Fate/Happylife~刃の下に心あり~ 作:ブラックサレナ
ではどうぞ
士郎は夜道綺麗な月をみていた。その月はいつもよりも綺麗に見えたからだろう、士郎はストーブを修理終えて少しだけ待つ。それは今現在隣で歩いている桜の部活を待つためだ。
「ごめんなさい士郎さん、いつも待たせてしまって」
「いや、これは俺が好きでやってることだしそれに最近ここもなんか物騒だって聞くからな。女の子一人を歩かせるわけにもいかないよ」
「ありがとうございます士郎さん。そうだ、今日のごはんは中華でしたよね」
「ああ、豆板醤が切れていたのが意外だったけど」
「うふふ、楽しみですね」
「そうだな」
その二人はほのぼのとしていた。しかしその二人は気付いていないのだ後ろに一人の青年が観ていたのを。
――――――
「素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。祖には我が大師シュバインオーグ。
降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ。」
遠坂邸の地下にある物置場所に書いてある魔方陣が光りだす。彼女の呪文は完璧であり魔術回路を完全に安定していた。
「
彼女の魔力が高まる最大限の時刻を今日の夜となっていた、それは彼女のパートナーである忍も同じであった。そして彼女は彼が居ないが始めていた、彼が町の探索に行くのは最近の冬木の事件のせいと思い先に初めてあたりを引き驚かせようとしていたのだ。
「――――
「―――告げる。」
「――――告げる。」
魔方陣の光が変わりだす今までの淡い青色の光から徐々に光が強くなっていく。
「汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ。」
魔方陣の色は更に変化した今までは違う赤色に。凛はそこでスカートがめくれてしまうほどの波動を感じた、これは“当たり”だと
「誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者。」
そして告げた
「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」
………
「あれ?」
変化がなかった、凛は焦った。忍に内緒で行ったにもかかわらず何も起きないと言う最高のボケを
「おかしいわ、さっきの感じは完璧に出来ていたはずなのに……失敗だなんて」
凛はショックを受ける、そして忍が帰ってきたのだ
「凛、瞬間的に凄い魔力を感じたけど敵襲か?」
「あ、忍~」
地下の入り口にいた忍に抱きつく凛。忍は状況を確認してため息をついた
「凛、始めたね勝手に……しかも二時間も前に」
「二時間?」
凛は時刻を丁度にしていたはずだった、しかし忍は続ける
「凛、この家の時計は全部二時間進んでいるんだよ。最近はテレビの時間と俺の時計しか見ていなかったから凛は知らなかったのかもしれないけど。というかこれはたぶん君の父上の試練だと思って俺も何も言わなかったけど……凛……」
「う、え、えっと……」
「だけど魔力の反応はあったから間違いなく成功はしているはずなんだけど……召喚されてないみたいだね。どういうことだろう」
忍が疑問をもちながらも凛の手を取り
「仕方ないよ凛。少し考えようか、丁度時間としてはディナーだから」
「あ、うん・・・ごめん忍」
「はいはい、さてはてなんで出てこなかったんだ?」
2人はそしてリビングに戻るのであったがその時だった。リビングから正しく向かおうとした場所から最大の音が響いたのだ
「「は?」」
2人して同じ感じだったがすぐに行動を移す、敵襲とは思えないが忍は銃を構えた。そしてリビングはめちゃくちゃになっていたのだ。
「これは」「敵襲?」
「敵襲とはひどい良いようだな……君が、いや正確にはどっちだ?まさか君らがマスターか」
その男は赤い服装をしていて白髪、ふてぶてしいほどの態度。しかしながらも忍は気付いたのだ。彼こそが英霊だ、そう、英霊とは古来に生きていたとされる英雄の魂とその身体を一時的に現界させるものである。更に凛は気付いたのだ……外れだと
「…私がマスターよ。貴方英霊ね」
「ふむ、君がか。随分と可愛らしいマスターか、だが本当に君がマスターなのか、どうもふがいないと言うか、こう言った召喚ということはまともな召喚ではなかったようだ。マスターとしては二流ということか」
「……こ、この!」
凛は徐に腕を出す、それは令呪のある場所だ。忍はため息をつきそして男は焦りだした、そう令呪とはこの聖杯戦争においてマスターである魔術師、そしてサーヴァントである英霊を繋げるパス。そして絶大な力を持つ英霊を言う事を着させるべく制約という意味でもある、しかし条件がありそれぐらいの力……三回しか使用出来ないのだ。
