Fate/Happylife~刃の下に心あり~   作:ブラックサレナ

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赤いコートって結構目立ちますね


第碌話“日常変化”

 

そして忍と凛は、今後をきめてそして今度は凛の話しに変わった。

 

「それじゃあ次に明日のことね。明日にはテレビも来るわけでしょ、さらに忍の荷物も届くわけでしょ。今の部屋じゃしょうがないというか殺風景だしね。それじゃあ忍、一緒にお風呂にでも入る?」

 

「ふざけないの、まったく。それよりも凛、すこし失礼」

 

忍は凛に近づくとそのまま、首に鼻を当てた。そして忍は匂いを嗅いだ、こう文章にすると変態ちっくだがしかしながら忍は凛が近づくといつも思っていた事を、確信に変えた

 

「ちょ、し、忍」

 

「あ、すまん。だけど凛、お前少し香水付けているのか?なんか、すこし匂いがあるが」

 

「ああ、それね。忍はそういう感じじゃないのかしら?私はすこし魔術行使をしているせいか、ちょっとね体臭が」

 

凛が恥ずかしそうに言う。まあ当たり前であろう好きな相手ににおいについては話したくないだろう。しかし忍は首のところから匂いをかぐのを辞めない。変態だった

 

「そうか?まあ確かに魔術を行使するひとは独特のにおいと言うのはあるが、これは薬品のにおいだな。今度、それも見せてくれ……あれを使えばたぶん凛の問題も解決できると思うぞ」

 

忍はそう言いながら宝石をだして、そのまま凛の首に当てた

 

「忍?」

 

「凛のはすこし、まだ魔術刻印が慣れていないからそうなるんだよ。まあ魔術回路によって変わるというものあるけどね。今の宝石ですこし循環はよくなっているはずだから、まあ、それでもちょっとしたことだけどね」

 

凛は自分の体の匂いをかぎ始めた。そして驚いている

 

「可笑しいわね、と言うよりも凄いわね忍。これも魔術なのかしら?私としてはこれはすごく興味深いのだけど」

 

「あはは、俺の属性の風で、ちょっとした匂いを消し飛ばしているんだよ。あれ、けどそれなら凛もできるとおもうけど」

 

凛はうっかりだった。そして二人とも工房を出るとそのまま凛はシャワーを浴びに行き、そして忍は今日かったものを置いていた。まずは歯ブラシ、そしてマグカップ。凛のは猫であり、忍のはカラスである。

 

「さて、こんなもんだろう。次はテレビの設置位置でも決めておくかな」

 

と、忍がダイニングで周囲を見ていると、不思議なものを見つけた。それは時計だ、忍ぶには違和感があった、それは自分の持っている時計とすこしと言うか凄くずれていることだ。なぜずれているのかはわからないが今日の出かけた際に忍の時計は駅前の時計と一緒だったため忍が間違っているわけではない。

 

「あとで、凛にでも聞いてみよう」

 

「忍~出たわよ」

 

凛の声が聞こえたので、自分も服をそろえてそのままシャワー室に向かった。

 

―――――――――――

 

凛は忍がシャワーを浴びに行った後に今回の忍の魔術に驚いていた。実際、忍や凛の魔術刻印は者により、体のあわせるため体臭がすこし変化してしまう。そのため凛は特殊なシャンプーを使っていたり、こまめに香水を分けていた。しかし今日忍の魔術による効果を試しに市販のシャンプーを使ったが、なんとなんともなかったのだ。

 

「凄い、才能ね。どちらがすごいのかしら」

 

凛は自分は才能に恵まれていたと思っているが、忍とてそれは負けていないと思う。発想の違いだろうが。彼にとっては簡単なことは自分にとっては難しいことと思う凛。忍の魔術はやはりすこし歪でもあるが間違いなく、あの綺礼と同じぐらいだろう。

 

「そう思えば、今日は私の料理の番だったわね。さて頑張りますか」

 

凛は力を入れるように腕まくりをした。そしてエプロンのかかっているところを見るとすこし笑った。それは凛のエプロンである猫マークと、それの隣にある今日買った忍のカラスエプロンがあったからだ。

 

「自分の事をカラスって言うのも面白いわね。けどなんていうか合っているのはどうしてなのかしら?」

 

凛はからすについての神話を知らないのだろう。カラスとは太陽の使いとも言われている、大変優秀な鳥なのだと。

 

