鬼神憑依譚   作:五月雨@ノン

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惨禍

 

 

爺さんと婆さんに拾われてからニヶ月程が経ち、三人での共同生活も慣れた。どうやら、爺さんと婆さんは子供に恵まれなかったようで、本当の息子のように俺を可愛がってくれている。

 

 

二人はどうやら、子供である俺にあまり重労働をさせたくないようだったが、痛む腰に勝てる訳も無く、畑仕事や桶を使って川から水を汲むなど比較的に複雑では無い作業を回されていた

 

 

狩りや採集などをしていることもあるけれど

 

 

 まぁ、そんなこんなで俺は今までよりも幸福な日常を送っている。二人が嫌という程に、俺に構うのであの頃のような孤独感は感じる暇など無かった。

 その代わりに胸を埋めるのは、二人が俺に与えてくれる暖かい愛情だった。だから、俺はそんな二人に恩を返したいと常、日頃からそう思っている

 

 

故に、俺は今日とて足を動かす

 

 

 

「水を汲み終えたぞ」

「あら、速いわねぇ〜。じゃあ、畑に適度に頼むわねぇ」

「あぁ。分かった」

 

俺は婆さんに頼まれた指示に従い、適度な量の水を畑に生え始めた野菜の芽達に水を与えていく。小さな葉に乗る雫が、太陽の光を反射し、まるで星のように輝いていた。その様子に、少し頬を緩ませる

 

 

(この程度で良いか)

 

 

俺は家の脇に水が入った桶を置き、体を伸ばす。ゴキゴキという骨の軽快な音が心地良い

 

 

「さて、狩りに行くか」

 

 

俺が狩りに行くのは一ヶ月に二、三回程だけだが、今日は話が違う。

 

 

「今日は、折角の祝いの日だ。大物を捕らなくては味気ない」

 

 

そう今日は特別な日、爺さんの誕生日だ

 

 

この時代では元服など、現代へと繋がる文化などはあれど誕生日という文化は未だ存在していなかった。この時代では、自分が生まれた日は普段のものと変わらず、ただ“そう思えば、今日生まれた日なんだな”という程度の意識でしかなかった

 

 

 それは俺にとっては異端であり、他の者にとってはそれが普通であった。それは爺さんと婆さんも例外ではなく、爺さんなど自分の誕生日すら覚えている様子は無かった。婆さんは爺さんの誕生日を知っているが、祝おうとする素振りは無かった。

 偶々、婆さんが爺さんの誕生日が近いとそう言葉を零していなければ、俺も爺さんの誕生日に気が付くことは無かっただろう

 

 

俺は槍を手に、森の中へと走り出した。なるべく、足音を殺し、気配を自然に溶け込ませながら

 

 

暫く走っているとキィキィという動物の甲高い鳴き声が鼓膜を揺らすが、即座にその声が鹿であるということを判断する。

 

 

(爺さんは兎肉は大好物だからな。折角だから、兎で大物を捕りたいな)

 

そんなことを考えながら、兎達がいそうな場所を即座に弾き出しながら、俺はまた走り出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二時間程が経ったのだろうか、俺は今までとは比べ物にならないないほどに森の奥深くへと潜っていたが、兎としては大分大きい個体が三、四匹宿儺が背負う籠へと入っていた

 

 

「少し、気合いを入れすぎたか...?まぁ、多くあって困ることは無いだろうな、きっと」

 

 

俺は自分にそう言い聞かせるように呟いた

 

 

その時、何かが焼けるような臭いが俺の鼻腔を突いた

 

 

ヒヤリと嫌な予感が走り、俺は自分が来た道、俺の家がある方向へと振り向いた

 

 

 

 

「何が、起こって....」

 

 

燃えていた。まるで森全てを呑み込まんと猛り、輝く炎が俺が来た道を辿るように燃え盛っていた。俺は突然の出来事に頭がフリーズしかけるが、家に居る爺さんと婆さんのことを思い出し、直ぐ様に正気へと戻る

 

 

「ッ!」

 

 

俺は家へと向かって走り出す。先程までのような気配を殺した歩みではなく、呪力を足へと纏わせる速度重視の移動へと変えた

 

 

煌めく炎に気が付いた動物達は、自らの本能が鳴らす警鐘に従い、なるべく炎から身を遠ざける為にほぼ一斉に走り出す。その流れに俺は逆らうように一目散に火の元へと走る

 

 

そんな俺に驚いた動物達は、まるでモーセの波割りのように俺へと道を開く

 

 

 

(はやく、速くッ!もっと、疾くッ!!)

