Fate/Happylife~刃の下に心あり~ 作:ブラックサレナ
「もうここに来て一年か、お前には随分と世話をかけたな忍」
生徒会長である彼はそう言い壇上の横で待機している。今日行われるのは卒業式である、忍は生徒会にて補佐を受け持ち学園生活を楽しく過ごしていた。
「いえいえ、一成ほど私は手伝いは出来ませんでしたよ」
「何を言うかと思えば、おまえは十分に力となってくれたよ」
「あら、私にはねぎらいの言葉はないのかしら?」
「黙れ遠坂、忍が居なければお前など三年になる前に生徒会から切り離していたぞ」
「あらそれは酷いわ、それにそれだと忍も切り離すことになるわね?忍?」
「凛、あまり一成を苛めないでください。そろそろ式は始まります、もうあそこに立つことはありませんから、最後はお願いしますよ一成」
「ふ、心得ている」
そう今日、この三人は卒業しそして私立穂群原学園へと入学が決まっていたのだ。卒業式が始まり生徒会長を務めた一成が答辞を読み進める。中学の卒業式のせいだろうかそこまで泣くものはいなかったがいないわけでもない。そんな中で忍は髪飾の事件を思い出していた。あれ以降凛は忍との関係を隠すことを無くした、もちろん優等生という仮面は両者ともにつけてだ。それでも凛はこの一年で飛躍的進化を遂げていた、それは魔術師としての能力だけではない、女性としての一面である。料理は中華が出来るようにそして色気が異常に出るようになった。逆に忍は三年に上がり背が伸び始めたそして眼鏡で隠していたイケメン要素が浮き彫りになり始め一成とならぶモテる男にもなっていた。
「卒業式を終わりにします」
教師の言葉で式は閉幕を迎えた、忍たちは新しい生徒会たちに別れを告げ自身のクラスに戻る。クラスでも同じであり意外にもこの三人はあっさり下校となっていた。
「ふむ、忍と出会えたこととこの女豹に当てた学校か……」
「最後まで余計よ柳洞君?」
「さいごまで二人とも変わりませんね……ですが一成、また会いましょう」
「そうだな……ではな忍、それと遠坂。また会おう、入学式で」
そして一成は笑顔で二人に手を振った。凛はそれを確認するとすぐに忍の腕に抱きついた、実際すぐに抱きしめたかったようだがそれは家でするまでの待機となっていたからだ。
「卒業おめでとう凛」「おめでとう忍」
2人はそう言いながら自分たちの
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「士郎ちゃん、卒業おめでとう!」「おめでとうございます、士郎さん」
衛宮家では衛宮家の長男である士郎が中学を卒業したことを祝い“義妹”である桜とそして保護者であり教師として働いている藤村大河が盛大にパーティーを開いたのである。
「ありがとう、桜に藤ねえ」
「士郎ちゃんもようやく高校生か、早いなぁ。それに士郎ちゃんの学校は私も言ってるところだしね、次は桜ちゃん、頑張ってね。まあ士郎ちゃんほど頭悪くないからあまり心配してないけど」
「うふ、士郎さんだって悪いわけではありませんよおねえさん。ま、士郎さんはどうぞ主賓ですから、なんでしたらたべさせてあげましょうか?」
「桜、からかわないでくれ。だけど今日の料理は一段と凄いな」
「そりゃそうでしょ。桜ちゃんの力作よ、師匠である士郎も抜かれる日がくるんじゃない」
「そうならないように頑張るさ。ではいただきます」
そしてこの家でもまた運命の日となるのであった。彼女の手にもあれが出てきてしまったのだから。
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準備は出来たようである、少年は一つの書物を元に、魔法陣ような紋章を地下で自分の血で再現していた。
「この日、この場で……フハハハハ、フハハハハハハハ」
少年は笑う、しかしなぜだろうか、彼の顔は半分が笑みでありそして半分が爆笑と笑う加減が違う。
「汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし。汝、影の檻に囚われし者。我はその鎖を手繰る者――」
彼は唱える、そして彼の腕に光る紋章と共に……黒い影が出現するのであった。
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「高校生になって既に一年、貴様は相変わらず俺の邪魔ばかり!忍、お前のカノジョを抑えておけ、摂関する!」