「ま、そんなこと気にしていないで。今日はちゃんと忍に女の子らしいところを見せるわよ!それで……あとは、また抱きついていましょう。ええ、完璧ねこれが一番よ!」

 

凛は昨日の抱きつきが気に入ったようで、寝るまでもずっとその感覚を抱いていたというのは、乙女らしいといえるだろう。しかし

 

「それじゃあ、まずはこの豆板醤を」

 

中華だからといっていきなり、フライパンに鷹の爪と豆板醤を入れるのは、どうだろうか。

 

―――――――――――

 

忍は風呂から上がると、すぐに匂いに気付いた。これは中華の匂いだろう、今日は凛が作ると言っていた事を忍は思い出していた。

 

「これは確かに本格的かもな」

 

忍は着替え終わるとそのままダイニングに向かった。忍の目には現在、フライパンを振るっている凛の姿があった。

 

「あ、忍。もう少しだからちょっと待っていてね」

 

凛すばやく、火を調節しながら調味料を足していた。忍はなにか手伝おうとしたが、しかしここは凛に全て任せることにした。藪蛇などしたくないからな、なにかあれば凛が言うだろうと忍は思いそのままテーブルについた。

そして時間はすこし過ぎると

 

「忍、お皿お願いできるかしら?って場所わかるわよね」

 

「ああ、昨日ですでに覚えたよ。だけどこの家にそういうのあるのか?」

 

「あるに決まっているでしょ。前までは家族で暮らしていた家なのよ、今日は炒飯とマーボー豆腐だから。蓮華だけで大丈夫だと思うわ」

 

忍はすばやく蓮華を二つ、そして皿を用意して凛の隣に皿をおく。凛はそのままフライパンで皿の方に持っていこうとした瞬間に、うっかりスキルが発動しこけた……が、しかしそこは忍、ギリギリのところで皿と凛をキャッチしていた。

 

「頼むから、すこしは気をつけてくれ。まったく」

 

忍がヤレヤレと言いながらちゃんと凛の肩を抱いている。ちなみに凛は最初なんだかわからなかったが、しかし自分が抱きかかえられていることには気付いたらしく、言った言葉は

 

「し、忍。まだ、私たち中学生」

 

「凛!」

 

「う、ちょっとした冗談よ。だけどありがとうね忍、けどさっきの距離からでよく間に合ったわね」

 

「風ですこし脚力を上げたんだよ。ほら、凛立ちな」

 

「あはは、すこしこのままでも」

 

「すまない、この皿を維持するのに結構時間をかけているんだが……」

 

「あ、ああごめん!」

 

忍は皿に盛られている炒飯を人差し指と薬指、そして小指だけで押させていたから、確かにこれは難しい。尋常じゃないだろうな、指に対しての

 

「はぁ~、さて凛座ってくれ」

 

「ごめんね忍」

 

「あはは、まあ凛はうっかりだからしょうがないよな。そう思えばあの時もそうだったな、あの殺人鬼のあとのことお前、覚えているか」

 

「覚えていないわけないでしょう……本当に。けどありがとう、本当に居てくれて」

 

「まさか、こんなことで言われるとは……それよりもはやくご飯たべようぜ」

 

「そうね」

 

そして二人とも、中華に食べながら学校のことで話していた。ちなみに忍が料理を食べる際に非常に顔を見ていたのは忍は気付いていない。

 

「制服も明日には届くから、そしたらちゃんと私が見立ててあげるから。それと綺礼にも明日にでも言っとくからね私らのことをね」

 

「あの神父にか?」

 

「一応あれでも私の兄弟子なのよ。それに一応保護者でもあるしね、一応よ一応。それにそうじゃないと別々にすめとかいわれるわよたぶん。それに協会からも嫌われているんでしょ忍は」

 

「面目ない」

 

忍は辛いと思われているはずのマーボーを食べていた。と、言うよりも忍には普通においしいと感じているようだった。この二人はすこしと言うか盛大に味覚の検査を行ったほうがいいと思うのが世の中だろう。

 

それから二人は、昨日と同じくイチャつきながらまったり時間を過ごしていた。忍の筋力トレーニングが異常だと凛に言われている一幕もあった。

 

「それ、本当に一日の筋トレなの、忍」

 

「ああ、これぐらいしないとすぐに息切れしちゃうしな。それに筋力も付けておかないと魔術で強化していると言っても完全に反動が消えるわけでもないしね。まあそのおかげで魔術だけじゃなくて武力も上がったし。まあ、師匠がただでさえ破壊の天才だったから」