「ま、待て君。令呪はどれぐらい大事か分かっているのか!隣の君も止めるんだ!君ならわかるはずだ、令呪の」
「ま、運のつきってね」
「私の言う事を聞きなさい!」
令呪が光そして令呪の一部分が消える。そのあとごはんよりも先にかたづけとなったのは言うまでもない。そして掃除がいろいろと終わり、修復の魔術も凛が頑張り終わった。現在ふてぶてしい態度を改めて椅子に座っているサーヴァント、そしてそれを対面に不機嫌そうな凛、そしてエプロン姿の忍がいた。
「今日はパスタにしといた……俺の波長が合う時間はあと二時間後だから余裕だけど。まあゆっくり食べよう。英霊はいらないよな」
「すまないな…それで先ほど掃除をしながら色々と確認をしていったが君たち、面白い考えだな。まさか求めるべき聖杯を破壊するために参加するとは……ふむ、しかし君たちは分かっているのか?我々英霊が何を目的としてこの聖杯戦争に臨んでいるのか」
「ええ、分かっているわ肉体でしょ……だけど残念ね、もしそうだとしてもこっちの命には従ってもらうわ」
「……まったく君たちは規格外すぎるか。大体いきなり召喚して魔術師が二人もいてしかも恋人とは、規格外と言うか馬鹿と言うか」
「……貴方、喧嘩売ってるならもう一個「凛、やめとけ」…はい」
「まったく、私もすごいマスターがついたようだ。改めて私は弓兵クラス、アーチャーと呼んでくれ。ちなみにだが……記憶が欠如しているこれは多分だが君の召喚のせいだろうな」
「真名が分からないか……凛、これは君も悪いからね、反省しておいて」
「はい、忍」
忍に怒られるのが一番嫌いな凛は黙々とパスタを頬張るしかなかった。
「なるほど、改めてよろしく頼むぞマスター。そして君は」
「神崎忍だ、よろしく頼むアーチャー」
「そうだな、これからが本番だぞマスターそしてシノブ。それにマスター、先ほど言ったことは訂正させてもらおう」
「訂正」
「令呪は私達英霊において可能な限り、またはその思いが大きいうえで魔法に近いものがある。特に瞬時のことには強い、しかしならが永続にちかい曖昧なものは弱いはず。しかし今現在私はマスターの言葉に対して少なからず強制力を感じる。これも一種の魔術師のスキルだろう」
「ふん、分かればいいのよ」
「凛、調子に乗らない。だけどアーチャーがここまで話を理解してくれて助かったよ」
「うん?ああ、聖杯の破壊についてか。私としてはそこまで現界に興味がないと言うのが本当の所なのかもしれないな、記憶がないとはいえそこまで今の時代に縛られていないようだ。」
アーチャーはそういうと霊体となり消える。時間としては忍の魔力がもっともよい時となった。
「では、始めるか。凛、なんでそんなに見ているんだ?」
「一応よ、一応」
本当は普段から見ることがない忍のかっこいい姿を見たかっただけだが。
「……行くぞ、告げろ。素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。祖には我が大師シュバインオーグ。降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ。」
凛の時と同じように魔方陣が光る、それはすぐに赤く変わり凛よりも大きな魔力量となった。
「汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ……」
「呪いを此処に。我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者。」
忍の眼が直死の魔眼となった
「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」
「きゃっ」
凛の小さな悲鳴と共にそれを舞い降りた。
青い服に身を包みそれは髪までもが同じ色。装備としては少し軽めのようで鋼の部分は少ない。しかし特徴として朱い槍を持っていた。
「この俺を呼んだのはお前か……マスター」
「そうだ……お前の呪い朱槍を望んだ……マスターだ!」
弟子「始まるよ!」
師匠「あとがき!」
??「そんな始まりでしたっけ?」
弟子「いいのいいのそういう固いことは。それよりも作者がこんなにも早く出来上がっていてビックリなんだけど」
師匠「そうね、一体どんな魔法を使ったのかしら?というか他の作品も書けって話よね」
??「作者を呼んだ方が早いような」
作者「どうも、作者です」
??「登場も緩いのは変わらないですね。それで作者、なぜこんなにもはやくかき上げられたのですか」
作者「vita版のfateをしていたら書けました……ドヤァ」
弟子「殺っちゃえ、バーサーカー☆」
??「ひところ余計だというのを学んでください。では次回
冬木に広がる謎の失踪事件。二人はそれを追いながら他のマスターを探す、そんなとき二人は学園で対峙してしまった。それでは刃の下に心あり、世界から逸脱した存在を。」
師匠「結局あなたって何者なのよ……」