Fate/Happylife~刃の下に心あり~ 作:ブラックサレナ
忍は学園の異変に気づき人のいない場所で魔眼を使う。そしたらどうだろうか、普段ならば見えない死が見えていたのだ。巧妙に魔力を隠しながらも魔術の形跡である陣が張られていたのだ。凛と忍は校門、すなわち学園が直視で確認できた時に異変に気付いたのだ。ちなみにだが凛と忍は学園内で魔力を行使する魔術を極端に行わなかった。忍が凛に叩き込んだ気配を消す訓練と同時に魔力を出さないと言う物だ。元来魔術師は魔力を行使し魔術を発動した瞬間のみが魔力の気配を察知できるがそれでも凛は宝石を常備しているがゆえに自分に近い魔力を少しだけ漏れてしまう。それを忍が抑えるように教え込んだのだ。
「魔法陣が学園全体に広がっている視ていいのだろうけど……誰が。俺ら以外に魔力の反応はなかったはずだ……この規模相当の」
忍が思考を巡らせているが時間がなく仕方なく警戒心をいつもよりも強め教室に戻るのであった。
「お、神崎じゃん。おはようっさん、今日遠坂と一緒に教室に入ってこないから喧嘩したのかと思ったぜ」
そういうのは蒔寺楓だった。彼女はなぜかことあることに遠坂につっかかる、いわゆる仲良くなりたいけどどうしたらいいか分からない、かわいらしい子なのだ。
「おはようございます蒔寺さん。答えはノーですよ。私の方が用事がありまして凛には先にいってもらって行ったまでです。それよりも蒔寺さんも良い人は見つけになりましたか?」
「く、それを聞くか神崎」
「神崎の方が相変わらず口では上だな。おはよう神崎」
「はい、おはようございます氷室さん」
忍は凛のほうを見ると三枝由紀香と談笑していた。しかし三枝の方は緊張しているようではあった。この三人、蒔寺、氷室、三枝この三人は陸上部であり仲良し。さらに言えば凛、忍に簡単にあいさつをする人たちでもあった。
「ちっ。お前も遠坂と同じように相変わらず悠々としやがって」
「それが神崎と遠坂嬢の魅力というものだ楓。神崎、へんな質問をするようで悪いが生徒会長を見なかったか?」
「一成ですか?ならば朝お会いしましたがまだこちらに来ていないのですか」
「ふむ、そうか。まああいつもあいつで忙しいからな何部活のことがあったのだが……副会長、予算は終わってしまったか?」
「ええ既に先生の方にも回ってしまいましたが、何が問題でも?」
「少しな、こちらの発注ミスで頼むべきものを忘れていたのだ。後日正式に生徒会に依頼することになるともうが」
「そうですかそれはこちらと会長で確認しましょう。凛、少々よろしいでしょうか?」
忍は凛を呼ぶ、凛は嬉しそうにそれに応え由紀香に優しく別れを告げた。
「なにかしら忍、あらおはようございます蒔寺さん、氷室さん」
「さっき挨拶をしたよ私は」
「ふむ、おはよう遠坂嬢。で、すまないのだが」
そして朝礼の時間と同時ぐらいに先生が入ってくるのであった。教師の名前は葛木宗一郎、あまり表情が豊かではないが歴史の教師でありさらに現在生徒会の顧問も務めている。一成からの信頼も厚いが忍は警戒をしている、忍だけが気づいている。それは彼もまた何かを壊すことに長けている人種ということに。
「皆、おはよう。連絡事項は特になしだ、それと生徒会長と副会長はこの後職員室に来るように」
淡々と話す葛木。その後二人は職員室に向かいそして先生に言われた
「すまないが少し待っていてくれ、一成、神崎」
葛木宗一郎は一成の実家、柳洞寺に借り暮らしをしているせいか一成と下の名前で呼ぶので一時期ある種の女子生徒で話題ともなった。
「いいぞ」
二人はその声にこたえ職員室に入るとそこでは何人かの職員が渋い顔をしていたのだ。校長ですらもその顔である
「どうかしたのですか?」
一成がその空気に異常を感じ声をかける。そして重い空気の中校長は口を開いた
「……じつわだな、前に行われたクリスマス会を覚えているだろうか」
「え、ええそれはもう。私たちの企画でしたからね、予算は問題なく部活動の方からでしたのでそこまで先生方にはお手を煩わせてはいないはずですが」
「そこの点は問題はない、ただ……卒業式に問題があるのだ」
