1:名無しの天使
すんでのところでキャッチできました
2:名無しの天使
よかったです
人間さんは翼が生えていませんから
3:名無しの天使
空からなんて、天からのお恵みでしょうか
4:名無しの天使
もしかしたらその方は救いを求めているのかもしれませんよ?
5:名無しの天使
どういうことですか
6:名無しの天使
人間さんはいつも私たちに救いを求めてくださっているのでは?
7:名無しの天使
でもそれを表には出さないんですよね
8:名無しの天使
いじらしいですね
9:名無しの天使
愚かでとても愛おしいです
10:名無しの天使
私の研究によれば、人間さんは救いを求める時高いところから飛び降りる習性があるようです
11:名無しの天使
なるほど
12:名無しの天使
救って差し上げなければ……
13:名無しの天使
近くに高いビルがあります
もしかしてあそこから?
14:名無しの天使
恐らくその人間さんは酷く辛い目に遭ってきたのでしょう
精一杯祝福してあげてくださいね
15:名無しの天使
もちろんです
しかし私は若輩の身、そこで皆さんに知恵を貸していただきたいのです
16:名無しの天使
なるほど、もちろん協力は惜しみません。共に人間さんを幸せにしてあげましょう
17:名無しの天使
大切なのは慈しみですよ
18:名無しの天使
もしかしたら嫌がられるかもしれませんが、人間さんは未知のものに恐怖する生き物です
一度祝福してしまえば自ら求めるようになってくれますからね
19:名無しの天使
偶に複数回祝福しても嫌がる子もいますよね
20:名無しの天使
それはフリですよ
21:名無しの天使
素直になれない人間さんは可愛いですね
22:名無しの天使
誘ってくるなんていけない人間さんです
23:名無しの天使
反抗なんて考えられないくらい徹底的に祝福してあげますね……
24:名無しの天使
どうしましょう
25:名無しの天使
どうされましたか?
26:名無しの天使
人間さんが祝福を受けてくれません
27:名無しの天使
なんと嘆かわしい……
28:名無しの天使
無理やり祝福するのはどうでしょう
29:名無しの天使
人間さんは力ではどんな種族にも劣りますからね
30:名無しの天使
いえ、あまり強引な手段は使いたくないのです
彼は今まで沢山強いられてきたはずですから
31:名無しの天使
祝福してしまえば全部同じでは?
32:名無しの天使
いえ、彼女の主張も一理あります
我々は祝福に頼りすぎている面があるかもしれません
33:名無しの天使
>>32さん、どういうことですか?
34:名無しの天使
淫魔が人間さんを絞り殺すのを辞めたように、吸血鬼が献血を始めたように、我々も変わる時期が来ているのかもしれません
35:名無しの天使
永遠なる存在に変化が必要ですか?
36:名無しの天使
永遠だからこそ絶えず変わっていかなければ置いていかれてしまうものです
37:名無しの天使
なるほど、具体的にはどのように変わるべきでしょう?
38:名無しの天使
大切なのは慈しみですよ
39:名無しの天使
祝福は最終目的に据えてみませんか?
40:名無しの天使
と言うと?
41:名無しの天使
まずは人間さんの警戒心を解いて甘えてくれるように調教しましょう
42:名無しの天使
順番を逆にするわけですね
43:名無しの天使
それから天使族抜きでは生きられなくなってしまうようにしましょう
44:名無しの天使
人間さんは労働などという不毛な行動に身をやつしていますからね
45:名無しの天使
スーツは鎧と言いますが、あんな布ごときに何が守れましょう
46:名無しの天使
人間さんが労働を辞めれば私たちと交流する時間が増えそうですね
47:名無しの天使
素晴らしい案です
48:名無しの天使
では人間さんの仕事を減らすためにボランティアをしましょう
我々も人間さん達と交流出来てウィンウィンです
49:名無しの天使
感謝なんてされた日には愛で体が熱くなってしまいます
50:名無しの天使
なんならもう熱いです
51:名無しの天使
ですがいやいや首を振る人間さんを組み伏せてゆっくり祝福して幸せの何たるかをわからせるのも惜しいです
52:名無しの天使
確かに反抗的な人間さんをわからせた後の充実感は別格です
53:名無しの天使
スレ主さんは強制祝福を戒めているわけではありませんよ
54 : 名無しの天使
もちろんです。ペットに躾が必要なように、時に人間さんにも祝福のすばらしさを教えて差し上げるのは天使としての使命ですから
55:名無しの天使
安心しました
それでは私は隣の部屋の人間さんを祝福してきますね
人間さん : 労働という不毛な作業に従事する愚かな種族。
天使族 : 人間を捕まえては有無を言わさず『祝福』してきたが、近年は共存という道を探し始めた
隣の部屋の人間 : 天使族にお茶に呼ばれて舞い上がりのこのこ着いて行ったおバカ。天使の淹れてくれた紅茶に舌鼓を打っている間に背後に回られ、羽と体で包み込まれながらねっとり祝福された。