「一成、抑えろ」
「衛宮君の言う通りですよ一成、抑えてください。凛も、少しは」
「あら忍、私はただ新しい予算について会長殿に意見を言っているだけよ、会計としてね。副会長である忍が言わないといけないのよ」
現在生徒会室で二年生となった四人が話あっていた。生徒会長である柳洞一成、副会長の神崎忍、会計の遠坂凛、そして雑用としている衛宮士郎。この四人、学園で非常に有名な布陣でもあり中々に有名でもある。
「一成の案でも十分です。皆さんにもそれで賛成が出ているのでそれでよいと思いますが、衛宮君も申し訳ありませんね。そろそろ仕事が割り振られますので」
「いや、一成にしろ神崎にしろ忙しいんだから、しかないよ。俺は部活辞めて暇だからいいさ」
「引退にしては早いと思いますけどね」
衛宮士郎は弓道部に居たがとある理由から妹を残し自身はアルバイトを始めてしまったので暇な日は本当に放課後空いているようだ。
「衛宮君の弓の腕は美綴さんから聞いていたけど、惜しい存在と言っていたけど」
遠坂がそんなことを言う、その妖艶な笑顔で少しだけ士郎を惑わすが次の行動でそれは真顔に戻る。
「では会長殿、私と忍は帰らせてもらってよろしいかしら?」
凛は忍の腕をとり、というか抱きついていた。忍も苦笑いをしながら一成にお願いをしたのだ。
「申し訳ありません、本日は予定が入っているのでそろそろ帰らせていただきます。一成、衛宮君もうしわけありませんがよろしくお願いします。予算については凛が提示した物と、こちらのこれで大丈夫だと思いますので」
「あ、ああそうか。今日は用事が入っていたのか、最近さらに冷え込んでいるからな忍よ気を付けて帰るのだぞ」
「じゃあな、二人とも」
そして忍と凛はコートを着て外にでた。季節は冬、名前通り冬木市も寒くなり夜になるのも早くなった季節。二人が行った後士郎たちが確認したそれは忍の渡した資料、そこには凛のいけんと一成の意見が両方入っている、完璧な感じのものがあったのだ
「ふむ……すまないがこれを先生に」
一成はそれを見るとそのまま後輩に渡した。そして次に一成は士郎に壊れていたストーブの修理を頼んだ。そして生徒会は解散となり残ったのは二人となった。
「はぁ、すまないな衛宮よ」
「構わないよ。それよりも忍はすごいな。あんな状態でもちゃんと書いていたのか……おれには出来ないな」
「衛宮も十分に凄いと俺は思うがな。すまないなストーブの修理などで時間を使わせてしまって」
「いいよ、どうせ暇なわけだったのは本当だからさ。だけどあの二人が用事ねぇ……」
「なに、あいつらにも何かあるのだろう。最近忍は腕を怪我したようだしな」
「腕?」
「ああ、衛宮は見なかったのは?忍の腕に包帯が巻かれていてな、聞いたところ料理をしていた際にやけどしたそうだ」
「油とかか?危ないからな」
2人はそんな風に忍のけがを考えていた。
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2人は帰るとすぐに準備にとりかかる、二人には刻印が刻まれていた。そう令呪だ……聖杯戦争に選ばれた魔導師のみがその刻印をもつことが出来るその呪い。二人ともそれはしっかりを浮き出ていた。忍は包帯をときその令呪が光る、その輝きは異常なほどで心配した凛が綺礼に言ったほどだ。
「とうとう来たのね……この時が」
「ああ、今日だ…英霊召喚においてもっともいい日だ。凛、分かってるな」
「確証となってしまったのだからもう…決まっているわやるわよ忍」
「もちろんだよ凛。聖杯の大聖杯の……破壊を」
ここに刃の下に心ある少年と宝石を遣いし少女が、奇跡に楯突く話が始まる。
弟子「教えて!」
師匠「師匠!」
弟子「いやぁ~久しぶりの作品作品。なんでこんなにも時間がかかったのか?」
作者「卒研です」
師匠「まあ三年生だもんね、うんうんわかるわかる教職とるの大変だったもの」
弟子「保護してどうするんですか師匠、ここはガツンと!ほら、アニメ化も決まったfateですし」
師匠「そうなのよ、だから早くかけ作者」
作者「バッサリ過ぎる」
??「仕方のないことです、では次回
冬木市で始まってしまった戦争。集まりだす魔術師、そして偽りの兄弟もまたその運命に引かれる
「問う、お前が俺のマスターか?」「そうだランサー」
刃の下に心あり、世界より逸脱した存在の活躍を
まだ?のままなのですか……」