「卒業式?」
一成は分からなかったが、忍は感づいたようで
「なるほど、卒業式において豪華のモノがあると先輩方三年生は期待していると。もちろんこちらは予算がもう尽きるということですね。それを危惧していると」
「う……」
校長が唸ってしまった。事実のようだ、忍はヤレヤレという感じで提案をあげた
「ではここで私が提案をさせていただきます。卒業式の予算は確かもとより学校のモノでしたね……これはカンパしかないかと」
「カンパ?」
「はい、卒業生のためというお題目で一人10円を募集するのです。さすがに学園なのですから強制はできませんがこれぐらいならば、後は後輩たちでセルフで盛大なものにしてみましょうではありませんか」
「なるほど忍の意見、参考にしましょう」
「…すまないな、お金のことになると我々も痛いのだ」
沈んでいた理由がお金とは世知辛い世の中である。一成と忍は生徒会の集まりが増えたことを少しだけ気落ちしたが仕方ないと言う事で二人は教室に戻るのであった。
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士郎は教室に入るなりいつものように友人との会話を楽しんでいた。奥に座る生徒にも声をかける
「慎二、おはようさん」
「あ、あ、ああ衛宮か……おはよう」
そう答えるのは間桐慎二。間桐慎二は一言いえばクラスでは浮いている、虐められているわけではなくどうも彼は静かに独りでいる事が多い。それによりクラスからもあまり挨拶もないし、だれも気にしないのだ。唯一衛宮だけがあいさつをする程度、それは衛宮にとっては普通の好意であるが慎二にはその行為すらもウザいと思っているのであった。
「衛宮殿~」
衛宮を呼ぶ声は後藤劾以、彼もまた衛宮の友人でありそしてちょくちょく口調が変わる影響を受けやすい生徒である。今回は時代劇のようだ
「衛宮殿、協力を願いたいのだが?」
「どうかしたのか後藤」
「宿題を手伝ってほしいのだ~」
「……なんでさ」
士郎はそして輪の中に入っていく。それを凝視している慎二の顔は何時もよりもなぜか明るかった。
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凛と忍のお昼は二人で優雅に食事とは本日は行かなかった。二人は屋上にいくとそのまま今回の魔法陣についての会議となった。
「忍、どうだった?」
「魔法陣自体は全体を包んでいると言うことで間違いないと思う。だけど魔術師の感じはどこにも感じなかったが。魔術行使をしないで発動させるだなんて」
『それが相手の固有能力ではないのか?』
二人の話に入ってきたのは霊体のアーチャーだった。
「それは低いと思うぞ、それならばもう少し強いはずだ。俺が見る限り魔法陣自体は弱いものだった」
『ふむ、ではなぜそれを破壊しない。ここまで大規模では被害は甚大だぞ、それともあえて発動させる気か?』
「忍、それはダメよここには大勢の「分かってるよ凛」ならいいけど」
「アーチャーも人が悪い、君ならばもっと優雅に出来るだろうけどな」
『過信はよくないぞシノブ。しかしなるほどそういう事ならば私も協力をしよう』
「…………忍、後で説明お願い」
凛が涙目で忍をにらみながら弁当を食べ始めるのであった
「もちろん、ま今は大丈夫だろうからご飯食べようか」
「食べあいっこだからね、忍」
二人はそんなことを言いながら平和な時間を過ごすのであった。
師匠「始まるわよ!あとがき!」
弟子「前の会がなかったからね。というか、作者が忘れていたんじゃないかな」
師匠「しょうもない理由よどうせ。それじゃあ今日はとうとう発動した慎二の魔方陣についてよ」
弟子「え、効果いちゃっていいの?」
師匠「え、だってどうせ弱いものよ。なんせワカメよ」
弟子「まだそれはここで言っては」
??「ダメですよ」
弟子「あ、出てきたのにまだ舐めが言えない奴ジャン」
??「それも言ってはいけない物ですよ!まったく」
作者「次回、騎士降臨」
??「ちょ、作者それは……遊戯王の予告とおなじぐらいネタバレでは……」