かりちゅまより吸血鬼らしい爵銀龍の幻想入り   作:クロマ・グロ

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おっふw昨日のUA数が約7400に加えてお気に入り追加数が96てw

今までで最高クラスだなぁw
そして大量の誤字報告助かりますw
いやぁ、自分でやってると気付かないものも多くてこの手の報告はほんと助かります。
皆様ありがとうございます。


もはや恐暴竜なユユコジョー

 

 

 

~白玉楼~『調理場』

 

 

そこでは、一人の半霊と一匹のカニが悲鳴をあげながら料理をしていた………

 

「ぬぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお!?!?!?」

「ギュィィィィィィィィイイイイイイイイ!?!?!?」

 

いや、悲鳴というかもはや雄叫びだった。

 

そしてリモセトスを解体していたショウグンギザミの横には骨だけになったリモセトスが10匹分横たわっていた。

 

そう………10匹である。そしてまだ続いているのである。

そして調理を続けている妖夢の横にはもはや山のように積み重なった食材が並べられており、妖夢は分身してるようにも見える速度で料理を続けていた。

 

「あわ!?あわあわあわわわわ!?」

「クエッ!?クエクエェェェエエエエエ!?!?」

 

そしてたまたま様子を身にきていた小傘も手伝わされており、30秒で出来上がる大盛りの料理を運び、10秒程で完食された皿を持って戻ってくるのを繰り返していた。

 

そして妖夢はそれを秒で洗って皿に盛り付ける。

 

もはやショウグンギザミとの戦いよりも速く動いていたがこれに気付ける余裕のあるものは一人も居なかった……

 

いつもならリモセトス3匹分も肉があれば幽々子は満足するのだが、今日はまったく満足する気配がない。

 

理由は単純であり、リモセトスの肉が美味すぎて幽々子の食欲が異常に刺激されたのである。

 

そもそもモンスター達の世界で料理はあるが比較的シンプルな物が多くなる。

なぜなら主食としているモンスターの肉や、育てられた野菜がどれも規格外の美味さをしているからだ。

 

モンスターは豊富な自然から程よく肥える程大量のエサを食べており、肉食モンスターから逃げたりする際にその肉は引き締まり、旨味を増すのだ。

 

そして野菜はそんなモンスター達のフンや亡骸等を肥料として用いるため、とてつもなく肥沃な大地で育てられている。

その為どれも規格外な大きさに育ち、その身にとてつもない栄養価と旨味を蓄えるのだ。

 

狩人に至っては主食をただ焼いただけの肉にする程であり、それで簡単に満足出来てしまうほどなのだ。

 

そんな現実離れした幻想的な旨味の料理を食べた結果が今の地獄である。

 

そしてそんな幽々子の目は赤く光っており、運ばれてくる料理にがっつくその姿はかの恐暴竜を彷彿とさせる。

もはや意識が飛びながら食べているのである。

 

そして2時間後、リモセトスが使いきられ、食材も底を尽きた為か幽々子は幸せそうな顔で気絶していた。

 

そして料理を続けていた妖夢達はというと…………

「…………………(ピクピク)」

「…………………(ブクブクブクブク)」

「…………………(ガクガク)」

「…………………(ゴポゴポゴポ)」

 

全員グロッキーになっていた。

 

妖夢は地面に倒れて痙攣しており、ショウグンギザミは泡を吹いて動かなくなり、ヤドがズレて将軍様がチラ見えしていた。

小傘はもうひとつの本体である唐傘を杖にしてようやく立てているが足が痙攣しており、アケノシルムに至っては池に倒れて嘴が池の底に突き刺さっていた。

 

そしてそんな様子を無意識状態になり隠れて覗いていたこいしとバサルモスはお互いに抱きつき合いながら恐怖に震えていた。

 

『逃げて正解だった…………けど見なきゃよかった…………』

 

こいしは無意識の能力に対して初めて感謝しており、同時に興味本意で覗いたことを珍しく後悔した。

 

そしてショウグンギザミの横なのだが……………合計30体におよぶリモセトスの骨がそこにあったはずなのだが食べ終わった後、幽々子によって喰らい尽くされていた。

 

そしてそんな様子をマスゴミ+猿コンビがこっそり覗いていたのだった……………

 

 

 

 

 

そして翌日…………

 

 

 

 

 

「ウッキィィイイイ!!!」

「ぶべっ!?」

 

顔面に新聞を投げつけられて妖夢はその衝撃により起床する。

 

そしてその前には『ごうがーい、号外ですよー♪』と楽しそうに飛ぶマスゴミの姿と大量の新聞を持ち、冥界の亡霊達の顔面に新聞を投げつける翼を持った猿、ビシュテンゴ達のコンビがあった。

 

そしてそこには………

 

『~号外~白玉楼の暴食亡霊

 

先日私は冥界の取材にて恐ろしいものを見てしまった。

それは良く幻想入りする種として最近知られているリモセトスが30匹が一人の亡霊によって喰らい尽くされる姿であった。

リモセトスはかなり温厚な種であり、食肉加工も出来るとは知っていたがここまで亡霊が食べるとは誰が予想したであろうか。

それに加えて亡霊の料理を作り、運んでいたこの写真の者達は限界を超えて料理を作っていたらしい。

もし亡霊が人里に来るような事があれば料理店や食材を売る店はすぐにでも店を閉じた方が良いだろう………

本新聞では以下略』

 

 

 

ビリッザクッ

 

そしてショウグンギザミを起こして新聞を見ていた妖夢とショウグンギザミは怒りに新聞を破り、串刺しにしていた。

 

 

「今夜は焼き鳥でいいでしょうか?」

「ギュィィィイイイイ!!!!!!」

 

 

哀れマスゴミはまたもやボコされる道を自分から切り開くのだった。

 

 

 

 

 

つよくいきろよ…………

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