かりちゅまより吸血鬼らしい爵銀龍の幻想入り   作:クロマ・グロ

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本日は橙の視点でお送りします。

狐と言えばらんしゃまですけど今回は「ちぇぇぇえええええええんん!!!!」グブッ!?


後日談その3  きつねはやっぱり油揚げがお好き

 

 

~妖怪の山~『玄武の沢』

 

 

 

今日は藍しゃまに許可を貰って妖怪の山の玄武の沢に遊びに来てます!

ヨツミワドウさんとルナガロンさんと一緒に遊んでから川で魚を取って食べてたんですけど食べてると上流の方から泡が流れて来たんです。

 

「ぐけ?」

「わふ?」

「泡が流れてますね?」

 

するとヨツミワドウさんが川に入って泡を被っちゃいました。

 

「ぐけぇえ…………」

 

すると上手く動けなくなっちゃったみたいで川の上でゴロゴロしてます。

 

「ぐけぇぇええ♪」

 

でも楽しそうなので橙も一緒になって遊んじゃいました。

 

「わふ………わふぅ!?」

 

しばらくヨツミワドウさんがその泡で泡まみれになって遊んでたりルナガロンさんが恐る恐るツンツンして泡を割ったりして遊んでたんですけどあまりにも泡がたくさん流れてきたから気になって滝に向かって進んでいったんです。

 

そしたら…………

 

「きゅっ!」

「きゅー!きゅー!」

「きゅぉぉおお!!」

 

体の長くてヒレのある狐さんの親子が泡を出しながら子供の世話をしてたんです。

 

おっきい親の一匹は全身傷だらけで黒い色をしていて所々が赤くなってました。

勇儀さんの所にいるアオアシラさんに凄く似てました。

 

もう一匹の親は両目に傷があって目を開けなくなってたみたいでしたけどちゃんと見えてるように子供の世話をしてる狐さんでした。

毛とヒレが鮮やかな赤色でとてもかっこいいです。

 

子供は三匹いて一匹がピンク色の体の狐さんでたくさん泡を出してゴロゴロしてます。

二匹目は蒼い色をした狐さんでなんだが泡がビリビリしてるような気がします、それに物凄くきれいでした。

最後の一匹は藍色の狐さんで二匹目の狐さんに比べて体が白い子でした、それと泡がなんだか燃えてます。

 

確かパチュリーさんに見せて貰った本にタマミツネっていう狐さんの竜がいるのを見させて貰いました。

だから同じような泡を出す狐さんの竜ならこの子達がタマミツネさんの親子なんでしょうか?

 

「ぐけっ♪ぐけっ♪ぐけっ♪」

「……………ゥゥゥウウウ……………?

…………きゅお。」

「きゅ?きゅおおお。」

「きゅ?きゅーー♪」

「きゅん?きゅんきゅーー♪」

「きゅぉぉぉおお♪」

 

すると泡で遊んでいたヨツミワドウさんに親の両目に傷のあるタマミツネさんが気付きましたです。

ゆっくりと歩いて威嚇するみたいに唸ってましたけど泡で遊んでいるのに気付いてあまり警戒しなくなりました。

そしたら黒いタマミツネさんに何か声をかけて子供の三匹がこっちに来て一緒に遊びに来ちゃいました。

 

ルナガロンさんが藍色のタマミツネさんの泡を割ったら爆発して物凄く驚いてたのが面白かったです。

 

それでしばらく遊んでいたらお腹が空いてきちゃいましたです。

さっきお魚食べてたはずなんですけど………あ、藍さまから遊ぶ子が増えてお腹が空いたら食べなさいって言われて持ってきたおっきいお弁当箱がスキマにあるのを忘れてました!

 

それで橙がスキマを開いてお弁当箱を出したら皆驚いてたましたけど良い匂いがするからかタマミツネさん達が集まってきました。

 

お弁当を開けてみたら中身は…………………すっごくたくさんのいなり寿司と油揚げと餅巾着でした。

 

藍しゃま………しばらく油揚げ食べれなかった反動が橙にも来ちゃってますよ………。

 

するとクンクンと嗅いでたタマミツネさん達がお腹を空かせたのかよだれを垂らしてました。

 

「食べますか?」

「「「きゅー!」」」

 

試しに油揚げをあげてみたら凄く喜んで食べてました。

ただ私達と違って咀嚼するための顎じゃなくて噛み千切るための顎だからか手で持ってちょっとずつ噛み千切って食べてました。

 

親のおっきいタマミツネさんにも油揚げをあげてみたらペロッと一口で平らげちゃいました。

でも凄く美味しそうにしてます。

弁当箱の二段目に凄く大きな厚揚げの煮物が入ってて親のタマミツネさんはそれを爪で刺して少しずつ食べてました。

やっぱり狐さんには油揚げが一番みたいです。

藍しゃまも油揚げが大好きです。

 

「きゅっ!?きゅーーー!きゅーーー!!」

 

子供のタマミツネさんが餅巾着を食べて噛み千切ろうとしたらお餅が伸びてなかなか千切れないので何回も伸ばして食べてたのが凄く可愛かったです。

 

あ、お稲荷さんが美味しいです!

 

 

しばらく皆で遊んでいたら藍しゃまとにとりさんと椛さんが迎えに来てくれました。

 

確か三人は今日はお話をずっとしてたと思ってたのですが、しばらく遊んでてたくさんの泡が出来ちゃってそれが川下にあるにとりさんの家までたどり着いて気になって来たみたいです。

 

子供のタマミツネさんが藍しゃまにあるたくさんの尻尾を見て目を輝かせてました。

 

親のタマミツネさんは泡に触ったものがわかるみたいで尻尾に泡がついてそれが9本あるのがわかると驚いてました。

 

やっぱり親のタマミツネさんは目が見えないみたいです。

 

橙は藍しゃまと一緒に帰ることになりましたけどまた藍しゃまに許可を貰ってここに遊びにいこうと思いました!!

 

 

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