 

「そう思えば、忍の師匠って誰なの?もしかして女?」

 

凛の顔が怖くなった、どうしたものだろう。忍はそうだといえば確実に何か食らうことは決まっていたが、しかしそこは忍。

 

「うん、そうだよ。と言うか凛も知っているんじゃないかな名前ぐらいは「へ、誰?」……歩く第五魔法、破壊の使者、バカ、教会と協会でも制御不可、ミスブルー。こんなあだ名があるけど?」

 

「それって……あ、蒼崎青子じゃないの!?」

 

「そうだよ、師匠ね」

 

「し、忍!?一体どういった経緯でそんなことになっているの!?いい、魔法使いなんてそう簡単に会えるものでないし、しかも弟子にしてもらうなんてどういった経緯よ、話なさい、いいから、話なさい!」

 

「あはは、まあ話すと長いけど、えっとまあ簡単に言うと俺がまだ、あれは8、9歳の時かな?教会からの依頼でね、死徒狩りとその諸侯調査の際に出会ったのが始まりだったかな。そのとき酷い言われかたしたけどね、それと蹴られた」

 

「蹴られたって一体、と言うよりも忍ってそのときにはそんな目だったの?」

 

「ああ、これは違うよ……まあこれは事故みたいな形での開花だって師匠も言っていたから。まあそんなおかげで、俺は戦闘だけなら普通の魔術師よりも強くてねそのせいで、ま父親と同じだと勘違いされているし、それでそんな依頼も来るようになったしって感じかな」

 

「忍って本当に苦労してきたのね。私のよりも全然酷なことじゃないそれ。けどなるほどね、忍の魔術も年に合わずにそれほどってことはそう言うことだったの。魔法使いと一緒だと、そうなるわ」

 

「まあ生き方はあの人に習ったけど魔術については軒並み我流だよ。なんせ師匠、破壊に対しては天才だけど、それ以外はたぶん普通の人間以下だから」

 

「なんだろう、私の中での魔法使いのイメージがドンドン変わっていくわ」

 

「まあ、そんなもんさ。さて、そろそろ魔術の練習でもするか」

 

「あら、忍?こんなところで出来るのかしら、私は自室で血を抜くだけでいいのだけど。忍は」

 

「俺はこれだな」

 

忍はそう言うとポケットの中に入っていたサファイアを取り出して、そしてサファイアが光り出す。周りに風がちょっとづつ起きていく、忍は宝石の周りだけを精密に自分の魔力で被っているのだ。彼の属性が風ならではの技である

 

「へぇ~、凄いわね。普通、一つの対象にそんなことを精密にできるなんて。私には無理ね」

 

「そうかな……凛ならできると思うよ、普通なら一つの属性をちゃんと5個の属性を使い分けているから、できると思うよ。それにこれぐらいならたぶん他の方法で凛はしていると思うよ」

 

「忍、普通魔術は何かに干渉してモノを起こすのよ、それを自分の意思で干渉させるなんて普通は難しいの。まったく本当に魔術師としての自覚が足りないのだから」

 

「しょうがないさ。父さんも俺を魔術師(これ)の道に進めるきはなかったみたいだし、そのせいで俺は凛ちゃんとあった当時はただの便利な力と思っていたわけだし」

 

「そう思えばそうね。けど、あの時と同じでまったく変わらないのね。繊細の魔術には適いそうもないわ」

 

「その分、こっちは理論が難しいと手が出せないけどね。それよりも凛の血を抜くのはやっぱり、貯蔵?」

 

「ええ、そうよ。ただいつもそんなことをしているせいで財政が赤字でね、普通の鉱石じゃ魔力は堪りにくいし。いつもお馴染みのバイヤーさんに頼んでいるのだけどね、そう思えば忍のそういったものってどこで?」

 

「俺の場合はほぼ、どこからでもかな?この眼があるとね、ちょっとした鉱石もどれがいいのかはすぐに分かるし」

 

「その魔眼が?」

 

「ああ、凛の言うとおり普通の鉱石の構成じゃ魔力は溜まりにくいけど、そういった特別な鉱石は死も細いから、実物を見れば一発なんだよ」

 

「便利ね……けど、その魔眼は私のまえじゃあまり使わないでね」

 

