かりちゅまより吸血鬼らしい爵銀龍の幻想入り   作:クロマ・グロ

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178さん!星10投票ありがとうございまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああす!!!!
とても励みになりました。
これからもどんどん書いていくつもりなのでぜひお楽しみにしてください。
滾ってきたぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!

さて、今回はコメントで予想が出ていた勇儀とマスゴミの番です、土日なのでちょっといつもより1話に時間かけて長くしてます。

それではお楽しみください。


天狗と天狗、熊と熊

 

 

~紅魔館~『中庭』

 

「にゃーん」

 

 

「か………可愛いじゃないか」

 

召喚魔法の事故により、また子供のモンスターが呼び出された。

 

そしてそのモンスターは紺藍色と梔子色の甲殻を持ち、武者鎧のような姿に刀のような甲殻を腕に生やし、尻尾は三股に展開したり閉じたりする事が出来る鬼火を纏った虎の子供だった。

 

というか鳴き声が猫であった。

 

「これは………怨虎竜マガイマガドね、それにしても集中切らしたのが原因でまた召喚事故ね、これで子供のモンスターは4匹目ね………とはいえ一匹は自然にこちらに来てるのだけれど。」

 

「マガイマガドかぁ、カッコいい名前じゃないか。

でもこれが成長すればカッコいいのは分かるんだが今の姿が可愛すぎてなぁ。」

 

「後で名前でも決めればいいんじゃないの?

 

さて、マガイマガドだけど

この子は『牙竜種』『竜盤目』『四脚亜目』『怨虎竜上科』『マガイマガド科』に分類されるモンスターね。

獲物を狩る際に容赦の無い苛烈な猛攻で獲物を追い詰めるその姿から『悪逆無道』の異名で知られているわ。

 

そしてその最大の特徴はこの子が発する『鬼火』よ、今のところ『鬼火』を扱うモンスターはこの子しか確認されて無いわ。

この『鬼火』はマガイマガドが狩った獲物の骨を消化する過程で生まれるもので自信の攻撃で爆発を起こしたり相手に付着させた状態で追撃することで爆発させ、相手に致命傷を負わせたりも出来るわ。

 

ただ逆に鬼火を纏っている所は強度が下がって柔らかくなる上に誘爆しやすくてそれによって自分自身が痛手を負うこともあるみたいね。」

 

「ゴロゴロゴロゴロ………」

「にゃんにゃん………ゴロゴロゴロゴロ」

「コロコロコロコロ………」

 

一方その頃マガイマガドはバサルモスと先ほど召喚されたヤツカダキの子供のツケヒバキと一緒にナルハタタヒメの尻に敷かれているイブシマキヒコの体を転がって遊んでいた。

割と温厚で好奇心もあるようだ。

 

「ただ個体数が割と少ないみたいで目撃情報はそこまで多くないみたいね、ただ環境適応能力がかなり高くて火山地帯や寒冷地帯でも目撃されるわ。

それとその角は雌へのアピールに使われるものであり、一生に一度しか生えないみたいね。

基本的には獅子と似たような生態ね、雄が複数の雌を囲うタイプ。

ただ角が折れてしまうと雌へのアピールは一生出来なくなる影響か縄張りをかなり広げようと狂暴になるケースがあるみたいね。」

 

「この子が狂暴になる姿はなかなか想像がつかないねぇ。

しかし鬼火と来たかぁ、アタシも能力的に炎や怨霊とかを操るから確かに相性良さそうじゃないか。」

 

「ついでにその子についての歌とかもあるみたいね

『修羅の妄執 鬼火となりて

哀れな竜に 纏い付く

「せめて一太刀」 悲壮の覚悟 鎧兜の禍威に挑むも

合唱 もはや敵無し 鬼気の餓竜』

と歌われているわ。」

 

「その歌からしてこの子はかなり強くなるのかい?」

「ええ、古竜を覗けばかなり上位に食い込むと思うわよ?」

「そいつは楽しみじゃないか!

