かりちゅまより吸血鬼らしい爵銀龍の幻想入り 作:クロマ・グロ
しかし蟲を補食するライゼクスを上手くリグルは育てられるのだろうか………
~霧の湖~『上空』
私は『リグル・ナイトバグ』蛍の妖怪であり、『蟲を従える程度の能力』を持っている蟲の女王なんだ。
ちょっと!誰だい?私を油虫の妖怪とか言ったやつ!
ごほん、話を戻そうか。
それで私は友達のみすちーこと夜雀の妖怪の『ミスティア・ローレライ』に誘われて迷いの竹林でみすちーがやっているヤツメウナギの屋台に招待されたんだ。
それでヤツメウナギの蒲焼きを食べたりみすちーと話したりして過ごしていたんだけど竹林の中央の方から誰かの炎による弾幕が飛んできちゃったんだ。
多分永遠亭に住む姫様?といつも喧嘩している藤原妹紅さんの弾幕だと思うんだけどあの人あんなに強い弾幕だせたっけ?
それでその炎が竹林の竹に引火しちゃって、火災が起きちゃったんだ。
竹は水を多く含むから自然に生えてるのはあまり燃えにくいはずなんだけど……
それで凄い勢いで火災が広がっちゃったのもあって皆で逃げようと思ったんだけど炎が広がる勢いが凄すぎて逃げる前に炎に囲まれちゃったんだ。
それで私は能力を使って蟲がちゃんと逃げれるように指示しながら竹林の中を進んでいたんだけどその時に衰弱して弱っている深緑色のドラゴンの子供?を見つけたんだ。
それでその子を保護してこの子の親を探すために周囲を飛び回ったけどこの子の親のようなドラゴンは近くに居なかったんだ。
それにこの子は私が親を探そうと言ったら首を傾げていたから多分親が物心つく前から居なかったんだと思う。
それで可愛そうになって私が育てることになったんだけど私はこの子がどんな種族なのか知らないんだよね。
妖力は無いみたいだから妖怪じゃないのは確かなんだけど普通の動物にもこの子みたいなのは居ないはずなんだよね。
それで私はあのバカラスから貰った新聞で思い出したんだ。
竜や、龍が多く住む世界の住人である『爵銀龍メル・ゼナ』っていうドラゴンがやってきた紅魔館って所に行くことになったんだ。
それで紅魔館に向かう途中の霧の湖を寝ている『この子』を抱えて飛んでいたんだけど………
「おーーーい!リグルーーー!」
「まってよチルノちゃーん!!」
そこには、なんかヌケた顔をした赤い体色に黄色の羽毛を持ったの鳥?の背中に乗った氷妖精のチルノと、それをを追いかける影、大妖精こと『大ちゃん』だ。
大ちゃんは個人的には結構なかがよかったりするんだ。
それで大ちゃんが姉のようにしたっていたり妹みたいに面倒をみているのがチルノ、基本的にはバカなんだけどたまに凄いことをやらかすから私としても目が離せないんだよねぇ……………。
「どうしたの二人とも?それとその鳥?みたいなのはなんなの?」
「こいつはプケプケだぞー!」
「プケプケ?」
「はい、最近幻想入りしたみたいで紅魔館の魔女さんに聞いたら『鳥竜種』っていう鳥の特徴を持ったドラゴンの一種なんだそうです。
それにこの子は亜種といって普通のプケプケが緑色の体をしていて毒を吐くのに対してこの子は水口から大量に飲みながら尻尾からレーザーみたいにして出すんですって!」
「ぐけぇぇぇええええ」
顔だけじゃなく鳴き声もヌケた感じだなぁと思ったリグルだった。
「アタイもこいつに水を出して貰ったんだけど勢いが強すぎて真っ二つになっちゃったぞ!」
「あのときは大変だったよねー。
でも尻尾から水が出る様子を見るためでも尻尾の先端を覗こうとするからそうなるんだよー!」
「アハハハハ、ごめんごめんって!」
「へ、へぇ………」
妖精は基本的に不死身であり、自然と繋がっている彼女達は一度死んでもしばらくすれば復活することが出来るらしい。
事実チルノは紅魔館の龍に何度も突撃して合計で30回はこんてにゅー?させられていた。
「そうなるとアタリかな?」
「アタリ?なんだそれ?アイスの棒でも当たったのか?」
「多分違うよチルノちゃん。リグルちゃんが抱えてるその子の事じゃないかな?」
「それもアタリだよ、大ちゃん。
私はこの子をついさっき保護したんだけど親が居ないみたいだから私が育てることにしたんだ。
それでこの子がどんな種族の子なのか知りたいから竜とかが沢山住む世界から来たメル・ゼナってドラゴンのいる紅魔館なら分かるんじゃないかと思って来たんだ。」
そして大妖精は何か引っ掛かるような表情をして言う。
「うーん、多分ライゼクスっていうドラゴンだと思います。紅魔館で見せて貰った本にその子だと思うドラゴンが載ってました。でもたしかライゼクスはとてつもなく狂暴とか戦う時にだけ攻撃に使う部位を雷のエネルギーを通して光らせるって話だったので常に光ってておとなしいその子とはなにかが違うみたいなの。」
「ライゼクス………カッコいい名前の種族なんだね……君は」
「………きゅう………zzzzZZZZ」
しかし寝惚けて鳴き声を出すライゼクスの幼体を見てとても癒されてカッコいいというよりは可愛く感じる。
「とりあえず詳しい話しは紅魔館の魔女さんに聞いた方が良いと思うよ?私じゃこの子がどんな風に違うのか上手く説明出来ないから沢山本を読んで調べてるあの人ならなにか分かると思うんだ。」
「そっか、ありがとう大ちゃん!またね!」
「はーい!」
そしてプケプケ(亜種)とチルノは…………
「「??」」
二人してマヌケな顔をして首を傾げていたのだった。