 

 

地面を大きく踏み込み、呪力を先程よりも足に集める。ギギギと筋繊維がまるで弓を引くように唸り、それを一気に解放させた

 

 

その瞬間に、森全体を一陣の風が巻き起こった

 

 

先程までとは比べ物にもならない程のその加速は、常人では宿儺の姿は捉えることすら出来ず、残像をその目に映すのみであろう。そんなスピードで宿儺が駆けていると、目の前に二メートル程もある熊が姿を現した

 

 

「グォォォォ!!」

 

 

臆病の気質である筈の熊が、突然の火事に気が動転しているのかは分からないが、自らに目の前に物凄いスピードで迫っている宿儺に対して、その鋭い鉤爪を振るう

 

 

「邪魔をするなぁぁぁぁ!!」

 

 

 宿儺はスピードを緩めずにその勢いのまま、拳に呪力を纏わせ、殴った。空気を唸らせる程のスピードと宿儺の常人離れした力と呪力が絡み合ったその一撃が、熊に突き刺さった瞬間に、まるで風船のようにパンと軽快な音と共に、その血肉と臓物を散らした。

 当然、散ったその血肉と臓物の一部が宿儺の体を紅く彩るが、今の宿儺にそれを気にする余裕も無く、グチャグチャと臓物の道を躊躇無く進んで行く

 

 

 進んで行く度に、パチパチと木が焼ける音と照りつける炎の熱がまるで宿儺を急かすように、ジリジリと焦がした。強くなる熱に、比例するように宿儺は足を早める。

 クンと自らを濡らしている物とは別に、前方から鉄の臭いと肉が焼けるような焦げ臭いが宿儺の鼻腔を突いた

 

 

(もうすぐの筈....ッ!)

 

 思わず宿儺は足を止め、顔を上げた。宿儺の視界の先にあったのは、炎に包まれ、至る所を黒く焦がされている、今は見る影もない宿儺の帰るべき場所であった

 

 

 

 

「は」

 

 理解したくないと脳が拒否をしているのか、全身から血が抜けるような悪寒と、取り返しのつかない事が起きたという焦りによって、思考は漂白される。

 だが、それを許さんとばかりに、宿儺の耳に炎の音に掻き消えてしまいそうな程の小さな声が、響いた

 

 

 

「うぅ....」

 

 

それは悲痛にまみれた、嗄れた呻き声がだった

 

 

「婆さんッ!!」

 

 

 その声の主が、婆さんであると即座に判断し、半壊した家の瓦礫などを掻き分ける。その瓦礫にも炎は燃え移り、宿儺を焼き付けるが、それを気にする程の余裕は今は持っていなかった。

 一心不乱に、瓦礫を掘り進め続ければ、爺さんと婆さんの服の裾が瓦礫の間からチラチラと見え始める。それによって、宿儺はグッと瓦礫の隙間へと手を深く突き込み、腕に力を入れ、横へと大きく振り払った。

 

 

 

 

大きく瓦礫が吹き飛ばされた瞬間に、宿儺の目に映ったのは、腹部から夥しい量の血を流し続けている、家族の姿であった

 

 

「ッ!爺さん!婆さんッ!!」

 

 

 二人の体を抱くが、どちらも異様な程に体が軽く、炎の熱に照りつけられていたにも関わらずにも、冷たいように感じた。それに意識を飛びそうな程の衝撃を受けるが、二人の荒い息が、即座に意識を現実へと引き戻し、宿儺は燃える家の中にある包帯などの道具を取ろうと二人を優しく地面へと下ろす

 

 

 俺は家へと足を進めようとする。だが、そんな俺を咎めるように弱々しい力で、裾を引かれた。

 裾を引かれた俺は、その手を優しく包み込みながら、俺の裾を引いたであろう人物へと振り向いた

 

 

そこには、息を先程までも荒らげながらも、懸命に俺の裾を引きながら、俺へと目を向ける爺さんがいた

 

 

 

「.....爺さん」

「もう、いい。儂らは、もう、助からん....お前まで、傷付く、必要は、ない」

 

 

口から流れる続ける血が、その事実を雄弁していた

 

 

それを宿儺も正しく理解していた。けれど、理解と納得は全くの別物であった

 

 

 

「おれの心配などどうでも良い!!それよりも二人の治療を――――」

「宿儺ッ!」

「ッ!」

「もう、良い」

 

 

