かりちゅまより吸血鬼らしい爵銀龍の幻想入り   作:クロマ・グロ

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後日談その9  バカルテットwithモンスター

 

 

~霧の湖~

 

今日はチルノ達四人がパートナーとなるとモンスター達をつれて連れて集まっていた。

 

チルノ、ルーミア、ミスティア、リグルの通称『バカルテット』が更に人数が増えたようなものであり、かなりの大所帯となってきた。

 

チルノはパートナーとしてプケプケの亜種の背中に乗り、舎弟としてベリオロスを連れている。

 

ベリオロスを何故舎弟に出来てるかというと実は純粋に相性の問題であった。

 

まずベリオロスは氷を使う攻撃と肉弾戦を主体としているのだが、まずその得意な氷に関してはチルノに当ててしまうと余計にパワーアップしてしまうのだ。

 

更に肉弾戦に関してもチルノが飛んでいるのもあり、得意な地上での攻撃が出来ず、飛んで突進等を仕掛けても霊夢や魔理沙に(無謀な)戦いを何度も懲りずに挑んでいるチルノからすれば避けるのは余裕だったのだ。

逆にチルノは当たらない攻撃をする事に定評があるがベリオロスは図体がデカイのでチルノの攻撃でも普通に当たる。

致命的なダメージは出せないもののチルノのように吸収したり無効化は出来ず、耐性があるだけなので少しずつではあるがダメージは蓄積していくのだ。

 

結果としてベリオロスの体力が無くなって疲れを見せてしまいベリオロスはチルノの軍門に下ったのだった。

 

次にリグルはもはや母親のような貫禄を持ち合わせてきている気がする。

パートナーというか自分の子供として青電主ライゼクスの幼体を連れてきているのだがずっと抱っこしていたり頭に乗せていたりと可愛がっており、かなり親バカになり始めていた。

 

そしてミスティアなのだが………まさかのガイアデルム戦で召喚されたクルペッコ達と共にいた。

実はクルペッコとそのクルペッコ亜種なのだがどうやら長生きしすぎてライダーの方が先に寿命を迎えていたらしい。

 

そこで新天地として幻想郷に住み着くことに決めたらしくそこでバカルテットの一人であるミスティアと出会い、歌という共通の趣味によってあっさり意気投合。

結果として二匹は基本的にミスティアと行動を共にするようになっていたのであった。

 

そして最後の一人であるルーミアなのだが………

その腕には獅子のような鬣に側頭部から前に大きく曲がりながら伸びる角、さらに古龍の多くに見られる骨格である四つ足に翼を持つ身体的な特徴。

全身がとてつもなく禍々しい黒と紫の鱗や体毛、甲殻によって包まれたモンスター『マキリ・ノワ』の幼体を抱えていた。

 

二回目の吸血鬼異変からしばらくした後に成体の『マキリ・ノワ』が入り込んできており、とてつもなく焦った様子の紫によってスキマによる不意打ちでルーミア同様の封印を食らって幼体になるまで力を封印されて紫の能力により『黒の狂気』と呼ばれる災厄の力を完全封印されていたのだった。

 

そして幼体として幻想郷をさまよっていた所をたまたまルーミアに拾われて面倒を見られていた。

 

さらにチルノにいつもくっついている大妖精にはトビカガチが一緒に付いてきていた。

こっちについては傀異化による被害を受けて大幅に弱っていた所をチルノと大妖精によって助けて貰って以来ずっと付いてきていたのだ。

 

「皆久しぶり~」

「久しぶり~」

「久しぶりね~、やつめうなぎの蒲焼きをお土産に持ってきたわよ~」

「お腹がすいたのだ~」

「きゅー(ぐぎゅるるるるる)」

 

ルーミアとマキリ・ノワはミスティアが持ってきたやつめうなぎの蒲焼きから漂う香ばしい香りによってお腹を空かせており、口からよだれが軽く見えていた。

 

「あぁそうそう、竹林でケルビっていう鹿みたいなやつ取狩れたからそれのお肉も焼いてきたわよ。

レバーがなんか白かったけど割と美味しいから食べてみて頂戴。」

「わーいいただきまーす!」

「きゅー!!」

 

ルーミアは早速がっついており、マキリ・ノワについてもかなり大きな骨付き肉にかぶりついている。

しかし体が幼体まで縮んでいるせいかうまく噛れなくて少しずつ噛み千切って食べていた。

 

「もきゅもきゅ」

 

その姿はまるでリスが頬袋にエサを溜め込んで食べているようにも見えなくも無い。

 

「「「ラ~~~~~~~♪」」」

 

ミスティアとクルペッコ達による鳥トリオ………いや鳥オは歌を歌って場を楽しませる。

 

クルペッコの声真似はかなりのクオリティとなっており、完全にミスティアの歌声を真似することが出来ていた。

 

「美味しい?ライゼクス?」

「きゅー♪もきゅもきゅ………」

 

ライゼクスはその口一杯にやつめうなぎの蒲焼きとケルビのこんがり肉やホワイトレバーの焼き鳥風を食べていた。

 

その様子はマキリ・ノワと同じような光景で思わず頬を緩めてしまう。

 

「ベリオロス!大食い勝負よ!」

「グォウ!」

 

ベリオロスはチルノと何だかんだで意気投合しており、ちょくちょく何かしらの勝負や競争をして楽しんでいた。

そしてプケプケの亜種はそんなチルノ達をスルーしてマイペースに顔を湖に突っ込んで水を飲んでいた。

 

さらにトビカガチは丸まって寝ており、そこには大妖精が一緒になって眠っており、とても微笑ましい光景を生み出していた。

 

 

バカルテットは更に騒がしくなってはいるがいつも平和なのであった。

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