これから新しい家族としてよろしくね、マガイマガド。」

 

そしてマガイマガドはお燐のいる所まで転がって来て体を擦り寄せて

 

「にゃーん!」

 

満面の笑みで鳴き声を出す。

 

そしてお燐はあまりの可愛さにやられマガイマガドを撫で続けている。

 

「ゴロゴロゴロゴロ………」

 

「はぁ、とりあえず解散にするわよ。他の人の分は1週間後にやるからとりあえず次の分のくじ引いといて。」

 

「おぉ!」

「次こそは!」

「当ててやるぞ!」

「アタイもアタイもー!」

 

「「「「せーーーの!!!」」」」

 

そして盛り上がりを見せたくじ引きでは…………

 

 

「よっしゃー!アタシの勝ちだ!」

「あやややや、私も当たりましたか。

ネタになるような子か仕事手伝ってくれそうな子が出ることを願いたいですね。」

 

地底の鬼である勇儀と妖怪の山のカラス天狗であるマスゴミもとい射命丸だった。

 

「「「「orz」」」」

 

そして当たらなかった者達はまたガックリしていたがそれでも一週間後が楽しみになっていた。

 

 

 

_________________________________________________

 

そして一週間の間………

 

ナルハタタヒメとイブシマキヒコの番は場所も広く、被害が出てもすぐに元に戻る迷いの竹林を住みかとし、最近頻度が高く幻想入りするアプトノスやポポを狩って主食としていた。

どうやら人の家畜として飼われている種のモンスターは幻想入りしやすい状況なようで割と毎日幻想入りしていた。

 

そしてヤツカダキはアリスと共に魔法の森に住み着き、ツケヒバキの出す糸とヤツカダキの出す糸の性質が違うのに気付き、両方から貰って試行錯誤をしていた。

モンスターの出す糸はかなり強度があり、加工は難しいがアリスにとっては最高の研究材料になるようだ。

 

最近はアリスから貰った自分達のぬいぐるみがお気に入りらしく、自分の巣に大事に飾っている。

 

そしてマガイマガドはお燐達と共に地底の地霊殿に住み着き、バサルモスやガランゴルムと共によく遊ぶ姿が見受けられた。

そしてバサルモスの上に寝そべって二匹揃って歌ったりする姿もたまに見られて地底はかなりほっこりしていた。

 

 

 

 

そして一週間後、また召喚の日がやってきた。

 

また紅魔館に数多の妖怪や人、モンスターが集まっている。

 

「にゃーん!」

「グルル…」

 

マガイマガドはメル・ゼナにかなり懐いており、一緒にいさせるとよく背中にしがみついていた。

メル・ゼナも満更ではないようだ。

 

そして空気を変えるためパチュリーが仕切り、声をかける。

 

「さて、とりあえず今回は説明とかはもう済んでるからちゃっちゃとやるわよー。

とりあえず勇儀とそこの天狗は一緒にやっちゃって。

わざわざ一人ずつってのも時間かかるもの。」

 

「あいよ。」

「わかりましたー。」

 

そして2つの召喚魔法陣が現れ、モンスターが片方だけ姿を表す…………

 

その姿は全身が傷だらけで黒ずんており、赤黒い血管のような光が様々な所から見えている。

腕は著しく発達しておりかなり刺々した硬い腕甲があった。

 

そして甲殻は少なく、毛皮に覆われており、その姿は熊に酷似していた。

 

「グルァァァァアアアアア!!!!!!!………グルァ!?

((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」

 

 

その熊は周囲を威圧するような咆哮をあげるがイブシマキヒコを見た瞬間めちゃくちゃ怯えた様子を見せていた。

 

 

そしてもう片方の魔法陣は詰まっているような様子であり、いきなりスポンと抜け出すようにその姿を表した…………

 

「ウキー!ウキャキャ!!ウッキャァァアア!!…………………ウキ?」

「ウキャァア!ウキキ!ウキャァ!……………ウキ?」

 

 

 

それは喧嘩をしてお互いを掴み合う、翼と尻尾の先端が手のような形状をしており、その頭には嘴のような形状をした緑色の天狗のような猿と緋色の天狗のような猿だった。




はい、結果発表としては
勇儀×ヌシアオアシラ
マスゴミ×天狗ブラザーズコンビでした。

理由としましては普通のアオアシラだと力に難がありますがヌシは百竜夜行を統率する程の力を持つ個体なので鬼の勇儀とも張り合えるだろうという考えと熊繋がりでこれにしました。

天狗に関しては天狗繋がりというのもあるのですがビシュテンゴが悪戯好きであり、他のモンスターや人に対して遊びで柿を投げつけたり松ぼっくりを投げつけるので傍迷惑な繋がりでこの二匹にしました。

結局マスゴミはさらに迷惑度を増やしただけですw
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