かりちゅまより吸血鬼らしい爵銀龍の幻想入り   作:クロマ・グロ

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最近は毎日のようにコメントしてくださる方が増えて物凄く励みになっています。
自分は話すのとかも結構好きだったりするのでかなり嬉しいです。
さて、今回はまたマスゴミが痛い目にあってますが懲りるのかなこいつw

それでは今後もよろしくお願いします。


マスゴミの生命力はG以上

 

~迷いの竹林~『永遠亭』

 

この日、あるカラス天狗がまた永遠亭に搬送されてきた。

ただ今回は二種類の毒に火傷を負っており、今までで一番こっぴどくやられているのがよく分かる。

そんな焼き鳥を診断する二人の女性がメディスンと焼き鳥を引きずってきたエスピナスの前に現れる。

 

「師匠、確か前回が全身が火傷を負ってずぶ濡れ何でしたっけ?」

 

うさみみにミニスカートの学生服と、どこか狙ったような服装の少女は自らが師匠と呼ぶ女性に話しかける。

 

「あやや………あややややや……あやや………」

「ええ、溶岩の欠片が付着していたからそれでやけどしたのでしょうけど水が分からないわね。

それに何かの分泌物もあったから今はそれを調べてる最中だったのだけれど………今度は見たこともない猛毒………いえ、激毒ね。」

 

そして長い銀髪を三つ編みにし、赤と青のツートンカラーというなかなか珍しい服装をした美しい女性が言う

 

「激毒ですか?」

「あやややや……………」

 

搬送されてきた射命丸は全身がこんがりと香ばしい香りを放つまで焼かれ、全身の体力を奪う強力な神経毒と体の自由を奪い、痙攣させる麻痺毒にやられていた。

 

「ずいぶんと酷い痙攣ね、麻痺毒だけで見てもこれは少なくとも人や動物が耐えれるような毒では無いわ。

私でも月単位で動けなくなるとてつもない物よ。」

 

実際射命丸はカラス天狗の中でも最も力を持つ存在の一人であり、かなり長生きしている妖怪でもあった。

しかしそんな彼女が麻痺毒や神経毒でここまで動けなくなるのも普通はあり得ない。

長い年月を生きた彼女の体には毒への強い耐性が出来ているからである。

しかし実際その耐性を持ってこの症状を引き起こすあたり、この毒の凄まじさがよく分かる。

 

「えぇ!?何ですかそれぇ!?」

「まぁ状況見る限りこの子の毒って所かしら?

どうなの?メディスン。」

「そーよ、せんいしゅ?ていう種類のエスピナスって子なの!どうどう?すごいでしょ?」

「そうね、すごいのだけれどその子の毒は強すぎるからあまり使わせてはダメよ?」

「むー、今回はこいつが悪いんだもん!」

「まぁ見た限りではそうみたいね、引きずられてやってきていたし何をやったのかしら?」

「えっとね。私とエスピナスがスーさんの畑で眠ってたんだけど、何かうるさい音がするなぁっと思ったらエスピナスが怒ってて、その天狗が写真撮っててうるさくしたから起きちゃって機嫌悪くしちゃったんだって。」

「ぐるるる」

 

はぁ………毎度毎度痛い目にあっているのに懲りないのだろうか?

 

「貴女にはとりあえず入院して貰うけどさすがにうちにこの毒を解毒出来るような薬は無いわ。

エスピナスだったかしら?この子から薬用の毒を採取したいのだけれど協力して貰っても良いかしら?」

 

そしてエスピナスは私と患者(焼き鳥)を交互に見て呆れたように溜め息を吐いた。

そしてその場に伏せて角を私の方に向けてきた。

 

「この角に毒が集中しているのね、分かったわ。

メディスン、貴女の力を使ってこの子の角から毒液を出させることはできる?」

「うん、この子の毒はすごい量あるから出来ると思うわ!」

「そう、ならこの容器に毒をいれて貰えないかしら?」

「わかったわ!」

 

メディスンは嬉しそうに快諾した。

人に頼られる機会なんてなかなか無いからよほど嬉しいのね。

そしてメディスンが角に容器を近づけて毒を角から分泌させる。

驚いたわ。あそこまで分泌量が多いなんて。

 

「これでいい?」

「ええ、ありがとう。

さて、そこのこんがりと美味しそうに焼けてるカラス天狗は私がなんとかしておくから後は帰って貰っても大丈夫よ。

その子も少し眠そうだしお昼寝邪魔されてたんでしょ?」

「あ、そうだったわ!ごめんなさいエスピナス、眠いのに無理させちゃった?」

「ぐぅるる」

 

そうするとエスピナスは首を横に振り、メディスンは安堵する。

やっぱりこの子は言葉を理解出来るのね。

 

「ねぇ、出来ればで良いのだけれどこれからうちに鈴蘭の毒を届けに来る時にこの子も連れてきてくれないかしら?」

「え?私はいいけど、どうする?エスピナス?」

「ぐぁあ」

 

エスピナスは頷き、了承する。

 

「わかったわ。

じゃあ今度から一緒にいこっか?」

「ぐぁるる♪」

 

「そうね、来たらこの子の毒も出来れば一緒に欲しいのだけれど健康状態とかも色々見てあげるわ。この子が体調崩したりしたら悲しいでしょう?」

「ほんと!」

「ええ、この子について他にわかりそうな事を見つけたら貴女にもちゃんと教えてあげるわ。この子の事をもっと知りたくない?」

「知りたい!幽香以外に出来た私の友達だもん!」

「ふふ、ずいぶんと強そうなお友達ね。」

「うん!幽香よりも強いんだって!一緒に鈴蘭畑に住んでるからえーりんも今度おいでよ!」

「ふふ、良いわよ。約束ね。」

 

 

そして私がこの子達のような存在が次々と幻想入りしており、それが今入院させている紫が胃を痛めていた原因だと知るのはそこまで遠い未来では無かったのだった…………

 

 

あぁ、確かにこれは胃が痛くなる問題ね………




メディスンがせんいしゅ?と答えてるのは誤字ではなくわざとですw
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