かりちゅまより吸血鬼らしい爵銀龍の幻想入り 作:クロマ・グロ
モンスターの追加でかなり良い反応を貰えた為、今後ともモンスターは少しずつ追加していくつもりです。
とはいえタイトル詐欺になってしまってはいけないのでメインはメル・ゼナ達の視点をメインにしたいと思っています。
皆様もぜひ、今後ともお楽しみにしてください。
~紅魔館~
今日もいつも通りに寝ながらフランに遊ばれていたメル・ゼナだが、今日はメル・ゼナが元いた世界の知り合いのような気配を感じた為に割と早めに起きていた。
辺りを飛んで見渡して見ると同じ生息域にいたガランゴルム、それと同じ個体と思われる存在がこちらに向かっていた。
そしてそれは地霊殿のメンバー達と縄でぐるぐる巻きにされた子供のような鬼を引きずりながら来たのだった。
そして今回はパチュリーに用があったようでパチュリーを呼ぶのだがどうやら頭を抱え始めたのだった・・・。
「はぁ・・・やっぱりこうなったかぁ・・・そうなると八雲 紫が今頃慌ててそうね・・・」
「申し訳ありません。こちらとしてはすぐにでもこいしと一緒に来て返すつもりだったのですが、鬼の一人である萃香が勝手に起動してしまい止められませんでした。
途中で止めてしまうとどんな誤作動を起こすか分かったものではないので。」
「ええ、対応としてはそれで正解よ。
むしろその対応で助かったわ、これで誤作動を起こして呼び出される対象になにかあったら大変だもの。」
そうするとガランゴルムに引きずられていた簀巻きにされた萃香から声がする、
「おーい、私はいつまで簀巻きにされてりゃいいんだい?」
そうすると勇儀含め全員が呆れていた。
「ギルティ(パチュリー)」
「お前はもっと反省しろ。
ったく酒が飲みたいのにこんな空気じゃ不味くなっちまう。(勇儀)」
「ブンブンブンッ(簀巻きの縄を振り回すガランゴルム)」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ・・・(萃香)」
「ゴルムさん、そのまましばらく振り回しておいてください。(小五ロrげふんげふん、さとり)」
「・・・(無言でキュリアを待機させるメル・ゼナ)」
「たのしそー!(フラン)」
「ねー!私にもー!(こいし)」
そして最終的に数分振り回された後、能力で逃げようとしていたのでガランゴルムにメル・ゼナの正面に投げて貰い、メル・ゼナの龍属性ブレスによってしばかれながら逃げ道を封じられていた萃香であった。
「それでにしてもまさかメル・ゼナと同じ王域三公、無垢なる獣『剛纏獣ガランゴルム』召喚書に載っている歌によれば
『無垢なるもの 無垢なる欲望に従い佇む無垢
一見において 無垢としかとらえず
その欲望を見落とすことあれば
無垢なる力 無垢なる怒りに見えることとなろう
より強き力 力の赴くままに増す怒り
触れてしまえば 命を賭すほどの
思い知るには 手遅れの
その欲望に障ることがあってはならない
~無垢なる巨影~』とあるわ。」
「うーん、要はこれはこいつの怒りに触れるなって事を伝えたいのかい?」
「それもあるのでしょうが、穏やかそうな見た目に騙されず、不用意に触れることなかれという教訓といった所でしょうか?」
「それと厄介な事に盗まれたもう一冊の書の行方がまだ分からないのよ、どうやら魔理沙は落としたみたいだし。
その書は氷狼竜の書と呼ばれるのだけれど、その書によれば
『漏れ出でる光はかすかに
闇の中 往徨は続く
地を踏みしめ 歩みを止むことなく
その身の全てを研ぎ澄まし
いよいよだ 雲を分け月は姿を表し
地を山を 銀光が降り注ぐ
踊り 駆け出し 湧き出でる力に震え
歓喜の咆哮に 真なる姿をさらけ出す
~月光賛歌~』
とあるわね。」
「絵を見る限りおそらくこれは習性を歌にしたものでしょうか?月の光を浴びるため山の頂上に上り、狼から氷を生やした人狼へと変貌する。
そのように見えます。」
「氷狼竜ねぇ、おや?メル・ゼナはたしか爵銀龍だったよね、竜の字が違いやしないか?」
「それなのだけどメル・ゼナの世界だと古龍種と他の竜種で呼び方を分けているそうよ。
その為この『氷狼竜ルナガロン』は古龍種ではなく牙竜種という分類らしいわ、だからメル・ゼナ程の脅威は無いらしいのだけれどガランゴルムとあわせて王域三公として恐れられていたみたいなのよね。」
「なる程ねぇ、とはいえ呼び出されたのがまたメル・ゼナみたいな古龍じゃなくて良かったな。
そっちがまた出たら洒落にならん、龍属性貰えば私達じゃ何も出来んからな。」
「そっちに関してはそんなに心配することはないわ。龍属性をうちに秘める古龍は多いけどそれを扱う事の出来る古龍は数少ないみたいだし、ただ懸念としては魔理沙なのだけれどどうやら落とす時に中途半端に起動した状態で落としたらしいのよ、だから呼び出されたルナガロンに何が起きてるか予想がつかないわ。
今はメル・ゼナのキュリアを頼って探させている所だけど・・・
一旦キュリアが見ている光景を写してみましょうか」
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探索に出ていたキュリア視点
「わんっ!わんわん!わん!ヘッヘッヘッヘッ!」
「あー、そんなの口にしようとしちゃダメですよ!待ってください!」
「~!?~~!!!!」
仲間のキュリアが目の前で子供のルナガロンに追いかけまわされている。
宿主よ、助けて・・・ぐふっ
映像が途切れました。