かりちゅまより吸血鬼らしい爵銀龍の幻想入り 作:クロマ・グロ
~紅魔館~『図書館』
こんにちわ、リグルです。
ゴキブリではなく蛍の妖怪です。
今日は私の子として育てているライゼクスについてもう少し調べておきたいのもあって紅魔館の図書館にライゼクスと一緒にお邪魔させて貰ってます。
「パチュリーさん。
今日はお願いを聞いて貰ってありがとうございます。」
「えぇ、別に構わないわよ。
そもそもこの図書館は元々自由に閲覧して良いことにしているもの。
今みたいに許可がないとダメみたいなイメージが出来ちゃったのも結局あの白黒のせいだもの。
まったく、迷惑な話よ。」
「あははは………やっぱり魔理沙はずっと泥棒してるんだね………」
僕もこの間ライゼクスの自然に生え変わった鱗やらが欲しいって言われて無理矢理奪われかけたっけ………
でもあの時は魔理沙のお尻からライゼクスがまた尻尾を突き刺して電流を流して遊んでいたからなんとか助かったんだよね。
はぁ、やっぱりライゼクスは偉いし可愛いなぁもう。
なでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなで……………………………
「きゅぅううう♪」
「可愛いなぁ………」
「貴女達はずいぶんと仲が良いわね。」
パチュリーさんは微笑ましそうに僕たちを見ています。
でもライゼクスが可愛いのは事実だしライゼクスも僕の事が大好きだからなぁ。
「きゅい!」
ライゼクスが返事をするみたいに元気よく右の翼を上げている。
可愛いなぁ…………。
するとパチュリーさんの所に黒くて羽の生えた蛭みたいな生き物、たしかキュリアだったっけ?それが何匹か集まって本を運んできた。
「メル・ゼナ、ありがとう。
あら?そういえば貴女メル・ゼナの変化した姿を見るのは初めてだったかしら?。」
「そうですね………確か妖怪になって身体がその……キュリア?っていうのに変化するようになったんですよね?」
「そうよ。
ただこの間の闘いで無理して力を使い続けてたせいで妖力ほぼ全部使いきって今は…………」
すると机の下にパチュリーさんは手を伸ばしてライゼクスくらいの大きさで本を抱えて読んでいる一匹の小さな子どもの龍を出して来ました。
「こんな感じで凄くちっちゃくなってるのよ。」
…………え!?これがあの時のメル・ゼナさんですか!?
「あれ?でも確か黒いキュリアもメル・ゼナさんなんですよね?
でも目の前にもちっちゃいメル・ゼナさんが?
あれ?」
「まぁ最初は戸惑うわよね。
結論から言うとどちらもメル・ゼナよ、早い話力が減りすぎた結果キュリアからメル・ゼナの肉体に戻せる個体が極端にすくなくなっちゃったのよ。」
するとライゼクスがメル・ゼナさんに近付いていく。
「キュッ………キュッ………キュッ…………。」
「………クルルル?」
「キュ~~♪(スリスリ)」
「………グル。」
ぐはぁ!?か、可愛いぃぃぃぃぃぃいいいいいいいい!?
ちっちゃくなって可愛くなってるメル・ゼナさんに頬擦りしてそれを黙認して好きにさせて上げてるメル・ゼナさんとの組み合わせが可愛すぎるよぉぉぉおおおお。
「これは………なかなか破壊力あるわね………
子供のモンスターのバートナーを持った者達が全員親バカになるのも分かるわね。」
「でしょ!?でしょ!?
この子の行動一つ一つがどれも猛烈に可愛いんだよね!
特にこの表情見てよ!すごい嬉しそうにしてるよ!」
「元々メル・ゼナに憧れてたみたいだもの、かなり懐いてるのね。」
「そうそう、僕が前にこっちに来た時もメル・ゼナさんをすごい憧れるような眼差しで見てたからよく覚えてるよ。」
「グルルル?」
「キュ?キュ~~~キュ!」
するとメル・ゼナさんが私に一度顔を向けてちょっと唸りました。
なにかをライゼクスに伝えたのでしょうか?
すると返事をしたらいが僕に近付いてきて………
「キュ!(バサバサバサ)」
「うわ、急に肩に乗っかってどうしたの?」
「キュ~~~♪」
「ぐはぁ!?」
すると羽ばたいて肩に飛んできたライゼクスが僕にもすごい幸せそうな顔で頬擦りしてきました。
もうたまんないよぉぉぉぉぉぉぉぉおおおお。
「ふふ、モンスターはやっぱり感情の表現がとても素直ね。
いいわ、調べものの方は私の方でやっておいてあげるからライゼクスと遊んできなさい?」
「え?でも………良いんですか?」
「えぇ、それに確かに今の貴女はその子の母親代わりだけど貴女もまだ妖怪としても子供なのだから。」
「えっと……ありがとうございます!」
「そうね………こあー?」
「はーい、なんでしょうか~?」
「ライゼクス貸して頂戴?」
「え?はい分かりました。」
するとライゼクスを掴んで内緒の事を伝えるように小声でなにかをライゼクスに話しています。
するとライゼクスは物凄く楽しそうな表情をして翼を何度も羽ばたかしています。
あれ?………………尻尾が蒼く………
「こあ、この子と遊んであげなさい。」
「はーい、じゃあ、さっそくお姉さんと向こうで遊ぼうか?」
「キュ………キュ………キュ………」
するとライゼクスは小悪魔さんの後ろに回り込んで………
「キュ~~~♪」
「アバババババババババババババババ!?!?!?!?」
「ちょ!?」
「ふふ♪」
やっぱりライゼクスは尻尾をさして相手を痺れさせて痙攣させるのが楽しいようでした。
パチュリーさん……………でも可愛いから許しちゃおっと。