 その言葉に俺は、現実を受け止めざるを得なくなってしまう。俺はショックで白へと染まりゆく意識を何とか繋ぎ止めながら、地面へと膝を着き、二人を腕の中で抱いた。

 揺れで意識を覚ましたのか、婆さんも徐々に目を開き、その揺れが俺のものであると分かると、ニコリと明るい笑みを浮かべた。それに俺の心臓は張り裂けてしまいそうな程の痛みを訴えた

 

 

 

「俺を置いて、いくのか....」

「ごめん、ねぇ」

 

 

婆さんは申し訳そうに、また笑った

 

 

 

 

 

「後悔は、無いのか」

 

 

そんな言葉が口から漏れた

 

 

「なに、の?」

「....俺を連れて来たことだ」

 

 

そう言うと、二人は顔を合わせ、しょうがないなぁと言わんばかりに苦笑した

 

 

「無い」

 

 

その返答にプチりと何かが切れたような音がした

 

 

 

「ッ!お前達はもっと生きれていた筈だ!俺さえ連れて来なければッ!お前達を狙われた理由は、俺だ!!なのに、何故そんなことが言える!?」

 

 

 

『愛しているから』

 

 

ノータイムのその返答に、俺は思わず呆けてしまう

 

 

「確かに、儂等のこれは、お前に関連する、ことなのだろう。お前を、連れて来なければ、少しは長く生きれたかも、しれん」

「だが!お前との、二ヶ月。老いていくのみの儂等に、掛け替えのない物を、お前に沢山、貰ってきた!!お前との日常は、楽しい、未知に溢れていた!!」

「故に!お前に出逢えたことを、連れて来たことを、後悔するつもりなど、ないッ!!!」

 

 

口から血を吐こうとも、言葉をつまづかせながらも、爺さんはそう叫んでみせた。その言葉に、俺は、心を震わせた

 

 

「だから、そんな悲しいこと、言わんでくれ。お前は、儂等の家族なの、じゃから」

「そうよ。宿儺と出逢えて、私達は本当に、幸せだった。それはきっと貴方も、同じ」

 

 

そうでしょ?と聞かれ、俺は首を縦に振る

 

 

 

「勿論だ。お前達との日常は、俺にとっても掛け替えのないものだった」

「嬉しいわ。ねぇ、爺さん」

「あぁ、そうじゃな」

 

 

 

会話が切れ、沈黙が訪れる。俺は、二人の果てを察する

 

 

「もう、終わりか」

 

 

 二人の意識は朦朧とし始め、目の焦点も最早、定まっていなかった。それでも二人は、俺の手を握り続けている。それは、無意識か、それとも、愛故に成せるものなのかそれは誰にも分からなかった。

 宿儺は二人を抱き締めた。死の恐怖を、冷たさを知っているが故に、少しでも安らかに旅立てるように

 

 

それが伝わったのか、二人は安心したように笑った

 

 

 

「長生き、しろよ」

 

「私達の分も、生きて」

 

 

 

「!あぁ!勿論だ!!」

 

 

そうして、二人の鼓動は徐々に小さく、小さくなり、やがて機能を停止した

 

 

残されたの、燃え続ける嘗ての家と血塗れ宿儺のみ

 

 

 

ポタリと宿儺の心にドス黒いモノが滴り、黒く染めていく

 

 

 

「赦すものか」

 

 

宿儺の体から、悍ましい、ドス黒い呪力が渦巻いた

 

 

 

「許してたまるか、赦すものかァァァァ!!」

 

 

それは嘆きでもあり、怒りでもあり、憎悪でもあった

 

 

あらゆる負の感情をかき混ぜたようなその声は、バケモノの、鬼神の産声のようだった

 

 

 

「一人残らず、鏖殺だァァァァ!!!」

 

 

宿儺の呪力が更に解き放たれ、周りの木々を薙ぎ倒す

 

 

 

 木が薙ぎ倒れる音に混じって、カチャカチャと金属同士が擦れ合う音が聞こえる。それに宿儺は直ぐ様に反応し、その音の方向へと跳躍する。常人ならざる視力を宿儺は用いて、五人の鎧を纏った集団を見つける。それに宿儺は急降下をし、その眼前へと凄まじい勢いで降り立つ。

 ドン!という音共に、地面が罅割れる。男達は地面の揺れにより尻餅を着いた

 

 

 

「ば、バケモ―――」

「死ね」

 

 

宿儺は先頭の男の頭を鷲掴みにし、そのまま握り潰した

 

 

 グシャリという嫌な音と共に、男の脳髄は乱れ散り、宿儺とその仲間達を更に紅く彩った。宿儺が手を離すと男だった残骸は地面へと倒れ、ピクピクとまるで首を斬られた蟻のように手足を動かしている。