「分かっているよ、それに一応これは隠してあるんだ、協会には。さすがに見つかってそく、封印指定なんて受けたら時計塔が吹き飛ぶ」

 

「あなたじゃなくて?」

 

「凛、魔術師は確かに無関心なところがるが、だが身内には非常にやさしいのだぞ。だからもし、俺がそんなことになったら師匠が吹き飛ばしに来る」

 

「……ねぇ、本当に師弟の関係なの、忍」

 

「もちろん」

 

「信じられないわ」

 

「なら、証明するのみだな!」

 

忍はそのまま凛を抱きしめて……

と、言うわけで時間が過ぎるのであった。

 

「それじゃあ忍、お休み」

 

「ああ、お休み」

 

凛と忍は、時間を確認すると寝る判断をして、自分の部屋に戻るのであった。忍は部屋に入ると昨日からの徹夜が後押しをしてそのまま寝てしまった。そして凛は今日、見せてもらった忍の魔術鍛錬を真似ようとしていた。最初は、自分の血を抜いて貯蔵を終えてそのまま寝てしまおうとしたが、しかし

 

「やっぱり、やってみたくなるわよね」

 

凛は一つの宝石を取り出す、その周りに魔力を集中させたが、しかし瞬間にして、周りが風が吹いた。忍は風が起きていたがしかしそれは宝石の周りだけだ。そう繊細とはこういうことなんろう、どれほどの魔術回路の接続の仕方によって微々たる変化がこのセカイでどう変わるかを忍は熟知していたのだ。

 

「今度、忍に習いましょう。はぁ~、明日はすこしは覚悟しておかないとね……綺礼になんて言われるかしら?まあそれもすこしは楽しみにしておけばいいわね、たぶんここで挙式でもあげるか?なんて言われそうね……けど安くできるならそれもいいわね」

 

凛はいい奥さんになるだろう、金銭面での。

 

―――――――――――

 

いつも通りの食卓に、囲まれている家庭の一風景だ。現在、“妹と兄”が二人揃って仲良く食器を洗っている。そしてテレビを見ながらおせんべいを食べているのはここの住人ではなく、近所のお姉さんだった

 

「士郎~お姉ちゃんが退屈だぞ~」

 

「藤ねえ、もう少し言葉を選んでくれ。それが教師になった人の言うことじゃないと思うぞ。桜、すまんがこれをいつもの場所に戻しておいてくれるか」

 

藤ねえと称される人物は先日、忍がこの家に訪れた際に丁重な扱いをしていたお姉さんと同一人物とは思いたくない。して皿を洗っているこの男子、年齢は中学二年生であるもうすぐ中学三年生になるここの家主。名前は衛宮士郎と言う。

 

「はい、士郎さん。ですがお姉さんも相変わらずですね、そう思えば昨日はきませんでしたけど、どうかなさったのですか?」

 

こちら、士郎の妹である衛宮桜である。ちなみに二人ともこの元家主である切嗣が連れてきた孤児である、いや正確には士郎はそうなのだが、桜は違う切嗣の友人が預かったくれといって消えてしまった人の子だったのだ。

 

「ああ、そうだそうだ。士郎、切嗣が言っていた子、来たのよ」

 

「何!?藤ねえなんでそれをすぐに俺に教えてくれなかったんだ、確か、神崎忍だったっけ?」

 

「しょうがないでしょ!結構急なことだったしあのあとすぐに、学校から呼び出されちゃったし、それにちゃんと渡せたもん!」

 

藤村大河、この家ではおねえさんなので藤ねえともお姉さんとも言われている。そしてそんな年長者の言うことではないだろう。

 

「まあ、渡したのならいいけど。それでどんな人だったんだ?爺さんが最後に託した俺らのお願いなんだろう?」

 

「う~ん、なんて言うんだろ。すこし切嗣さんに居ていたかな?けど身長とか体格から言えばたぶん士郎とか桜ちゃんと同い年ぐらいだと思うよ。けど、なんていうんだろうな、眼がね?」

 

「冬木のトラでも」

 

「士郎、次にそれを言ったら道場だからね」

 

「嫌いなのか、あのあだ名。かっこいいとおもうけどな」

 

「士郎さんもそれぐらいにしてあげましょう。お姉さん、今日はどっちにしますか?みかんとオレンジ?」

 

「オレンジ」

 

これが衛宮家の日常である。

 




あれ?なんかおかしいぞ?

それでは次回会いましょう!
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