桜の下で誓って   作:空人

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※注意書き
・薄桜鬼のキャラは出ますが、鬼関係者は全く出ません。
・土方さん達とは結ばれません。
・千鶴ちゃんは出ません。
・ストーリーの流れも違います。

これがおkという方のみ、お読み下さい。
注意書きは後書きにもあります。



第1話

―「ここは・・何処、なの・・?」私は見知らぬ景色が広がる中、ポツリと一人呟いた。何故かズキズキと痛む頭で、どうしてこうなったのか頭をひねった。―

 

「・・お母さん、今日も見守っててね」

窓から清々しい朝日が入り込む朝、いつもの様にお母さんの仏壇へと手を合わせる。

青葉乃鴉(あおば のあ)、18歳。普通の高校生だ。

 

少し他の子と違うと言えば、ちょっと剣道を習ってるくらいだ。剣道は青葉家代々引き継がれ、48歳という若さで亡くなったお母さんで終わってしまった状態である。

お父さんが引き継ぐ筈だったのだが、お母さん自らが引き継ぐと立候補し、力も認められた為に出来た事なのだと、お母さんに聞かされていた。

 

「よし、そろそろやろうかな」

 

正座していた私は、隣にいつも置いている木刀を持つ。剣道などで使われる竹刀は正直、私には合わない。そこはお母さんそっくりだと周りに言われた。

私専用にと、お爺ちゃんに作ってもらった木刀。私が使いやすい重さは、本当に良い位にフィットしている。

 

「・・・桔梗」

 

今は手元に無い、愛刀桔梗。木刀と一緒に作ってもらった、大切な物。

不思議な事に、あの日お母さんが亡くなって、それから一回も見ていない。

いくら探しても、見つからないのだ。

お爺ちゃんに名づけられた桔梗は、お母さんの死と共に忽然と消えたのだ。

 

「っ・・仕方ないよね・・もしかたらまた出てくるかも」

 

暗い気持ちになった私は気を紛らわす様に、そう呟く。木刀を持つ力が少し強くなる。

 

「乃鴉?」

「わぁっ!?ってお父さん・・!」

 

いきなりお父さんが登場してきた事に驚いた私を見て、お父さんはけらけらと笑う。

 

「何をそんな驚いてるんだっ?いつまで経っても怖がりだな・・っ」

「っもう・・子供扱いは止めてよ!私だって高校生なんだから・・!」

「はいはい・・練習、ちゃんとしろよ?」

「分かってるっ!」

 

私がそう言うと、未だにけらけら笑いながら戻っていく。

いつまでも私を子供の様に扱うお父さんに「もうっ・・」と溜息をつく。

お母さんは本当に凄い人と結婚したんだから。

 

「さて」

 

やっと素振りを始める私に、写真の中のお母さんが優しく笑っている様な気がした・・。

 

――――

 

夜空には月が昇り、どこかで犬の遠吠えが聞こえた。

学校から帰宅した私はお風呂に入り、お父さんお手製のご飯を食べ、布団へと飛び込む。

 

「あ゛ぁー疲れたー・・」

 

重い体は布団へどんどん沈んでいく。布団の包容力に幸福感を感じる。

 

「・・あ、ちょっとあれを読んでから寝ようかなっ」

 

直ぐ近くにある本棚から、背表紙に「新撰組」と書かれた厚めの本を取る。

学校でも剣道部に入ってる私は、マネージャーの理絵先輩とよく一緒に居るのだが、その先輩は新撰組というものにとても詳しく、本人が言うにはファンらしい。

そんな先輩がつい最近、この本を貸してくれた。思ったより興味を持てる話で、もしかしたら自分もファンになるかもしれない、と思ったりする。

 

「んー・・あ、あった」

 

昨夜読んだ所を見つけて、私はその長い文字を目で追う。

だが、いきなり睡魔が襲ってきた。どんどん重くなっていく瞼に、少し違和感を感じる。

 

「なんで・・・いつもは、こんな・・眠く・・」

 

意識は遠ざかるばかりで、最後に新撰組という文章を見て、意識が飛んだ・・・。

 

 




なかなか上手くいきませんねぇ・・汗
とにかく今は文才が欲しいです、はい。←

お話は一応薄桜鬼が元ですが、流れは薄桜鬼と違います。
千景や千鶴、羅刹などの鬼関連は一切出てきません。
あと土方さんや総司句君等はでますが、そのキャラ達とは結ばれません。
結論を言えば、薄桜鬼のキャラ(鬼関連除く)は出ますが、ストーリは違います。
そこの所を気をつけてお読み下さい。
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