 それに男達は、ヒィと間抜けな声を漏らし、間抜けな顔を晒しながらチョロチョロと局部から体液を垂れ流す

 

 

その様子を宿儺は冷めた目で見ながら、ピクピクと未だに動いている男の残骸を蹴り飛ばした

 

 

「おい」

「ヒィィィィ!!」

 

 

 五人の内、二人が腰抜かしたのか、まるでほふく前進のように手で何とか宿儺から逃げようとするが、その内の一人を斬り刻む。

 突然、物言わぬ骸になった仲間の姿に同じく逃げようとしたもう一人は逃げることを止め、ごめんなさい!ごめんなさい!!と謝罪の言葉を何度も、何度も呟き続けるが宿儺は容赦無く男の頭を踏み抜いた

 

 

 

「何故殺した」

「だ、誰のこと―――」

 

三人の内の一人の首と四肢が飛んだ

 

 

「ひ、ひぃぃぃ!!」

「惚けるな。老夫婦のことだ」

 

 

 宿儺は無意識に後退する二人へと向かって、歩みを進める。その度に、宿儺から伝わる怒りと憎悪、悍ましい呪力に男達は、恐怖により頭が白に染まっていく。

 とうとう、目の前まで迫った宿儺に、恐怖と重圧なプレッシャーによるストレスが無意識の内に溜まり続け、男の本心が洩れた

 

 

 

「わ、我々はあの老夫婦を救ってやったのだッ!貴様のようなバケモノを家族と呼ぶ愚か者達をなッ!!逆に感謝してほしいものだ!我々に殺されたこと――ぁ」

 

 

男は我に返り、顔を青くした

 

 

「そうか。感謝しろと、そう言うのだな」

 

 

宿儺が男の右腕に手を伸ばす

 

 

 

「ゆ、許し――――」

 

ボギュという名妙し難い、音と共に、宿儺は男の右腕をもいだ

 

 

「アァァィァァァァ!?」

 

 

男は驚きと痛みに悶え、絶叫を上げ、ゴロゴロと体を震わせる。それを鬱陶しく思ったのか、宿儺は術式を発動させ、男の足と声帯を斬り刻んだ

 

 

「―――!!」

 

(何で、あの老夫婦を殺してしまったんだ)

 

 

男は声にならない後悔をするが、時を巻き戻す術はなく、男はただ終わりを待つのみであった

 

 

 

 

「楽に死ねると思うなよ?」

 

宿儺は男の左腕へと手を伸ばした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宿儺は、燃える森を背景に、水を浴びていた

 

 

 宿儺が水を浴びる度に川は宿儺の体に付着した夥しい量の血と臓物の一部によって汚されてしまうが、宿儺はそれを一切気にせずに浴び続ける。やがて、汚れが落ちたのか、宿儺は予備に取っておいた着物を手に取った

 

 

 

「はぁ」

 

(涙、出なかったな。それに、人を殺すのに抵抗が無かった)

 

 

 宿儺は確かに、爺さんと婆さんの死を嘆いていた。だが、何処か達観したような部分もあり、少し経てばその嘆きも覚えているが、消化されてしまった。

 それに、宿儺の体といえど、精神までも本物ではなく、元は何処にでもいるただの高校生である。

 人を殺すことは勿論、血を見ることすら忌避感がある。だが、彼はいとも簡単に人を殺し、残虐な行為までしてみせた。これはあまりにも異様であった

 

 

(どうしてだ....?)

 

 

どれだけ頭を回そうが、答えは出てこない。それに嫌気がさし、先ずはこれからのことだと考えた

 

 

「これからどうするか....」

 

(取り敢えず、ここからは離れた方が良いだろう。だが、暮らしはどうしようか?爺さん達程の器の大きい人達もそうそういないだろう。故に―――)

 

 

宿儺は自らの腕と目をどうしようかと考える

 

 

(せめて仕舞えることさえ出来ればな...)

 

「はぁ、全く思いつかん」

 

 

宿儺はこの課題をどうにかしなければなと呟き、森の外へと向かって歩みを進めた

 

 

(そう思えば、何を考えてたんだっけ?確か、爺さんと婆さん達のことだったような気が...気のせいか)

 

 

宿儺は首を傾げるがそんなこと考えて無かったなと首を振る

 

 

(疲れるだけだな)

 

「取り敢えず、今日を凌ぐ場所を見つけなければな。あまり、時間も無いようだしな」

 

 

宿儺は走り出した

 

 

 

 

「ケヒッ」

 

 

自分の内で響いた、奇妙な笑い声に気が付くことも無く、ただ只管に

 

 

 

 

 














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