かりちゅまより吸血鬼らしい爵銀龍の幻想入り   作:クロマ・グロ

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祝!50話目!

そして嵐龍アマツマガツチさん!
☆10評価ありがとうございまぁぁぁぁぁす!!!!!!

これからも沢山書いていくつもりなのでどうぞお楽しみにしてください。


騒がしい鬼達

 

 

 

~紅魔館~『中庭』

 

 

恒例の召喚が終わった後、中庭は大惨事となり、門の壁は大穴が開き、紅魔館本体には萃香がめり込んだ跡と全体へのひび割れがはいっていた。

 

そしてその中庭では、満身創痍のラージャンとラージャン(ロリ)が館に住むパチュリーや咲夜から説教を受けていた。

 

しかし鬼は基本喧嘩で周囲を建物ごと巻き込むのは日常茶飯事であり、壊れたなら建て直せばいいじゃないかという考え方をするため、基本的に反省をしないのだ。

 

そしてその姿から反省の様子が見えないと悟った二人はメル・ゼナを呼ぶ。

メル・ゼナは周囲の惨状と正座してはいるが反省の色が見えない二人を見てなぜ自分が呼ばれたのかを理解した。

 

メル・ゼナは黒く染まり、周囲にキュリアが飛び回る………

 

そして何が起こるかを身をもって理解している者は顔を青ざめさせる。

メル・ゼナは全力を出した際の力は鬼の四天王、力の勇儀と張り合える程の力なのだ。

そんな状態での攻撃を満身創痍の状態で受けようものならば……………

 

 

「ぎにゃぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあああああ!?!?!?!?!?!?」

「グォォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオ!?!?!?!?!?!?」

 

 

紅魔館に二頭のラージャンの悲鳴が響く………そしてそこには死にかけになるまで精気を吸われてズタボロにされた二頭のラージャンの姿があった…………。

 

 

_________________________________________________

 

 

 

翌日

 

萃香とラージャンを強制参加させ、最近地底の建築仕事で力をいれているヌシ・アオアシラをハチミツを使ったお菓子で呼び寄せ、ついでに付いてきた勇儀と共に紅魔館の修復をさせる。

 

何度も建物の建て直しや修繕をやらされている鬼達は建築や修繕にも詳しく、全体的にヒビが入っていた紅魔館は5日で完全に修復されたのだった。

 

 

 

が…………

 

 

「勇儀!私とラージャン、お前とアオアシラとで喧嘩しないかい?」

「お?いいじゃないか!お前さんもどうだ?」

「グォォオオ!!!!!!」

 

ヌシ・アオアシラは気合いをいれるように咆哮をする。

 

「なんだいなんだい、ずいぶんとやる気じゃないか!」

 

そしてラージャンはというと………

 

「…………zzzZZZZZ 」

 

建築で疲れており寝ていたのだが……

 

「ほら!起きろラージャン!勇儀達と喧嘩するぞ!」

「グォォオオ!?!?」

 

萃香に叩き起こされていた。

 

ラージャンは本来気性がとてつもなく荒いため共存はほぼ不可能なのだが、萃香が一度本気で倒し、屈服させた為にラージャンは萃香に対して従順になっていた。

 

そしてちょくちょく萃香に対してリベンジをするのだが一度見せた技が多く、大振りなのもあり、避けられ過ぎてまともに攻撃を当てるのが難しくなってしまった。

 

その為最近は連敗続きで少し機嫌が悪いらしい。

 

とはいえラージャンも萃香の攻撃を簡単に受け止めるようになっており、闘気硬化した腕が相手では萃香の全力の一撃でも弾かれてしまうのだ。

その為一撃それで防がれて反撃されると萃香といえどかなりキツいのだが自分の体を霧散させて避けるのもあるのでなかなかに当たらないのだ。

 

 

「……………(ボリボリ)」

 

ラージャンは起こされる際に殴られた頭を掻いている。

 

「さて、ラージャンも起きた所だしやろうk…………………………((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」

「((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」

 

「おや?メル・ゼナじゃないか。もしかしてまたここで暴れるんじゃないかと心配して来たのかい?」

「グルルル」

 

メル・ゼナは肯定するように唸る、また暴れられて昼寝スポットがズタズタになり、巣としても使わせて貰っている紅魔館がボロボロになっても困るのだ。

 

「大丈夫大丈夫、さすがにアタシでもそこまで非常識じゃないさ。せっかく建て直したのにここでやりあってたらさっきまでの苦労がパーになっちまう。」

「…………(ギロッ)」

 

そしてメル・ゼナは萃香を睨む。

そしてメル・ゼナはこのラージャン二頭にとっては割と天敵のような存在となっており、萃香は龍属性やられによりその強大な力を全く出せなくなり、攻撃からの緊急回避手段も無くなってしまうのだ。

龍属性攻撃を体を霧散させて避けようにも霧散した体その物に龍属性の雷光が入るだけでアウトなのである。

 

そしてラージャンは龍属性によって自身が古龍であるキリンの角を折って喰らったことにより生まれた雷属性を生成する力を封じられてしまい、闘気硬化も封じられてしまうのだ。

キリンが古龍であったのも原因の一つで、龍属性を扱う龍であっても、一部例外を除いて古龍は全員龍属性を共通の弱点としていた。

メル・ゼナは完全なパワータイプなのもあり、闘気硬化出来ない状態のラージャンでは勝ち目が無かったのだ。

しかも体に張り付くキュリアに精気を吸われ続ける為にまともに戦うことも出来なくなる。

 

その為二頭のラージャンからは軽く恐怖されていたのだった。

 

「ちゃんと外でやるって………アハハハハ」

 

 

 

紅魔館はメル・ゼナによって無事に済んだのだった。

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