてくれたのよ♪確か、なんだっけ、貴一君だったかな?」

弟子「恩人ぐらいの名前はおぼえておいてよ、師匠!それよりも、何この展開!?」

師匠「ねぇ~更新もgdgdで中身もgdgdで、どうする気かしら?やっぱりここは新米教師の私が」

弟子「師匠、まだそんなことを……それでどうなのよ、あんたは」

???「私はマスターの命令に従うまでです。それにしても師匠さんはいい加減にしてほしいものですね、ほかの作品の次元に飛べるなんて、魔法ですね」

弟子「ほら、あのトラ聖杯もあったことだし」

師匠「何、そこの二人私も混ぜて話しなさい、そんなところでこそこそと」

作者「まあ、あれで続けば面白いことにはなりそうだったが、俺の時間的にな」

弟子「まあ、今の生活って結構昔と比べればハードになったのよね。その分金は増えているようだけど」

???「まったくですな。それではいつもの通り私からの次回予告。

凛。翌日の学校から忍に・・・・・・・
刃の下に心あり、世界より逸脱した存在の活躍を

……今日は随分と短いのですね、マスター?」

作者「次回はとにかく甘くする予定。てか学園ものにしたい」

弟子「ま、聖杯戦争なんて始まったらそれどころじゃないもんね、そう思えばお兄ちゃん達の生活もだすの?」

作者「……たぶん」

???「……お願いしますよマスター……あれ?師匠さんは?」

弟子「あれ?師匠、師匠!」

作者「またか」












































師匠「……道場が消えた、ここはどこ!?」

彰人「だから、百代俺の話をだな」

百代「うるさいうるさい、今日は一段と甘えることを決めたんだ!」


師匠「……オォ、ジーザス!」
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